ジュビロが題材のサッカー漫画らしい
選手の評価はデータだけじゃなく、その選手が活躍しているシーンの局地的な状況だけでなく、その選手にボールが渡る前の状況がどのようになっているか、選手を活かす選手や状況というのが大事だがそれはデータとして残らない
小川航基の活躍でわかるが、個人の特性としては狭い場所でもスペースを作ってボールを受けられる、問題はそこにボールを入れられる選手やCB間やボランチ間の狭いスペースで受けて攻撃の組み立てができる状況を作りだしたか、という点が大事
ブロックが固まっている時に一度戻してブロック全体をやや引き出してから裏に出せたか、ブロックが固まる前にCBと1対1のタイミングでボールを入れられたか
こうした部分をよく見ていないと選手の価値や活かし方、連携の良さ、活きる環境、状況はマッチしない
ダイジェストだけ見てると見えない部分が多く良いシーンだけ切り取られるとか大事なシーンがカットされてその後しか見えないとかそうなる
サッカーは流動的なので文脈が存在するし、その文脈はリアルタイムに変わるのでダイジェストでは文脈の変化、切り替わりる前に何があったのかが見えない
文脈はゲーム全体でも存在するし、ボールを中心とした局地的にも存在する
ミクロとマクロの両方の文脈を読み解きながら相手の隙を作らせて得点をする必要がある
文脈は時間やスペース、人の動き、ボールの動きの統合されたもの
流れを作るか、止めるか、そういうやり取りがサッカー
数字は結果の一つではあるがすべてではない
数字の重要性はあるが数字に出ない部分を読み解けると、より数字の重要性と数字に出ない部分の重要性の両方を理解することができる
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