https://jr-soccer.jp/2020/08/07/post122597/
ワンボランチの方がスぺ―スを利用したドリブルでプレスを回避できる。
ダブルボランチが良いわけでもない。
ワンボランチにした分、他の選手が前に行くことが出来るので前からの守備がしやすい。
3-5-1-1を2018年と2019年にトライしているが微妙に終わった。
問題点としてはサイドの選手がしっかり守備できなかったことでアーリークロスを上げられたり、サイドとインサイドが被ってラインを突破されたり、サイドの裏を突破されてインサイドがカバーできなかったりという感じ。
CHが中央のボランチ的な感じで居座ってしまうとサイドのカバーにCBが出て行かなければならず、その分ボールサイドにスペースを作ってしまう。ここでスイーパーも一緒にスライドした方が流し込むパスの角度が深くなるのでボールサイドと中央の2枚のCBがスライドしてアンカーを中央に下ろした方が良いということになる。
あと3バックの中央、大井が足を止めて迎撃しようとして左右のCBの中間スペースが大きく空いてしまいそこに流し込まれる形。縦のギャップを作ってしまうより、フラット3でCBがラインを崩さずに壁役をやっている方が良い。
サイドからの崩しもフラット3がそのまま横スライドしていった方が良いかもしれない。その方が中間スぺ―スを作らずに済む。その代りアンカーは中央にとどまって逆サイド展開されないように横パスをさばきに行く。
ジュビロではワンボランチは余り成功したことがない。ちょっと難しい形。3322でチョン・ウヨンとか小林裕紀とかやってたけど前後左右の関係性がしっかりしていないとそのカバーとして動かないといけないので非常に難しい。
ワンボランチというより3ボランチとしてCHとDHが動かないと機能しにくい。同時に中盤を3ボランチにした時に守備的になり過ぎないようにどう攻撃を継続するかというのもある。
CBの1枚がSBとして攻撃参加して3ボランチを越して前に行く形。
3ボランチの1枚が攻撃参加してCBから1枚上がって3ボランチを維持する形。
3ボランチの1枚が攻撃参加しCBはフラット3を維持する形。
SBの攻撃は3ボランチによる中盤のフィルターをしたまま後ろに枚数を残さないようにする為。3ボランチから上がってCBが上がるのもほぼ同じ。
3ボランチから上がってCBはそのままの場合3バックWボランチになる。
3バックが5バックにならないようにサイドを高くする必要があり、その為の3ボランチなので中央を締めるだけではなくサイドの背後のケアをすること。サイドも高い位置でSBをマークして正確なボールを蹴らせないことが重要。前からの守備は後ろの守備を助けてくれる。
3ボランチで中盤を安定させながらサイドと縦の2トップを攻めさせることが大事。ただし3ボランチに必要なのはやはり守備力がメイン。
ボール奪取に特化した選手だと助かる。
名波ジュビロの3-5-1-1は成績的には微妙だったかもしれない。しかしやり方をもうちょっと考えれば行けたのかもしれない。
ワンボランチだけでなくその前のCH2枚を含めて3枚の動きが重要。
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