442(4222)Wボランチ+ワイドのスタイル。
ゾーン1での守備時にワイドにSH、ハーフにSB+ボランチ、センターに2CB+SBを段々に置く。ワイドのSHのマークが緩いのでクロスを上げやすい。センターの前のスペースからニアに入ってハーフの裏のスペースを狙うといい。
ゾーン2の守備はSHがサイドを縦にカットして中央へと誘導しボランチが奪ってカウンターする。
ボランチは守備型+攻撃型で2トップはポストと何か。
攻撃時にボランチの上がりと偽9番で中央のスペースに降りてポストする4231の形も取る。
442の形をしながら、戦況に応じて上手くワンポイントで別の形を入れてくるシステム。上手い使い方だと思う。
決して弱いわけではない感じ。システムも整備されている。
ジュビロとしてはワイドの攻撃でニアを突くのと、中央経由の逆サイドの2パターン出来ると思う。
大宮のカウンター起点はボランチ+SHなのでそこを潰したい。
サイド経由の攻撃なので出来るだけサイドで潰しておきたい。
ボランチが低い+SHがワイド位置なのでセカンドボールは取りやすい可能性があるが、SHは中央に寄せてくるので早めにSHの裏を突いた攻撃に切り替えたい。
水戸戦 2-1
中央の縦パスを防がれてカウンター。CBが前に出て残り3人がスペースを埋めるがそれより先に水戸の縦パスが通って失点。
1点目:右サイドから中央へドリブルして逆サイド展開からインナーラップの動きを利用してタイミングをずらしてシュート。
2点目:右サイドでフリーの状態からアーリークロスを合わせて得点。
甲府戦 0-0
2CHが絡んでの攻撃。守備は4ー4ブロック。2トップがカウンターの為に高めの位置を取る。
相模原戦 1-2
右サイドのアーリークロスが裏のスペースに出て得点。相模原の選手がクリア失敗。コンディションは雨。ラッキーといえばラッキだが、右サイドからのクロスがよくあるようなので注意。
1失点目:CK
2失点目:スローインから切り込んだ選手がシュート
京都戦 1-2
SBの裏のスペースを突かれて失点。442でもボランチが低い位置でCBとボックスを作る中央守備にするのでカウンターされる場合はSBの裏を突かれると弱い。
1得点、京都のサイド裏流し込みに失敗するがSBとGKの連係ミスを突いて中央で得点。
ウタカのPKで失点。
長崎戦 4-0
1点目:長崎の緩いマークで右ハーフスぺースの前後とサイドに3人がポジショナルプレーで菱形を形成。ハーフスペース後方のマークが付かない位置でクロスを上げて得点。
長崎はハーフスペースを埋める守備をしたがマークするよりスペースを埋める方を選択したために一歩遅れてノーマークでクロスを入れられた。
中央の選手もクロスのタイミングに上手くCBの前に出て壁を切ったので非常に上手い位置取り。
2点目:右サイドで4対3の状態でカウンター発動。ワイドから中央へと斜めに入りながら横方向にシフト、逆サイドにパス。逆サイドの選手は足を止めて3人目が中央側から斜めに裏に入る動きに合わせて縦パス供給。3人目がワンタッチゴール。
個の連携はとても上手い。左サイドの守備がほぼ2対4でボールを奪えたのがラッキーだった。1人目の右サイドと2人目の逆サイドのパスの時に中央を飛ばしているが、その中央が3人目としてダイアゴナルに入ってきた流れが上手い。一人飛ばし+裏ダイアゴナルランで中央の3人目を一旦外して一人目の右サイドと2人目の逆サイドにDFを食いつかせて中央を割るような形にしているのが上手い。左右に揺さぶりながらもしっかり縦の動きを止めないでいるのが良い。
3点目:右サイドでCBが出て来た裏を突いての攻撃。シュートはGKに跳ね返されるが押し込む。
4点目:スローインを巡って言い合いしている間にプレー続行して得点。ジュビロはすぐプレーを止めてしまう癖があるのでこういうプレー続行ができるのは実は脅威。セルフジャッジせずにプレー続行を確認したらそのまま続けるのは重要。長崎の選手が勝手に主審に言い寄っても主審が無視すればそれまで。VARがないのでセルフジャッジの方が危険。
琉球戦 0-0
大宮の442の守備でゾーン1ではゴール前中央に3バック(2CB+SB)、ハーフスペースにボランチ+SB、ワイドの高い位置にSHがつく。まずSHをワイドに釣り出してハーフスペースのSBとボランチの内側からサイド方向に斜めに走り込んでSHの裏のスペースを使えるといいかもしれない。ワイドにボールのある時は逆サイド側の守備がほぼなくて中央のみになるのでボールサイドのワイドと逆サイドのハーフスペースを繋ぐ攻撃が出来たら通りやすいかもしれない。
ゾーン2の守備は4222の3列目Wボランチ、2列目SHになっていて、SHがサイドをカットして中央に誘導して囲い込みボランチが奪ってカウンター発動。SHが上がってカウンター起点になりつつ、2トップ+ボランチの上がりで仕留める形が見られる。
秋田戦 0-0
4222の中央追い込み、の変形で4231のトップが下がる形もあり。FWがトップ下に下がってSHに繋いでSHから残った方のFWにクロスを入れる攻撃。
サイドでSH+ポストFWで制圧してボールを奪ってスピードFWかSHが決める形。
愛媛戦 0-1
SH裏を突かれてそのままワイドの深い位置まで追うが奪うことが出来ずにクロスを入れられて失点。残りの3バック、ハーフスペースのボランチSB、との段差があるので、中央からニアに入り込まれると防ぐことが出来ない。
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