2025年6月16日月曜日

近年最強

愛媛戦はジュビロの良い部分がほぼ出ていたゲームだったと思う
チーム全体がしっかりまとまって近年希にみる強さのスカッドになっている


攻撃面

倍井とクルークスの両翼が非常に良い、特にスピード+スタミナというのが非常に良く、背後狙いを「常に」選択肢として選べるというのが強い
この二人のどちらかが対角に背後を取ることでロングボールが非常に生きている
前半にこれを何度も行われると相手チームの守備はコンパクトを保つことが出来ない
結果、DFラインが下がり中盤に大きなスペースが生まれる
そして川合がこのスペースを使うことで相手を引きつけながら前線をサポートする、という連携が生まれより後半の攻撃が生きる
ペイショットは相手が引いた状態で非常に有効で遅いクロスに合わせることで高さを発揮する
川﨑も後半から出て来て相手を仕留めてくれる良い選手になった

ポゼッションにより相手の守備を前に釣り出して背後を狙う、これは基本戦術
相手が引くなら敵陣ポゼッションしながらポケット侵入、ミドルシュート、セットプレーでゴールを割る遅攻
相手がポゼッション潰しに前に前に来るなら即座に背後へ送る、ショートして前線に届かない場合は中盤ボランチやトップ下の強度を活かしてボール奪取から背後へ縦パス

きちんと場面を想定した動きがシンプルに決まっていて少ない選択肢から即座にプレーすることでプレースピードが上がっている
チーム内での戦術浸透がしっかり共有されていることとシンプルさ、場面切り替えによる相手の弱い所を突く攻撃が徹底されている


守備面

前線からのプレスで後方でのポゼッションとコントロールを奪う、中途半端なショートパスで繋ぐなら中盤ボランチトップ下が強度を活かしてボール回収、ロングボールで逃げても4バックが跳ね返し中盤が回収
前から限定し、辺りに行ってくれるので2CBに余裕があり中盤で刈り取れない場面でもカバーに出ていくことが出来ている、これは前線中盤が守備に動いていることで動きを限定しているのでピンポイントでCBがカバーに行けるので複数の選択肢を予測する必要が無いチーム全体で守備の動きが出来ている為に後方の余裕がカバーの能力を上げている
以前は前線中盤の守備がかなり薄くてCBがいきなりすべての守備責任を受けなければならないような状況が多く、失点するとすぐにCBが…と批判されがちだったが、その前の中盤や前線はどうだったかというと動かないことが多い酷い状況だった
さらに守備ボランチの移籍がずっと続いてやっと金子の必要性が理解されて守備ボランチが中盤でボールの限定と奪取に動いてくれることでCBがカバーしやすくなりGKも対応しやすいという守備が非常に安定した状況になりつつある
守備面の安定度はボールポゼッションにも大きく影響するのでどれだけ早くボール奪取することでポゼッション率を上げ、攻撃回数、シュート回数というチャレンジ回数を上げることで得点確率を上げている、試行回数をあげることは得点を挙げることと同じである、だから守備が強くポゼッション率を上げることが前提であり、それにより攻撃試行回数が多くなり結果として得点も上がる、ということである

全ては連動していて、やっと守備面を改良したことと攻撃方法のマルチ化により「ジュビロらしい強さ」が戻ってきつつある
愛媛戦の強さは自分達が見ていた黄金期のジュビロの強さに近いスタイル
強固な守備と攻撃回数が多く複数得点で相手を押し切る
「攻撃のチーム」ではあるが、攻撃だけじゃなく、しっかりした守備があるからこそのポゼッションの高さ、そして攻撃回数に繋がる、という全体の繋がりと戦術が明確になってきた

ジュビロの黄金期を辿るような時期を見ることが出来ている人々は幸せだ、何故ならこの状況は黄金期の再来に向かうからだ

大事なのは戦術論だけではなく、むしろ戦略面から繋がっている、つまりは資金と強化、スポンサーが多くなり強化部も良い選手を連れて来てくれている、更に戦術面でも攻守のマッチングが上手く行っている、結果としてJ2上位陣に食い込むことが出来ているし、後半戦この状況を継続できれば再昇格も夢じゃない
重要なのは敗退してしまったがカップ戦でJ1勢を潰している点、J1昇格が出来たら今の状況なら残留できる、守備面の更なる強化と攻撃への連携が深化していけば上位狙いも果たせるはずだ

やっとジュビロの時代がやってくる、闇の底から光が見え始めた…

2025年6月15日日曜日

2025 第19節 H愛媛戦

クルークスから渡邉へのクロス、枠を捉えず
愛媛は5-4-1ブロックで抵抗
愛媛はビルドアップでリスタート、ジュビロがハイラインプレスで奪い返して引き出す動きからロングボールで背後狙い

じっくりボールを回しながら愛媛の動きをコントロール
倍井が背後に入ってクロスも跳ね返される

クルークスが斜めに走ってGKと交錯、アクシデントのロストを狙う動き
愛媛を相手陣内に収めながら広い自陣を使っておびき寄せしつつ背後を狙うようにしている

愛媛はラインをコンパクトにするかサイド圧迫するかの密集ブロックで守備

為田がミドルを打ってGKがディフレクトして回避

クルークスのクロスもGKが弾き出す

ジュビロがかなりゴールに近い展開だが愛媛のGKの動きがよい

愛媛のスローインからクリアするように前線に蹴り出し、それを拾って佐藤が右サイド展開に縦に送る、CKゲット
かなりジュビロの攻撃時間が長い

GKを出し抜けるような攻撃が組めるか、という感じだなぁ、やはり守護神が良いと多少守備がスカスカでもピンチを救ってくれる

愛媛のミドルは川島がセーブ

速攻の繋ぎでクルークスに渡るが全体が上がるまで待つ選択、CKゲット
松原から江崎のボールに渡邉も飛び込んだが決められず

ジュビロは前4枚のラインでボールの入る場所を徹底して切っているのでショートパスでは繋げられない状況ジュビロはそこから奪いに行ってショートカウンター狙いで上手く行っている

渡邉が愛媛のバックパスにしっかり詰めることでパス強要して相手の選択肢を少なくしているのが良い

前線4枚でコース制御して相手が止まった時にしっかりSBやボランチがプレスに行ってボール奪取をチャレンジしている

倍井が走り込むがボールがゴールラインを割る
インターセプトを狙うが奪い切れず
為田がクロスをかき出してCKに
太陽方向からのCKで川島はやりずらそう

クルークスが削られて辛そう、少し前から足を気にもしているからもしかしたら早めに交代した方が良いかもしれない

愛媛のミドル、枠は捉えてないがジュビロを押し返そうという意図は見える

倍井のボールキープ、尻を差し込んでボールを保持するのはゴン中山のやっていたスタイル、しっかり身体をボールと相手との間に置いてボールを保持する

松原のミドルはバー直撃、惜しい
かなり強烈でミートしていただけに惜しい
得点まであと少しなんだがゴールに嫌われているな

CKはファールでゴールキックに、愛媛はビルドアップ選択
センターライン付近で回収してクルークスへ、為田が縦にインナーラップしてポケット受けの形
両SBがインサイドに入って攻撃を作っている

愛媛が回収したのでゾーン2までリトリート
倍井が収めたところにファールでFK

江崎がプレスされてクリアでサイドアウト

愛媛のビルドアップを中盤の押し返しでロングボールを蹴らせて回収

倍井のシュートをGKがファンブル気味にクリア

CKゲットだがCKの得点が無いようだ

クルークスの出すところにGKが飛び出してパンチで書き出し

ジュビロの攻撃は上手く行っているが最後の部分でGKにかなり排除されている印象、GKに2択を迫れるような仕組みを組めたらもっと得点力は上がると思うが、狙いが単一なのかGKが判断しやすい2択なのかもうちょっと工夫すると結果が出そうな感じはする

前半でゴール割ることが出来ないとちょっと微妙だな…
愛媛の前線と後ろの連携が切れてて中盤にスペースがあって上手く使えてはいるんだが…あともうちょっとだな…

AT+3
愛媛がワンタッチなら得点できそうな危ないクロスを入れてきたら触れず
愛媛ロングスローもジュビロ跳ね返し
2次攻撃のクロスがゴールラインを割りジュビロボールに

クルークスが背後狙いで守備ラインを引きつけて佐藤が収めて前線構築
倍井のシュートは決まらず、CKに
クルークスと松原がポジションを変更して左右入れ替え
GKに対して逃げるボールを入れることでGKの飛び出しに対抗するような動き

内容は良いし後は結果だけ、という前半

角/渡邉の交代
佐藤がトップに入り角がトップ下に入る形に
倍井が中央まで絞っていてインターセプトからカウンター、PAギリギロ外で倒されたがFKになるか
倍井の位置取りがかなり良かった

松原からクルークスへの対角パスからCKゲット

敵陣押し込んだ状態だがボールを大きく回しているジュビロ

倍井のクロスに金子の飛び込み、あと少し
今日はホントに良い攻撃が出来ているが最後の最後ゴールを割れない状態
悪くはない、むしろ非常に良い、それだけに惜しい

愛媛のカウンター、ゴール正面からシュートを打たれて間一髪、これだけ攻めて先制されるような状況だけは避けてくれ

愛媛ショートコーナー選択だがファールあり、ハンドか

愛媛がショートカウンターする場面が多くなってきたか…

流れが愛媛になりつつあるか…

敵陣で相手ボールになることで低い位置から攻めさせる選択を取らせながら奪って裏に縦パス、角がシュート、セカンドを佐藤がシュートするがGKに防がれ続ける

愛媛背後にクロスからヘディングも流れる

お互いに撃ち合いの様相になりつつある、ガバガバになるのを避けるか、なってもいいので得点を取りに行くか…

今日のジャッジは判断は速くサクっと指示して無駄なコントロールをしない、プロフェッショナルジャッジだな

角が何度もチャンスを作ったが駄目

クロスをグラッサが決めきった!
1-0
やっと先制点!!
頼れるなグラッサ

ペイショット/佐藤の交代
ペイショットに集めてヘッド決めてもらう練習しよう

愛媛は攻撃的なハイラインプレスに
愛媛は4枚替えで一気に攻勢狙い

ジュビロはゆっくりつないで敵陣内に、攻め急がずにボールを回しつつキープ

ペイショットヘッドで決める!!
2-0
角のふんわりクロスにペイショットのヘッド

良い攻撃になってる

川﨑も入って左に入っているか

2点入れたことでジュビロも動きが良くなってきてるか

川合川口/松原クルークス交代

守りながらワンチャンカウンターの構成に切り替えてきたか
複数得点しているし無理せずチャンスがあれば狙うのは良し

愛媛のFKを凌いで角、川合のキープで押し上げ

まさかのペイショット2点目!!
3-0
マジかww!!
こりゃペイショットマジで得点王狙ってるんだなw

グラッサハイボール争いで肘打ちくらって痛む

今日のジュビロは典型的なケチャドバな展開だったな…
攻撃が凄く良くてあとはGKだけという状況で何度も何度もチャンスはあって…やっと割ったら連続得点、マジでいいねぇ♪

AT+5

川﨑のカットインからのミドル!!!
アウトサイドからセンターまで入り込んでファー狙い
良い判断!!

これで得失点差だいぶ回復したろ!

やっぱりジュビロはこうじゃないと!!
強力な守備陣とボール奪取能力によるポゼッション、速攻、遅攻を織り交ぜた攻撃主体のチーム戦術、まさに黄金期の再来だよ

4-0
複数得点+クリーンシート!
スタメンもサブもスタッフもチーム全体でしっかり奪い切った良いゲームだった!!

さすがジュビロだよ、ジュビロはこうじゃないと!!!!

2025年6月10日火曜日

4バックか3バックか

4バックと3バックではどちらの方が強いか

という議論は余り意味がなく

Wボランチ+トップ下と2シャドー+アンカーのどちらが強いか

と同じでこれも意味がない

大事なのは「相手は2トップ」「相手は4バック」という

「相手との相性」の方が重要になる

フォーメーションのマッチなのかミスマッチなのか

戦術のマッチなのかミスマッチなのか

と言う部分が重要であり

「固定された正解はない」 = 「相性による正解はある」

ということ

相性のマッチ、戦術のマッチ、とは

相手が2トップに対して4バックWボランチでWボランチが2トップの背後で消える、2CBが2トップと正対して前に運べない、などかみ合わせの悪さや

相手3トップに対して3バックで1v1でハイラインプレスをされてボールを逃がせない、など相手のトップ数+1の守備ラインを組まないなどの人数問題

相手ハイラインプレス+ゾーン制圧守備に対してビルドアップでボールを繋いでロングボールを蹴らない=ボールの逃がし所が無く詰められてロスト失点などという戦術のかみ合わせ

このように「自分達のやり方」”だけ”を考えたものは強い弱い「以前」の問題であり、当然勝ちようがない、勝ったとしてもそれは偶然であり再現性の無いものに終わる

サッカーの最適解は「相手のスタイルを崩すスタイル」

相手の強みを消す、相手の弱みを突く、これができないと常勝チームにはならない

よってどの動きもできるどの戦術でもこなせる万能なタイプがいた方が良い

特化タイプを活かす形もあるが、特化しているだけに弱みも大きい、出来ない範囲を突かれるのはかなり効く

常に相手の対策を考えると同時に「相手の考えた対策を裏切る戦術」がなければならない

これがないと「対応されたら終わり」と言う事になる

なので「基本戦術」の背後に「応用戦術」「対応戦術」などをきちんと整備するのがよい

基本戦術を軸にして相手が対応して来たら応用戦術で無力化する

相手の基本戦術にはこちらが対応戦術で無効化する

じゃんけんでいえばどれかを基本として固め、相手があいこを狙うなら勝つ手を出す
相手が勝つ手を出すならそれに勝つ手を出す

ジュビロがパーを出すとして、パーであいこ狙いならチョキを出す
チョキを出してくるならグーを出す

ポゼッション、サイドチェンジ、遅攻に対してハイラインプレス、ゾーン制圧で守備するならロングボールで裏を狙う

CK、CB、ボランチのセンターラインを狙ってくるならワイドを中に絞り全体をコンパクトにして戦力を集中して局所に数的優位を作って突破

という風に相手の出方、バランスを常に見ながら全体の位置や密度を変化させて優位性を作り続ける必要がある

Wボランチかワンボランチ/アンカーか、というのも同じで、どちらが良いかではなく、相手の陣形、戦術とのかみ合わせで勝てるかどうか、が重要になる

ポジショニングの意味は

・局所における数的優位
・パスコースの数(攻撃なら前進しやすさ、守備ならコースの限定)
・マークまでの距離の長さ(短さ=反応の速さ)
・カバーの速さ

とオフザボールのポジショニングはオンザボールになった時に重要さがわかる
その為に逆サイドで歩いている、というのは結構厳しいし、中にいて寄せない、競らない、というのも同じ

人数、かみ合わせ、スペースやコースをどれだけ限定できるか、チャレンジ&カバーができるか、などポジショニングと人数=フォーメーション=4バック/3バック=トップの数…
と繋がっていくので、「これが最強」というものではない

常に変化してその都度最適解が変化する、それを理解して常に周りを見て位置を正すことができる、という選手が強いし、そういう選手が集まることが大事になる、もちろん強度、スタミナ、技術なども揃って

2025年6月5日木曜日

ビルドアップとロングボール

現在のジュビロの戦術はビルドアップ+ロングボールなわけだが、この意味がまだ理解できないビルドアップorロングボール派がいる

ジュビロの戦術上、ビルドアップとロングボールは「同じ戦術」である

やっていることが違うのに何が同じなのか、という疑問が出てくるわけだが

そもそもその前段階として「どのような状況なのか」という部分が抜けている

これは相手の戦術との駆け引きの中で高度に戦術化されたものなのでビルドアップとロングボールが戦術的に同じことだと理解できないのは過去の戦術論に意識が囚われてそれ以外の判断ができない状態である為

ビルドアップはショートパスを繋いで相手を崩して前身していく戦術、ロングボールは相手の守備の背後へとボールを送りそのボールを拾い前身していく戦術

これが攻撃側の基本戦術論なのだが、現在のJリーグの守備形式はオープンではゾーン制圧、サイドではレーン制圧が守備側の基本戦術論になっている

つまり、ビルドアップではレーン制圧に対しては対応できるが、ゾーン制圧に対して対応できない、という部分がある

ビルドアップ時にサイドチェンジすることでボールをサイドに寄せて相手をレーン制圧に変更させれば、逆サイドにスペースが空くので高速サイドチェンジ、対角パスなどで逆サイド展開し、スペースを突く、ということができるが、ゾーン制圧状態の場合、サイドチェンジしても逆サイドにも守備がいるのでサイドチェンジによる左右への展開と逆サイドを取る、中央を割る、というビルドアップ戦術の攻略方法が効かない

そもそもなぜゾーン制圧になるか、というと、その前段階の守備戦術としてハイラインプレスがある、前線の守備が相手の守備ライン=コントロールラインにプレスすることでボールロストを誘発してショートカウンターを狙うカウンターを主体とした守備戦術であるが、ビルドアップ側は守備側を「前から剥がす」ということをやっている、守備側の前線が剥がれれば、ライン間にボールを送り、前線ー中盤間のスペースを使って前進する

これがビルドアップの「前から剥がす」という攻撃方法になる

しかし、ゾーン制圧の場合、前線ー中盤ー守備ラインの3ラインが1つのゾーン無いに配置されるので非常にコンパクトであり局面に強い構造になっている

この為にハイラインプレスを呼び込んで剥がす、ということができず、剥がしてもすぐに中盤や守備ラインが顔を出す、という状況になり、前進が不可能、相手の守備ブロックがこちらのゾーン1に密集している場面ではボールの逃がし所が存在しない、将棋で言えば「詰み」ということ

そこでロングボールで守備ラインの裏にあるスペースを使うことで守備ラインを後退させる「後ろを剥がす」ということをやっているのがビルドアップ+ロングボールの今のジュビロの戦術になる

ロングボールの利点としては、広いスペースがある、守備人数が少ない、1v1の場面を多く作ることが出来る、シュートコースが広い、など、攻撃側としては非常に利点の多い攻撃方法になる

1つ目の目的は速攻から得点、という一番シンプルな方法論
もしそれが防がれたとしても、守備ラインを剥がしたことで、守備側の中盤の戻りが遅ければ広いバイタルを得ることができ、ミドルシュートが打ちやすいという2次攻撃にも優位な状態が継続する

更に守備ライン、中盤、前線がそれぞれ離れることでライン間が開く為に後ろに戻ったとしても今度はビルドアップによる前進がやりやすくなる、というビルドアップがやりやすい状況を生む為にロングボールを使う、ということができる

ビルドアップか、ロングボールか、「ではなく」
ビルドアップも、ロングボールも、が「正解」

自陣ビルドアップは相手のハイラインプレスを誘発し、ロングボールによる背後への速攻に良い状況を生み出す
ロングボールに対応しようとして守備ラインを下げればライン間が空いてビルドアップがやりやすい状況が生まれる

どちらの戦術か、ではなく、両方が両方を上手く動かす為の手法

つまりビルドアップ+ロングボールは「表と裏」であって、二つで一つの戦術になっている

これが理解できないと、ロングボールは無駄だ、ビルドアップは引っかけられるだけ、とどちらも否定するはめになる

重要なのは監督や選手がこの戦術の意味を深く理解して相手の状況に応じて使い分けられるようになることだ

例えばGKからのリスタート時が特にそうで、相手がこちらのゾーン1、自陣深い位置まで全体を押し込んだゾーン制圧守備をしている状況でビルドアップでリスタートするようなことはしてはいけない、こういう時は迷わずにロングボールを背後に蹴る事、中途半端に自陣ビルドアップでリスタートするとスペースがないので蹴り出せない、少なくともゾーン2に相手がいるならゾーン3にスペースがあるので蹴り出せる

ロングボールで気を付けるのは常に回収を即座にできる状態にしておくこと、その為に中盤が走って回収に行く必要がある、またバックパスすることに否定的である必要はない、ロングボールを入れて相手の守備ラインを下げさせる、回収して一旦バックパスして前線を引きつける、などライン間を開かせて受けるスペースを作るならビルドアップに可変すればよい

ロングボールの速攻、回収後のミドル、が上手く行くなら得点するか、シュートが外れてゴールキックかCKなどセットプレーに移行する

相手の守備ラインだけでなく、全体がしっかり戻ってブロックを作るならバックパス、サイドチェンジで相手のブロックを広げるようにビルドアップに移行し、ポケット攻略、セットプレー狙いに変更する

この緩急、ロングボール、ミドルシュートは速攻、バックパス、サイドチェンジは遅攻、で使い分ける

相手の反応、対応に応じて自分達で使い分けること、大事になるのは全体がそのタイミングや選択をしっかり共有できること、アイデアではなく、この状況ではどちらを選択する、というルールがはっきりしていて無駄な判断なく全体が1つになって動ける事

サポはチームが何をやっているのかを理解した方が良い、どちらも使えなければJ2もJ1でも戦えない

2025年6月2日月曜日

戦術変化とゲームメイカー論

これはあくまで個人の考察レベルなんだが…

Jリーグの初期ではゲームメイカーはトップ下だったと思う

しかしジュビロの黄金期が強度重視のボランチを投入し駆逐した

これによりゲームメイカーはボランチに下がる

ボランチ=舵、と言われるのはこの時期だろう

それからトップ下に小林祐希のような強度のあるトップ下を置いたり、3-4-2-1などの中央ボックスや2シャドーが導入されボランチからも駆逐された

これによりSBにゲームメイカーが移る

偽SBなどがそれになり、より後方、側方でプレッシャーの少ないエリアに逃げることで組み立てるようになってきている気がする

これに対して4-3-3のようにWGを上げることでSBにプレッシャーをかけてSBの機能不全を作り出す形が採用されてきている

こうなるとSBでコントロールすることが難しくなり、また次の戦術に移行していくだろう

考えられるのは4-3-3のスペースがある中盤サイドに逃げること

4-3-3は4バックの跳ね返し、3トップのハイラインプレスの2つのラインと中盤3枚の回収で機能するように設計されている

ロングボールを蹴って4バックを下げさせて中盤により大きなスペースを作り出すことと、中盤3枚に対してより早い回収とスペースのあるサイド展開から守備ラインと中盤とのライン間のスペースを使った攻めを狙うか

対4-3-3だけを考えるのは良くないが、多くのチームが4-3-3、3-4-2-1、4-4-2やその派生を使っているのである程度絞って対応を決めておくのは悪くない

サイド1枚か2枚かで配置や対応は変わるのと、中央の枚数にも依存する

4-4-2だと中央2枚でサイド2枚なので中央3枚で+1の1枚がゲームメイカーはあり

4-3-3だと中央3枚、サイド2枚だが中盤サイドにスペースありなので中盤4枚で+1枚がゲームメイカーもしくは中盤同数でサイドにゲームメイカーを置けるなら4-5-1系もあり

3-4-2-1だと中央4枚、サイド1枚なのでサイドにスペースがありSBにゲームメイカーを置くか、3-4-2-1でも3-4-3のように3トップ気味に展開するならライン間であるボランチの方にゲームメイカーを置くのも良し

スペースにゲームメイカーを置くのは比較的安全地帯でボールを受けてからパスを出すまでに密集位置より時間を稼ぐことが出来るので冷静に全体を把握してパスを出せるというのが大きい

