2023年3月5日日曜日

山形戦1点目

雄斗が右サイドでボールを持っている状態

山形の守備は既に右サイドによって周囲にスペースなし

しかしここで疑似カウンターの対角への広角パスとなるアーリークロスを逆サイドに入れる

これをドゥドゥが受けてジャーメインに繋ぐ

山形が体を当てて潰すがPKに…


雄斗の対角パスが活きたわけだが、これを松原や松本もできるようになることが一番の攻撃力アップになる

左サイドは突破型で2点目を入れたが、やはり松原も松本も前方にパスコースが無くなると後ろ向き、バックパスなどで引いてしまいがちでファーのスペースに対する意識が無くなってしまう

雄斗が良かったのは近い場所だけを見るわけではなく全体の状態からスペースがあることを認知してそこにパスを出せたこと

やはり両サイドからサイドチェンジできる高速パスがでるというのが攻撃力の底上げになる

中盤でブロック形成されている時は特にスペースが逆サイドや裏にできるので大きな武器になる

見える場所に敵が多いのなら、その背後や逆側には必ずスペースがある

それを意識できれば一歩早くミドル、ロングのパスを出して狭い局面から逃れて次の段階へと進むことができる

中盤を抜けなかった理由としては近い場所での足元のパス交換ばかりが意識されてきたので目の前が詰まると何もできなくなる、ということ

リカルドのロングボールで相手DFラインを下げる、FWの裏への飛び出しなど背後への意識を相手に植え付けることで中盤にスペースができやすい

スペースがあれば中盤のスペースを使えるし、なければ背後、逆を狙う

ショートパスを繋ぐだけではできない「局面の打開」「局面を変える」ということができるのが大きい

ポゼッション自体が目的であった腐った戦術が消え去って、ようやくまともな戦術がメインにされたことで結果もついてきた

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