2020年8月31日月曜日

群馬戦ハイライトから失点シーンと被シュートシーン

 ジュビロが3124もしくは3142で3バックがボールを回している状態。

群馬は442のSHが上がったスタイルで2トップが中央のCBへとプレス。

そのまま体を当ててボールを奪う。

それに連動して残りのFWと両SHが上がる。フィンガー・フォーの状態で1番が奪った形。

1番から上がってきた左の2番にパス。

1番3番が2番を追い越してカットインした2番から中央逆サイドに入った3番にパス。

そのまま3番がシュート。


ジュビロがやりたい攻撃をそのまま食らった形ともいえる。

「中央にバックパス」まで行かないが「中央に横パス」を狙っていた。

この辺りの狙いどころの上手さがある。


50分のシュートシーン。

山田がボランチとして機能していない。

追いかけているが動き方がおかしい。

そもそも5バックに1ボランチというのがおかしい。

サイドに人が寄り過ぎている。ボールサイドのSBが落ちるのは良いとしても逆サイドまで落ちる必要がない。3CB+ボールサイドのSBの4バックにして逆サイドは中央に絞るべき。

それだけで中央のボランチ位置にSBがいることでバイタルを締めることが出来る。

ボールが右サイドに寄っているのに左SBが初期位置のままでいるのは機能していない。

SBが落ちてCHが一枚ボールに行ってることで残りのCHがバイタルに残った感じ。

本来サイドで囲って奪うタイミングの場所でスルーされて1ボランチ化したCHの脇を突かれた形。

山田一人が三角形の中に入った形で走り回るがむなしいランニング。

結局山田が最後にマークした選手が背中に消えた時点で足を止めてしまう。

その選手がシュートに行っている。

やはり左SBの位置がボランチ側に来ていないといけない。

このシーン、小川のプレスバックと上原のプレスとで挟みに行っているがその上原が空いたことで裏のスペースにいる選手にボールが入ってしまっている。

ここは大森と小川のプレスで上原と山田が定位置でいた方が良かった。

上原が釣り出された形。

やはりここでも群馬はフィンガー・フォーの形を作っている。

縦パスが入った選手が2番、そこから1番にパスして2番が内側入って1番からパスを受けて3番にパス。ここの三角形で山田が振り回されている。

3番から1番にパス後倒されるが続行、1番が外の4番にパス。

2番が山田の背後に回ってゴール前に移って4番からパスを受けてシュート。


2点目失点シーンは相手のサイドを警戒し過ぎてシュート後に最終ラインがすぐに開きすぎ。

ここもCBの前に人がいなくて大前が楔になってバイタルからシュート。CBが前に出るが間に合わず。

相手のサイドは後ろ目で広がって警戒するより別の選択肢の優先度の方が高いと思う。



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