固定したポジションにゲームメイカーを置かずにフリーマンとしてゲームメイカーを局面ごとに移動させるというのもあり、ジュビロだと角のように中央から下がって守備ラインからの受け、ポケットに走って受け、など基本ポジションにいながらも局面を見て局面に参加したりスペースに走って受けるなど半固定型などのスタイルも考えられる、為田のように偽SB的なコントロールもあるし、中村の様に中央から散らし、配球するという場合もある

今のジュビロはトップ下ボランチSBとかなりの人数がコントロールタイプで占められている一方で、金子、レオ、佐藤、倍井、クルークス、など強度やスピードを活かすフィジカルタイプの選手も混ざっているのでそれぞれが上手く融合している時はかなり先手を取って動けている印象がある、ただ金子と同じように守備ボランチとしての機能を基盤にしながら+攻撃ボランチや+レジスタのようなタイプがいないというのがかなり致命的、レオが守備ボランチとして機能していただけに京都への完全移籍はかなりの痛手、江崎が1列上がることができればまだ手当てできる可能性はあるが、「まず守備ボランチでボールをポゼッションする」という感覚がジュビロには無さ過ぎる、上原は守備ボランチとしても攻撃ボランチとしてもレジスタとしても平均的な感じの汎用タイプで良い意味でも悪い意味でもCH的な動きの出来る選手で重宝するのだが、強みが無い、というのが痛い、相手の苦手な部分で勝負する、ということはできるが、それを活かすようなスピードや強度がない、万能タイプだが足りない部分が多め、中村はフィジカル面が弱すぎるレジスタタイプなのでセンターラインを任せられない、使い所がかなり限られてしまう

ジュビロはボランチの数はいる、と思っているだろうが、純粋にボランチ=守備ボランチ、と考えるとほぼいない、まず守備ボランチという軸がいないとボールポゼッションがないので戦術の基軸を失ってしまう、ここの理解度が非常に重要なのだが、金子1人にしてレオは移籍、ボールポゼッションを得られるボランチが皆無でこれからどうするんだ?というのが印象

相変わらず上原中村を並べる始末でこのままだとまた負け始めることになる

「守備ボランチを軸にしたボールポゼッション」=「攻撃の原点」=「0から1」

これが分からないといつまでもズルズルと守備する時間が増えて何もできないまま失点して後手を踏むことになる、以前のジュビロにまた戻ることになる

レオの移籍は鹿沼や今野などの移籍と同じで、何故フロントが許したのか意味不明

相変わらずジュビロのフロントが戦術の基本のキを理解していない模様

攻撃面を補強する前にきちんとボールポゼッションを維持できるボランチを常に置けよ


2025年6月1日日曜日

パワープレー

ジュビロの課題は0-1で負けている状況の打破
ボールを持たされてカウンターを喰らうような形にならないようにしつつ、どう得点するか

1つはオープン展開狙いで背後へのボールを使ったスピード重視の速攻、無理に繋がずにCBからワイド対角SB裏CB縦ギャップ狙いのボールを入れてWGかトップ下が背後を取る形にするか、そのボールを維持できなくても敵陣内に押し込んでリスタート、敵陣内でプレーすることでFKCKスローインなどセットプレーを狙う

基本は速攻、速攻で決めきれない状況なら即座に前線がプレスに切り替えて全体を押し上げて遅攻へと移行する

敵陣ポゼッションの状態になりやすいので後方から繋いで崩すより、SBが前線中央に上がって両サイドを下げたパワープレー用のオプションを作っておくのが良い、スピードタイプだが強度に劣る前線選手を下げてスイーパーやファーストディフェンス用に待ち構える、松原為田など高さのあるSBを前に上げて後方やサイドからどんどん放り込みして中央で押し切る、ペイショットや佐藤に加え松原為田のSBだけでなく金子やリカルドなどボランチCBが中央に集まってもいい、とにかくPA内ゴールマウス正面のゴールエリアに入らない位置で高さのある選手を並べて外からどんどん放り込むこと、クリアされてもスピードタイプの選手が回収に行くのでカウンターされにくいはず

相手が運んで押し返そうとしてもペイショット佐藤松原為田金子リカルドらが正面にいるのでがっちり阻んでくれるだろう、そうなるとクリアで逃げようとするので背後に控えたスピードタイプの選手が回収すれば良い

一時的に前後が入れ替わることになるが、敵陣内の深い位置のゾーン3ではむしろ強度や高さのある選手の方が攻撃に向いているので放り込みから押し切るなら位置の逆転はやっていいと思う

前後をキープするとなると強度のないスピードタイプの選手が狭いエリアでプレーすることになるので結局一度引いてゾーン2やゾーン1に戻らなければならなくなる、プレーする位置にこだわるのではなく、「状況」と「機能」とを合わせるようにする必要がある

SBがインナーラップで中央に来たときにはWGが下がって回収と外からの放り込みをやればよい、ゾーン3まで到達したなら中央の突破力が重要になる、その時は強度のある選手が一番重要になるし、後ろに控えている選手はミドルを打てることも大事、その為ボランチ、SB、CBが中央ゴール前に集結できるような形を作った方が良い

2025年5月31日土曜日

ボランチ

まずボランチの話しは何度もしているが、基本的にボランチとは守備ボランチ=第一ボランチが原型
ボランチをどうするか、っていうのはチームの核をどうするか、にほぼ近い
大事なのはまず「ハズレ」を置かないこと

では何が「ハズレ」で何が「アタリ」なのか

ボランチには大きく

1.守備ボランチ(第一ボランチ)
2.攻撃ボランチ(第二ボランチ)
3.レジスタ

の3種類に分かれる

守備ボランチはボールハンターであり、中盤の制圧の核、ゲーム全体をコントロールしたい場合、まずこのボランチを置く必要がある、中盤の底で相手を潰し、背後のCBがクリーンにボールをクリアできるように手前で潰せるストッパー役、強度とスタミナが必要

攻撃ボランチはBoxToBoxで敵陣に侵入して攻撃参加できる選手、自分でボールを持ち上がることもあれば、後方からのボールを受けて前線へと運ぶなど中盤から前線にかけて前目にプレーする、第一ボランチと共に中盤を支えるスタミナが必要

レジスタはいわゆるパサー、プレースキッカー、と呼ばれるタイプに近く、後方からサイドチェンジや縦パスを使って攻撃を組み立てるボールの出し手、一般的に強度もなく、スタミナもなく、テクニック一本のタイプが多く、リーグ全体の傾向やチームのスタイルなどに強く依存する、癖が強いので常時配置しておくのは難しい

ジュビロのボランチを分けるとすると
1.レオ、金子
2.上原、金子
3.中村、上原

まず「ハズレを置かない」「安定したゲームを作る」という意味で第一ボランチを置く事が大前提、よって金子を最初に外すというのが最悪手、ハッチ監督は最悪手を常に選んでいる

金子の良さは第一ボランチとしての機能と第二ボランチとしての機能の両方を持っている点、守備でボールを奪える、攻撃で飛び込める、というのがこれ

レオは第一ボランチタイプで第二ボランチ的な動きはできないが、ミドルがあるので遅攻の場面ではミドルを打つことで攻撃支援できるのが利点

上原は基本は攻撃ボランチで攻撃参加するタイプでプレースキッカー寄りな面もあり強度やスピードでは少し劣る、ボランチ陣の中では中間的で汎用性があるタイプ

中村はパサー、プレースキッカータイプで強度もスピードもスタミナも微妙でボランチとしての基本的な機能をしない特殊なタイプ、ジュビロは名波、上田、遠藤などこのタイプが好みでボランチに置きたがるが、実際に「ハズレを置かない」という選択肢を取る場合は一番置いてはいけないタイプ

レジスタでもボランチ置かれるタイプとサイドの置かれるタイプといるので、ボランチに置かれるのはピルロ、サイドに置かれるのはベッカム、と考えると分かりやすい、キック精度が良く展開することで一発で場面を転換できる逆転要素があるが、その代償として守備力の無さを他の選手が補わなければならない

レジスタタイプはギャンブル性が高く、安定したゲーム展開を考える場合では優先的には使えない

イタリアは1-0でゲームを終えるのが美しいとされる守備的なリーグであり、守備メイン、カウンターで決める、というのがスタイルとして存在する、つまり、自陣にブロックを引いて人数で守る、反撃はレジスタが2トップに配球して1v1、2v2など敵陣に守備が少ない状況で決めきる、という形を取りやすい、自陣に人数を置いたブロックを作ることで強度の無いレジスタでもラインの一部となるのでサポート、カバーの距離が近く生存率が上がる

イギリスではキック&ラッシュで敵陣に突っ込んでいく走るサッカーなのでこちらも一発で局面を変えるという意味ではレジスタを置きやすい、しかしお互いにそれをやるとオープンな展開になるので中央にレジスタを置くとセカンドボールが回収しにくいのでサイドに配置した方がより機能しやすい、中央は第一ボランチ第二ボランチで回収と攻撃をし、サイドにレジスタがいることでサイドチェンジやアーリークロスを入れる、という展開で局面を大きく変える戦術が取れる

どちらもリーグの特性とのマッチがあるが、日本では「常に動き続ける」というタフなリーグなのでレジスタをどう起用するか、というのはある程度状況が固まった状態でないと使いにくい、例えば2-0で勝っている、負けている、ような状況で勝っているならイタリア式の引いてブロックを作りロングカウンター一発狙いで相手を仕留める、負けているならイギリス式でオープン展開を作りボールを動かしてチャンスメイクをしていく、という感じになると思う

0-0や1-0/0-1のような状況では引き離すか、追い付くか、という鎬の削り合いの状況なのでボールの奪い合いがかなりの比重を占める、よってここでは第一ボランチ、第二ボランチが活躍するステージであり、この段階でレジスタタイプが活躍することは難しい

今のJリーグでは強度、スタミナなどアスリート能力の高さがぶつかり合っているので、レジスタタイプは「隠し玉」としての役割になりやすい、またセンターラインは強度、スタミナのどちらか、もしくは両方が必要なのでテクニック重視のレジスタタイプはあっという間に呑み込まれてしまう、中央でのボールロストは一番危険な場面なので、どうしても置きたいならサイドに置くことで少なくとも中央を崩されて失点するというリスクは避けることが出来る

ハッチ監督は上原を残すが、やはり守備力という面では金子、レオに及ばないのでボランチに残すべきなのは金子、レオ、の優先度が高いはずだ

これは守備的という意味ではなく、「ボール支配」「ゲームコントロール」という意味で非常に攻撃的な選択なのだが、まだジュビロはこの意味を理解できていない、結果として「守備的」な選手を外してしまう、という悪手をとり、かつ同点、1点差の状態でギャンブルとなるレジスタタイプを投入してしまうという「負け選択」をしている

ボランチのボール奪取は守備ではなく「ポゼッションの基点」なのでより攻撃的な選択という意味なのだが、それを理解していない

結果、ボール奪取できず、後手に回り決勝点を入れられた後にアタフタして頑張って得点しても同点に終わる、という勝ち点2を失うゲームを自分達で作っている

ボール奪取=ポゼッションであり、パス回し≠ポゼッションということ
この差が分からないうちは同じ間違いをし続けるし、打開するどころか自分達で勝ちを逃す選択をし続けることになる


2025 第18節 A大宮戦

 2位大宮との直接対決、アウェイだが相性は良さそう

ここで勝てば上位を射程圏内に捉えられる、昇格を目指すならかなり重要な一戦

得失点差が余りにも違い過ぎるというのが一番の問題点、勝ち点だけで勝負するならずっと連勝しなければならない、引き分けや負けも含めて考えるなら2点差以上の差をつけて勝っていかないと追いつけない、どちらにしても守備が重要なのとチャンスを数多く作り、それを決めきる必要がある

ラッソ杉本スタメンかよ

大宮は3-4-2-1予想

大宮が5バック作るなら両SBが攻撃的に行ける、3バックなら3トップでワイド支配しつつクロスで中勝負、大宮はサイド1枚なのでサイドの優位を取りつつ、という流れで主導権を握りたいところ

上原繋ぐより前に蹴り出すかワイドに逃がすかした方が良かったのでは?

まずは倍井が先制点、よしよし

0-1

大宮は杉本をポストにして前線の橋頭保を作って組み立てるつもりらしい

倍井の足が速いのでフリーにみせかけてインターセプトできるの良いな

ジュビロは前線の選手もプレスバックに来て中盤と囲むから奪いやすいね

大宮はハイプレスからのこぼれを奪おうとしている

右サイドに引きつけておいて左展開、サイドアウトにはなったが良い引きつけ

クルークスのクロスは流れてゴールライン割る

大宮はWBは下がって守備しつつ2シャドーがサイド展開して前で受ける形

クルークスのクロス良いんだが中の選手がファーに詰めていない

もうちょっと前線の連携取れていれば得点できてるなぁ…

杉本ハンドだな

角の突っ込みに連動してハメに行って奪う

金子被カウンターをファールで止める

ファールアピールよりまずプレー継続してくれ

笛が鳴るまではプレーオンなんだから

角倍井のカウンター悪くなかったが得点にならず

ただ速攻は良し

CBが前に出てチャレンジした時にきちんとボランチが下がって穴埋めたの良かった

これやらないで中盤でフワフワしてると穴に飛び込まれる

佐藤のファールでFK、ただ距離が長い

自陣深い位置のスローイン、余り良くない

サイドに並びすぎて中央の方が薄い感じなのちょっと怖いな

どこかで2点目欲しいが、大宮が攻撃に固執しているタイミングで速攻カウンターで仕留めたいかも

倍井良い飛び出し、中央の背後狙い、佐藤が飛び出せない分足の速い倍井が裏抜け狙い

今度は金子が中央にに飛び込み、佐藤と被ったが佐藤は届かない位置、金子の飛び出しも良かった

どれも攻撃が中央に集中しているのが良い

かなり怖い攻撃が出来てると思う

大宮はDFラインがジュビロの速攻にビビって引き気味になってる、そのせいで中盤にスペースがあってジュビロが回収しやすくなっている、これもう少しすると縦パスまで入るようになるぞ、そうなれば一発狙えるチャンスがあるはず

CKはリカルドがボレーしたが相手の頭に入ってしまう

大宮ロングボール選択せずにビルド選択、後ろにスペースを作りたくない、ジュビロの攻撃にかなり慎重になり始めている

しかし遅攻はジュビロが得意な分野なんだけどな…

為田中央に絞りながら縦パストライ、佐藤に繋がりかけるが…

いい感じに攻められてる

佐藤またプレスバックで潰してくれた、ファールにはなるが左は倍井松原で守備が少し薄いので佐藤のプレスバックは助かる

為田の所でインターセプトされるがどうにか防ぐ

為田見えているが味方の予測外のプレーになってしまっているな…

それで連携が取りにくくなってる、大宮がSBに追い込んでボールの逃がし所を消したうえで潰しに来てるからかなり厄介

為田1人の問題ではなく大宮の戦術の方が上回ってる

今度はボール回しでしっかり裏の金子へと為田からのパスで攻撃展開

金子がポケットに侵入

良い攻撃が出来ている

右展開から左にサイドチェンジ、中央でラッソに決められてしまう

1-1

江崎、リカルド両方絡んではいるが大外にいたことでマークが少し遅れたか…

流れが大宮に奪われた感が出てきたな…

天気の状況で一旦ベンチに戻る

まぁ水入りは仕方ない、ここで立て直して再開後に一発決めてくれればそれでいい

ラッソにマンマーク1人つけられればつけてもいいと思う、杉本は連携で潰せるか壁作ればいいと思う、ラッソ相手にはフィジカルで負けないDFが必要、やはりパワー系FWに対抗できるCBは必須だよ…

為田のパス、実質マイナスクロスだからまさか出さないよなって位置だからなぁ…しかしSBで詰められてスペースがバイタルしかないから出さざるを得ないといえばそうなんだが、あそこは無理にパスじゃなくて中に寄りつつ外にスペース作ってから外にターンするとかやり方なかったのかな…それほど時間作れないから瞬発的な技術が必要になるからそういう部分では伸びしろかもなぁ…

危ない場面でも一応次ボール繋げそうな場所をきちんと見てるのは凄いんだが、見えてる分そこに頼ってしまうとそれが誘導になってるってパターンだったから難しい局面を強引に抜ける手段も1つは持っててほしい場面だったな


中断明け

お互いに攻勢を仕掛けるが…

大宮は広く使おうという感じのサイド展開、WBを引かずに押し込んで使いたいんだろう

大宮の右WB1v2でCK取って来た

川島飛び出してディフレクション狙ってたが届いてない、ヘディングされて枠逸れたからよかった

松原狙われてグラッサが書き出しクリア、スローイン

AT+2

やや大宮ペースか…

前半序盤の様に背後背後でDFライン下げさせないと厳しいか、大宮の3トップがかなり手強い、強度的に強いので個がある、ロングボールで引かせて中盤回収率上げた方が良い感じがする、それで序盤先手取れてた感じがするし、中盤ライン間広げれば3トップにボールが入りにくくなる、前からハイラインプレスで制限、誘導して相手のトップに入れさせずに中盤までで回収しきる、という感じにしたいところ、前で制限しないと前線にフリーでボール入れさせてしまうと守備ラインでの攻防になって大宮の3トップが有利になってしまう

ボール奪取とシュートのデータ見ると中央で大宮がボール取ってるから中央制圧されてる感じだな…ジュビロは枠シュート少なすぎる

陣形的に中央ボックス作れる3-4-2-1とトライアングルの4-3-3の差で中央を取れてないのか、ちょっとやり方を考えないと大宮に決勝点取られるぞ、やはり中央取れた方が縦に通せるからそれだけシュートが枠にいく、サイド取れてもクロスじゃないと角度がない、3バックだから真正面から攻めるのは厳しいし、5バックにされるとサイドでは持てるけど跳ね返される、という感じになりやすい、中央制圧とショートカウンターが得意な陣形相手なのでやはりかなりやりにくい、3バックにするとしても中央で勝たないとボール持てずに後手になりやすくなる、どうにか対応して欲しい所

後半

金子の飛び込みから良い形だったが大宮かき出す

ラッソ負傷退場か

倍井を背後に走らせるが対応される、どうにかして前から嵌めたい

倍井中央に絞って回収、カウンター基点になるの良い

健勇はゲームメイク的な立場な感じもするな…

クルークスのファールでFK

しかしブロックでシャットアウト

大宮ホームの有利もあるがかなり前がかりでパワーのある攻撃してくるな…中断時間があるから体力もあるし削り合い大変だぞ…

おいおい、相手のミスに助けられたが完全に崩されてたぞ…GKが1v2だぞ?!

相当ヤバい状況、失点が近いぞこれ…

クルークスのクロスはGKキャッチ、低弾道だから手が届く…

クルークスが上げるタイミングで中2人でニアのハーフにたまり過ぎな感じがするな…ハーフの人数少なくしてもうちょっと中央に配分できないものか…

焦ってるのか中央抜いてくるけど…中は堅いだろ…

松原蹴られてFKゲット

えー、川口中村??おいおい…そりゃ駄目だろ…しかも金子下げるって…

負けたいのか????!!!!!

中村の裏一発狙いに角倍井クルークスが走り込まないと駄目だぞ、そして確実に決めろ、先に決めないと守備力無いんだから先に決めろ!!

さっそく中村川口のサイド狙われてる

中村の縦パス狙ってカウンター基点にしようとしてるな、これ中の縦パス狙うの逆に危ないかもな…

ハッチ監督ちゃんと次善の策作っておいてくれよ、これヤバいパターンになるぞ…

ただでさえ中の人数少ないうえに守備力無い中村置くんだから中央さらに厳しくなるんだぞ、中央諦めてカウンターに徹するなら引いたブロックで構えるしかなくなる、余計に後手になる

おいおい、これは荒れるなぁ…

クルークスがPA入る直前で潰され、角がPA内で潰されノーファール?

ジュビロベンチの方がカードもらうって…

ジャッジしっかりしてくれよ、公正公平なジャッジしてくれ、コントロールするな

完全にショートカウンターに嵌められてるな…

ロングボール少なくなって相手のラインが下がらないから中盤圧縮されてんだよ、それで3トップと中盤ラインが近いから回収されてる

あー、やっぱりそうなるよね…

ハッチ監督も変える必要ない選手変えるんだからなぁ…駄目だよ金子変えちゃ

結局失点止まらず、勝ったとしても上位に食い込んだとしても得失点差は埋まらない、まだわかってないはこのクラブ…

失点後にまーたボール回してるわ…

ペイショット投入

松原がボレーするがGKに防がれる

チャンスは作れてたが相手の予測範囲内だったか…

その手前で倍井が呼んでたからそれが囮になって背後の松原が決められると思ったがGKが居ちまい上手だったな…

こういう展開でこじ開けられると良いんだが…

ショートパスで回すんじゃなく、サイドチェンジをミドルで素早くやらないと各駅停車じゃ意味ないんだよ

両サイドにサイドチェンジさせて守備ラインを1ライン化させたら中央ミドル撃ちまくる、もしくはサイド深くから切り込んで守備ラインの裏から足元狙ってオウンゴール誘発する、とかやらないと

クルークスも速攻じゃなく全体上がるまで待ってるから大宮が戻って来てるじゃん

ホントさ、練習の時に残り時間少ない場面想定してくれよ

ボール回す暇ないし、パワープレーでこじ開けないと意味が無いんだよ、いつも持たされてボール回して遅攻で勝ち点落としてるのいい加減気づくだろ

改善点なんだからきちんと改善してくれ

大宮怪我アピールで時間潰しかよ…

ジャッジもさっさと出せよ

松原頭抱えるな、なんでプレーオン状態でプレー継続しないの?

ジュビロの悪癖だよね…

笛が鳴るまでプレーして

ここでねじ込んでくれるプレイヤーがいないのがなぁ…こういう時に金子が突っ込んで来てたのに…

ホント状況に応じて使い分けるべきなのにそれができないのなんで?

