2024年1月23日火曜日

N-BOXの特異性

ボックス守備は中央の位置が大きな弱点であることは距離の計算から理解できた

ではN-BOXではどのような違いがみられるのかを解析する

N-BOXの中央の位置とボックスの形状の違いにより2種類に分けることができる

底辺となるボランチから中央の位置を角度で考えると、30度と60度の角度に分けられる

ボックスの形状は正方形ではなく長方形であり、横長か縦長で考える

ボランチから30度の角度で中央を決めるとボックスは横長になり、中央の前後にスペースができやすくなる
ボックスの縦の関係が近くなるが中央がいることで左右の幅は長くなる
横長では左右のトライアングルがプレスエリアになる

ボランチから60度の角度で中央を決めるとボックスは縦長になり中央の左右にスペースができやすくなる
ボックスの横の関係が近くなるが中央がいることで前後の幅は長くなる
縦長では前後のトライアングルがプレイヤーエリアになる

ボックスの形状が横長と縦長を作れることから広いレーンを守る横長ボックスと、ティルティングによる縦長ボックスを使い分けることで対ポジショナルプレーの横長、対リレーショナルプレーの縦長の両方に対応できる

また中央がいることでリレーショナルプレーの斜めの梯子が出来ているので中央をスルーしたカットライトのパス、中央が飛び出すパスアンドゴー、ワンツーの組み合わせなどリレーショナルプレーに非常に合った攻撃を組み立てられる


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