2017年10月21日土曜日

新生4231NBOX

2017年シーズン残り5試合ホームで最下位チームと引き分け

名波は451、4231にどうしてもこだわっている。
ポジション登録も451。
今の3421がベストだがそれがどうしても嫌のようだ。

3421の特徴をもった4231にしない限りいまの4231ワイドは全く使い物にならない。
中村の持ちすぎからのロストが致命的になる。
それがわかっているのに孤立するワイドに置く名波が悪い。

2431の駄目な部分は2列目の両ワイド+トップ下の構成。
両ワイドは孤立して広いスペースをケアしないとならない。
足の速い選手には向いているが遅い選手では囲まれるだけ。
トップ下は相手のWボランチのフィルターにならない。
自軍のWボランチの両脇にスペースがあり突破されやすい。
ワイドにSHとSBの2枚4人を置いているが、離れて連携できない。

どうしても4231が捨てられない名波。
重要なのはサイドの人数ではない。
置く場所によって連携度合いは全く違う。

中村を中心に置いた4バックのNBOXを4231で作ればいい。
4バック、3ボランチ(Wボランチ+センター)、2シャドー、1トップの451。
中村がこねずにパスするように中央に置く。
周囲は4人でボックスを作っているので必ずパスコースがある。
トップとも中央ラインでスルーパスを出せる。

サイドの守備はWボランチの1枚がスライドしてSBとケア。
中央の中村が下がって空いたボランチに入る。
サイドはSB1枚にボールサイドのボランチが開いて2枚になる。
常に両サイドに2枚置かずに必要な時に1枚を追加する形式をとる。

4231ワイド+トップ下は機能しないし効率が悪くて個人の技量に依存し過ぎる。
中盤のコレクティブは最優先事項。
中央を支配しつつ、空いたサイドを有効に使う。
SBから逆サイドに開いたシャドーへのクロスなど攻撃でも幅と深さの両方を使える。

4231ワイドの戦術は古くて対処されやすい。
中央が割られやすい。
2列目が機能しないと攻守共に機能不全になる。
ショートカウンターならトップにあてて2列目が追い越していかないと意味がない。
ポゼッションの為のフォーメーションじゃない。

パスサッカー、サイド攻撃、ポゼッション、4231、と名波が好きなものは統一されていないチグハグな張り合わせ。
これを機能させるより今の3421の方が機能している。

小林依存の4231であって、サイドのキープが出来ないと戦術として破綻している。
何より押しこむせいで相手はスペースが無くなって守備しやすい。
名波の好みの戦術には道理がない。
理屈がないから機能しない。
鶴翼の陣は包囲陣形で人数差が基本。
同数で戦うサッカーで包囲できるわけがない。
森下時代に3142とかやってボロボロだったのを思い返せよ。
同数では包囲できない。
中盤中央など「局地では可能」だが、フィールド全体でやるのは無謀。
長くなる戦線は必ず分断される、
鶴翼は左右に開いている分中央が弱い。
中央を守るには3バックかアンカーが必要。
どちらにしても両翼の裏が穴。
そもそも鶴翼は包囲戦術で守備戦術。
ポゼッションも守備戦術。
守備戦術を攻撃戦術に使おうということ自体が間違い。
戦術の誤用で勝てないとか指揮官失格だろ。

まず海外の戦術大国でしっかりと戦術の基礎を学ぶこと。
戦史上の陣形とかも知る必要がある。
大事なのは強いか弱いかではなく、どの状況下でどの戦術が活きたのかということ。
それを理解しないと流行りのフォーメーション使って負けるってことになる。
攻撃したいなら相手に守備をさせるな。
カウンターこそ最大の攻撃なんだよ。

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