60分交代固定とか横内と同じことしないで

勝ってる場面で引いてカウンター狙いだけなら中村入れてもいいけど、同点の鎬削る場面で中村入れるな、まったく意味ないどころか最悪手なんだよ

川口、そこはポケットに入ってクロス上げろよ

ハッチ監督がまだまだ判断力微妙な所が多過ぎるな…

金子軸にしろよ、なんで上原が軸なんだよ

交代するタイミングも交代する選手も違うだろ

状況に応じて替えろよ

いつも負けてんのにビルドして時間潰すの止めろよ、マジ全く意味ないから

むしろロングボール入れないからどんどん不利になってんのわかってないんだろうな…

松原チャンスに何回外すんだよ…

AT+6

中村に出さねぇな…

まぁ動かないんだから出すわけない

もう一度チーム内で負けてる状況での分析して改善策出すべきだろ

よっしゃ、ペイショット仕事した

結局パワープレーなんだよ

負けてる状況でビルドするより両サイドの深い位置に放り込んで押し込んだ状態で優位作るのが重要だよ

クルークスそこはクロスにこだわらずに自分から突っ込んでシュートしてくれ

1点勝負の時は自分で行ってくれよ、速攻が一番チャンスなんだから

ジュビロはどうしても順序が真逆なんだよなぁ…

速攻>遅攻なんだからまず第一選択肢は速攻で考えてくれ

時間切れ

1-1


ハッチ監督自分から勝利を手放した

まぁこのタイミングで上位に入って狙い撃ちされるのを避けて後半戦にゆっくり上位に上がっていく、という計画ならまだいい

今年の夏は冷夏で走れる可能性が高いから中期目線ではハイラインプレス+速攻スタイルでやっていけるかもしれない

まぁ次善の策としては引いてブロックから一発ロングカウンター狙いもありではあるが…


2025年5月25日日曜日

2025 第17節 A徳島戦

上位のアウェイ2連戦

徳島は3-1-4-2でアンカーに鹿沼

徳島が5バックになればこちらのSBがフリーになりる形だがどうなる


前半

徳島の攻撃は上原がクリア、徳島が下げたタイミングでミスを突いてシュートを狙う

お互いに隙があれば縦パスを狙う感じか

上原からワンツーで中央を運んでいく

為田もキープさせてもらえない、徳島の強度が高いのでゲームのコントロールがどうなるかかなりセンシティブになるか…

上原ミドル狙い、ワンタッチがありCKに

中央でしっかりミドル狙えてるの良い、CKでさらにチャンスになっている

こういうミドル→セットプレーなら上原中村のコンビが得意か

為田が偽SB的に中に入ってワイドのクルークスへ繋ぎさらに角が裏に走る形

DFラインで回してクルークスのサイド裏侵入で前身

上原がDB間に落ちて擬似3バックを作りボール回し、為田も高さを調整しながら擬似3バックと4バックを切り替えている

角のファールで徳島ボール

ちょっと徳島のプレーがラフでジャッジがチルさせている

ペイショットがオフサイドを取られてしまった

お互いに裏狙い+縦パス狙いで一撃を狙う攻撃スタイルで似た感じだな

徳島がセカンド回収しその後ジュビロが奪ったように見えたがビルドのミスを奪われ決められてしまう

ゴール方向、CBにバックパスし、しかも距離が中途半端でインターセプトしやすい距離かつ奪われると危ないバイタル、やはり失点する要素が満載の状況だった、あれはパス出した選手の判断がまずかったな…

まだ前半20分程度なので時間的な余裕はある、徳島が先制点を取って戦術をどう変えてくるかにもよるがまだまだ盛り返す時間はある

連戦+アウェイで身体が重たいのか…

ペイショットへのファールで済んだが為田がインナーラップしたタイミングだったのでファール取られなかったらDFラインが薄くて危ない場面だったな

クルークスからのクロスが入るが流れる

25分

松原が倒される

クルークス、クロス入れた直後でも相手SBへのプレスへ即動く

背後への動き出しに鹿沼が追随してサイドライン際で奪いカウンターへ

為田がファールで潰す、敵陣内ファールなので距離もあり安全な位置

FKを放り込まれゴールラインに逃げてCK

徳島のCK、ショートコーナーからの放り込み、だがファールの笛

上原が動いて相手ボランチを誘導してはいるが徳島のコースを消す動きが良くパスカットされる

角のプレスバックで潰すがファール、徳島に主導権が移ってポゼッションもできなくなってきたか…

セカンド回収争いで角がかなり働いてはいるがファールに…

主審がコース消しててサイドチェンジできず

ペイショットも裏狙いで動こうとしているが強度負けなのか倒れてもファールはもらえず

倍井のカットインに対して強烈なタックル

角、中央でミドル一閃、1ー1に押し返す

ロングボールを蹴って徳島の守備ラインを下げさせて中央にスペースを作り角が単独でセカンドを回収できた、ペイショットがラインを下げさせて中盤にスペースを作らせたのでチームがしっかり意図を共有できている

為田が蹴り出すが相手もアフター気味に蹴りを入れてくる

川島がFKを放り込み敵陣に押し込み

徳島はハイラインプレスでミス狙い

為田が偽ボランチで上原中村の強度不足を補いながらどちらか一人を前に押し上げる様な感じにしている

中盤中央での制圧と連携が出来るように考えている感じに見える

やはり中央が薄いと使われてしまう、上原が戻ってケアしようとしたが間に合わずシュートまで行かれるが枠を逸れる

ワイドのクルークスがダイアゴナルに走って中央裏に走り込むがオフサイド

徳島は守備ラインのカバーがしっかりしているな

徳島に完全に崩されてるなぁ…リカルドがSB位置で少し高めの位置で中に誘導して潰そうと考えていたがその背後を使われてしまった

徳島ほぼ崩せてる感じだな…これ続けられると失点不可避になるぞ…

AT+3

守備のやり方を解析されたのか、反応から読まれているのか、CBの動きとか誘導してから逆突くとかその辺りの餌の与え方、釣り方みたいのが上手い感じ、金子、レオ、植村辺りをボランチに入れてFWに入れられる前に迎撃したいところだな…

前半終了

後半

植村/倍井の交代かサイドの強度と中央のサポートも含めての感じかな

植村が右CBの3バックにしたのか…

徳島CKはこぼれシュートが壁に辺りそれる

徐々にプレスで押し返して行くが大きく蹴り出され自陣に戻される

守備陣ナイス

背後突かれたがセンターを消してポストを叩く

松原ファールもらえると思ったか…

やはりセルフジャッジせずにプレー継続することはこのシーズンでは重要、強度が受け入れられたことでジャッジがファールを余りとらなくなっている様子

植村奪って運んでと良い形で前に進むが受けたクルークスがオフサイドを取られる

リカルドギリギリまで持って繋げる

フォーメーション変えたことで徳島のプレスをかわせる状態になったのかいなせている感じではあるがリカルドのファールでFK

長くなったのかゴールライン割る

自陣リスタートで繋いで背後狙い、こぼれを収めようとするが奪われてロングシュートを狙われる、しかし枠の上

為田がPAギリギリのラインを狙って仕掛ける、GKが飛び出しても手が使えないか味方が触ると手が使えない状態で連携しにくい位置を狙った

上原バックパスは流れてゴールライン割る、徳島のCK

クリアするが徳島は押し込んでミドル狙い

ちょっと押し込まれ気味で厳しいな…

佐藤/ペイショット、金子/中村の交代

風が相当強いのかクリアボールもライン超えない

ロングボール入れるのが厳しいので中盤がしっかり運べるかどうかが大事だな…しかし運ぶと人数が少なくなるのでその辺りのバランスがうまく取れる状態で攻撃したいところ

また似たようなミスからインターセプトされてるな、構造的なミスがあるわ

徳島のファールでイエロー

徳島の大型FWをどうにかしないと厄介だな…

クルークス背後に抜け出すがGKに防がれる

松原が縦に送るがライン消える

徳島はサイド展開してジュビロのWBが食いつくとワンタッチで裏に出してボールを止めないで前線に送るな

右サイドからクロス入れるがGKキャッチ、届いていない感じ

1~2割強めに蹴らないと風で戻されるのでは…もしかしたらもっと強くか?

川﨑/クルークスの交代

連戦の疲れが相当溜まってるな…どうにかして決勝点欲しいが

江崎のスイーパーが上手くカバーしてくれているな

走れる攻撃陣多めに配置しないとまずいな…

レオ/角の交代

徳島もロングボール入れてこぼれシュートの形を狙ってきた

徳島は大型FWを引くようなので脅威がなくなるのは良い

レオと金子が同じ動きをしてしまう、戦術意図が共有されているからこそのミスだがまぁよし

徳島のFW交代したか…

PA内までドリブル侵入で挟んで潰したがこちらのファールにならなくて良かった

スローインにプレスして奪ったが一気にカウンターされて運ばれてしまう

交代で入った選手の質が高いな

このまま同点で終わるか…

AT+3

1点でいい、決勝点入れてくれ

レオシュートしろよ!

時間内時にクロス入れるより一発狙え

5位6位対決は1-1ドローで変わらず

まぁ連戦中の中での上位アウェイ1点は及第点

悔しいが連戦が終わるまでに勝ち点を少しでも積めることができれば御の字か…

ボランチがもうちょっと仕事してくれてたらなぁ…

あとは陣形も含めて采配の部分がもう少し早めの修正が出来てたらもう少しチャンスがあったのではないか…

風の強いスタジアムで前半しかボーナスが無い状態で前半失点してしまったのが大きな痛手だったな…

次は31日土曜の大宮戦か…

2位6位対決になり徳島以上にウェイトの高い試合になるので修正しっかりしてもらわないと厳しい所だな

徳島戦で勝って勝ち点3、大宮戦で負けて2戦で3点より、

徳島戦で引き分けて1、大宮戦で勝って3、2戦で4点取れたら実質的にかなりいい勝負で勝ち点を積めたと思っていい

やはり失点数のマイナス貯金が痛いな…初期の上原中村のWボランチで消されたまま何もできない、というのが攻守に渡ってかなりマイナスだったし、今日も似たような展開で機能しづらかった

今年を逃すと次の昇格は難しくなるんだっけ?

得点力では上位に追いつけてるが失点数が止まらないうちは厳しいな…結局ボランチなんだよなぁ…

2025年5月22日木曜日

ジュビロのストロングスタイル

ジュビロが強いスタイルで勝てる場合は二つの形が融合している時

1.サイドからの攻撃 → サイド突破、サイドから裏への侵入、クロス

2.中央制圧 → ボール奪取、ポゼッション、縦パス

1はサイドの幅全体を活かしたワイド攻撃と速攻
2は中央の堅さを活かした守備と中央突破

1を守備的にみると前線がワイドに張って外を切って中央に向かってボールが集中するように守備、誘導する
1によってボールは中盤中央に集まるので、2によって中央で迎撃しボール奪取、カウンターを狙う
相手のサイド攻撃を封じつつ、守備力の高い中央で受け、チャンスがあれば縦パスの中央突破、それができなくても前線のワイドを使った遅攻、ポケット攻略からの得点を狙ったり、両ワイドを押し込むことで相手守備ブロックを1ライン化して中央からミドルを狙う、などの2次3次と厚みのある攻撃を狙う

この形ができるとかなり強くなる
なので、ボランチは守備的な第1ボランチと前線に絡める第2ボランチのコンビが推奨される、強度やスタミナに劣るレジスタタイプは控えで終盤相手の足が動かない場面で一発で背後に良いボールを供給するような場面でなら投入可能

今のリーグはフィジカル重視なので、まずはフィジカルで負けないこと、スタミナ、スピードがメイン、なので配球専門のレジスタ、ファンタジスタタイプは居場所がない、少し前からこういうタイプはSBに移って偽SBとして後ろからコントロールすることが多くなった、ジュビロは1~2世代古いスタイルで中村を使っていたが、やはり強度面での差があり難しい、一方で偽SBに向いているのが為田で、後方からコントロールすることができ、かつある程度の強度も持っている

4バックだと2CBとWボランチが守備のボックスを作る形式が多く、ボランチが攻撃的になると中央の強度が極端に減ったりスペースが多くなり過ぎてしまう、よって4バック(SB+SH/WG)の良さを考えると、SH/WGがサイドの攻撃面を、SBが攻撃支援+守備をそれぞれ担当するのが安定しやすい、SBはボールの逃がし所にもなるので、地味なポジションに見えるがこの場所を上手く使えるかどうかは大事な部分

もちろん、全体からみるとGK、CB、ボランチが守備面では最重要になる場所に変わりはない、センターラインが最重要なのは攻守で最短ルートであるため、ここで手を抜くと必ずやられる

それに比べるとサイドは自由度があるのでサイドをどう使っていくのか、という選択肢は戦術上大きな幅があると考えられる

サイドに多過ぎると中央が薄くなり一発でやられるので必ず中央がサイドより人数を多くして攻守の局面でウエイトは高い

4-3-3の導入でWGを配置していること、CFも含めて前線が幅のある守備が出来るのでボールの侵入を防ぎやすく、侵入しても中盤3枚が迎撃、SBが支援する形で対応できるので今現在のリーグのスタイルにも合ってはいる

J1では3-4-2-1が多くなっているような気もする、以前はJ2の不思議戦術的に扱われていたが4-3-3と共に3-4-2-1も主流になっている

4-3-3だと前線と守備ラインがライン守備をしつつ、中盤3枚がライン間を埋めて迎撃するのが基本だが4-2-3-1や4-1-4-1の併用なども含まれる
3-4-2-1はミシャ式を利用した5人ラインを攻守に使うスタイルと3-4-3型のスタイルとで用法も違う

どの陣形にしても前から守備して追い込んで迎撃、サイド&速攻+中央押し、の形をスタイルとして継承していければ強いはず
下手にサイドに逃げてゲーム作るとかではなく、しっかり中央をがっちりと固めて中央を支配する、サイドからの速攻を活かす、この2点をしっかり積み重ねていけば良い


2025年5月21日水曜日

ルヴァンカップ G大阪戦

30分付近までG大阪ペースぽかったのかな?

30分当たりではジュビロが主導権握っているような感じ

かなり体力を消耗するだろうから前半は0-0維持、後半勝負って感じかな?

ポゼッション取れてる時は自陣ポゼッションからの選択肢強要しつつ裏狙いか繋ぎか縦パスかとかを使って前進してく感じに見える

G大阪はかなり狭いブロックを作っているように見える、正方形くらいの感じ、なので局面には強いがサイドチェンジには弱そう、広く回す感じで繋げればポゼッションは維持できると思うが

オフサイドアピールしたがループシュートを決められた0-1

VARとかはないのかな

AT+2

背後に放り込んだが遅攻に、上手くポケットを突きたいが…


後半

中村がパスじゃなく自分で前に持ち出せればな…

結局前に受け手がいないと出せないってことになるんだよなぁ

西久保が右WGやってるのか

相手のファールじゃないの?なんで西久保のファールになってんだか…ジャッジ酷くないか?

60分過ぎたがポゼッションするがPA内に入れず…ん~どういう崩しでいくかという統一感が無いのかな…

一度自陣に戻ってリビルドする選択もなくは無いんだが詰めてから停滞、リビルドせずにカウンター受ける、というのも見受けられるしその辺りは練度の差があるのか…

流石に暑さで運動量が落ちてるか…

西久保ヘディングチャンスだったがGKキャッチ、惜しい

インターセプトからカウンター狙いだったが奪い返される

G大阪もネガティブトランジッションが速い

クルークス投入、捨て試合にするつもりはなさそう

G大阪現在9位だから悪いチームじゃない

佐藤が決めた1-1同点に追いついた

クルークスからのクロスを相手がこぼし佐藤が詰めて得点

残り10分で追いついた、采配も大当たり、これは追加点奪って勝利といこうじゃないか

ジャッジ、クルークスのオフサイドは取るのかよ

Jリーグは審判の不正が一番怪しいリーグだからな…

Jリーグの勝ち方は「力づくでねじ伏せる」が正しい、何故なら審判が怪しいから

右サイド切り裂いてからの中央、左攻め、惜しいシーン

あとちょっと頑張れ

立たないならさっさと外に出させろよ

クルークスにイエローかよ…

マジジャッジ怪し過ぎるわ…これだからJリーグ嫌いだよ

Jのジャッジって権威主義の権化みたいなのばっかりで自分が試合をコントロールする感出し過ぎなんだよな…

ゲームをコントロールするのは選手たちであって、出来る限り問題にならないように影に徹するのがジャッジだろ…マジJのジャッジってレベル低すぎるんだよな…「俺に従え」とか思ってるのが分かるってのが最悪、お前は主役でも何でもねぇっての

AT+5

決勝点決めてさっさと終わらせたいな…

為田上手いわw いいチャンス作った、ここ決めて終わらせよう!

前後半終了1-1

植村投入、延長戦は総力戦だな…

CKゲット、ここ決めよう

流石にみんな疲れて追いつかなくなってきてるな…川島が最後の砦になってるが…

ロングボールでセットプレー狙いの方が良いと思うが繋ぎ選択か…

いやーこれは判断難しいな…走れない状況でどうゲーム作るか…

川島全体を押し上げてキック選択

ゾーン2ブロックからのショートカウンター狙いにするがG大阪は背後狙いを見せる

流石にこちらの意図に合わせて逆を突いてくる、J1らしいタフな戦い方だな…

常に相手の意図を読みつつ弱い部分をしっかり狙う、マジ真剣で切り合ってるようなスタイル

弱さ見せたら一気に押し切られる、局面の強度の重要さがわかる

ここで勝てばプレーオフラウンド

今日勝利すればかなり良い成績を得たことになる、ジュビロは確実に成長している

川合がもう走れ無さそうだな…

この攻撃凄い良いわ、物凄くデザインされてる

と思ったら得点2-1

やはり合理性のある組み立ては美しくそして強い

為田ゆっくりキープしながらファール誘う

時間も使いながら自分達に有利になるようにコントロールしてる、マジ、テクニカルな上にクレバーな男だな

G大阪のシュートわずかに逸れたが危ないシーン、オフサイドだったが構わずプレーしきっている、セルフジャッジでプレーを止めないのは良い点

Goosaka 競り合いのこぼれをシュートされてしまうがポストが防いでくれた、謎の守備力を発揮

あと7分耐えろ

マジで死闘だな…今年のジュビロは好ゲームが盛り沢山、良いチームの証

カップ戦での勝利は良いがリーグ戦どうなるかな…直近2試合が6ポイントマッチで超重要な試合になってるからリーグ戦でも負けられない状況なんだよなぁ…

本当に苦しい正念場を迎えているが、ここを乗り越えないと本当に強いチームにはなれない、頑張れ

G大阪がFK、壁に辺りその後の放り込みも川島キャッチ

あと2分、頑張れ

あと1分

AT+2

もう少し、勝利しろ!

よし!死闘を制してPO進出!!

近年まれにみる強さ!!!

今年のジュビロはマジ強いぞ!!

ジャイアントキリング達成!!!

J1中位を破った実力!

ジュビロまだまだ伸びるぞ!



2025年5月19日月曜日

攻撃スタイルと状況把握

掲示板では縦パス(スルーパス)は肯定するのにハイボール、ロングボールを否定しがちな人の意見が見られるが、これってやっていることはほぼ同じで、ただ状況が違うだけの話し、ということなんだが、そういう理解はなさそうな感じがする


今のジュビロは60分くらいまではハイボール、ロングボール狙い、60分以降は縦パスを混ぜた攻撃、を使う

理由は複合的だが

1.現在のサッカーの守備のスタイル

2.ハイラインプレスと体力

これら相手の状況が見えれば使い分けの意味が分かる


まず、現在のサッカーの守備スタイルは使い分けになるがブロック守備とマンツーマンがある、ブロック守備の場合、ハイラインプレスを含むゾーン制圧型のブロックを敷くパターン、フィールドを自陣、中盤、敵陣の3分割してゾーン1,2,3とするエリア認識の状態で1つのゾーンに10人が入ることで横幅をカバーしつつ最終ラインから前線までを短い範囲に収め、スペース消し=コース消しと密集守備による距離感の近さ=プレス速度を活かした守備がある

このゾーン制圧型ブロック守備に対してはポゼッションで崩す、という方法は一番の悪手になる、そもそも密集していてコースがなく、かつ密集しているから相手との距離が近くプレス速度が異常に速くワンタッチでも間に合わなくなり、ミスする確率が非常に高い、相手はそれを狙って高い位置で奪ってゴールを狙うのがショートカウンターの戦術になっている

このゾーン制圧型ブロック守備に対してジュビロはまず両WGやCFに対してロングボールを蹴ることでまず最終ラインを押し戻す、上手くすれば背後のスペースを突けるので1v1という絶好のチャンスを演出できる、いわゆる擬似カウンターという戦術を使っている

これに対して相手は守備ラインを下げて対応すると、中盤に大きなスペースが生まれやすい、こうなるとブロック守備は意味が無くなるオープン展開になる

オープン展開だと最終ラインから前線へのフィード、相手守備ラインの跳ね返しとセカンド回収、という状況が生まれやすい、ボランチに守備強度のある選手や走れるスタミナのある選手が必要なのはこの状況でセカンド回収してポゼッションを維持できる選手になる

また、60分以降の状況になると相手もハイラインプレスではなく守備ラインが下がった位置になりがちなのでオープン展開の状況になりやすい、この状況だと中盤にスペースがあるので上原や中村のような強度は劣るが正確なボールを刺せる選手が活きてくる

60分までは相手も体力があるので守備がそうそう崩れないので互いに体力の削り合いになる、その為のハイボール、ロングボールで背後に入れて背走させるというのはゲーム全体での戦術としても実用的

60分以前のゾーン制圧型ブロック守備の相手に対して見境なく縦パスを刺そうとするのは無謀であり、そういう場面のほとんどは相手にインターセプトされてカウンター起点になっている

前線にボールを入れるのは同じなのだが、「状況によりより有利な手法を選択する」ということが出来ているので、それを理解できないとスタイルが滅茶苦茶だ、と言いたくなるだろうが、「より合理的な選択肢」を選択できている、というサッカーIQの高い攻撃戦術をこなせている良いチームである、という認識を持ってほしい

相手の守備のもう一つ、マンマークに対する攻撃手法としては、ロングボール、ハイボールで守備ラインを下げながら、CFの偽9番を使った中盤スペースでのポスト、という組み立てができない、マンマークなのでCFの下がりにもついてくるのでポストするタイミングでも潰されやすい

しかしこれに対してもジュビロは偽9番についてくる相手CBを中盤スペースに釣り出しておいて両WGがダイアゴナルに中央へと侵入するCBとSBの縦ギャップを利用して中央を攻撃するスタイルもこなしている

通常はCFがステイして2CBをピンしつつ、WGがSBを前に釣り出して後ろの2CBと前のSBの縦ギャップをWGが突く「縦ギャップサイド攻撃」を使うが、CFの偽9番にCBが釣り出された時は「縦ギャップ中央攻撃」をすることでCBとSB間のスペースが広くなるのでそこにWGやトップ下が入っていくスタイルができている

サッカーはスタイルが重要なのではなく、柔軟な選択肢を持って相手の予測を裏切ることで先手を取る、というのが大事になる

ジュビロはボールポゼッションに対して守備の重要性をやっと理解したし、それによりポゼッション率が上がっている状況で攻撃もできて複数得点を得ることが出来ている、非常に強い時のジュビロのスタイルに近い

この状態を維持し常に相手の状況を判断しつつ最良の選択肢を出していくことが出来れば千葉に追いつける可能性はある

今のスタイルを維持できるような補強ができるかどうかも大事な部分だと思う、特にボランチが金子、CBが江崎の荷が重すぎる気がするので今はまだいいが、シーズン中に負傷や不調になる場面は必ずやってくる、その時にこられの選手と同等のタスクをこなせる選手がいるかいないかは大きな違いになる

夏の補強で守備面の穴が無くなるようになってくれると良いと思う

2025年5月17日土曜日

2025 第16節 Hいわき戦

前半10分付近から、まだ両者得点なし

いわきはハイラインプレスでインターセプトからのシュート
三浦がしっかり止める

ポストから右展開、シュート性のクロスでゴールをかすめる、CK
いわきのプレスが速く展開してもマンマークについてくるので受けにくい

三浦が痛んでいる様子、これは交代?
かなり痛がってるが交錯した感じではない、肉離れでもしたか…
急遽、川島が交代で入る
久しぶりの出場になるのが準備はしっかりしていると思うので大丈夫だろう
雨+途中出場という難しい状況だが、それこそ経験が活きる

ペイショットがPA内正面でしっかりポストして味方の上がりを待ち、走り込んで来た金子がシュートを決めた

三浦のアクシデントがあったがまずは先制して先手を打つことが出来た

敵陣に入っても完全に引いて守られないように自陣に戻して相手の前線は自陣内に引きつけつつ高くなっている守備ラインの背後を狙う

いわきのスローインをヘッドで流した所を川島が抑えに行くが交錯してこぼれた、しかしすぐにカバー

上原見てないでこぼれを取りに行けよ
倒れてセルフジャッジするのではなくプレー継続前提で動かないと…
アピールよりプレー継続の意識でやって欲しいわ…
右サイドの飛び出しに合わせて背後に蹴ったがゴールライン割る

