2023年1月23日月曜日
3−3中盤ラインと7レーン対応
2023年1月21日土曜日
自由度=選択肢=対応力=パターン数
守備戦術なし
2023年1月18日水曜日
GKの戦略性
コシェレフを切って三浦を残してしまったが、カミンスキーの様な高身長万能タイプのGKの持つ戦略性の重要さを再認識すべき
高身長+反応速度の万能タイプのGKは守備面での重要な基盤になってくれる
このタイプがいるとDFの守備ラインが浅くても背後を守ってくれるので結果として守備のハイライン化による中盤圧縮が可能になりライン間の圧縮による密集とサポートが良くなる
逆に三浦の様な反応速度だけでハイボール処理ができないGKだとDFの守備ラインは下がってスペースを消したりコースを消したりしなければならず中盤も同じようにアーリークロスを上げさせない密着マークが必要になるので中盤の人数が少ないと疲労度が高くなってしまう
低身長GKはそれだけでチーム全体の方向性を変えてしまうが問題点
日本人GKで高身長+反応速度の両方を持つ選手は限られてしまう
さらに足元、フィールドプレイヤー化などのタスクが増えればそれだけ人材の幅は狭まる
ジュビロは攻撃サッカーをやりたがる割に守備への関心が薄すぎる
攻撃サッカーに必要なのは少数精鋭の守備陣
守備の選手こそ厳選してトッププレイヤーを置かないと失点はいつまで経っても減らない
同時に中盤の3列目が弱いとトランジッションで負けるので余計に失点が減らない
攻撃だけにこだわっているうちは負け続ける
攻撃する為に必要な守備を意識できないならば攻撃サッカーは機能しない
意識を根本から変えない限り同じことの繰り返しになる
タスクとポジション 縦陣4-4-2
戦史に見る最強ユニット&戦術
歴史的に最強なのは鎌倉武士とローマのカクラフト
両者は共に重装弓騎兵という兵科
遠距離では弓、近距離では太刀やメイス、馬の機動力と大鎧の防御力を持つ
攻守に万能なユニットだった
騎兵が主力になるには「鐙」(あぶみ)の存在が欠かせない
鐙は人が馬に乗る際に足を乗せる部分
この部品が発明されたことで騎兵が主力に躍り出ることになる
では何故この鐙という地味で目立たない部品の登場で騎兵が最強になったのかが問題
鐙は鞍といっしょに馬と人を繋ぐ部品
鐙があることで人は足を踏ん張ることができる
鐙がないと馬のスピードに人が負けて振り落される
馬に乗るだけなら軽騎兵で十分だが、打撃力と防御力を持つ騎兵=重装騎兵には鐙は欠かせない
馬のパワーを人に伝えることができるので槍を持てば槍騎兵となって高いだけ気力で歩兵を潰すことができる
人間に例えると「体幹」
体幹の無い選手はスピードがあっても速いだけで当たり負けする
スペースのある場所では速い選手が有効だが、守備組織が揃った守備陣形を突破するには体幹を持った重ドリブルタイプの選手が必須になる
遠距離攻撃の弓はミドルシュートやサイドチェンジなど長いボールを正確に蹴ることのできる能力
防御力は当たり負けしない体幹
これらの能力を持っていたジュビロの選手は黄金期では服部年宏、最近では伊藤洋輝、鈴木雄斗あたり
ハーフレーンからインサイドレーンくらいの位置で内外の両面ににらみを利かし攻守に貢献できるポジションがいい
重装弓騎兵以前はメソポタミアやギリシアの重装歩兵が強い
こちらは馬の機動力は無いが長槍と大盾を持ち密集した陣形を作る
スピードではなく密集することでスペースを作らない戦術
旧世代のファランクスに対してカタクラフトなどの重装騎兵がどのような戦術で戦ったのか
それが「鉄床戦術」(かなとこ)
ファランクスの防御力に対して同様に重装歩兵をぶつけることで相手を足止めする
その間に重装騎兵がサイドから側面、背後に回り込み攻撃することで陣形を分断する
中央で重装歩兵がぶつかり合う間に機動力のある騎兵が側面背面を突く
ジュビロではこの「中央の重装歩兵」が足りていない
そもそもボランチの役目がこの中央の重装歩兵であって、CBと同じ対人の強さを求められる
ジュビロでは「騎兵によるサイド攻撃」は取り入れているのだが、「相手の主力を拘束する中央部隊」がCBのみでボランチやCHがその役割ができない
結果、相手の中央の主力を拘束できずに押し込まれることになる
鉄床戦術は中央の拘束部隊がまず相手を止めないと意味がない
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
ジュビロは賢者になるべき
2023年1月16日月曜日
2023ジュビロシーズン前
2023年1月9日月曜日
ボランチはセンターハーフではない
2023年1月4日水曜日
GKと守備ライン
正GKが背の低い三浦なので3バックに背の高いDFを揃えること、ハイボールを打たせないようにサイドでも距離を空けずにできるだけ体を寄せて守備しないといけない
中盤やサイドの守備は「抜かれない」為に相手との距離をおいてマークに付くことが多い、その為にボールホルダーは比較的容易にパスを蹴ることが出来てしまう
ボールホルダーとの距離感を少し詰めて正確に蹴らせない距離を保つ必要がある、大事なのは抜かれないことではなくボールを正確に蹴らせない事、抜かれても後ろのカバーがいる陣形でプレスバックしてカバーの選手と前後の挟み撃ちで奪うようにする
三浦のストロングポイントはコースの限定された状況で距離も短い場合のストップのみ、コースが限定されないと手足が短く反応が早くても届かない、距離が長いとやはり広角でハイボールを蹴られて届かない
