2021年11月15日月曜日

4DFシステム

ジュビロは3バックスタイルが基本の所があるが少し微妙な部分がある。

433の3トップに5バックだと5対3になってしまうので中盤が薄くなってしまう。

3トップには4バック、2トップには3バック、1トップには2バックが良いが、4バックだと3トップ1トップに対応し3バックだと2トップに対応する。

どちらも同時にこなすには4DFの配置で対応することになる。

3トップにはフラットラインの4バック、2トップにはスイーパーのダイヤモンドの4バック、1トップにはSBをDHに上げたボックスの4バックに変更する。

ライン、ダイヤモンド、ボックスは中盤の守備でも同じでそれぞれに特徴がある。

ラインは直線に並ぶ為に縦に入れるパスコースを消すことが出来る。しかしハイボールでラインを越される可能性がある。横に長いのでサイドへの守備対応が早いが前後の厚みはないので背後のカバーがなく中央を抜かれてしまうと一気にピンチにもなりやすい。リトリートして背後のスペースが無い状態を作る必要がある。

ダイヤモンドは3ストッパー+1スイーパーで中央に3人のライン形成し中央の縦を切ることが出来るがサイドから背後に入れられる可能性がある。背後のスペースを消す場合は1アンカー+3バックにする。

ボックスは2ストッパー+2スイーパーで中央を厚く守る。攻め込んでいる状態でSBがサイド攻撃ではなく後方からパサーとしてゲームを作る+カウンターに対処するために中盤中央を締めてスペースを消す。

ジュビロの中盤は2列目タイプが多くDHが機能しないことが多い。さらに守備が3バックメインなのでその前のフィルター役がないのであと1枚守備がいると守備が安定するはず。守備の安定はよりダイナミックな攻撃を引き出すことが可能になる。

攻撃スタイルのチームこそ守備は鉄壁にすること。少ない人数で守備しなければならないからこそ選手の質から守備スタイルの構築まで徹底しないといけない。


チーム編成的には442のDF4、MF4、FW2で配置を変えるシステムをベースにしてもいいかもしれない。3バックはスイーパー4バックで代用することが出来る。

中盤はラインとボックスの2タイプ。

FWは2WGの0トップ化と縦に並べて1トップ+トップ下として1人を中盤に下げる2タイプを使う。


ジュビロはサイド攻撃をメインにするがサイドを1人にする場合が多くカウンター守備に問題が残ることが多いので、チームの方向性を攻撃メインに据えるならきちんとサイド攻撃に適したシステム、カウンター対応できるシステムを構築していく方がJ1に定着し上位を狙うなら必要な事だと思う。

中盤にコントローラーを置くのではなく、DFがコントローラーをするというのが良い。守備の出来るパサーをSBに置くとサイドの横展開、縦展開をコントロールできる。もしくはSHにパサーを置いてSBが縦に突破するスタイルもあり。しかしこの場合はDFの人数に余りがある状態でなければならない。SHのパサーならばCHやSBに縦の突破をするタイプを置いておく。いずれにしてもパサーはサイド側にいた方がやりやすいが守備面での不安がある場合はSHに守備が出来るならばSBに置きたい。



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