AT+4

4-2-4で中盤サイドのスペースに誘い込んで3方向から囲んで奪いに行く、いいね、ボランチが奪いに行ってくれるからコントロール出来てる

相手の守備ラインが受ける時にクルークスが中に絞って限定することで中央に厚みが出てそのまま押し上げて行けるの良いね

CKゲット

いわきはPA外からのミドル撃って来たりちょっと焦りが見え始めてる感じか…

佐藤、中村を投入、なんで金子外すかな…強度のいわき相手に中央緩くしたら突破されるだろうが…それを佐藤で止めるつもりなのか…

カウンターの基点は中村か?クルークスのシュートは惜しくも枠を外れる

左サイド突破から中の佐藤が決める、2-0
追加点で勝負あり
ニアのペイショットが囮になって背後の佐藤が決めた

CBが渋い仕事してくれてるんだよな…相手が受ける寸前でさっと前に出てコース消したりクリアしたりただ相手のFWをマークするだけじゃなく中盤の状況を見ながらサポートする形で動いてるの凄い良い

中村がきちんとCB間に落ちて受けることができ、ターンすることで前向きで縦に刺すことで倍井に繋がった、最初からこれができれば何も言わんかったよ…

前4枚が攻撃に出た時にその背後が微妙に薄くなる部分で松原が中に絞って中盤サポート、しっかりスペースを潰す+セカンド回収しやすくしている

川合、植村投入

あと10分程度、高い強度のいわきに対して負けないゲームが出来たし終始ゲームをコントロール出来ていたの良かったのでは、結果も2点差をつけての勝利ならば得失点差も埋まるので昇格するにはマスト

CBは江崎リカルドか、江崎はやはり凄いね

いわきのCKは川島がかきだし、グラッサが痛んだが大丈夫そうだ

クルークスの俊足プレスバック、最終盤でもこれだけ走って守備してくれるのは頭が下がる

いわき背後にクロス、真正面に入ってきたが枠をそれる、ちょっと危ないシーンだったな…

AT+4

試合終了
5位か…勝ち点で9点=3勝、得失点差で14点、この圧倒的な差を徐々に出良いので埋めていく必要がある
今年のジュビロはCBがしっかりしているしSB、ボランチも強度のある選手を入れているので安定感がある、ゲーム展開も守備が安定しているので攻撃陣が攻撃に専念でき背後を狙えることで少ない前線の人数で攻略できて攻撃が効果的にできている
強い時のチームはこういう守備の安定感があるからこそ攻撃がしっかりできてる時が多い、これを軸に今後もいい結果を重ねていって欲しい

2025年5月11日日曜日

2025 第15節 H藤枝戦

前半

後ろから繋ごうとするが藤枝はハイラインプレス、それに応じて背後に送ってクルークスが受けるが元ジュビロの中川が対応、元ジュビロの金子もいる

藤枝はGKから放り込み、前線に送り込んで速攻、ちょっと序盤からかなり荒れた展開…これ審判が早めに対処しないとエスカレートしかねない…ちょっと心配だな…

両者かなり強度高めの動き、怪我だけは避けてくれよ

お互いに速攻狙いでかなりオープン目の展開になるので得点失点が多めになるかも大味な試合になるか逆にかなりしょっぱくなるか…

スタミナのあるうちに先制、追加点を得られれば良いがそうでないと走り負けないようにしないといけないので60分までの間にどれだけ優勢な状況を作れているか…

リカルドのロングボールに倍井が上手い追い込み方でサイドアウトにさせて敵陣に前線を上げる

角が痛んでいるが大丈夫か

FKから倍井がシュートするが枠の上、しかし競ってからのこぼれまで詰めてのシュートで得点のにおいがする

カウンターで角がPA内ファール臭い倒れ方だったが主審はスルー、この感じのジャッジだと多少荒いプレーも流すだろうから荒れるよなぁ…

カウンター、クルークスがシュート、GKが弾き出す

渡邉が倒れているがやはり主審スルー

CKのチャンス、まずこの辺りで決めておきたい

クリアされるが敵陣内、藤枝は低い位置でのポゼッション、低い弾道で前線に入れるが三浦がクリア

倍井へのバックチャージ流していたがイエロー出した、やっと対応し始めたが基本流す感じだからセルフジャッジだけは注意だな…

金子の背後からのインターセプトが上手い、が腹を蹴られたか…

ややジュビロ優勢な流れではあるが藤枝も一気に来るので気は抜けない

渡邉がGKの飛び出しを見て無人のゴールを狙うが枠の上、惜しい

藤枝はサイドからのアーリークロスを即打つ感じで攻撃に時間をかけない

ジュビロがしっかり守備してカウンターするが藤枝は自陣ポゼッションから背後狙いと繋ぎの2択か

繋いでジュビロ陣内に攻め込む藤枝、中央まで通してシュートされてしまう、上原がPA前中央ファールでFK、嫌な位置…

流れが藤枝に渡った感じあるな…ここはしっかり守備意識高くしないといけない

三浦の反応に期待

壁に当たって上にはねたか、CKに、ここ守り切って反撃したいところ

ショートコーナー選択だったがファールかオフサイドか…

速攻、クルークスのクロスを弾かれたがこぼれを渡邉がシュート

右サイドを金子が破ってくるが三浦が対応、CK

シュート打たれるが上手く詰めてクルークスのカウンター、やはり俊足が前にいると速攻が効いてチームが助かる

CKクルークス、ポケットを倍井が狙うが対応されてしまう

クルークス背後狙いのダイアゴナルランも少し間に合わず

クルークスがかなり負担大き目な感じだな…

渡邉もかなり走っている

松原仙骨蹴られたか…

前半はしょっぱい試合になったな…お互い削り合いも崩せず、こうなると後半60分までにどう動くか、60からどう動くか、という流れが大事なる、先に動いてゲームを動かしていくか、ギリギリまで対応して相手の疲弊後を突くか…

敵陣深くに放り込んでキープ出来なくても敵陣内スローインなので押し込んでのショートカウンターや局面への投入ができるので事後の対応で不利になりにくい、これが低い位置でどうにかしようともがくとむしろ自分達で不利を作ることになる

AT+3

前半このままで終わらせて…と思ったが倍井が身体を入れたドリブルで主審の前でファール誘発、これ決めて前半中に先制したい所…

しかしそうなると後半立ち上がりに藤枝の強襲が来るだろうから決まったら後半は受けからカウンターで追加点狙いが良いか

お互いにカウンター速攻が速く隙を見せたらやられる殺気だったものがあった

前半終了

0-0だったので後半立ち上がりはお互いに速攻強襲狙いで強度高く攻め合いになるな…


後半

ペイショット、中村を投入…さて、どうなるかな…

狙いは何なんだろう…

中村のクリアボールが味方の為田に当たりCKに…

ファー狙いで受け切れずGKに

繋いでリスタート、敵陣内にパスを通す、角がポケット攻略するが詰められる、CKに

キープできず

お互いに守備ラインから前線にボールを入れるので中盤がカットされ中盤がどれだけ落ちてきたボールを回収できるかで次の先手が決まる感じ

やはり渡邉がいなくなって前線の速度と枚数が落ちている

後半体力が落ちて来てオープン展開から局面に移行するから中村のキック精度とペイショットの高さを選択したのかな…

角のシュートは枠の上

引き分けると厳しいぞ…

攻めて1-0勝利くらいしないと…

上原中央突破できたが中央縦に抜こうとして1v2で潰されカウンター基点に…

角に代わって佐藤投入

自陣内連携ミスでCK、ちょっと嫌な雰囲気出てきてるなぁ…

先にスタミナ切れして危ないのはジュビロの方って感じか?

佐藤中央でヘディングできたがパワー不足か、GKキャッチ

叩きつけたが距離が合わなかったか…

ペイショットのサイド流れに為田が縦に送って敵陣内の高い位置へ

カウンターでリカルドPA外ギリギリファールで止める

かなり厳しい状況だな…

直接FKは枠の上、落ちるボールを蹴ったようだがそれ程落ちず、助かった

リスタートからの速攻、クルークスが倒されてFK、そろそろ決勝点決めないといけない時間帯、川口が準備しているが為田と交代?

川合、川口を投入

右サイドを強化した形だな

最初の交代ではセンターラインを、今回は右サイドをそれぞれ強化

かなり危ないシーン、PA内まで攻略された

中村自分からカバーシャドーに入ってないか?あれじゃ自分のタスク放棄だろ…

川合が良い位置で受けてシュートに行くがブロックが堅くCK

ここのチャンスは逃したくないな…

PA内倒されたがスルー、セルフジャッジせずにしっかり継続プレーして欲しい

インターセプトから倍井のカウンター、CKゲット

AT+5

1点勝負のラスト、結局しょっぱい試合になったな…それだけ鎬を削っているってことなんだが…

流石に厳しい試合だったな…ペイショットがドリブルで持ち上がるが川口がロスト、為田のように足元がしっかりしている感じではないのか…

倍井がPA侵入してファール誘発、値千金のPKゲットか…

ペイショットがPK蹴るのか…

左下隅に決めて1-0

ATも残り秒しか残っていない状況でのPK、これだと藤枝は返しようがないだろ…

1プレー2プレーで終わりになるはず…

倍井佐藤でカウンターに行くがDFに阻まれスローイン

試合終了

後半ATでのPKという劇的勝利

倍井が良くPA内トライをしてくれたことでチャンスができた

この勝利は大きいな


2025年5月6日火曜日

2025 第14節 A札幌戦

連戦だがどうなるか…

中村を外して金子を入れてきたのでボランチの守備に関しては少し持ち直すかもしれない

為田を松原に戻している、ビルドアップ抜きなら松原の攻撃力は生きる可能性が高くなる、利き足しか使えない選手でビルドアップは難し過ぎる、ただ高さと前線に上がることが出来るタイプなので攻撃面での優位性は出しやすい

川﨑も外れて倍井に戻っている、前節の川﨑、渡邉、角、クルークスの攻撃陣4枚は速攻できる組み合わせなので非常に良かったと思うが連戦でターンオーバーも含めている感じか…
倍井の難しい所は荒木と同じでフェイントすることで速攻のスピードを無くして遅攻にしてしまう部分、スピードを落とさずに攻撃、フィニッシュワークに行けるようになれると良いと思うが

札幌は4-4-2予想

前半
ボランチ今日も駄目だな…
倍井が背後狙いの飛び出しシュートで先制点
0-1

ボールがGKに入ってCB下がって後ろはリスタート準備してるのにボランチが下がって受ける場所に入らない

今度は角が同じ場所狙い、これはリサーチ済みで徹底的に狙っていくって感じかな?
札幌の右SBを前に引き出しておいてCBとの縦のギャップを生み出してSB裏、CB脇のスペースを狙うってことのようだ

ボランチとSBかぶったり立ち位置がちょっと悪いな…
松原サイドは松原の前にボランチが入って繋いだ方が良いのでは?

クルークスへのサイドチェンジ悪くない
押し込んでからのクロスとシュート連続、好判断
まずシュート選択から前の選手が詰めればいい

ハイラインプレスからの回収、札幌にゲームを握らせてない

上原やっぱり足が遅いから指示するだけでまず自分が下がって穴埋めて、その後の判断でバイタルに来るボールに出て行って迎撃というパターン取れない、結局迎撃に出たCBの穴が塞がらない、SBの松原も中に絞ってスペース埋めないと使われる

守備からのカウンター、相手GKにキャッチさせないようにPA脇を狙ってフィード、好判断、追い付けてたら追加点も狙えてたな

カード多いな…
交代は60分待たずに早めに入れた方が良い可能性もある

倍井クロスもGKキャッチ、前線が渡邉だし押し込み過ぎるより自陣に少し戻ってから背後狙うか相手に持たせてハイプレスの方がチャンスあるのでは?
ポゼッション+押し込みで敵陣内で時間潰すのは悪くないが追加点は入りにくい、その辺りどうコントロールつもりなんだろうか…

ファールからFK、押し込むならこういうセットプレーの方が追加点が狙いやすい、ただ長身選手が少ないのでどうなるか

リカルドがニアに飛び込んで追加点0-2
これは良いデザイン、守備2枚に挟まれていたが中央からニアに斜めに流れる事で回避

札幌はロングフィードで背後狙いもCBが身体寄せて受けさせず

インターセプトからの反撃、相手のカウンターはサイドアウトでカット

渡邉と角の2枚、2トップになっていて外にコースが空いてしまい制限できていない、倍井とクルークスが高い位置取って中央に向けてのコースを開けて外を制限するようにした方が良い

金子が走り込んでゴール、0-3
ハイプレスが活きている、この調子でゴール量産して得失点差埋めよう
相手のメンタルへし折るまで攻撃し続けろ
自陣ファールでFK、全員で身体を張って守備

奪ってから渡邉が背後狙いで走ってくれることで相手最終ラインを下げさせて中盤にスペースを作ることで回収しやすくなっている

ちょっと持ち過ぎか…冗長的になり相手のファールも多くなてきている…イラついてるってことは効いてるってことだからまぁ悪くはないんだが…怪我だけはしないでくれよ

サイドライン沿いのFK、動かして相手の壁を散らしてからのクロス狙い

3トップを守備時に2トップにしてしまうことでSBからクロスが上がってしまっているのに修正せず、結果ハイボールに弱い三浦が相手FWと接触、体格差も含めてぶつかって来ているからワンチャン失点の可能性が高かった

金子が相手をうまく外してファール誘発、先制しているのでポゼッションが活きている場面、相手はイライラ

クルークスのグラウンダーに渡邉がニアに詰める、おしい
しっかり相手を引き出してから一気に背後展開の速攻狙い、きちんと得点+ポゼッションのマッチが出来ている

サッポロもサイド裏展開の速攻でチャンスを作ってきたがジュビロの方が先に振れることが出来た

倍井チャンスあったがギリギリ枠の外

自陣ファールでFKのピンチ、壁で防ぐが直撃で痛んでいる、大丈夫か…リカルドが身体を張って防いで来れた

得点した時間が早すぎてゲームプランが難しい感じだなぁ…前半いっぱいカウンター狙いの守備でもいいが、5-4-1とかでいいくらいかも…相手陣内ポゼッションも悪くないがCBが被カウンター時に戻る必要があって消耗が激しくなりがち

札幌がずっと猛攻状態、前半凌ぎきるしかないか…後半立ち上がりは速攻仕掛けて追加点入れて黙らせないとまずいよ、この感じだと後半ずっと守備させられる可能性もある

AT+6
かなり長い…1点くらい入れられる可能性あるか…まぁ敵陣内ポゼッションで時間潰しできればそれでもいい、自陣で構えすぎるとシュート打たれまくって割られるのも嫌だし…

三浦もしっかりロングフィード選択、下手に繋ごうとしないのは好判断

せっかく押し込んで1ライン化してるのに遊兵ポジションが多過ぎる、なんでバイタルにいないの?だからミドル蹴れないんだよ、押し込んで相手を1ライン化させたら必ずバイタルからミドル狙えよ

札幌態度悪…まぁこれでFKから追加点入って泣けばいいよ

前半終了
ほとんど守備の時間だったな…むしろ調子落としそうなゲーム展開になってきたな…
後半の入り方とかゲームの進め方難しいが出来ればサブ投入して追加点取って反撃の余地与えないってのが一番だが…選手も疲れてるし後半開始からサブメン出してもいい位じゃないか?

後半
札幌は1枚交代か

オフサイドになったが中央突破されてシュートまで来られている
タイミングさえ合っていれば相手にワンチャンあった

相手が自陣内にいるのに繋いでリスタート、危機感なくなってそうだな…

リカルドPA脇でファール、これミスマッチだろ、相手が軽量ならSHが降りてマークした方が良い

左サイドの守備ヤバいな…調整できないのか?

早めに動いてきたか、ペイショット、川﨑、森岡を投入

まぁ60分よりは少しだけ早め
ここからどういう風にコントロールするか…

川﨑への逆サイド展開から角がニアに出てシュートも枠の上

FKから松原が良いポジションにいたが触れず、おしい

やはり敵が自陣にいて更にGKの背後にいるのに無警戒でリスタート、こういうの駄目でしょ、周り見て無さ過ぎ、あれGKからインターセプトするタイミング狙ってるよ、こういうの無警戒だと必ずやられるから、みんな0-3でリードしてるから警戒心が全くなくなってる、1失点くらいするぞ

今のCBのセット足遅いからハイラインするのまずいのでは?
繋いでリスタートするのはポゼッションが理由なのか?リスクの方が高いだろ…

選手が痛み過ぎだな…大丈夫か?

レオ投入、守備固める感じ?
レオがトップ下?それなら上原を上げてレオをボランチでもいいんだろうけど、前を抑えたいって感じ?ミドルとポスト狙いか?

ペイショットがGKと衝突、飛んでるから避けようがない

ペイショットの繋ぎから倍井が飛び出して得点0-4
やっと追加点だ
ペイショットがトラップせずにターンしてからパスという良い動きを見せて倍井に良い繋ぎが出来た

リカルドの得点はオウンゴールに訂正されたか

しかし複数得点かつたくさんの選手が得点しているというのが良い状態を表している、攻撃の厚さやバリエーションがあるということ
何より得点出来るポジションにいる事、シュートを数打ててること、これが大きい、得点の数はシュートの数で決まる、だからシュートを打てるということは非常に重要

森岡そこはついていく場面では?
残り15分での失点6
札幌に押し切られて失点1-4
やはりキッカーがフリー、終盤のクロッサーに対してのマークがスッカスカなのは伝統かな?

ボール回されてやはり前線のマークが緩く失点2-4

終盤の締め方大事だよなぁ…守備できないならとにかく得点するしかないよ、ペイショットとレオならとにかくハイボール放り込んで高さ勝負しなよ

為田投入
しかしSB変えてもなぁ…前線と中盤の構成とか並びとかを調整しないと駄目なんだが…

ペイショットとレオはお疲れなのか?全然走れないしどうなってるんだろうな…
セットプレー多めにした方が良いぞ、その方が高さが活きるしスピードの無い選手をオープンで使っても穴が広がるだけ

ペイショット、ハイボールで一発狙うが駄目だった

そろそろATか…2失点したが4得点はかなりの成果、2点差以上開いて得失点差埋めていけるならこのスタイルで得点積み上げていけばいい

AT+6
前半と同じか…+12分は相当厳しいな…
こういう時にこそ敵陣ポゼッションで時間潰したいが…

三浦狙いのハイボール、松原がチャンレンジに行かずスペース埋め選択で結局フリーで上げさせてしまっている…

川﨑、為田はコーナーで時間潰し選択するがファールか

何か怪しい雰囲気出てるなぁ…
ゴール前にボール飛ぶのは危険のサインだぞ…

札幌はGKもPA外まで前進、ペイショットじゃないがワンチャン無人のゴール狙えるか

終了2-4

0-4で快勝したかったが流石にそこまではまだ無理だったな

しかしアウェイ勝ち点3に得失点差稼げたのは大きい

しかしまだまだだな…上位は+5以上持ってる、毎試合+2積み上げるくらいやって行かないと上位には追いつけない
ほぼ半分終わってると考えると早めに追いつかないと昇格はまず無理
夏が本番になる前に上位に食い込めるかどうか、後は終盤涼しくなったときに勝ちを伸ばせるか、だな…

夏はどうしても暑さで厳しいので走り続けるわけにもいかないから先制してから上手くポゼッションやカウンターを織り交ぜて得点伸ばすような動きの少ないゲームでもいい

とりあえず久々の勝利で次につながるゲームになったのは幸運だった

2025年5月3日土曜日

2025 第13節 A今治戦

 シュート数が少な過ぎて得点機会自体が少なすぎる

ボール保持が目的化していてチャレンジしない

相手に会わせない

まぁ悪い所を上げるときりがないのでそれは監督の問題なので仕方ない

今治は3-5-2予想、2トップで上原中村がまたロックされて機能しないだろうなぁ…

WGがしっかり3バックの脇に走れるようにサイド展開、ロングボールでも入れて相手WBの背後突けるかどうかが攻撃の鍵になるか

WBが下がると5バックでボランチ脇が空きやすくなるからそこからミドルを打てるか、その辺りの動きができるかどうか…


前半

角のシュート、渡邉のチェイスと積極的な攻撃陣

ローテーションも使いながら前に進むが跳ね返される

両WGがWBを下げさせているが中央には入って来れていない

クルークスのチェイスに合わせて全体で敵陣内に、しかしカウンター気味の動きに守備陣が戻される

こういうロストは運動量とチャンスを削られるので余りよくないな…

敵陣内でボール受けて落ち着かせようとしたのか後ろから奪われてロスト、追いかけて奪い返すがファール、ふん…

クルークスのアイソレーションを使うがクロスはキーパーキャッチ、これも毎度だなぁ…クロスじゃなくて孤立してるんだから中に入ってシュート狙いで味方が押し込む形も考えてくれ

渡邉がファールを誘って敵陣内FK、中村が蹴るがGKキャッチ

ボランチは平行の位置を維持するが横ズレしてCB間に合わせるようにしたのか

GKから前線クルークスに一気にフィード、落としから渡邉のシュートはGKはじき出したか、CKゲット

こぼれを拾って逆サイドから低いクロスからワンタッチを狙ったが入らず、おしい、ただチャンスは複数回作れているし、ビルドやパスにこだわり過ぎていない、まず先制点、というのが感じられる

CKは入らず、拾ったボールはシュートフィニッシュでカウンター警戒

今治はロングフィードで再開、ジュビロ陣内に押し込んで主導権を狙う

グラッサのファールで自陣FK、PA前にブロックを作る

ブロックしたボールをクルークスが敵陣内に追っていくがファールに

3トップのラインがまず動きを制限して3トップの間に入ってくる所を第二ラインのトップ下とボランチで制限、奪いにいく形にみえる

これを嫌ったロングボールは4バックで跳ね返しボランチトップ下で回収、という感じか

ボールを進める時はポジションチェンジ、ローテーションなどでボールホルダーにスペースを空けながら周囲は動き直しでコース作る

動きは悪くないけど…

前プレスからインターセプト、しっかりゴールを沈めた

角、渡邉かな?速攻がしっかり効いて先制点、これはチームとして前進したからかなりいいね、前節の後、しっかり意思統一したんだろう

ボランチも1人はCB間に残るがもう一人は周りや前に動くようにしてるみたいだな

今治のプレーが荒くなってきたな、イライラしてるってことはそのうち穴があく、そこを突いて追加点が欲しいところ

ハイラインプレスからインターセプト、敵陣内に押し込んで制圧出来ている、先制点を取れているので押し込んでプレーさせないのは良い対応

川﨑が裏に走り込むがオフサイド

ゴールからのビルドアップ出来てるな、ボランチがスライドしてキチンとCB間の位置に入って消えないようしている

川﨑が2点目、しっかりラインを押し上げてオープンな状況でのバトルでボールを前進させながら相手陣内に押して、押し切った形

前半0-2は大きな前進

今日はポゼッションにこだわらず戦う姿勢でどの場面でも積極的にプレーできている、今治相手にこれは悪くない

今日のスタメンの良い所は前線3枚の足の速さ、必ず3枚のうち2枚はゴールに迎えるのでカウンター時の速攻で数的同数か数的不利でもスペースのあるタイミングで飛び込めるのでワンチャンがある

遅攻だとそもそもスペースが潰されるから数的優位でも全体が密過ぎてチャンスが少なくなる、それに比べると相手を引き込んで裏狙うことで少数精鋭で攻めることが出来て相手の守備人数も少ないから本当にチャンスが広がる

