2023年9月26日火曜日

ラムダ解説

ラムダ

人数:4人

形状:トライアングル+センター

3人でトライアングルを作り中央にセンターを配置する


センターが重心をコントロールし、トライアングルが攻守に動く

相手はトライアングルの中央で受けるか、頂点の中間で受けようとするが、センターがいるので中央のスペースを消し、頂点の中間には最短で防ぎに行ける

相手はトライアングル外側のスペースしか使えない

トライアングルの外接円の位置取りをして外周のスペースを使う


トライアングルは回転することで、前方2+後方1、ボールサイド2+逆サイド1、前方1+後方2に可変する

センターを含めると、縦方向に3枚、横方向に3枚を並べることが出来る

守備的にはセンター3枚横並びで中央を防ぐ、ボールサイド縦に3枚並びでサイドを防ぐの両方に対応する


攻撃では回転することでスペースを開けて入れ替わり、ポジション変更していくことで相手の守備を誘導しスペースを空けさせ、そのスペースに入り込むという誘導、スペース構築、侵入が同時に行える

横方向移動で相手のサイドの選手をセンターに引き寄せ、後方から斜めに上がってそのスペースに侵入する、センター側にいる選手は下がる

逆方向の回転だと、サイドを縦に引いて相手から離れる、後方にいた選手が中に上がる、中にいた選手がサイド前方に入ってくる、ボールを持ったサイドの選手は後方にいるが、前方には中央からスライドした選手が、中には後方から中にスライド選手がいるので、相手のサイド選手から離れてその相手の背後に入った味方に通したり、中にスライドした選手にサイドチェンジするなどの選択肢を取れる

センターの選手はコースを切られている時に迂回路としても使えるし、センターの選手が頂点の選手の外に持ち出して行くオプションも考えられる、この場合、反対方向の頂点の選手がセンターに新たに入って調整する


3センターの中央守備だけだと3人ラインを中央に構築するだけでサイドの縦の守備ができないがラムダの場合だと回転によりサイド方向に3枚を並べることができサイドに押し付けることができる


4人をボックスにしてしまうと中央が空いてしまいそのスペースを使われるのと攻撃と守備が分業になり人の移動がなく硬直したものになるので隙を生み出すことが出来ない

トライアングルの回転という運動によりスペースやスピードが生まれ相手の守備対応が難しくなる、特に逃げる動きと侵入する動きが同時に発生するのでステイすれば逃げた方向を使い、追ってくるなら空いたスペースを使うという2択を強要できる


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