京都戦で3412(352)ではなく、361(3421)だった場合。
◆352(3322)
___FW____FW___
______OH______
WB_DH____DH__WB
___CB_CB_CB___
◆361(3421)
______FW______
_OH________OH_
___CH____CH___
_DH________DH_
___CB_CB_CB___
◆京都352(3322)
___FW____FW___
___OH____OH___
WB____DH____WB
___CB_CB_CB___
京都の2トップを3バックで抑えるのは同じ。
京都は攻撃時にWBが上がってくる。
◆京都352(3142)
___FW____FW___
WB_OH____OH_WB
______DH______
___CB_CB_CB___
このWBの上がりを防ぐことが必要。
361なら
◆541(361からの変形)
______FW______
_OH_CH__CH_OH_
DH_CB_CB_CB_DH
京都のWBをOHで抑えてOHにはCH、2トップには3CBがついてDHが両サイドで2トップ、2OHの走り込みなどを警戒してスペースを埋めておく。FWも下がって中央でアンカーに対抗する。これで京都の3バックがボールを回しても入れる場所がない。ボールが入ったところを狙って狩りに行き、カウンターで3バックの脇、サイドを攻める。ボールを無理やり入れても5バックで跳ね返し、人数差で回収できる。2トップにはサイドCBとDHが2対1で当たることが出来るので中央のCBがボールを回収することができる。もしくは3CBで2トップに当たり、DHが回収するなど。どちらにしても放り込みのパワープレーに対して人数をかけてスペースを与えないのでセカンドボールはジュビロが拾えるはず。
カウンター時は3トップがアンカー脇を突いてそこに放り込む。京都の3バックが開いていればその中間を狙う。CHから一人上がってFWと一緒にCB間のスペースを突く。OHは両サイドを突く。
3バック+アンカーに対して2トップだけだったので1対2を作られて封殺されていた。
3トップなら少なくとも両サイドが1対1になるのでサイドからのワンチャンスがあったかもしれない。
しかもトップ下で中央に3人が固まってしまったので3バック+アンカーで十分ケアできた。
京都はWB1人なのでサイドの1対1の関係ではあったが、WBが下がって縦抜けを警戒していたので守備の間隔が空き、フリーでクロスを蹴らせてしまっていた。
フォーメーションの相性は余りよくなかった。
361ならサイドで2対1を作れるし、中央に絞ればアンカー+OHを囲んで奪うこともできたはず。WBに対してDHが1対1を作り、FW、OH、CHで中央のアンカー+OHを囲めば5対3になる。FWが下がらなくてもOH+CHで4対3を作れたはず。
352だと中盤1対1しか作れない。全く数的優位を作れないマンツーマン的な守備で個人の技量でどうにかする守備で組織的守備ができない。
352にでも守備時に2トップが下がって343にしていた。
ウタカにはスペースを与えず、キッカーにももっと当たりにいけばよかったが、両方ともフリーにしてしまっている。
541にシフトしていれば中央で+3を作って2対1でスペースを作らせず、中盤も1対1で当たって上げさせないことはできたはず。
フベロの361(3421)の方が結果は良かったかもしれない。
どういう勝算があって3412にしたんだろうか…。
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