2023年4月4日火曜日

被カウンターネガティブトランジッションとDFのボランチ配置

ジュビロは攻撃サッカーをやりたい

しかし相手陣内に攻め込んでからの被カウンター時の守備、ネガティブトランジッションにある問題が解決されない


ジュビロは「チャレンジ&カバー」型の守備をするが、「状況に応じず」にこれをやる癖がある

大分戦での4バックが揃っている状況で4対3+1の同数(4対3にボールホルダー1)の状況でリカルドがチャレンジに出てしまい揃っている4バックを崩し中央に穴を空けてしまった

これは多いがいた時の3バックでも同じ状況だった

相手2列目のボールホルダーに対して最終ラインから中央のCBがチャレンジに出てしまい中央の大穴を空けてそこを縦に通される

今回も同じ状況が起こった

相手前線3人なのでボールホルダーに詰めずに受け手の3人に対して4バックの4対3の状況を維持しつつスルーパスが通されない+ミドルシュートを打たれないようにする

問題はここでDMFのスプリントでのプレスバックがないこと

ボールホルダーを含めて4対4の同数なので4バックでも不利な状況なのだからDMFのプレスバックは必須

走らないボランチがいらない大きな理由の一つでもあり、DFのボランチ配置を強く推す理由もこれ

DFが不利な状況でもDMFが状況を理解していない

「自分より後ろのボールに対して責任を持っていない」という態度

MF、特に中央のMFは前後左右に味方がいるので配球、パスで逃げる癖がある

ボール保持の状態ではそれがタスクでもあるわけだが、ボールを持たない状況ではバイタル封鎖という一番重要なタスクを持っているのがDMF

しかしジュビロの場合はそれがない

バイタル封鎖は単純なスペース封鎖やパスコース封鎖ではない

ゴール正面の決定的なシュートを打たれる位置に入らせない、打たせない、追い出す、という重要な役割

ジュビロのボランチにはこうしたタスクの理解や遂行する為の能力が全くない

よってどの場面でもピンチになり失点につながる

ジュビロの守備コーチが全く情報の共有や問題の解決を全くしていない

監督以前にコーチを変えた方が良い


DMFの位置にDFを置いた方が良い理由も同じ

中盤DMFだとスプリントのプレスバックをしない、自分より後ろのボールに責任を持たない

しかしDFは自分より後ろに人がいないので責任感が強い

ゴールエリアにまで下がってゴールを守るDFもいるしそれも戦術の一つ

しかしMFのDMFはそういう動きが出来ない

そこに大きな問題がある

CBとDMFはゴール正面の最重要エリアの守備というタスクがある

それを守れない能力の選手を置いている時点で失点確実

失点が止まらないのは守備能力のない選手の配置と守備戦術が全くアップデートされていない両方

チームとして守る意識が全くない

だから失点は止まらないし勝ち星も逃す

過去の失点パターンを研究して改善するべきなのにチームとして無視している

これは政一監督時代の攻撃サッカーでJ2優勝した前回と全く同じ流れ

Wキッカーボランチも同じ

ハッキリ言ってジュビロは舐め過ぎてる

結果、現在のJ2上位陣に歯が立たず昇格の目がかなり薄くなってきている

補強できない状況は変わらないがDMFや守備の改善をせずにCBに負傷者を出し続ける状況に何も感じないのだろうか

選手の登録は禁止されているがコーチの解任就任は禁止されていない

まともな守備コーチの招集と守備戦術の導入がなされない限り今年も無駄に過ごすだけだ

今年はスタッフの補強が最重要

フィジカルコーチも同じく重要

トレーニングだけでなく連戦でも回復しやすい体作りやメンテナンスが出来る環境を構築しないと負傷者だらけになる

選手の補強が出来ない状況だからこそ全員が戦えなくなる前にスタッフに大規模なてこ入れをして限りある選手を下支えする必要がある


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