2021年3月10日水曜日

プロとは

 プロフェッショナルの定義は色々あるが基本的には収益を上げることが第一。

政一監督の思想は理想論。

言っていることは正しい。

それだけに実力が伴っていない状態では正論として認めにくい。


自分で考えてチームと共有して戦う。

それは人間個人の成長として考えると正しい。

しかしながら現代のチーム戦としてはそうではない。

ユース年代のまだプロになっていない時間があって何度もチャレンジして失敗できる子供に対しては非常に大きな思想ではある。

しかしながらトップチームでやることではない。

トップチームでこれをやっている時点で何周遅れなのかと思う。

チームとして知識や経験が集合知になっていない。

鹿島が同じ戦術を繰り返し伝統として繋いでいるから強いチームとして君臨し続けることが出来ている。

ジュビロはスクラップ&ビルド。

新しいものができる可能性はあるが受け継ぐという事が出来ない。

それならそれで新しい事をやり続けるというスタンスもあり。

であるならば外部の血や思想を取り込んでハイブリッドな存在であり続けるということも必要。


プロはまず収益を得なければならない。

大きな利益を得るには勝利しつづけることだ。

サポーターは勝利の為に応援している。


人間の成長を求めるならばそれはユースでやるべきことでトップチームでやるべきことではない。

トップチームでは全員がプロとしての自覚と能力を発揮しなければならない。

そうでなければ勝利を奪い取ることはできないからだ。

今のリーグは決して甘くない。

J2と言えども。

それは入れ替え制になってJ1リーグ下位とJ2リーグ上位の境目が無くなってきているから。

そもそもJ1は10チームからスタートしているわけで、J1下位はJ2と考えてもおかしくはない。

するとJ2下位はすでにJ3相当と同じということ。

J2降格圏にいる時点で相当弱いチームであると自覚しなければならない。


モチベーター系監督はユースや下部チームでやるべきで、トップチームでは戦術系監督がやるべき。

戦術の無い監督は無策で戦争に兵士を送り出す指揮官と同じ。

いつになったらジュビロはまともなチームになるのか。

トップチームでメンタルがやられてモチベーター系監督でないと持たないというなら既にチームとして終わっている。

仲良し蹴鞠サッカーの終焉を迎えて欲しい。


プロである以上好き嫌いの問題はどうでもいい。

最優先するべきなのは勝利。

勝利を得られずにスタイルだのジュビロらしいだのそんな言葉は既に意味をなさない。

どんなことを言っても勝利を得たものが勝者である。

内容が良かった敗者に明日はない。

勝者こそが強いチームである。

本質を見失ったチームにはまともな話が通用しない。

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