後半いきなり今治の逆襲で超ピンチ、しかし三浦とDF陣が身体を張って阻止、ワンチャンしっかり潰したの大きいわ

三浦のワンハンドで阻止したの良かったし、その後のゴールマウス封鎖でしっかり止めたりとやるべき事をやった感じ、しっかりと現実見てる

今治のカウンターで失点1-2

ちょっと危なくなってきたか?DFの縦のギャップでオフサイドもなく止めることも出来なかった

敵陣内ファールで速めに止めるのが良いと思うが一度抜けられると止められないからな…

ファールをもらってPA前FK、ここは追加点で点差キープしておきたいところ…

FKは外したが、その後のプレーで追加点1-3

ビルドアップに対してしっかりカバーシャドーでコース切りながらのプレス、パスコース、相手を限定しておいてバックパスをインターセプト、やればできるじゃん

理屈は嘘をつかない、きちんと準備されたプレーはしっかり結果出す

今治もボール奪取からのカウンターとまだ息の根を止められていない、逆襲する気満々

今治追加点3-2

CKからのこぼれを収められずフリーでクロスを打たせてしまった、プレー諦めてプレスに行かなかった結果

これ最後まで撃ち合いやらないと駄目なパターンだな…

どこかで収めようと攻め手を緩めたら一気に同点逆転されるわ

60分だから交代いれてさらに攻撃的にいかないと追いつかれるぞ

とか言ってる間にビルドアップから詰められて失点3-3

江崎リカルドが三浦の前に重なって三浦も見失ったか…

1-3まで流れは悪くなかったからもったいない…

こうなると流れは一気に今治だな…

アウェイ勝ち点1で終わればいいが…

今治も相手を引き込んで裏狙ってFWのみの少数で速攻狙いだな…

同点になってから3枚替え…ん~1-3の時の今治の攻撃見ればまだ諦めてないのわかってたんだから早めの交代出来たろうに…

まぁタイミングが合わなかったから仕方ないか…

もうちょっと敏感になって欲しいが…

GKからのリスタートをビルドアップするの良くないよ、少なくともキックに見せて全体を一旦上げさせて自陣内に味方しかいない状態から戻ってビルドアップするならいいけど、相手が自陣内に大量にいる状態でビルドアップはやったらダメだろ、そもそも逃がし所ないんだから

あーあ、同点になってからポゼッション始めたよ…、それ意味ないから…

AT+5

ペイショットから左のクルークスにいったあれ最後のチャンスだろ…

倍井ATでウロウロフェイクしてる時間ないんだが…荒木と同じフェイント病だな…

自滅、勝てた試合だったが今治の勢いを仕留めるだけの追加点とか守備の厳しさ、ゲームの進め方が出来てなかった、今治は1-3でも全然死んでなかったのはわかったのに、あれでゲーム決まったなって思ってたら相手見てない証拠

2025年4月30日水曜日

ポゼッション戦術をどう軸にするか

まずポゼッション=ボール保持と規定する

ボール保持状態を仮に1とした場合
ボール非保持状態を0とする

すると、0 -> 1 の状態の変化が必要になる

これをボール奪取と規定する

また 1 -> 0 の状態をボールロストと規定する

つまり

0: ボール非保持
1: ボール保持
0ー>1: ボール奪取
1->0: ボールロスト

である

この状態の変化をきちんと理解した上で、これを戦術的にどう軸になりうるかを考える

まずゲーム開始直後、状態はオープンだとすると両チームが0/1をお互いに繰り返す状態にある

量子学的な見方をするとシュレディンガーの猫で観察するまでその状態はわからない

1のボール保持になったとしても、ゲームが0-0の状態ではそもそも1であるボール保持の優位性は「限りなく0に近い1」、と言える

では先制した後、先制された後、で考えた場合はどうか

先制した後のボール保持は、相手はボールを奪って得点しなければならない、段階的には
ジュビロ: ボール保持 -> 得点(追加点)
相手: ボール非保持 -> ボール保持 -> 得点(同点)
と段階を踏む必要がある

逆に先制された後のボール保持はどうか
ジュビロ: ボール保持 ー> 得点(同点)
相手: ボール非保持 -> ボール保持 -> 得点(追加点)
と先制されたとしても段階的には有利な場面を想定できる

ポゼッションの優位性はゲーム全体でみると確かに有利を維持できる戦術ではある

では0->1の無い状態ではどうか

先制された後の状態を分けると
ボール保持 -> 得点(同点)
ボール非保持 -> 相手のボールロスト -> ボール保持 -> 得点(同点)

ボール奪取が出来ない場合、相手のボールロスト待ちになり、その分だけ時間がかかる、つまり同点に追いつくまでにかなりの時間を無駄にしてしまう

ポゼッションにおいて先制点によって有利な状況を作った場合、更に有利な状態を継続できるのが利点である

しかし、先制された状態、かつ、ボールロスト待ち、という場合、逆にポゼッションによって自分達の首を絞めることになる

ポゼッションが堅守速攻の上にしか成り立たない理由はここにある

まず先制点を取れる速攻、そしてボールロスト時に即ボール奪取によるポゼッション回復というレジリエンスがなければポゼッションはその効果を半減させてしまう

まずチーム作りの第一段階は堅守速攻、それが出来た時=常にボール保持、となることでポゼッションが活かされる

ポゼッションの意味はボール保持ではなく、ボール奪取の部分、その意味は攻撃のリターンとリスクで説明できる

攻撃=シュートすることでボールをロストする可能性が高くなり、ポジションが無効化されることが多くなる、このスクランブルの状態をいかにコントロールしてボールを回収するか、というのがポゼッションのキモの部分でもある

ポゼッション = ボール回収/ボール奪取
ポゼッション ≠ パスサッカー

この2つの差を理解していないとポゼッションを活かすどころかチームを殺すことになりかねない

ある意味ポゼッションとはボール回収/ボール奪取の「結果」に過ぎない、という部分を理解できないと、ボール回して保持し続ける、ロストした後は知らね、という態度では全くポゼッションの意味をなさない

ここを読んでいる諸兄ならボランチの重要性、ボランチの強度、ボール奪取の重要性をよく理解されていると思うが、いつになったらジュビロはこの大きな差に気が付くのだろうか…


ポゼッションとカウンターはお互いをどう見て戦うのかを考えてみる

ポゼッションはボールを保持し、常にゴールを狙えるように攻撃したい

カウンターはボールを持たせて、押して来ればリトリート圧縮密集してスペースとコースを潰し強度を活かして奪い取る、バックパスで引くなら前にプレスに出て押し込んでゴールに近い場所で奪ってゴールを狙う

カウンターの場合、リトリートしてロングカウンター、プレスしてショートカウンターと使い分けられる
ポゼッションではどうか、自陣ポゼッションで裏を狙うか、敵陣ポゼッションで力押しするか
自陣ポゼッションで裏を狙う=擬似カウンターを使う場合、カウンター側はプレス速度の速さが重要でゆっくり押していてはキックで前に出されてしまう
敵陣ポゼッションでブロックを割る場合、サイドチェンジで逆サイドを狙うか、強引にドリブルでPA内ファールをもらうか、サイド深くからゴールへ迫って狭い裏のスペースからマイナスを狙うか、少しテクニカルなことやパワーのいる状況になる

ジュビロでは自陣ポゼッションからのロングボール、いわゆる疑似カウンターを使わないで繋いでいこうとする考えがあるが、これはカウンター側としては願ったり叶ったりでプレスによって敷いた包囲網を相手が空中戦で抜けない事を意味する、つまり地上の包囲戦が一方的に決まってしまうという事

自陣ポゼッションするなら疑似カウンターを使う事、疑似カウンターを使わないなら自陣ポゼッションは使わない事、両方同じ意味になるが、ジュビロでは自陣ポゼッションしながら疑似カウンターしないという最悪のケースを戦術の核にしている時点でプレスディフェンスに対してほぼ無力と言っていい

これを強要するならチームとして終わっている、余りにも戦術レベルは低い
地上戦で包囲網を抜けようとするなら必ずゲート+1の数的優位をDFラインとMFラインで作らないと前進できない、これに対してもいつも同数程度で+1を作れないのでゲートを攻略できない

ゲートとは2人で平行に並んだ守備の状態をいう、ゲート=門、という意味
ゲート理論ではゲートの距離が重要で狭くして迂回するか、広くして中央を通すかする
相手が2トップの場合、3バックもしくはGKを含めた3バックを構築し、2トップでできる中央のゲートを左右に迂回するか、中央を通すか、というパスコースを構築する
この為常に相手のトップ+1の人数が必要になり、パスを受ける側も同じ理由で同数が必要になる

この時点でジュビロでは2CBが開いて2トップの外側に逃げるコースを作るのだが、中央に人がいない、GKを含める3バックを作るとCBとGKが低い位置でラインを作ってしまうので深さが少なく前進できる距離も短くたとえパスを繋いで前進したとしても自陣を抜けられるような距離まで到達しない

一度リスタートで低いラインから始めてしまうと、相手のブロックが自陣深くまで入っている状態となり、自陣、ゾーン1に人が密集してしまうことでスペースとコースが無くなり、相手のマークする距離が短くなるためにショートパスを繋いでそこを抜けようとするのは至難の業になってしまう

つまりジュビロのやっていることは自分達で難しくしているだけで、合理性から分析すると何の理屈も通用しないプロがやってはいけない典型的なミスを戦術の軸にしている、といえる

ジュビロはもっと戦術の根本というか深く広く戦術を学ぶ必要がある、「パスサッカーありき」という考え方をまず破壊しなければ無理

黄金期の「誤認」も酷く、評価されるべき「真の」ボランチが評価されてない
ボール奪取力こそポゼッションの核心
紙ボランチを何人並べてもポゼッションはできません

まず目を開いて事実を認めてくれ

2025年4月29日火曜日

2025 第12節 H山口戦

やっぱりWボランチ平行が良くない
なぜ平行に置きたがるのか分からないが2トップに消されてるのでCBとGKの3枚で2トップを分けて中央開けても肝心のボランチがそこにいないからGKから縦に刺せない

DFラインとMFラインは相手の数+1で作らないと駄目だよ
常に+1取れれば必ず空くコースがある
MFラインまで行けば人数の足りない相手DFが中盤位置まで上がてってくるので味方FWの枚数が足りなくてもSBの背後とか裏とか狙えるチャンスがある

DFラインとMFラインの人数差で必ずMFラインまで進軍出来ればそこから相手DFラインに向かってドリブルで進めるわけだからFWの人数不利はMFのライン上げで対応すればいい

平行Wボランチに監督がこだわっているなら監督の問題

平行Wボランチだと結局CB間に下がることが出来ない
逆にGKが上がるか、開いたCBがGKラインまで下がらないといけないのでラインを下げることになってボールが進んだとしても相対的には前に進んでいない

1ボランチがCB間に落ちるようになればCBの位置はGKラインまで下がらなくていいので位置をキープできてかつGKからボランチに繋がるコースができる

相手の守備は必ずボールホルダーに正対するのだから味方は斜めの位置にポジションを取るべき

平行WボランチだとCB間に落ちることが出来ない上に落ちるとしてもCBが開き過ぎくらいに開くかWボランチが極端に近い位置まで近づかないと落ちることが出来ない

こういう構造的な問題なのに放置してるから改善されない、それは当たり前のこと、フォーメーションが構造的に悪いのにこれでどうにかしろってのは選手がかわいそう

ジュビロの七不思議の一つなんだが、大勝しても何故か継続せずに誰かの声に従うようにぱったりとその戦術を止めるんだよね…絶対にフラッシュアップせずにちゃぶ台ひっくり返すように勝てない方向に方向転換する

だからジュビロは勝てない、多分監督以下コーチや選手レベルじゃなくてチーム役員とか株主とか従わないとならない所からの天の声で勝てないようにされてるとしか思えない状況がずっと続いている

チームというより会社として致命的なんだよね…

ボランチの所狙われてるじゃん、ミドル打たれてるのボランチの所とその後ろじゃん


66分 山口先制 0-1
サイド崩され裏取られて正面でズドン

そのまま逃げ切られたか…

2025年4月26日土曜日

ジュビロの色々

何度もここで言っていることがけど、ポゼッションの前提は堅守速攻ができること
これができないとポゼッションは無理

理由
1.ポゼッションはボール支配で優位性を作る、の状況が一番有効な場面は先制した後
2.ポゼッションはボール支配、つまりボールを持たなければポゼッションは無理、よってボール奪取が必須
3.先制点を取るには開始5分までの奇襲攻撃が重要になる、この場面ではゲームはオープン展開なのでいかに守備から速攻して相手の背後を突けるかが重要になる

以上の理由でポゼッションサッカーは堅守速攻の土台の上にしか成り立たない、とここでは説明している

で、今のジュビロはどうか、まぁ予想通りの結果である

理由は物凄く簡単
1.堅守速攻がないのでボール支配しても奇襲攻撃が出来ない
2.ロングボールを背後に入れないので相手ラインが上がってプレーエリアが狭くなる
3.選手間が密となってコースがなくなる
4.距離が近いのでマークがきつくなる

以上の理由で先制どころかハイラインプレスをまともに喰らってボールの逃がし所が無くなる、結果ボールを奪われるかファンブルやパスミスからオウンゴールを生む

ジュビロの良くないところは「目的と手段が逆」になっている
勝つ為にポゼッションをするなら堅守速攻の土台を作る必要がある
結果がどうだろうとボール支配率が高ければいい、「内容は良かった」「選手はよくやった」という上辺の言葉で敗退を誤魔化すなら強くなるわけはない


ボランチについて

これも何度も書いているが、ボランチの起源は「カルロス・ボランテ」という人名であり彼のプレースタイルから来ている
WMフォーメーションの中盤の底の右が彼のポジションだが、中盤の四角形がやや傾ているのでボックスとダイヤモンドの中間的な感じだったと思われる
フォーメーションから考えられるのは3バックの前にいるワンボランチ、もしくはWボランチ、3バック+1と考えると3バックの中央はスイーパー、つまり3+1のスイーパー4バックということ、ボランチ=中央のストッパー役、というのが第一の役割
ストッパーとして相手を止める事でボール奪取ができる、後ろの3人の誰かがカバーするのでカウンターに移行できる

ボランチ=舵、というのは後付けであり、ジュビロの解釈はこの後付け解釈に過ぎない、だからボランチに地蔵パサーを置きたがるがここでも間違いを犯している

なぜ地蔵パサーが機能しないか、というのは物凄く簡単なこと
まず、サッカーの守備の基本は相手の正面に正対して正面のコースを防ぐこと、正対して立つことでカバーシャドーのエリアが広くなる
中央にいる選手は自陣ゴールをカバーシャドーで守る必要がある、アンカーが中央から動かない理由はバイタル封鎖=ゴール前をカバーシャドーで封じる、コースを限定する為

この守備の原則をもとに攻撃側からの視点で見ると、中央はFW、ボランチ、CBと多重にカバーシャドーされるのでサイドからの攻撃を考える、この時サイドプレイヤーは相手のサイドプレイヤーと正対するので正面にコースが無い、ここで中央にいるボランチがサイドプレイヤーに寄って斜めや横のコースを作ってパスを繋ぐ必要がある、ボランチがボールを持つことで相手の守備は中央を堅く守るためにマークがボランチやセンターラインに移る、これによりサイドプレイヤーは相手サイドプレイヤーのマークを受けずにアウトサイドを迂回して背後に移動してパスを受ける側に回ることが出来る
ボランチは味方サイドプレイヤーによってワンツーの壁役、中央へのヘイト誘導、逆サイドへのサイドチェンジの中継点、場合によるが相手の中央が空いている時は縦パス、という中央にいるから出来る選択肢を使うことができる、ここがゲームメイクしやすい場所である理由、しかし前述の守備の理由からただパサーであるだけでなく、ボール奪取できる役割である必要性がある、つまり個人の強度の重要度が高い、ここを誤認してボランチ=舵として地蔵パサーを中央に配置してしまうと攻撃ではサイドが孤立、守備では簡単に中央を突破される、という最悪の事態を招いてしまう

ボランチの誤認と同じく、ゲームメイクとゲームコントロールの違いを考えたい
舵取り役=ゲームメイク、というのは分かりやすいが、トップ下やパサーボランチではこのタイプで良いが、ゲームコントロールという点では正式な第一ボランチの意味でないといけない
ゲームメイクはオンザボールでの配給を意味しがちだが、ゲームコントロールはオフザボールを含めた90分間のゲーム支配、つまり守備も含めてどうゲーム展開を進めていくか、ということ、パスしかできないボランチはゲームメイクは出来るがゲームコントロールは出来ない、コントロール=制御=相手を制すること、つまりは守備、相手の攻撃をいなして反撃できる能力を持たない時点で守備の出来ない強度の無いボランチはゲームコントロールできない


ジュビロ最高のボランチは世界一位を取ったドゥンガに他ならないが、時点では日本一を取った服部こそが日本人としてジュビロ最高のボランチだったと思う
福西は強度、秀人はスピードとスタミナ、名波は精度
服部はそれらを全て持ちかつキャプテンとしてチームをまとめた
全てをコントロールした最高のボランチは彼だと思う

ジュビロに必要なのは服部タイプであって名波タイプでも福西タイプでもない
以前にも書いたがN-BOXはタスク的に4-4-2の変形としても認識できる
その場合、服部はSB、現代サッカーの偽SBをN-BOXでは既にやっていた
スピード、スタミナ、強度、精度、どれも兼ね備えていたので中盤をキープできたしボール奪取からの反撃が可能だった

ジュビロがやっていたパスサッカーとはN-BOXであり、それは縦陣形によるワンサイドカットからのサイド追い込みとボール奪取、そこからオープンサイドへのサイドチェンジと中盤密集型のショートパスカウンターによる中央攻撃だった
要するに堅守速攻ベースでボールが持てたからこそのポゼッションとパスサッカーだったわけ
ここをただパス繋いで崩して~というポゼッションサッカーと見誤ると全てが崩れる
長年ここで解説しているがジュビロ自身が理解度や解像度が低く未だに理解の域に達していない

ジュビロ低迷の原因は認知の差
間違った認知の下に努力と金を積み上げてもその塔は崩れる
正しい認知に修正した上で必要なタスクを割り出し、そのタスクをクリアできる能力を計算し、それを持つ選手を選考する必要がある

設計図が間違っているのだから何度立てても上手く行くわけがない

早く悪夢から目覚めることをお祈りします

2025年4月25日金曜日

2025 第11節 H大分戦

今日は見なかったが結果は0-3だったようだ
流石に上位維持はできなそうだね…

2025年4月22日火曜日

戦術談義

掲示板の戦術談義で言い合いできる時代になるとは、以前は戦術への興味など全く感じられなかったがここ最近は戦術の理解のある人達が話しできる程度になりつつある

「ただ」

戦術は0か100かではない、かつ、色々な考え方、方法論、個人の意見はあって良い
それが正しいかどうかは別に関係ない
大事なのは、それぞれが自分の意見を言い合えること、同時にそれをリスペクトしながらも別の角度の意見もある事を許容し合えること

それが大事だと思う

何故なら、そもそもサッカー自体、ミスのスポーツであること、完璧というものは存在しない、フィールド、天気、審判、選手層、サポーターの民度、監督、スタッフ、全ての要素がさまざまなものを含んでいるからこそ複雑に入り混じって出来上がっている

なので、あれが駄目だから全否定、とする必要はなく、あれの目的は何で、それが上手く行ってないのはどこが問題なのか、ではそれについてのヘルプはどのようなアイデアがあるか、という風に問題をリファインしていけばよいわけで、そのアイデアが実現可能かどうかの賛否はあるが、サッカーは完全でないスポーツだからこそ突拍子もないアイデアが刺さるかもしれない、そういう面白さもある

ファンタジスタが好まれるのも同じで、できないことをやってしまうから注目される、だとしたらどんな戦術でもアイデアは色々あっていいし、それが運用上どれくらいの確率で可能かの問題はあるにせよ、刺さるタイミングはどこかにあるし、むしろそれが刺さるように準備するというのも一つのアイデア、確率が低いアイデアだからこそ相手はそれを想定しない、確率論ガチガチに考えると逆に切り取った枝に活路があるのは将棋やチェスでも同じ、定石ベースで考えるだけでなく自由な思考でアイデアを出し、確率論だけで運用するのではなくそれが使えるチャンスをどう作るかもサッカーの醍醐味でもある

戦術談義はいいが、熱くなって人格否定したり戦術やアイデアを全否定せずに緩い感じでそういう可能性もワンチャン、くらいの考えでいられる方が楽しいアイデアが出てくるだろう
戦術は多層的だから一つが刺さっても対策されたらすぐ使えなくなる、だから行く層にもアイデアを重ねて2手3手先にどうなるかを考えてパスや人の動きをデザインしていく、それがゲームメイクやゲームデザインの面白さでもある

ハッチ監督の現在の形はWボランチが中央で2トップとWボランチに挟まれる死に駒の状態を作るが、開いたCB、上がったSB、高い位置のWGの3枚が両方に存在し、そこを繋げる攻め方をしている
CB → SB → WG と縦に繋げる場合、SBが相手SHと対面しているのでWGに繋ぎにくい、そこでSBをインサイドにスライドさせることで相手SHを中に釣ってCBからWGへのコースを空ける、これでCBからWGへと直接長い縦のボールが繋がり、WGが相手SBと1v1で勝負をかけられる、ということになる、相手がブロック守備ではなくマンマーク守備の場合SBへのマンマークを釣ってコースを作る、ということ

この戦術ではボランチは中央の囮役として2トップとボランチに挟まれてパスを受けられない、2人が死に駒になるが相手4枚をピン(止め)しておくことで+2枚の優位を別の場所で作ることが出来ている、と考えれば差引プラス

逆にボランチが死に駒になることで戦術の幅が狭くなることで全体の流動性が無くなる部分はマイナス

どちらの意見も正しい

問題点の一つになっているのは決定力、得点力
よく言われるのはペイショットの問題
相手側からすると2m近い高さで前線に基点を作られるというのは非常に厳しい、よってペイショットへのマークは相当厳しい場合が多い

ジュビロ側から見るとポストするより倒れる回数の方が多い頼りない9番に見えるが、相手から見るとバイタルや中央でポストされて散らされると非常に厄介であり、そこを潰さないとジュビロに自由にコントロールされてしまう、という部分がある

しかもファールすればそこからFKになるので相手から見て低い位置でのファールは決定機を生み出す基点となるので非常にやりにくくなる、出来れば敵陣であるジュビロ陣内に追い出してファールで止める方が自陣内ファールよりよっぽどいい、ペイショットが降りて受けるのは楽だが、敵からすると自陣内ファールの確率が低くなるのでいない方が守備しやすい、ということになる

ジュビロからするとボールポゼッションを維持するならペイショットが降りてポストした方がマークが緩くなるのでコントロールしやすい一方で前線中央に脅威がないので広く守られてしまい両WGへのマークやトップ下へのマークの方がよりきつくなる可能性が高くなる
そう考えるとWボランチの死に駒戦術と同じでペイショットを敵陣中央、バイタルなど高い位置をキープさせて1v2、1v3などで中央エリアにピンさせておく方がWGやトップ下の動けるエリアは広くなる

ハッチ監督の戦術で重要なのは両WGとトップ下の2列目3人で、ここがどれだけ動いて得点に絡めるかが大事になる

前線4枚のうち、ペイショットがピン要員だとすると、2列目3枚がどう動くかになるが、両WGがクロス要員でアウトサイド張り付きになってしまうと中央の人数が少なくフィニッシャーがいない、特にトップ下の角や川合がインサイド、ポケットへと侵入してしまうとゴール前やバイタルにいる選手がほぼいない、ペイショットが素早く詰めることはできない

