2023年4月9日日曜日

対リレーショナルプレー守備

リレーショナルプレーは人もボールも動くのでゾーンディフェンスよりマンマークディフェンスを使う方が有効だが局所的な多層ゾーンを作ることやゾーンで構えてマンマークで動くなどミックスした守備が有効になるのではと考える

ティルティングとヨーヨーによるボールサイドエリア優先の動きをするので3ラインより4ラインの多層化と3枚1ライン構成でボールサイドからセンターまでのレーンの制圧が必須になる
ブラジルの4-4-2ボックスも4バックで横幅の確保とSBの攻撃参加を加味した守備だが中盤のボックスも多層化とティルティングによるボールサイドへのオーバーロードの為のものだと理解できる

中盤ボックスは前後2層だがダイヤモンドは3層になり中央2枚がサイドに寄せる事でボールサイドに3枚を作ることができる
N-BOXも中央1枚が寄せれば3枚を作ることができる

ボックスは前後左右2枚で3枚ではない、ボックスが3枚並べるように動くよりダイヤモンドが3枚並ぶ動きをした方がより早く3枚を並べられる
3枚を並べられると2枚より広い幅、サイドの長い距離をカバー出来るのでボックス運用より応用範囲は広い、また初期位置が斜めなのでパス&ゴー、ダイアゴナルパスなどがスタートしやすい。

N-BOXはボックスの弱点を補ってダイヤモンドに近い運用が出来るようになる

ダイヤモンドやN-BOXは守備のトライアングルがあるので斜め後ろのポジションが埋まっている、ボックスの場合は斜め後ろが空くので守りにくい

フラットな状態から飛び出すとラインに穴を開けてしまいそのスペースを縦に使われてしまう、ダイヤモンドだと背後のスペースは後方からの飛び出しで埋めることができる

運動量は必要になるが同じ人数ならボックスよりダイヤモンドの方が対応力の幅がある

ダイヤモンドは攻撃でも前後が開いて縦幅を取る事で相手守備のラインを広げて左右が中にスライドしてライン間を使ったサポートや繋ぎなどが出来るのも大きい、戦術的にダイヤモンドは多様性が高く使いこなせばかなりの戦力アップになる

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