2022年11月5日土曜日

オールラウンダーの評価

オールラウンダーの能力はどのポジションでも優位性を持つものではない

よって見方によっては器用貧乏に映ってしまうかもしれないがそれは違う


ポジション専門型の選手はそのポジションでの能力が80~90%程度ある

オールラウンダー型は60~70%程度なので専門の選手よりどうしても劣る

しかしポジション専門型の選手はそのポジション以外での能力は40~50%程度になるので他のポジションでは使えない


オールラウンダーの利点は「崩れない」という部分

決して専門型の選手にはかなわない部分があるが、ポジションチェンジや可変システムの多い現代サッカーにおいてどのポジションでもそこそこの能力を発揮してくれるオールラウンダー型の選手は必須

特にハーフスペース、インサイドのポジションは中央とサイドの両方をサポートできる位置なのでオールラウンダーが活きる

もしくは中盤で攻守に関わるCHなど

崩れないという特徴は守備に置いて非常に重要で、時間を稼げるだけで守備ラインが整ったり中盤からの下がりで守備を固められる時間を作ったりできるのでかなり重要

攻める側は速攻したいがそれを中盤のオールラウンダーが止めてくれるので速攻できず守備を固められると攻めあぐねることになる

オールラウンダーの魅力は攻撃にあるというよりは守備面での貢献が大きい

そのあたりを評価できないと無味無臭のつまらない選手という評価に甘んじてしまいがち

攻撃だけがサッカーではないし、むしろ失点の多いジュビロにおいてはオールラウンダーが崩れないで守備をしてくれるというのは大きい

しかし守備で緩い対応になってしまいがちだと相手の攻撃が止められないのでそこは守備面でのバランスのあるオールラウンダーが必要

アウトサイド・インサイドのオールラウンダーと攻撃・守備のオールラウンダーはまた別の種類

アウトサイド・インサイドのオールラウンダーでも攻撃型なら守備を任せるという点ではやや難がある


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