アイデアとしては速攻か遅攻かで分類されるが
速攻の場合、ペイショットではなく裏を狙える走れる選手をトップに起用する、もしくは佐藤のようにポストもできるが動ける選手を置く
トップ下がポケットに入るタイミングで同じように逆サイドのWGがファー裏に飛び込み、トップもラインの裏に飛び出して2人がフィニッシュに絡めるようにする、上手く足に当たれば得点できるし、裏に流し込むのでDFのオウンゴールも狙える、前にクリアされた時のことを考慮するとSBやボランチが回収ラインを中央に組んでセカンド回収からミドルシュート、ここまでデザインされていると1次攻撃2次攻撃とできる、相手の守備が堅く壁が厚いとミドルの打つ隙間がないので一旦サイド展開する遅攻に移行するなどリズムを取る選択肢もある

完全に遅攻でポゼッションを維持する場合、相手もラインを下げるのでゴール正面側からのシュートを打つには厳しい、5バック攻略の方法から流用すると、サイド深くへと侵入してライン裏からマイナスに打って相手DFのオウンゴールを狙う、というのがある、この場合アウトサイドから回り込むので両WGが張り付きからスタートし1v1でラインの背後へと入らなければならない、ただこの攻撃のボーナスとしてはセットプレーが取りやすいのでペイショットのように高さはあるがスピードの無い選手がトップの場合は両サイドが背後狙いからのシュート、クロス、セットプレー奪取、辺りを狙った戦い方ができる、両サイドに振って両サイドから背後を狙うことで敵の守備を1ライン化させて、薄いバイタルからミドルを打つ、という副次的効果もある

ハッチ監督的には遅攻で長い時間相手陣内で攻撃を続けるというのがプランとしてあるのかもしれない、できるだけ相手陣内の深い位置でプレーをして圧力をかけ続けてこじ開ける

ただ実際のゲームではこじ開ける所まで行けてない事が多い、という点でプランが完全ではないので、もう少し戦術の深みや幅を作る必要がある段階、という感じなのではないだろうか

ゲーム自体は先手はとられやすいが挽回できて徐々にポゼッションを上げられるが失点が早くどうにかこじ開けても同点止まり、という感じ

多くのチームがポゼッションにこだわらないことでメリハリのある状態やトランジッションを活かすゲームをやる一方でジュビロはポゼッションにこだわりトランジッションを極力なくすゲームを指向している、という違いはあるかもしれない

それがどう出るのかはシーズン通してみた結果がでないことにはどうとも言えないが、他のチームはトランジッションという「運動」をベースにしているのでよく走れる、ジュビロとしてはボールを使って相手に運動させることで体力差を作り後半の体力ギャップを使った攻撃をしたいわけだがこれは横内監督時代でも同じような考え方があってやはり交代枠5つというルール変更を考慮するリソース管理と戦術が密接であることが浮かび上がる

ボールを極端に同じ場所で動かした場合を想定する、例えば、ジュビロが放り込みだけに特化して前線にボールを蹴り続ける、体力を消耗するのはジュビロのFWと相手のDFになるので交代枠はジュビロのFWと相手のDF、お互いに得点の無い場合、ジュビロはフレッシュな攻撃的選手を投入できる一方で相手はフレッシュなDFしか投入できない、この差は得点するというゲームの勝利に対して攻撃側が有利であり、守備側が不利な状況を生み出すのではないか、だとすると相手のゴール前に徹底的にボールを蹴り込むことが重要なのではないか、もちろんセカンドの回収で有利な状況を作ることが前提ではある

この考えをベースにすると、2トップ3トップを中央に限定、MFはコース限定、回収、ミドル重視、DFはインターセプト、クリア、前線へのロングボールを徹底、出来る限りボールを相手のゴール前で動かす、という戦術に特化

交代枠が多いので体力を減らすという戦術は「誰の体力を減らしてどこのポジションを交代させるか」、逆に交代枠が使われていないスタメンのいる場所を徹底的に狙うなど狙いを一点に狙う事も出来る

どういう戦術を取るのかはチーム、監督、選手のプレー、その他多くの状況から選択肢ができるのでこれが最強、というものは存在しない、ただ具体的な因果関係が分かっている部分を狙うというのは戦術の基礎ではある


2025年4月20日日曜日

2025 第10節 A秋田戦

千葉+13、大宮+8、今治+7と得失点差が大幅にプラスな上位陣

唯一ジュビロが+2という低い値で5位以下と同じレベル

このままいくと千葉、大宮、今治の3つで2枠を争う流れになりそうだ

失点10は千葉9、大宮7、今治7と比べるとやや多めだが、それ以上に得点12に対して千葉22、大宮15、今治14と千葉の攻撃力が圧倒的、大宮、今治とはやや得点が劣り、やや失点も劣る、という状況

攻守のバランス、全体の連動を修正していく必要がある

やはり失点10が足を引っ張ってる感じ、他のチームは得失点比が2:1に近いがジュビロは1:1に近い、得点を倍にするか、失点を半分にするか、少なくともどちらかにしなければ上位キープは難しくなる

2得点以上の差で勝負をつける必要があるが、今の所失点が先に来て追いつく、というような流れが多い、今治は得点が多いが引き分け4と勝ち点の取り方で失敗しているが、それが修正されて勝ち切るゲームが出来たらすぐにジュビロを追い抜いてしまう、ジュビロが千葉、大宮の上位を捉えるのは厳しく、逆に今治に追い抜かれるのは時間の問題になりつつある

1/4が終わり上位に残ってはいるがここから先の暑いシーズンを乗り越えられるかが大事になってくる、失速せずむしろ好調に2/4~3/4を消化出来たら上位に残り続けられるはずだ

最初の1/4は気候も良いシーズンで走れるが、これから初夏~晩夏までの長いシーズン走るのは相当大変、さらにカップ戦もあるのでチーム全員が好調でないと残るのは難しい

今日はアウェイでも北の秋田なので気温は低く走るのには問題ない、J2は北から南まであるのでアウェイは過酷なロードになりやすい、ホーム戦に体調を合わせるか、長距離のアウェイ戦をどう戦うか、など戦略的なリソース管理が必要になる


秋田は4-4-2予想、センターラインの2CB、Wボランチ共にマークされやすいのでそこをビルドアップでどう変化を加えていくのか

前半

SBの位置を低めに調整している感じ、以前はSBがだいぶ前だったが序盤の失点対策なのかSBのいちはほぼCBと同じライン

やはりいつも通り2トップの背後にWボランチが消されてボランチが絡まずにボールはSBから裏狙いのクルークスにロングボール

中村のCKは強い風に流されてしまう

為田繋ぐ為に中にパス出したがあの選択は厳しい、阿部が反応してくれたから蹴り出して助かったがゴール正面方向に繋ぐパスはピンチになりやすいから選択肢としては微妙

為田中に絞ってクルークスへのコースを開けて前でクルークスから受ける動き、これは良い戦術

風の強い日はキック精度が良くないが、逆にそれを利用してGKへのファンブル狙いなど「何かある」ことを狙うのも1つ

相手2トップに対してWボランチが堅くなに横並びで2CBが開いてるのに降りる選択が遅い、結局外回り選択肢かできない

右CBが囲まれるがチップキックで浮かせて左へ繋ぐ、こういうテクニックがあれば囲まれても少しの隙で逃げることはできるが囲まれない繋ぎができればそれに越したことはない

CB江崎が痛んだが大丈夫か…

16分で上夷に負傷交代

クルークスにイエローカード

ペイショットのポストはファール狙いで潰しに

右サイドに寄せているが1人左アウトにアイソレーションしている、倍井か松原? ゲームに絡まないから余りアイソレーション狙っても微妙ではある

松原は低めキープしているのでアイソレーションは多分倍井か

倍井のドリブルでサイド突破しつつ松原が角に繋げてCK

前線では角が勢力的に左右インサイドに顔出してつなげようと奮闘

守備からのカウンターで倍井が持ち上がり秋田陣内ポゼッション

CKからペイショットのヘッドは枠を逸れる

徐々にボールポゼッション上げてきている感じもある

自陣に引いて凌いでいるが押し込まれている状態で繋ぐことが目的でそこから抜け出せない状況を自分達で作りつつある、ポゼッションが悪い方に作用するとこれから抜けられなくなり墓穴を掘る

手段と目的を間違えないと良いが

金子がサイド展開して中にドリブルで入ろうとして挟まれてファールを誘う

中村がバックチャージ、ノーファールで奪ってから速攻選択で走るが味方はポゼッション選択で連携できず

ポゼッションをキープしてセットプレー中心の遅攻を選択

ポゼッションで前後左右に逃がしつつ背後にスペースを作って角が裏抜け

相手のプレスを誘って前に引き出しつつ裏のスペースを作って縦に狙う、ポゼッションを活かした「釣り野伏」がきちんとできてる

クロスをペイショットがヘッドで流すがこれも枠を逸れる

ゲーム全体としてはジュビロがコントロールしている

ネガティブトランジッションも全体がしっかり下がって守備

ペイショットはマークがきつい

秋田は局面を限定して人数をかけての戦い、質で劣る分人数をかけて制圧を試みる

秋田のFKは何か策があったような動き、全体を広く散らしていた

Wボランチのロックが解けず倍井が降りて流動性を作る

角が中央に入るがサイズが足りない、セットプレーよりオープン展開の方がスピードが活きる

前半終了


後半

倍井の上手いのは単純にトラップするのではなくトラップをしない、遅らせる、流す、などタイミングを相手に分からせない部分、よく「止める、蹴る」というが、上級者は「止める」場面を狙って奪いに来る、よって「止めない+体の向きでフィエク」などを使って蹴るタイミングを相手に分からせない方法を取る、非常にテクニカルなプレーをする

カウンターをリカルドが止めるがイエロー、スライディングを見てボールを先に蹴ったので足に行ってしまった

クルークスのシュートもギリギリ枠に飛ばず

秋田もシュートチャンスを作るが枠に飛ばず

角がゴール前に入り込んでシュートもGKにはじかれる

為田が拾ってサイド奥に展開するが意図が合わず

秋田は60分目安で交代か

左サイド松原の裏を狙われシュートされるがギリギリ枠

秋田のチャンスが続く場面

ここを凌いで流れを変えたい

秋田のシュートが枠を捉え始めてきたのでここで大きく流れを変えないと厳しい

秋田が3枚替え交代で流れを掴みに来た

ここを凌げるか…

ペイショットへのマークはホントにきつめにくるな

ジュビロも3枚交代

秋田が先制1-0

阿部の頭の上を飛び越したチップキック

GKからの出来事、70分手前で均衡が崩れた、何が原因だったのか…

GKのロングボール、ハイパントで高いバウンドのボールが深い位置に入ってFWに繋がってしまった、ラインを高く保とうとして阿部も高い位置に出てしまった、逆に考えるとジュビロがラインを高く保とうと阿部含めて全体が押し上がった状態なのを見て秋田のGKがハイパントを蹴った、と見るべきか

秋田は4バックを引いてカウンターのみに切り替えか

倍井が右奥を狙ったがゴールライン割る

佐藤のインターセプトでチャンスが出来たが繋がらず

阿部の守備でポスト叩いた程度で済んだ

クルークスのクロスから追いついた

1-1

負けは回避したが決勝点を決められるかどうか…

クルークスのクロスが直接入ったようだ

同点にしたことでまたポゼッションを回復してきたか

敵陣ポゼッションでチャンスを探る

左右に振って相手守備を左右に伸ばし1ライン化、その背後を狙う

左の松原、川﨑の崩しからゴールを狙うが枠を逸れる

ポゼッションしつつ幅を取ったり深さを作ったりと上手にボールは動かせている、あとは結果だ

ポゼッションの難しさは自分達が攻めている状態が普通、基準だとそれ以上に良い状態は得点する以外になく、むしろネガティブの深さの方が大きい、カウンターを狙う側は基準が守備状態なのでそれより悪いのは失点することだけ、ボールを奪えれば良い状態になるのでポジティブの方が深さがある、この違いがポゼッションの難しさをより難しくしている

倍井が低い位置でロストしそのままミドルを決められてしまう

これはシューターが上手かった

やはりポゼッションは決めるべき場面で決めきれないとメンタル的にも難しい戦術だな

ボールを持っているだけでは勝てない、相手を崩しきって得点できないとポゼッションは不安定になる

特に手段が目的化しやすい、勝つ為にどうするか、のはずが、ボール持っていれば有利、だからパス回すだけ、で終わってしまう、得点という結果が出ていないのにやった気になる、よくある「内容は良かった」というありがちな言い訳が使えてしまうという罠がある

結局2-1で負け

やはり先制されて追いついたが追加点を入れられる、という流れ

得点、失点、得失点差に現れている通りの展開になっている



2025年4月19日土曜日

技術を活かす知性

テクニックをベースとしたチームを現在のフィジカルベースの時代に強いチームにできるのかどうか

1つは技術は技術だけでは弱い、技術が活きる状況を先読みして生み出す必要がある、その為にはサッカー脳、知性をどれだけ生かせられるかが重要になる

例えば1v1の状況で強度不足が問題になるなら1v1でない状況をチームで生み出す、必ず2v1や3v1になるように最短で移動、常に状況を確認し、相手のパスコースを潰す、もしくは限定して奪いやすいコースのみ残す、などわなを仕掛ける

強度はあくまで1v1での勝負の質で重要になるが、数の勝負、連携、全体に対しては個は埋没してしまう、つまりフォーメーションやポジションを最適化し、常に面で圧倒する、という思考を持つ必要がある

局所に人数をかけるのでもちろんその網から抜けた場合はピンチになるのでしっかりと網にかけて奪う、もしくは網の粒度をコントロールして奪われない位置を取る、という位置と連携をキープする

どれだけ個の質が強くてもボールより早くは走れない、だからポジショニングやパスの精度、スピードがより重要になる、フィジカルサッカーが面白くない、ファンタジスタが死ぬ、というのなら、チーム全体のスキル、テクニック、インテリジェンスをリーグトップにしなければならない

それができるトレーニングメニューを組めるのか、というのが最大の問題、知性が高くテクニックもある選手を選抜、移籍させられるか、フィジカルに対してどれだけ知性と技術で対抗できるのか

現在は既にフィジカルだけでなくフィジカルの密集を利用した戦術で局面打破やゾーン、エリアを限定した強度重視の奪い合い、というのが標準化されてきている、この状況で常にボールを広く回せる技術やスペースをどこに作るか、どう作るか、どう利用するか、2手3手先までチーム全員が共通理解できるメソッド、トレーニングを構築できるか、という問題になる

多分これは非常に難しい挑戦だと思う、なので今はフィジカル重視の時代に沿っていくとしても、チームの戦略としてテクニックを重視したいのなら同時に高い知性、戦術眼、フィールド全体を認識できる選手のみを採用しなければいけなくなる、たった一人の個の技術だけでどうにかできる時代ではない、逆にチームの中で自分の知性と技術がどう生かせるかを考えないといけない

もちろんポジションを取り直す走力は必要になるし相手をかわす技術、騙す技術、など多くの能力があればあるほど良い

チェスでキングは全ての方向に動けるがたった1マスしか移動できない、近い場所だけは最強だが距離が離れれば最弱でもある

逆にクイーンは最強のエース、キングと同じく1つしかない駒であり全ての方向に長距離移動できる、だから最強、サッカーでは正確なロングパスをどの方向にも出すことができ、同時にスタミナと知性があるので先読みしたポジショニングで広いエリアをカバーできる、という感じ、キングのように裸の王様になるか、クイーンのように最強の駒になるか、ただ棒立ちでパスを出すパス出し地蔵の時代はとっくに終わっている

パスを活かすならカバーシャドーを活かして背後を1人消し、目の前の2人の中間ポジションで2人同時にカバーできる、というようなポジショニングまでできる知性を持たないといけない、パスを出すだけでなく、パスをどれだけ消せるのか、というのはパスを出すのが上手いからこそできるはずの能力、そうでなければ、パスを出すところにやってこい、という裸の王様プレーで終わる

知性は技術が活きる場面を判断する能力、どの場面でどの技術が活きるのか、それが分からないとどんな時も同じことをして失敗する、はまった時は上手く行くがそうでない時は上手く行かない、これはギャンブルみたいなものに過ぎない、知性があればこの場面ではこちらの技術が活きるがこちらは合わない、という事を判断できる、だからこそフィールド全体を見る能力、ボールや選手全体の移動の先をイメージできる、これから狭くなる場所、広くなる場所を予測できる、その場所に近い選手は誰なのか、その選手がそのスペースに入るにはどういう角度からボールが入ると良いのか、など、今の状況を延長して未来の状態を予測してパスや移動の選択ができること、そしてそれが一人の選手ではなくチーム全体で同じ場面を共有できるかどうか

チーム全体の知性のレベルを高めることがチームの技術をよりフィットさせることにもなる

中盤の王様問題

福岡に育成レンタルに出ていた藤原が戻り、そしてまた栃木に育成レンタルに出された

これはジュビロの「伝統的構造問題」とも言える重要課題の一つでもある


これが根深いのはジュビロユースからの生え抜きとして育ってきた選手がトップに入ると活躍出来なくなる問題、とも言える

この問題点の背景はジュビロが評価する指標として肉体的優位性より技術的優位性を評価しやすい、という部分が根底にある、そしてその評価が高かった選手がユースで活躍してトップに上がる、しかし肉体的優位性の低い選手は強度面で劣りトップ環境では耐えられない

特に近年のリーグ傾向の変化によって強度重視への転換がはかられており、トップリーグではまず肉体的優位性が重視される

もう一つの問題点はこの問題の延長にもなるが、中盤の王様を置く場所や、その補完をする為の選手の人数や配置、つまり選手のタスクやフォーメーション、の部分

中盤の王様、というといくつかタイプがあるが、ファンタジスタのようなテクニカルタイプと本田のようなフィジカルタイプもいる

まずボランチ=中盤の底、要、としての中盤の王様はフィジカルタイプ一択、まずバイタルの守備が完璧にできること、そもそものボランチはアルゼンチンのカルロス・ボランテのプレースタイルに起因する

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81

つまりパサー、リンクマン、という意味の「舵」を意味するボランチは後付け

第一ボランチ、第二ボランチ、レジスタなど多くの呼び方があるが

第一ボランチはカルロス・ボランテと同じ「守備的MF」で守備重視のプレースタイル、読みと強度重視、読みが良ければパスをインターセプト、強度があれば力づくで奪い取る

第二ボランチは攻守に動ける汎用タイプ、スタミナがありBoxtoBoxで走れるセンタータイプ、機動性重視

レジスタは一番パサー、リンクマンに近いタイプ、ミドル、ロングパス、サイドチェンジ、スルーパスなど戦術的なパスを武器にするパスを軸にする

中盤の底と言ってもいくつもタイプがいる

一番問題なのはジュビロのフォーメーション選択

「Wボランチ」ということは、3種類の中から2種類しか選べない、ということでもある

ちなみに中村はレジスタタイプ、上原は第二ボランチタイプ、金子は第一ボランチタイプ、レオ・ゴメスは第一ボランチ、第二ボランチタイプ、藤原はレジスタタイプ

こうしてみるとジュビロが選択するのは常にレジスタや第二ボランチタイプが主流、これは「攻撃サッカー」の軸として考えられている為

どうしても「第一」ボランチである守備的MFが選ばれない

この為、守備のタスクとそのリスクが大幅にCBに投げられてしまうという問題がかなりの長期間に渡ってジュビロを苦しめてきた

これらの大きな問題はチームの戦略にも関わり、「守備でボールを奪えない」という問題がかなり大きい、この問題はチーム戦術にも大きく影響している

幸い、ハッチ監督は「ボール即奪還」=「ポゼッションの基盤」ということを理解している数少ない監督であり、守備の修正、長時間のボールポゼッションを許さない姿勢、ネガティブトランジッション時のボール奪還に対する強度を見せている、これらの成果としてジュビロがかなりのボールポゼッションと文字通りの攻撃的サッカーが出来ているのは監督の理解によるものだと考える

ジュビロの幹部がレジスタタイプをユースで重用するならトップでもレジスタを活かす為の戦術、フォーメーションを採用しなければならない、その問題点は強度不足であり、それをチーム全体で補わなければならなくなる、このねじれ現象をどう解決するのかはジュビロの考え方次第、あくまで技術を活かす、という立場を変えないのならそれを最大限に生かし勝ち切るサッカーをどう構築するのかを考えなければならない、それをしない、というのならば、ユースから上がってくる選手でも低いディビジョンに移籍していかざるを得ない、ということになる

育てたユースをトップチームで活かす戦略を取るのか、移籍させる戦略を取るのか、さてどうするのか

2025年4月13日日曜日

2025 第9節 H熊本戦

 同じポゼッションスタイルの熊本との一戦

データ的には熊本のボール奪取2位インターセプトを軸にボールポゼッションを維持する

ただジュビロは被攻撃回数1位と少ない

この差がどうでるか、熊本がガッツリボールを奪いながらもジュビロがいなして回収する受ける形になるか

ジュビロは攻撃回数19位と攻撃が少ないが、熊本は被攻撃17位と低いので途中で回収されることは少ないと思う

先手熊本、後手ジュビロでジュビロが序盤で受けながらも盛り返す形の展開を予想

熊本は攻撃的なチームだが打たれ弱い部分もあるのでそこを突きたい

AGIxKAGIを見るとジュビロは低く熊本は高い、ジュビロは全体を前後に動かすタイプだが熊本は中盤支配型で余り動かない感じかもしれない、ゾーン2にブロックを敷いてインターセプトからのショートカウンター、敵陣ポゼッション、という感じか、この辺りはデータでもそう出ているので熊本がセンターラインで待ち構えてジュビロが自陣ポゼッションから裏狙いの得点、熊本がジュビロ陣内に押し込んで得点、という戦い方、しかし雨予想なのでデータ通りになるかどうかは不明、ジュビロは雨の日の勝率が高いので有利になるかもしれない

熊本は3-3-1-3予想

前半

植村自分で一気に持ち上がってシュート、熊本のインターセプト狙いを崩す為にドリブルで持ち上がってのシュート

しかし左サイドを突破されて中央1v1で阿部が出たが止め切れず失点

0-1

ゴール前のシーン1v1だけで数的に足りない状態だったのが問題ではあるが、そこまでサイドに引っ張った熊本の作戦勝ちか

松原のインターセプトからポゼッション

予想通りジュビロの自陣ポゼッションに熊本はゾーン2制圧しつつのショートカウンター狙い、データ通りの展開

倍井のプレスバックインターセプトから敵陣ポゼッションへ切り替え

攻撃陣の守備参加でボール奪えるのは助かる

CKゲット、ここは追い付くチャンス

トラップすると見せかけてタイミングずらして幻惑、相手が奪う狙いをずらすことでインターセプトしにくい受け方をしている

倍井倒されファール、足は大丈夫か

相手GKを引き出すことが出来たが間に合わず、クリアされる

PAサイドギリギリ狙うのいいね、GKも引き出しできてワンチャン作れる

ボランチ横並びだとタイプの違いを上手く運用できないだろ、中村が少し前、金子が少し後ろで前後関係作らないと

ペイショット1v2で倒される、かなり警戒されているか

ペイショットがジュビロの得点源だしかなり警戒はされているだろう

その周囲の倍井、角が得点決めて行かないと

熊本は3トップだからWボランチが定位置だなぁ…

熊本のトップ下の脇にWボランチが嵌ればそこから、と考えるが3バック、アンカー、WBに囲まれたスペースしかないんだよなぁ…

かなり大きくボールを動かさないと厳しいね

大きく動かして場面転換したが敵陣でロスト

やはりショートパスつなぐだけだとショートカウンターされる確率が高くなる

松原またインターセプト

熊本はやはりゾーン2にブロックを作る、一度引いてプレスを引き出してから背後に入れるが3バック+アンカー+WBの3+3なので5バック+アンカー相当で跳ね返される、WBの引き出し+裏狙いを同時にやらないと抜けるのは難しそう

トップ下脇キープでWBを引き出してそのスペースに中央からスライド、ダイアゴナルなどで飛び出して受けてクロス、というのが良さそうだが…

プレスをいなすのは出来ているがそこから前につけるのが上手くいかない感じ、やはり5バック化されてしまうのでそこを崩してから出ないと攻め口がない

クルークスがWB,CBを引き出してその裏にドリブルで入り込み逆サイドに展開、倍井が落とすが繋がらず、狙いは凄い良かった

両サイドに振りながらWBの飛び出し、CBのスライドをサイドに引き出してから逆サイド展開で狙うというのは合理的な攻撃

やはり相手トップ下1なのでアンカーが止めつつ、相手アンカーとWBの中間位置をセンターが使う、というボランチの縦関係を作った方が良いのでは?