強みが限定的なので守備ラインが三浦のストロングの状況を作らないといけないというのが一番の問題点
3バックの壁で前を限定して3バックの脇、サイドからの角度のないシュートに限定することでコースは絞ることが可能、SH・WB・SBが中盤で長いボールを入れないようにサイドを守る、背後にドリブルで抜けた時にボランチかRBLBが寄せてスペースを潰し自由に蹴らせないことで三浦のストロングの状況を作ることができる
三浦よりアレックスの方が重要であったがジュビロは三浦の方を選んだ…
相変わらず問題点が何なのかを理解できていないチーム
GKの身長、手足の長さ、反応速度は重要だが、三浦は反応速度のみなのでそれ以外の問題をフィールドプレイヤーがカバーしなければならない
緩い守備と相まって失点が止まらない原因の一つでもある
2023
______FW______
古川____山田____吉長
_松原___海音___雄斗_
__山本__槙人__森岡__
______三浦______
FW:ラッソ、ジャーメインを軸に裏狙い、スペース狙い
2列目
中央:山田、上原、ドゥドゥ、健勇
3列目
中央:海音、後藤
GKの三浦はハイボールを防げないので守備ラインを低めに置かないといけないので3ライン陣形より4ライン陣形を取らざるを得ない、守備はハイラインにできない
3バックで中央を堅く守り中盤を人数で埋めて3バックの弱点となるサイドを埋める
3列目が2列目、4列目を埋めるように配置
2列目が幅を取って攻撃
3列目左右が2列目のハーフレーン、インサイドレーンを使って2列目と連携して攻撃参加
健勇は登録できないので来年以降しか出れないだろうがFW起用は意味がない
2023年新規登録以前の登録で移籍で所属のみが変わったという感じだと使えるかもしれない
健勇は2列目中央でポスト、左右、後ろに渡して前向きになってFWの背後から時間差でスペースに入るのが良い、小川航輝の様な動き、使い方の方が活きる
FWで使うならアーリークロスを入れないと意味がない
ジュビロはチーム内でパス回ししてこねすぎて時間もスペースも無駄に使ってしまい攻撃チャンスを無駄にする傾向がある
速い攻撃=スピードがありスペースを使った攻撃が出来ない時点で健勇をFWで使う意味がない
どんな優秀なFWでも守備ブロックが固めている状況では得点チャンスはほぼなくなる
ジュビロの考えている戦術は理屈に合わない、だから効果的な攻撃はできないし得点もできず、守備も脆いので失点が止まらない
攻撃サッカーの基盤は守備、ボールを奪えなければ攻撃できないし、スピードがなければ得点できない、ジュビロは真逆のサッカーをしているのでまったく通用しない
2列目と3列目に両翼を配置しているのはどちらからでも早めのクロスを入れられるようにする為、ラッソやジャーメインなどFWがかき回してスペースを空けつつ2列目中央から健勇が裏、背後に出てきてアーリークロスに合わせる形が取れる
ジュビロのサイドは1枚の癖に前に突破することばかりを考えて守備バランスとかトップの使えるスペースや相手の守備ラインの背後のスペースとかの判断が悪い
他のチームはサイド2枚でSBからのアーリークロスをCFに入れる形が良く見られるがジュビロはそれが出来ないという完全な欠点がある
3バックの弱点とこのサイドの使い方の悪さが合わさることで遅い上に弱点をさらす攻撃をしてしまうので得点もできず失点も止まらないという最悪の状況が全く変わらない
ジュビロ自身がそれに全く気が付かないというのが一番ヤバい、理解して構造的欠陥を直さない限りJ2で勝ってもまたJ1で負けて同じことの繰り返しになる
2023年1月3日火曜日
N-BOXの戦略
N-BOXの戦略は
4ライン、2列縦隊、守備3-3ブロックのセンター、ハーフレーン制圧、2トップのワンサイドカット+横移動によるインサイド、アウトサイドレーンへの追い込みによるボール奪取から名波、服部によるサイドチェンジでポジティブトランジッション
服部、福西が中盤と守備ラインを繋ぐ重要なパーツで守備ラインのブロックと中盤のブロックの両方で機能し服部と名波のサイドチェンジで攻撃に転換する
3ライン構成だと中盤と守備ラインはそれぞれ独立したラインか、両方揃ってブロックになるが中盤ラインで競わないと守備ラインがカバーできない、3ラインはサイドをカバーすることを前提としているので厚い守備ではなく薄いが広い守備
4ラインだと中盤2列がブロック、守備ラインがカバーとなった立体的な守備になり中盤のブロックが囲んでプレス、抜けた相手を守備ラインがカバーすることで厚い守備が可能になる
4ラインは幅の無い守備なのでサイド攻撃に対して後手になりがちになるので中盤からのサイドへのスライドによるプレス、スペース潰しが重要になる、4ラインなので背後のカバーの厚さがあるので前で止められなくてもカバーが止める、時間を潰している間に前の中盤がプレスバックすることで挟み込んで奪う守備を行う
3-3-3-1 3-3ブロックx2段
3-3-3-1は中盤の3-3と中盤の底と守備ラインの3-3の2段構えの厚い守備ブロックを構成できる
4ラインは3ラインより人数が少ない分幅を埋めにくいが1ライン多いのでカバーがしやすい
横列ではなく縦列なので前後に走る距離が短くて済むので体力面での消耗を少なくし、横の動きで短い距離を守備するスタイルになる
3-3の構成は守備だけでなく攻撃でも有効なので中盤、守備の両方で3-3のブロックを作れることは数的不利を作ることがないので安定した運びが可能になる