2021年9月12日日曜日

3331

3421のWボランチを守備専アンカーのみにしてもう一人トップ下に移動する。

3421だと中央のボックスが守備の大きな形の一つだが、3331はボックスを2つ作るイメージ。

中盤は左右のスペースを含めて一番広いエリアを守備しなければならないので出来るだけ均等に守備が可能になり全体の体力マネジメントにも寄与する。

中盤を3人x2列にすることでボックスのサイズをやや横に広く取ることが出来る。

中盤6人に囲まれる空間をプレッシングエリアとしてボール奪取する。

左右に広いのでサイドへのスライドプレス時も短い距離で済む。

2列目を3人にすることでサイド対応が2人でできる。

サイドがWBのみにならないので攻守の負担が分散される。

2列目左右がいることで高い位置で幅のある攻撃ができる。

左右が2列目3列目の前後関係ができるので縦の連携が容易になることと中央と左右の縦3ラインでつなぐルートができる。

左右が中を締めれば6人のボックスが出来るので厚い守備を作ることが出来る。

3人x2列なので3列目が中央を締める+2列目左右の5人の中盤での5バック的なライン守備を作ることが出来る。

2列目左右の中締めで6人ボックスと5人ラインを流動的に変化できる。

トップ下がいることで2列目の幅が取れるようになる。

5人ラインからの4人ボックス変形は3列目3人+トップ下の菱形ボックスを中央に作ることが出来る。

3331は名波監督時代の3151にも近い形になるがアンカーが孤立しないような形が望ましい。

3バック+アンカーだと中央は堅いが左右が薄くなってしまう。

3列目の左右が守備では3ボランチ的に動くことが大事。

3列目は守備メイン+攻撃サポート的な役割になる。

2列目左右はワイドを使って高い位置で攻撃の起点になる。

サイド攻撃によって相手のサイド攻撃を抑え込みたい。

左右の幅を広くとることで相手の守備を左右に広げて薄くする役割。

守備でサイドを押し込まれる場合は2列目左右がワイド、3列目左右がハーフスペースを埋めてボールサイドのスペースを潰し、中盤中央と逆サイド側がそのままスライドして中央に4人ボックスを作ることで中央のスペースも潰す。



攻撃時は中盤のボックスを広げることで中央と左右に広いエリアでボールをつなげることができる。

現在の守備トレンドは中央の密集で防いでカウンターという形なので密集を素早く回避する為の左右のルート+回避後の速攻の為の左右の前にアタッカーがいる事、の2つの条件を満たすことが出来る。

左右どちらも2列目3列目に人がいるので3列目左右にボールを散らすことができ、そのまま2列目左右への縦に繋いだ速攻が可能。

3列目左右を抑えに来て中央が薄くなるなら3列目左右から2列目中央のトップ下へと繋いで中央突破も狙える。

2列目左右にいることの大事な部分は3列目左右に入った所からサイドチェンジで高い位置への攻撃が可能な事。

これがWBのみだとサイドチェンジで攻撃された後のスペースを守備することがなくなるが3列目左右に人がいるので2列目左右は攻撃に専念できる。

3列目左右はWB/SBとボランチを合わせたような感じのプレーが必要。

攻守にサポート役ができるタイプが望ましい。

3列目の3人は2列目のアタッカーに繋げるためのパス回しが出来ることが必須でもある。

トップ下がいることで中央エリアへのパスが選択肢にもなるし、トップ下が散らすことでCFや2列目左右の飛び出しのサポートもできる。


今のジュビロの攻守の問題点はやはりWBの負担の大きさ。

一人で攻守の重要な部分を担い過ぎている。

それに対してボランチが機能不全なので中盤の3列目4人2列目2人を3列目3人2列目3人にしてバランスを調整した方が良い。

3列目3人の高さが変わらないので3列目左右のサイド対応、中央対応のどちらも可能になり中盤の守備が安定する。

Wボランチだと左右のスペースへのアクセスが非常に悪い。鈍足紙フィジカル地蔵がボランチにいても守備的に大きな意味がない。

ボランチが攻守に足枷になっているので中盤の再編成でボールをもっと大きく動かして相手を動かすことが大事になる。

WB一人だとサイドで縦に出せないのでワンテンポ遅れる。

結局遅攻の原因でもある。

いかに中盤の守備を回避して速攻で裏のスペースを突けるかが重要。


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