ペイショットの左流れ+クルークスのカットインで中央にチャンスを作ったが上手くいかず

徐々に崩しは上手く行き始めているはいるが前半中に攻略しきれるかが問題だな

倍井がトップ下アンカーの脇をついてカットインから中央にチャンスを作りに行くがロスト

前半0-1で折り返せばいいか…それとも前半中に追いつけるか…

カウンターでどうにかCKゲット

ここは沈めておきたい

ペイショットはオフサイドか

倍井シュートの一つ前、引いて中盤にスペース作ってから刺す、後ろからゆっくり持ち上がってしまうとWGが降りて中盤スペースがなくなってしまう、なのでDFラインで持つ時に引き気味にしてWGを引き出してトップ下アンカー脇のスペースを十分に作ってから縦に刺す、というのが出来ていた、WGを押し込んでしまうとトップ下、アンカー、WBにWGまで加わり中盤にスペースがなくなってしまう、上手く引いて相手を引き出して背後のスペースへ縦に刺す、というのが3-3-1-3や4-2-3-3などには有効

3-3-1-3なんだから4バックが3トップ、アンカーがトップ下を抑えればよく、ジュビロのトップ下が相手アンカーと1v1になるかWボランチの1枚が上がって相手アンカー+WBの3に対してトップ下+センターの2枚で2v3作るかでも違いが出てくる、アンカーだけに対してなら2v1を作れるから角がボールサイドのアンカー脇を使うなら中村がアンカーの空ける中央から逆サイドに忍び込んで受ければ中央割れるのにな、攻守の組み合わせのWボランチなのに横並びにしてしまったら活きない、金子の問題というか陣形のミスマッチを活かして中央の優位を活かすポジション取らないとせっかくの攻撃が止まってしまう

角を囮にして中村がシャドー的に動くことで中央割る動きをみせて逆サイドのWBが中村を抑えようとして中に入れば倍井が逆サイドでフリーになる、その辺り上手くスペースメイクしていければ得点に繋がると思うんだが…

後半

クルークスCKゲット、追い付くチャンス

んー、熊本のインターセプトにやられてる感

60分で熊本も足が止まってきているがお互いに交代枠使用

パスアンドゴーで人もボールも動くことでスペースメイクは出来ている感じ、しかし体力消費もあるから決める場面決めないと厳しくなる

川﨑GKの背後狙ったが残念、追い付いた

金子値千金の同点弾!!

1-1

川﨑のクロスも良かったし、金子もしっかり中央の良い場所に入って待てた

これ上手くすれば逆転勝ちの流れ作れるぞ

角は交代か、足ヤバそうだな…

ペイショットにきついマーク着いてるな…

ペイショット届かなかったけどあれ触れてたら勝ち越し点だったのに

佐藤強烈なシュートだが枠に飛ばず

ジュビロが押せてる状況だから押し切って欲しいな

サイドでマーク薄いから簡単にクロス上げられてゴール前触られてる

ちょっと危ない

クルークスがサイドに張り過ぎで逆サイドにボールがあってもサイドに張るから中央にチャンスボール入っても届いてない

ペイショットのヘッド流石にスリッピーで上手くそらせなかったか

金子降ろしてレオか

金子得点できたしまぁ

レオいきなりミドル狙い、いいね、勝ちに行く姿勢

クルークスはオフサイドポジションでプレー関与できず、あそこポジション取り直せてたらワンチャン作れたかも、おしい

カウンターチャンスギリギリ残ったが逆カウンターくらいかける

ペイショットと中村の動き悪いと言われるが、ペイショットに関しては相手のマークが徹底されてる

中村は攻撃の軸でカウンター時のリンクマンとして必須、その分スタミナと守備力で優れる金子やレオをコンビに置いている、というハッチ監督の判断ではないか?

熊本がボールを持つ時間が長いと考えるとカウンターでポストとなるペイショットや攻撃の軸になる中村を変えられない、という感じがするけど

その分ほかのポジションで動ける選手を入れ替えて運動量も確保してるしペイショットの高さと中村の技術と視野は他の選手に替えられない質がある、という判断なのかもしれない

FK与えてしまったがここのカウンターで勝ち越し点欲しい

残念、GKにキャッチされてしまう

FKは相手が全員自陣に入ってくるのでカウンターできれば決まる確率は高くなる、運動量ある交代枠選手が一気に攻め込んで欲しい

またFK、ゴールライン割ってゴールキックだが繋ぎ選択か…

ここロングボールで攻めたい

カウンターやはり攻め切れない

中央に速攻決めてくれればいいんだけどなぁ

終わった

ホーム1-1引き分け

まぁ負けずに済んだからまだいいか

川﨑金子の活躍で負けは回避できた

ただ戦術的な精査して何が攻撃停滞の原因だったかを分析した方が良いかも

熊本自体も上手くて攻撃を遅延させられたり奪取されたりと言う雨紛もあるだろうし、こちらの攻撃の連携ミスとかもあるだろうし

まぁまだまだこれからだね、調子は悪くないと思うけど


2025年4月11日金曜日

YBCルヴァンカップ 清水戦

開始直後に失点してどうなるかと思ったが

終わってみれば2-1勝利

内容も序盤はかなり清水に押された感じが強かったが、徐々に押し戻して得点、さらには優位な状態を維持できた勝利だった

清水は3-4-2-1だったが守備時5-2-3に可変するミシャ式に近い形式を取ったがジュビロのSBを抑えることが出来なかった感があった

序盤ではスタミナを活かした前からのプレスでジュビロのビルドアップを阻害する形は出来ていたと思う、しかし清水の前線3枚がプレスに出る一方で5バック状態で中盤ボランチ2枚だけが残る形でサイドにスペースが出来たり、WBが一枚に対してジュビロのサイド2枚を活かしてWBを釣り出してインサイドからWBの裏に斜めスライドして入る動きをしたり、など攻め口を色々と変化させながら崩せる場所を探っている感じだった

ボランチの寄せが良くてまずボール奪取が良かったのでポゼッションを維持できていたのと、ビルドアップでもパスの受ける位置やパスを出した後の動き直しなどこまめに位置を調整してボールの逃がし所が常にキープできていたので清水はジュビロのボールを捉えきれなかった、結果清水側は長い時間守備的な状況を強いられた

ジュビロの良かったのはロストやクリアされたセカンドボールに対しての速くて強い寄せが出来ていた、2列目3列目の中盤勢が良く動いてボールをキープしてくれたのでそれがそのまま試合の流れを優勢にしてくれた

掲示板では先手を取れていたので攻撃は最大の防御だ、と書かれていたが、そのボールをまず手に入れなければ攻撃はできないんだよ、だからボール奪取というタフな仕事をまずクリアしないとポゼッションを活かしたボールキープと攻撃の継続はできない、ハッチ監督の良い所はネガティブトランジッション、ボール奪取の部分でチーム全体が一気に動いてしっかりとボール奪取してキープしポゼッションを維持する、というテーマができるように仕込んでいる事、横内監督時代ではボール奪取ができずに結局引いてブロックを組んでロスト待ちやインターセプト狙い、という感じだったので守備時間が長かったし先手が取れなかった、なので選手の入れ替えと監督の入れ替えで動かないチームから動くチームに作り変えてくれたのは非常に頼もしいことと言える

レオのシュートが下手だ、という意見があったが、レオは右利きでボールは中央側から左側に流れていた状況でレオは開いていくボールを追わなければいけなかった、ボールが開いていく、というのはゴールへの角度が少なくなる、という意味、さらに聞き足ではない左でけらなければいけなかった、また、あそこでレオがシュートではなくトラップして繋ぐことを選択することも出来たと思うが、それだと逆に空いてが前向きに押し上げてきてしまうので一度プレーを切ってカウンターにならない状態にするにはシュート選択で良かったと思う、状況や選手の得意不得意を考慮せずにシュートが枠に飛ばなかったから下手、というのは簡単、でも選手は運動しながら判断しなければならずその時間は非常に短い、シンプルな選択と行動を選ぶことが重要になる、レオのシュートは流れをシュートで終わらせる、という点では問題ない判断だと思う


ダービーで久しぶりの勝利は手放しで喜ばしい事、しかもスタイルの基礎基盤となるボール奪取がしっかりでき、かつパスを繋ぐためにポジションの取り直しを細かくできている、スタイルの基礎がきちんとできているのが非常に良い、いままでの「なんちゃってポゼッション」とは完全に質が違うのはプレーを見ていればわかる、以前のジュビロは選手は動かない、ボールだけを動かすだけ、ボールを奪えない、止まったボールを蹴るキック精度が良いだけ、という非常に限定的なプレースキッカー優位なだけのスタイルで配球重視でその前提となるボール奪取を全く無視したスタイルだった、それに比べて今のハッチ監督体制ではポゼッションに必要な能力、技術を持った選手と戦術で統一されてきている、ビルドアップが良いのもあるし、2列目の運動量が高くファーストディフェンスが速いことで中盤でのフィルターが早めにかかる、これでボランチやSBも防衛の準備が整うし2列目が止めた勢いを3列目以降がさらに詰めてボール奪取まで持っていけているというのが大きな違いでもある、中盤の機動性、スタミナ、強度が非常に高く強かった時代のジュビロに繋がる強さが垣間見れる

藤田SDのテコ入れで新しい選手や監督が入って来てかなり大がかりな改造になったが、結果としてチームがやりたい本当のスタイルを体現できるようになった、と言ってもいい

サブも含めて競争がしっかりできておりチーム内の選手層は厚い、ただ一部ポジションの配分はまだ適性ではないので夏に追加や変更などがなされる可能性はあるだろう、今の状態ならJ1昇格してもおかしくない、ただ怪我による離脱や疲労などだけは避けようがないのでサブの量と質の高さは重要になってくる、カップ戦で勝てているということはタイトルを取る可能性があると同時にサブも活躍の場があり、リーグ戦カップ戦共に戦う場があるので選手のレベルアップ、経験値の蓄積にはもってこい、今の状態が非常に良いのでJ1昇格したら1年で落ちることはまずないと思う、ただこの質を維持しなければならないのでそれはそれで大変ではある

来年以降の新人選手なども今の選手層に劣らない人選をしなければならず、J1復帰してもJ1残留は簡単ではない、ただ今はチームとして非常に良い状態にあると言えるので、これをどれだけ維持できるかがジュビロの黄金期復活の鍵にもなってくる

2025年4月7日月曜日

強いフォーメーションとは

サッカーは完全性が低いので完璧なフォーメーションは存在しない

しかしながらサッカーの競技性やルールによってより安定したフォーメーションは存在する可能性は高い


まずフィールドの大きさと形から考えると2つの考え方がある

1つは全体を使う動的なサッカーをする場合

この場合はよりオープンな展開になるので初期配置=ポジションの分散度、再配置の速度などが必要な項目になる

もう一つはゾーンやレーンに区切られた静的なサッカーをする場合

現代サッカー寄りで全体を使わずにより狭い範囲に限定して選択肢を減らしたうえでコントロールをしようとするもの

この場合は強度、密集度、連携度が重要になる


フォーメーションは動的か静的かに限定する場合と限定せずに可変する場合がある

動的なフォーメーションの場合、初期配置が重要になるので縦列配置や中央、サイドの分散度が重要になる、基本的には縦にボールを繋ぎ、横に動く

静的なフォーメーションの場合、横列で各レーンへの配置やゾーンの制圧をする

ボールを横に繋ぎ、前後に移動する


可変型の場合はどの位置でボールを横に繋ぐか、縦に繋ぐかで縦列と横列の配置が異なってくる

3バック4バックの違いなどはアウトサイドの枚数をどう配置するかによって異なるのと、同じ4バックでもアウトサイド2枚か1枚かの配置の違いがある、3バックではアウトサイド1枚だが可変による入れ替わり、ローテーションなどで枚数は変わらないがポジションを入れ替えるなどの工夫があったり、3-4-3系のサイド1枚3枚可変などもある

動きの素早いJリーグでは静的なフォーメーションから動的なフォーメーションになりつつあり、動的=縦列をメインにしながらも横列への可変を含むものが採用される

3-4-2-1、ミシャ式はそのスタイルで4列構成でアウトサイドはWB1枚を置いて幅を取りながら横の広さを使った展開力を持ちつつ、中央レーンにしっかり人数を置いた縦列型なので守備も堅く安定している

押し込んだ攻撃ではWBが上がって5トップ気味の超攻撃型にもなり、引いては5バックの超守備的なスタイルにも可変する

3-4-2-1と言っても2-1の部分は2シャドー1トップなので3トップ気味の攻撃にもなるし、守備では2シャドーWボランチのボックスで中央をしっかり守る堅い守備を維持することもできる

攻守に安定し、かつ超攻撃型、超守備型に可変できる戦術の幅の広さがある

サッカーの歴史をみるとやはり3-4-3系をベースにするのが強いのではないのかと感じる

最初はWMフォーメーションで3-4-3ボックス型

ボランチの語源となったボランテはこのWMフォーメーションの右ボランチに相当するが実際はやや斜めなのでダイヤモンドとも言える

3-4-3ダイヤモンドだと3バックの前にアンカーもしくはワンボランチがいることでスイーパー4バックと同じ形式になる

3トップ、ダイヤモンド、3バックでサイドがWBのみの1枚、WGとCBを含めた3枚の可変ともいえるので、サイドの枚数でも優位を作ることが出来たり、中央ラインが4枚なのでサイドチェンジをさせないワンサイドカットの守備形式を使うことができ戦力差を作りやすい

3-4-3ダイヤモンドを3-6-1の形にすると

WGをインサイドの2列目に下げて中央に逆三角+1の形を作りアウトサイドにWBを配置した形を作ることが出来る

3-4-2-1の3-6-1との違いはボックス系ではなくトライアングル系で可変しやすいという部分

2シャドー、センター、WB、アンカー/ワンボランチ という構成になる


___IH____IH___

______CH______

_WB___DH___WB_


WMや3-4-3ダイヤモンド、3-4-2-1の特徴は中盤中央の多層化にある

そしてN-BOXも同じ

中盤中央の多層化が何故強さを生むのか、というのは

「差し込み」ができるから

サッカーは当たり前だがボールホルダーと受け手、レシーバーがいる

4-4-2の3ラインに対して3-5-2(3-1-4-2)が対抗策になったのは2トップに対して4バックの2CBによる1v1を止めて3バックにして1枚を余らせ、その1枚を中盤に押し上げることで枚数有利を手に入れた為だ

同時に3ラインに対して1ボランチが差し込まれることで4ライン構成になりボールの出し手と受け手の中間に1枚を差し込むことができ、この1枚でカバーシャドーだけでなく前のラインのカバーができ、それによって後ろの受け手を引き受けているDFが前のラインのカバーに釣り出される必要がないことが重要になる

中盤の多層化はN-BOXも顕著で、2シャドー、CH、Wボランチの3層化がされていることで中央の1枚が差し込みの位置を取ることが出来る、また前後に動けば2枚の中間を埋めることで2枚が左右に展開できる

このCHの位置取りの妙は非常に重要、全体が見えている、中央のスペースを埋めている、移動することで人数差を作ったりスペースを埋めて味方の展開を補助する、ということができる

また中央にいることで全体を見回してバランスを取ることができ、また中央で1枚浮いていることで余剰戦力の展開が素早くできる

ここが重要になる、左右対称に分割して配置してしまうとポジションが硬直してしまうことと、左右に配置されることでワンサイドカットされた時に逆サイドの戦力は死んでしまう

これに対して中央に密集を作り余剰戦力を中央に置くことで中締めの常時守備を維持しつつ、ボールサイドに余剰戦力を動かすことで戦力の欲しい場所にデリバリーができる

3-4-3系の戦力の均等分散による広い展開を維持しながら中央からフリーマンとしてバランスを取りつつも詰めるタイミングでは動く、という戦略戦術級の動きが可能になる

Wボランチだとスペースは埋まるが逆に低い位置に戦力を置き過ぎてしまうことになる

ワンボランチ/アンカーの前にセンターを置き、その前に2シャドーを置くことで1トップ+2シャドーの中央攻撃の集中が可能であること

逆トライアングルからシャドーのサイド展開+WBをダイアゴナル侵入によるトライアングルをひっくり返し相手サイドの裏を突く攻撃ができる



基本形

______FW______

___IH____IH___

______CH______

_WB___DH___WB_

__CB__CB__CB__

縦型陣形で中央で相手を左右分断、ワンサイドカットしてサイドチェンジさせない、ボールサイドを限定することで相手戦力を減らし、サイドで3v2を作る

WB ⇨ シャドー ⇨ FW の大きなトライアングル=攻撃ライン



シャドーのサイド展開+WBのダイアゴナル侵入

______FW______

_IH__WB__IH___

______CH______

______DH___WB_

__CB__CB__CB__

相手WB/SBを釣り出してCBとの縦のギャップを作りシャドーがサイド裏に侵入、強度のあるWBがダイアゴナルに中央に入ることで中央でミドル、高さ勝負、強度勝負で決定力を高める

シャドーが中の勝負で勝てない場合、サイド展開してWBが代わりに中で勝負する、シャドーは外に配置されサイドで動く

DH/CH ⇨ シャドー 大きな逆トライアングル

WB ⇨ FW の大きなトライアングルからの変化

ボールの出し所、受け所を 外 ⇨ 中 から 中 ⇨ 外 に変更する


3-4-2-1のボランチが縦に並ぶことでシャドーの位置を押し上げ中央を縦に支配する

シャドー、WB、ワンボランチ/アンカーで作るトライアングルの中央にCHが移動することでトライアングル+1の形を作る


シャドー+CHがWB+ワンボランチ/アンカーの中間に落ちてN-BOXをボールサイドに作る

もしくはWBが中を締めて中央にN-BOXを作成する

N-BOXを作りやすい陣形なので縦列でワンサイドカット⇨ボールサイドにN-BOX形成、でボール奪取からショートカウンターを狙いやすい

縦列なのでカウンター時にパスを縦に繋ぎやすい

相手の帰陣が早く遅攻になった場合もWBは低い位置からフリーでクロスを上げやすい

WBが低い位置をキープするのでカウンターに強くポゼッション時も左右展開がしやすい

ワンボランチ/アンカーとWBの3枚が3バックの前にいるので、3バック+WBの5バック、3バック+ワンボランチ/アンカーの4バックの使い分けがしやすい

中央に2シャドー+CH+ワンボランチ/アンカーの4枚がいるので中央を制圧しやすい

中央が3層なのでシャドー⇦CH⇦DHのようにカバーがしやすいので前からチャレンジにいける


2列目の2シャドー+CHの3枚のスタミナ、強度、戦術眼、テクニックなどが大事になる

守備は3バック、WB、ワンボランチ/アンカーの6枚で対応するが2列目3枚も詰めるとN-BOXが出来るのでかなり強力な守備を維持できる


WBとFWで大きなトライアングルを作り、縦のギャップをできるだけ作る

中央4枚が中央支配

攻撃は中央に集中することで決定力をアップ

CHやWBが4人目としてレイトで入って来てミドルを打ったり、シャドーが割れた時にCHがトップ下として中央に出てくるなど2列目~3列目の最後の一押しがあると更に決定力が高くなる


フィールド全体を広く使ったオープン攻撃、ワイドを使った両サイドからのブロード攻撃、縦陣形を活かした速攻、中央3トップによる集中攻撃、ワンサイドカットとN-BOXを使った強固な守備、3バック4バック5バック可変の柔軟な対応力、中央4枚中締めと多層化差し込みの厚い守り

中央の密集と中央サイドの分散配分のバランス

柔軟な可変力と対応力

安定した守備力

広い展開力と集中した攻撃力

これらを複合できるフォーメーションが強いものだと言える

ただし絶対はない

最強のフォーメーションは存在しないが柔軟かつ安定性のあるフォーメーションはより強いと言える

2025年4月5日土曜日

2025 第8節 A山形戦

14位山形

前節からボランチの中村上原がハードワークして良い形が出来てるので継続するのがテーマになるがどうなるか


前半

山形は広くプレスしてくるようだ

ロスト後にブロックを組んで対応

PA内で危険な場面があったがギリギリ繋いで前進

倍井と松原のローテーションからサイドチェンジ

サイドからのクロスにも倍井や上原が詰めてコース切るようにしている

サイドでフリーにしてクロスを正確に上げさせないようにすることで中央は守りやすくなる

GKが阿部になってから後ろのケアが広く安定したビルドアップになっているのはジュビロの強み

川島もセーブ力があるのでどちらのタイプも活かせる戦力があるのはジュビロの良さだよなぁ

倍井ホールドから松原の展開、クロスいいね

上原がこまめにサポートしてるな、良い傾向

ボランチが動くのはバランス的に難しいけどよくコントロールしている

攻め上がる時にクルークスと倍井の両サイドが前に入って来てスピードのある速攻で行けるの良いね、角も含めて2列目の速度が速攻できるから少し守備的な入りでも反撃の形があって攻め上がれる

ボール持っても持たなくても速攻できるという選択肢があるからどちらもいけるのは大きい

ワンサイドの追い込みから奪ってショートカウンターできてる、切り方、追い込み方がいい

しっかり中央押し出してサイドチェンジさせずに同サイドで奪って押し出した中央を使った攻めができる

倍井の動きいいね、受けてフェイントしつつサイド変えながら自分は中央前に進んでフィニッシュに備える

上原リンクしつつ前向いて攻撃の基点にもなってる

以前と違ってプレイスタイルが良くなってる、よりストロングになって良さが出てる



後半

山形ファール覚悟で潰しに来るなぁ…

クルークスの少しインサイドに入ってのパスいいね、逆足サイドだから少し角度があれば前に出せるのいい

段々ラフになって来たな…ジャッジしっかりコントロールして

山形の前からプレスも上手くかいくぐって敵陣まで進む

倍井がしっかりターンして周囲を確認して右のクルークスに繋ぐ

みんな冷静にプレイできてる

植村からクルークス、ペイショットのところで潰されることが多いな…

山形はドロー狙いかな?

