フベロ監督解任は就任時点で昇格目標で前半終わって12位なので仕方なし。
ガンバ大阪の遠藤をレンタル移籍で獲得。
・利点
コロナ下で興行収益、グッズ収益が少ない中でガンバのレジェンドをレンタルで獲得することで興行収益の回復が見込める。
ガンバの攻撃サッカーの司令塔なのでどうすればよいかのノウハウを理解している。
フリーキッカーとしても有能なのでセットプレーで得点できる可能性が高くなる。
攻撃サッカーとフリーキックの知識や技術をジュビロの選手達に伝承してくれる可能性がある。
大森との連動で攻撃力が高くなる可能性がある。
今野と遠藤のセットでボランチ。
・欠点
年齢が40歳、体力的に長時間の出場が難しい。
守備の強度が低いので1対1に弱い。
大森、遠藤が守備に貢献できず他の選手が長時間守備に回ることになってしまうことで総合的に攻撃力も守備力も下がってしまう可能性がある。
遠藤と今野の両方ともが体力的に問題が発生して肝心のボランチが穴になってしまう可能性がある。
遠藤のレンタル移籍は諸刃の剣の可能性が非常に高い。プレイヤーとしても長短があるのでコーチングや戦術面、トレーニングなどでジュビロの選手に足りないものを与えてくれることが前提だと非常に助かる。
しかしジュビロの選手が足元のパス、動かない、走らないの状態が多いので遠藤のパスが通らない、遠藤が孤立する、遠藤がカウンターの起点になる、という可能性が非常に高い。
まずジュビロの選手が変わらなければ遠藤はフィットしない。むしろ孤立無援になる可能性がある。
ジュビロがガンバや川崎のようなパス回しで攻撃したい、という意図はわかるが、それができるような体制になっているのか…。
ジュビロの考えている戦術のモデルが非常に古いので現代型のモデルに更新する必要がある。
中盤でのコントロールがプレス、ショートカウンターをかいくぐれるのか。
コントローラーを最終ラインに落としてもハイプレスにくる。
現在の攻防はこのレベルまで常識。
下手をすれば中盤のプレスで潰されて終わる可能性が高い。
このプレスをかいくぐってパスを回せるかが一番の問題点。
で、ジュビロには壊滅的にこれができない。
まず動いてスペースに入る、動いてスペースを作る、というオフザボールが壊滅的。
パスの出し手の遠藤より、パスの受け手の周りの選手がこれが出来ないと遠藤がいても無理。
遠藤がパスを出せる場所を作る、移動する、ということが肝心。
ゴールに繋がるようなスペースの作り方、というものをチーム全体で共有できないと遠藤がいても何もできない。
ジュビロはあくまで蹴鞠サッカーをやり続けるつもりなのか…。
蹴鞠サッカーを卒業して攻撃サッカーを手に入れられるのか…。
フベロは現有戦力でやろうとしていたみたいだが、フロントが遠藤を欲しがっていたようだ。
結局フベロを切って遠藤を加入させた流れになった。
ジュビロのフロントは保守派と改革派の二派があると言われている。
保守派は生え抜き、OBメイン。
以前、超板で二派について書かれたことがあった。
それによると改革派から取り戻す的な流れがあると言われていた。
今回は保守派のクーデター的な流れと思われる。
まぁ、12位まで落ちて下位チームに勝てない状態になったのでタイミングを見ての事だろう。
保守派でも改革派でも蹴鞠サッカー思考ではどうしようもない。
パスを回すだけでは得点にはつながらない。
複数得点を生むパスを出せるかが問題。
その為には味方がしっかりと上がってパスをもらえる場所を確保すること。
受け手の動きがまずは肝心。
その上でのパス。
受け手と出し手のプランが一致してこそ結果の出るパスになる。
パス回しはゴールの為の手段に過ぎない。
複数得点ゴールを奪って勝つ、これに尽きる。
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