2021年3月12日金曜日

ポゼッションはファンタジスタの言い訳

何故ファンタジスタがポゼッションを欲するか。

それは自分のフィジカルの無さを補う為。

フィジカルの弱いファンタジスタは守備貢献が出来ない。

よって常にボールポゼッションを得ることによってそもそも相手に攻撃権を渡さなければその穴を突かれることはない、という発想。

しかし守備が密集してファンタジスタが回りにボールを散らせるエリアがなくなると自分で解決しなければならなくなる。

すると手段としてはボールをサイドに切るか、ターンしてタイミングをずらす、くらいしかなくなる。

つまり中央での活躍は出来なくなる。

ファンタジスタを含めたポゼッションをやる場合、ボランチに置くのはパスコースを多くして逃げ道を増やす為だが、密集した守備形態をとられた上でそれを押し付けられるとパスコースはほぼ無くなる上に相手選手との距離、間隔が狭く、一人をいなしたところですぐ詰められてパスコースが無くなる。

よって中央にいたところで機能しない上に中央で取られた場合にゴール正面で非常に危険な位置でのロストなのでハイリスク。

よってフィジカルが無くスピードもないファンタジスタがいるべき場所はサイドしかなくなる。

サイドのリンクマンとしてCBからのボールをFWに放り込む。これが仕事になる。

放り込むボールが速ければ速攻が出来る。

ジュビロがやるべきなのかこれ。

遠藤を中央に置くのではなくサイドに追い出しておく。

サイドでも高い位置は取らせずに低い位置で待機。

基本はスペースを埋めるだけの守備とCBからのボールを素早くFWに繋げるタスク。

ゲームメイカーである必要性は全くない。

むしろ相手が食いついてきて奪われかねない。

その場合はボールをアウトさせる。

相手がスローインする時は相手の選手はー1なのでフィールド内は自軍が有利になる。

サイドはゴールから遠い位置になるので失っても中央よりはリスクが低い。

さらにスローインではー1かつ取りに来る相手を包囲して奪う良いチャンスが出来る。

サイドアウトを罠に使った局所カウンター戦術になる。

ポゼッションのふりをして相手をサイドに呼び込んでボールを握らせつつ自軍に有利になるタイミングを作る。

自分を食わせるルアーリングで相手に不利な状態をもたらす。

相手を強制的にー1するサイドアウトは戦術としては相当強いはず。

特にサイドで包囲できるので局所カウンターの起点になる。

位置が動かないので包囲が容易かつ180度の包囲で済むので中央の包囲より効率が良い。

遠藤を潰そうとして遠藤を包囲すれば逆に自分達が包囲される。


遠藤は餌として使うくらいでいい。

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