ペイショットと佐藤がガン詰めするからクリアボールがクリアじゃなくて敵陣までプレスしにいって大きなプレッシャーになってるな

一瞬でも相手がロストすれば得点するチャンス

裏抜けループされたけどオフサイドか…危ない危ない

DF1v2で厳しかったが阿部ナイスセーブ

やはり守備がかなり安定した分怖い試合が少なくなってるね

GKとDFは良い仕事してるよ

あとは攻撃陣が決めてくれればいい

プレスバックもいいし、しっかりカットして反撃抑えてる

押し崩せ

セカンド回収も速い

山形に仕事させてない

ネガティブトランジッションでも全員しっかりコントロールしてる

これだけハードな試合で動き止めないの凄いね

マジ今のスカッド物凄くレベル高くなってるよ

クルークス速過ぎ

ドローで終わってしまったが悪い試合じゃなかった

勝ち点も積めたし次勝とうね

2025年3月30日日曜日

2025 第7節 H千葉戦

首位千葉をホームに迎えての一戦

開始そうそうに角が得点

1-0

幸先良し


80分オフサイド、失点したかと思った

2枚交代

佐藤が中央で粘って中村のシュートは相手が身体で止めた

今日はよく走るね

首位に1-0勝利

とてもいいね

2025年3月24日月曜日

3-3-3-2

攻撃時のシステムをキーパーを含めた3-3-3-2を考えてみる

最後尾 RCB GK LCB
3列目 RSB LDH RDH
2列目 RSH OH LSB
1列目     CF    LSH

右SBをボランチとして残し、左SBを押し上げる

植村がボランチとして残り3ボランチを形成
松原が2列目まで上がる
倍井を上げてペイショットと並べる
倍井の突破とペイショットのポストを使い分けたり松原と倍井の縦関係は維持しての配置

もしくは
2列目 RSH LSB LSH
1列目     OH     CF
角や佐藤をトップに上げて松原を中央に上げる
松原が中央にいるのでクロスはペイショット、マイナスクロスは松原狙いの縦のハイタワー戦術が使える
角なら背後狙いのアーリーを入れたりしても良い

もしくは
2列目 RSH CF LSB
1列目     OH    LSH
ペイショットが下がりOHが入れ替わって前に出る、1列目の足の早さを活かして前からプレスしたり裏を狙う
ペイショットが偽9番でポストしつつ左右にレイオフして散らし前進
2列目左右から背後狙いのアーリークロスを入れるのも良し 
1列目が裏を狙い押し込みながら2列目のハイタワー2枚が遅れて入ることでマイナスクロスをGKが飛び出しても手が届かない位置でヘディングできる、相手CBではなくボランチとの高さのミスマッチ狙い、1列目は足の遅いCBとのスピードのミスマッチ狙い


後ろからのビルドアップでラインが低くなるので4列構成 x 中央、左右の3つのコースを確保する
3列目から2列目に繋げられれば大きく前進できる
ボランチを増やすことで幅をカバーして最後尾4列目からの繋ぎが停滞しないようにしている
攻撃のバリエーションは2列目、1列目の並びの変化で多様化し、相手の守備の薄い場所や苦手なミスマッチを押し付けて有利を作る
いくつかを使い分けて相手の守備を誤誘導できると得点しやすくなる
その為にはチームで攻撃のパターンと相手の守備かどう動くかを予測、誘導して、こちらがより有利になる組み合わせを作り出す 


現在のビルドアップの問題点は最後尾3枚は確保できているがその前の3列目と2列目が上手く組み合わず4列目からのボールを3列目を経由して繋いでいくことができていない
とりあえず3x3のマトリックスを作りコースを増やさないといけない
今のダブルボランチがボトルネックになってしまっていてビルドアップを困難にしてしまっている

ビルトアップで避けたいのはゴール正面でのスクランブル
これを避けるためには左右にボールを振ったら中央に戻さずにボールサイドで前進する事
しかし今現在のダブルボランチが中央から動かない位置だと左右のCBからのボールが前に進まない
ダブルボランチの位置が相手のトップとボランチに挟まれた位置でありトップの背後でほぼ死んだ位置でもあり、かつ囲まれた位置なので2人がその位置にとどまるのはロスト時の中央を守る為以外の攻撃時のメリットがほぼない
ボランチが3枚になると幅が広がり左右のCBからのボールを前の位置で受けて繋ぐ事ができる
また松原を1つ前に押し上げられるので左サイドでのビルドアップの停滞とロストが減る
松原は相手SBと1v1を考えれば良いので攻撃時により攻撃的なポジションや選択が可能になる




2025年3月23日日曜日

 2025 第6節 A仙台戦

前半 0-2 ジュビロが先行

仙台4バックに対しSBを引きはがしてそのスペースに入り込みPA内へ、ファールを誘発してPKを決める

クルークスのクロスに植村がヘッドで後方に上げたボールはそのままゴールへ

クロスをペイショットに集める意図は良いんだけど、ポジション、狙い所が微妙な感じ、GKに取られてしまう位置に上げてるのでもう少し位置を変えた方が良いかも、ゴールエリアのラインではなく、ゴールエリアのラインからペナルティマークまでの付近だとGKが飛び出すかどうか迷うのでその辺りがよい、そこから叩きつけるように打てれば

セットプレーの守備の形式何か変わった感じがするね
人の有無にかかわらずブロック組むという感じだったのが人に付くようにしてる感じがする

仙台がマンツーマン気味に広く守っているせいでパスが縦によく通っている、多分戦術の相性がいい

クルークスがライン上げろの手振りで全体がしっかり押し上げてる、連携とって間延びさせず中央取って相手をコントロールできるようにしている

GKが活躍してるな、仙台がポゼッションしつつも最後止めてくれてる、止めている「間」に追加点入れる感じが一番いいんだが…

勝ち点だけじゃなく得失点差稼がないといけないからな、0-2で満足されても困る

60分で早めに交代、前半結構飛ばしたのかな?

なんかボールホルダーと逆ワイドへの対応が薄いね…

CKから失点、狭いエリアを正確に抜かれた感じだな…

やっぱり追加点必要だね

久しぶりの西久保、活躍して欲しい人材

ペイショットからクルークスへのボールなぜかいつも上手い

チャンスのCK

なんでジュビロのボランチはターンできないの?
せっかくボールがボランチの高さまで進めることが出来てもあそこでターンできなくてCBかSBにバックパスしちゃうから押し込まれたままになるんだが…

0-2から全然攻撃する気がないのなに?
このままだと同点勝ち点1とかになるよ?
防戦一方になってずっとシュート打たれっぱなし、ゴールに迫らないと仙台は引かないだからしっかりカウンターチャンスのタイミングを作って相手を押し戻さないと駄目なんだが…
相手が勢いに乗らないようにする為にはDFやボランチを下げさせる必要がある、その為にも仙台ゴールを脅かす必要がある
下がれば中盤の囲いが薄くなって進軍しやすくなる

引いて守れば相手は押し込む

書いているそばからシュート打たれて失点…

「守り方」すら知らないのかな??
ブロック作るだけじゃダメなんだよ?
小学生かな?

佐藤?
仙台が同点になって前がかりになった背後にカウンター、これは息の根を止める1点になるかも

時間もそろそろATに近い

守って閉めるならクルークス交代してもいいけど交代枠あるのか
それとも攻撃して反撃させないか

AT+6
ちょっと長め
ポゼッションしつつ敵陣内で時間潰せるのが良いが

仙台ロングボールだから5バックで跳ね返した方がよいかも
守るオプションも欲しいところ

追加点のおかげで勝ち点+3で無事勝利
ゲームメイクの部分で少し課題はあった試合だったね
まぁ今後はその辺りのコントロールもできるようになるでしょ
とにかくアウェイ勝利はめでたい

2025年3月22日土曜日

スイーパー4バック

ここでは何度も取り上げているが、相手のトップの数+1をキープする可変守備のプランを実際に使って高い成果を上げているチームがある

アスルクラロ沼津

監督はゴンこと中山雅史、いわずとしれたジュビロ黄金期のレジェンド

今週水曜日に行われたYBCルヴァンカップ、ホーム柏戦

J1上位の柏レイソルは9人入れ替えていたようだがポゼッション66%、シュート10(枠9)という攻撃力

これに対してアスルクラロは失点1の0-1で敗戦

この試合で注目されたのが元鹿島ユースのCB篠崎選手

何故ならゴールエリアに下がって3点分を止めたからだ


アスルクラロは守備時に4-4-2で守備ブロックを作るが中盤4枚がセンター2枚、インサイド1枚ずつという構成で中央3レーンを4枚で塞ぎ中央の縦パスをシャットアウトするデザイン

これにより空いているアウトサイドのレーン経由から1トップにパスを入れるという攻撃を誘導している

しかしアスルクラロは「縦の2CB」であるリベロ+スイーパーシステムの4バックに可変する

通常は2CB+2SBの4枚がフラット気味に並び、中盤4枚の背後を2CB、アウトサイドをSBがそれぞれ担当する

レイソルは3-4-2-1の1トップで2CBが1トップを抑える仕組み

サイドのスペースから1トップへのボールはリベロが飛び出してパスカット、インターセプトしてカウンターに転じる

この基本形はフラットな4バック=並列4バックなのだが、2CBが縦関係、ストッパー役のリベロとスイーパー役の分担がなされているのでリベロが飛び出してインターセプトしてカウンターの基点になる「攻めの守備」と、守備のサブプランとしてスイーパーが残ること、もしくは下がる「受けの守備」の両方が実装されている

この基本「横の2CB」がスクランブル時には「縦の2CB」になることで「前からの守備」と「カバーの守備」の二重性を作ることで高い守備力を生んでいる

レイソル戦ではスイーパーである篠崎がゴールエリアに入ることでボールサイドに寄ったGKのいないスペースをカバーし、相手のシュートを3本防いでいる


この縦関係のCBは攻撃時でも同様で、スイーパー+2SBの3バックでボールを保持、リベロが0.5列上がって1ボランチ気味になることで中央のパスコースを作り相手のFWやボランチを引きつける役割をしている

リベロがいることで中盤センター2枚がWボランチではなく2センターとして高い位置を取って機能することが出来るのが強みでもある

4バックがあくまで守備を基本とするDF本来の機能を高く持っていることで守備における安定性がかなり高い

もちろん中盤が大きな規制をかけていることもチーム全体の守備デザインとして貢献している

ジュビロはデザインされた守備が皆無であり誘導や獲り所、カウンターの基点などがない

アスルクラロは守備のデザインは良かったが逆に攻撃面では相手が3-4-2-1で中央ボックスで堅いのにも関わらずカウンターで中央を狙い過ぎたことでロストを繰り返すという状況やマッチングを考慮しない状態だったので選手としては速攻の意識が強すぎて中央最短を狙い過ぎた感が否めない

中盤サイドを上手く利用して相手の中央ボックスを迂回した攻めが出来ていたらレイソルに肉薄していたと思う

せっかくスイーパー4バックが機能して守備力が高いので中盤の攻撃デザインが上手く回ればかなり強くなるチームだと思う

やはり戦術はチームのデザイン力が重要、「アイデア」という思い付きはその場限りで終わるが、強いチームほど「重層化されたデザイン」の強さを理解している


2025年3月15日土曜日

2025 第5節 H甲府戦

スタメンでは川島、グラッサを外して阿部、上夷を起用してきた

前回の失点に絡んでいるのは上原も同じだが見逃されるのか…

後ろからビルドアップを考えてる可能性が高いが…

甲府は3-4-2-1で中央支配型、4バック相手には1勝1敗1点で対3バックの3点より得点率は低い、この試合で失点が多いようならジュビロ自身の戦い方に問題がある可能性が高い

3-4-2-1だと守備時5バックを使うか、3バックを維持するかで戦い方も変わる、甲府はどのように戦うか


前半

前半終了間際に左サイド突破からニアのペイショットが決める

サイドの人数差で押し切った感じか

上原がハーフで繋いだ形、上原はボランチじゃないくてセンターハーフタイプの選手、中央から前に出ていくのが得意で後ろに戻ってプレーするタイプじゃない、これはずっと前からそう

後ろでコントロールするタイプじゃなく前に出て絡むタイプなのでボランチのようにボールを奪う守備が出来るタイプじゃない

中盤中央にいればボランチと呼びがちだが、ボランチは本来中盤でも後方にいてDFに近い位置でプレーするので上原の得意なプレーエリアとは少し違う

フォーメーションのミスマッチが上手く嵌ってサイドの優位性が活きてる感じか

松原はトップ下の角が動くので空いたスペースに入って中央でフィニッシャー役になることでペイショット以外の前線の高さを補う

中に入ることで倍井と被る事もあるだろうが中央深くに入っていくことでペイショットへのマークがきつくなれば松原が、松原にもマークが散ればペイショットがそれぞれ活きてくるので中央のフィニッシュでペイショット+松原のツインタワーを中央に作ることで得点確率を上げる

両サイドの倍井クルークスと角の3人が2列目で動くことで攻撃の軸を形成

という感じかな


両サイドも外に張り続けるわけじゃなく中に入って相手サイドを中に折りたたむように誘導しながらサイドチェンジして相手を上手くサイド誘導してるな

2CB+1の形、2CB+GK、2CB+SBという擬似3バックを形成して必ずコース作ってボールを保持できてる

SBの植村が3バック役と3ボランチ役の2役やってる感じ

その分左の松原が前、中央で仕事をする形にしてるか

上夷がポジションをきちんと取り直して良い位置にいてくれるので2CBが安定している

角がターンできるのでサイドでかわして前進できた

松原チャンス回数は多い、中央の良いポジションが取れている、あとは決めるだけだな

クルークスのクロスが右からくるので中央のペイショット、左の松原のツインタワーがいることでクロスが決まりやすくなる

PA内ファールでPK…これは甲府が上手い

こういう時のGK、止めればいい

予測で先に動いて逆突かれる、GKの仕事としてはいまいちだな…

松原の決定力があれば勝ち試合だな…

倍井逆サイドにいたが高さが合わず、まぁ松原が入る意味はこういう所

佐藤マーク着かれながらも抜いてCKにまで持ってくか

角も佐藤も悪くない

後ろで回して保持から背後へ佐藤が抜ける、ペイショットが中で決めて決勝点2-1

やはりペイショットの高さは強い

為田、金子、川﨑投入

雨の中寒いので体調のコントロールの為か

金子は山田と一緒に入ったボランチ小林やチョン・ウヨンみたいなタイプのボランチに見える、視野、予測、を活かしたカバー能力が魅力かな

川﨑のラン悪くなかったが間に合わず

川﨑背後に入れるがクルークスに繋がらず、おしい

上夷の飛び出しからのファーストディフェンスするの凄いな、あそこ予測してたのか?

良いCBじゃん

きちんと良い選手補強できてるし、今日の試合についてはかなり良い方じゃないのかな

相手ごとに組み合い方があるからその辺りがマッチするかミスマッチかでやり方も少し変わるからその辺りを修正してどの相手にもマッチさせられるようにするのが課題か

レオゴメスがトップ下に入って高めの位置のディフェンスと下がった時のボランチ役も含める形か

今日は気合いが入ってたな

ペイショットの高さを活かすことが出来ていて良かったね

新加入選手も活躍したし全員が上手く仕事できてた

こういう感じなら悪くない

前回が悪過ぎたのもあるのと、富山がかなり強いという感じもあるのかも

後ろの繋ぎが安定してたので奪われることがほぼなく、裏狙いのボールを入れてそこからクルークスのクロス、という形が出来つつあるので、まずこの攻撃を軸にして得点力を上げる必要がある

松原の決定力問題はペイショットと松原の2択+アルファを積み上げられると攻撃力も爆発すると思う

倍井や上原も攻撃に絡むと幅や深さも取れる

トップ下も佐藤と角の選択ができるのでどちらの動きが合うか、というのも相手に応じた切り替えも選択肢にできる

各ポジションで控え選手もレベル高いから平均してチーム力は上がっているのでは?

前節が悪過ぎたのもあって今節との落差が大きい

序盤での最低値と最大値が出た感じで平準化、平均化してみないとどちらもはずれ値で引っ張られないようにしたいところ

ただ今日の最大値は悪くない

あとは他のチームがどういう対策を考えてくるか、それにどう対応するか、という場面がいつ出てくるか

2025年3月11日火曜日

守備とビルドアップ

富山戦1-3で負けたことで2勝2敗で既に得失点差ー1

ジュビロのフォーメーションの欠点を上手く使われていた

ジュビロは4-3-3で前線3枚+トップ下を加えた4枚で前線を封鎖しようとする

しかし問題点としてそもそも4-2-1-3の4-3-3なので中盤サイドにスペースがある状態、そこからトップ下が前にでると4-2-4の形にはなるが、4-2-0-4になるので前線の4枚を抜かれると前線からボランチまでの間に大きなスペースがあり、このスペースにボールが入ってしまい、プレスをかけることが出来ずにループで4バックの背後に出されて2枚裏抜けされた、という状態になった

前線4枚で封鎖するなら絶対にそのラインを越えさせたらいけない、もしくはトップ下が前に出て4枚を作るタイミングで中盤にスペースを作らないようにボランチ以下がラインを上げてスペースを消す、のどちらかを徹底しないといけない


ビルドアップでの問題点はプレー前のポジショニングが悪い、その状態からプレーオンする為にすぐにピンチになる

川島のミス、と一言で言えない部分があるし、川島も致命的なミスを犯している、チームとしてやらないといけないこと、やってはいけないこと、を検証して徹底しないといけない

まず川島はプレーオンする「前」に味方のポジショニングを確認し、パスコースの選択肢を確認する、この時点で前方、左右にコースが無ければプレーせずに味方にまず指示を出してポジショニングを修正させる

失点シーンではPA内に2CBとGKの3枚で擬似3バックを形成、SBがワイド、ボランチが中央、相手は2トップでボランチが2トップの背後でコースが切られている状態、この状態でプレーオンしているのが1つ目の問題点、そこからボランチ1枚が2トップ間に下がってつなげようとするがGKに返してしまった、ここが2つ目の問題点、さらにGKの川島が横のCBではなく斜めのボランチ、SBにパスを出してカットされてしまう

そもそもの配置がCB,SB、ボランチが6角形を作っている状態で中央に人がいない、この配置なので中央の選択肢がなく相手2トップは6角形の中央でボランチ2枚を背中でコースを消しているのでボランチは使えない、GKからの選択肢はCBかSBしかない

ボランチ1枚が中央に下がったが相手も1枚が降りてきたので降りてきたボランチが3枚の中央に囲まれている状態になるが、SB方向にはコースがあったのと、2トップのラインを越えてパスが入って来たので、あそこでターンするかSBにレイオフするかできていたらビルドアップとして機能した

しかし降りたボランチがCBではなくGKに直接返したことが非常にまずい選択肢で、2トップの中央+さらに1枚を連れて下がっているので実質相手3枚が中央にいるので縦のコース+斜めのコースはほぼ消されている状態かつGKとの距離が短いのにGKに返してGKが2トップと近い位置でキックしなければいけない状態にさせてしまった

パスすればよいわけではなく、どこでパスするか、どこにパスするか、というのは重要でワンタッチでパスするだけではなく、相手をかわしてからパスを出す、危ないエリアで危ない方向にパスしない、など基本の基本が徹底されていない

失点のミスを生む、ということは1人の判断ではなく、周囲も含めて関わったメンバーの判断全体がまずかった、ということ

GKはプレーオン前に状況確認しておらず、ボランチも2トップの背後に隠れている位置を修正しない、降りたボランチもターンするかサイドにレイオフすれば2トップラインの背後に入った状態で2トップをかわすことができ攻撃の起点になれたがターンもせずレイオフもせずCBに返すわけでもなくGKに返したことで中央を死筋にしてしまった

GKも両CBがPA内で幅を取っている擬似3バック状態であるのに横に逃がさず危ない斜めのコースを選択した

ビルドアップするのに必要な状況を作る、選択する、ということが全くできていない

これでビルドアップ重視のチームを作ろう、というのは無理がある

「痛み」と言っている間にチームが無くなるレベルで崩壊するのが目に見える

J2降格チームがJ2昇格チームに3-1負けしている意味が理解できていない


ポゼッションに必要なボール奪取能力、ボールキープ能力もなく、パスサッカーに必要なリポジショニング、ローテーションもなく何がしたいんだろう

やりたい事をやる為に必要な技術とそれを得る為のトレーニングができているのだろうか

監督の問題というよりクラブ全体の問題が大きい

何度も同じ選択をして何度も失敗するのは学習能力がないからだろう

何年無駄にするのだろうか…


フォーメーション自体もサイド2枚だがSBとWGで連携の取りにくい配置、中盤に大きくスペースを開けてしまう配置、さらにSBを上げる為にCBを割ってしまうのでほぼ守備に関しては相当薄い状況、攻撃したいがために攻撃特化した結果最初から薄い守備が更に薄くなりほぼ全裸状態、最悪J2でも最多失点で負ける可能性すらある、あくまでリカルド、江崎、川島の個人能力で守れている状況であってそれ以外の守備は皆無、相当厳しいというかJ2中位以下にしかなれない

本当に何年無駄にするんだろう

2025年3月9日日曜日

2025 第4節 A富山戦

 富山はロングボール入れて背後警戒強要しつつラインが下がると縦に入れると状況に応じた攻めが出来てる

ボランチが上がらずに中が空いて嵌め所がない、と思えば中村が突っ込んで痛む

ちょっとチグハグしてるな…

ただFKチャンスにはなったか

上原のキックにッペイショットがヘッドで合わせたがGK弾く

ジュビロは中盤飛ばして前線に入れつつこぼれを中盤で回収、前に行けるなら前を狙い駄目そうなら一旦戻してまた前線狙い

後ろから前に何度も入れることで中盤の圧力を弱めたり、全体を前後に広げてライン間を空けさせる作用がある、これによって中盤でボランチ+SBがボールを回収しやすくなる

佐藤が前に出て2トップになった時に佐藤が元いた位置が空き、そこを使われる、で、そこに中村が入るが佐藤が出たタイミングで入らないので後から入って行くので結局使われてる感じ

富山に完全に裏かかれて背後1対2作られたがサイドネット

緩いループで裏に走り出した2人に配球したの上手いね

前半半分でほぼ完ぺきに近い崩しとシュート打たれてて後は精度だけってレベル、失点間近だな…

さすがにジュビロも危機感持ったのか押し返している

ジュビロも富山もサイドの裏取るボール狙い

流石に中央が堅いのでどちらも薄くなるサイドの背後を狙うが上手く収まらない

上原がカウンターで前に出る、J2だと前に出る機会が多くなるか

ゴールキックからのリスタートで相手に詰められ前半中に失点

これがあるから後ろから繋ぐの嫌なんだよなぁ…GKから前に出さずに左右のCBに出してから前に繋がないと駄目だろ、なんでゴールの正面でパス繋ごうとするの??

ホント不思議なプレー選択するよね、わざわざ失点リスク負うプレーするんだから…

ジュビロはプレスに行くけどそこで取ろう、って感じじゃないね…

ミス待ちに近いプレスに見える

富山はクルークスに2枚つけて右SBの植村にはコース消すだけか?

それなら植村がもっと動かないとクルークスは生きないな…

やはり4バックに対して2トップでCBと1v1正対されてるのが痛い、さらにジュビロ側がWボランチで2トップの裏に隠れてしまうのも問題、これずっとこうなんだけど変えない理由があるのか

CBの選択肢的には中央が消されてるからSBかWGに出すしかなくなるわけだが

歴史的に4-3-3の攻略に4-4-2、3-5-2の2トップが使われて4-3-3が廃れたのは事実なので4-3-3使うなら2トップ対策を徹底しないとビルドアップから攻めるというのは無理、それをチームがどれくらい理解しているのかってことだな

後半開始から2枚替え、トップ下佐藤と上原を交代

角をトップ下に、金子をボランチに配置

江崎の好判断でゴールを守ったが完全に失点してたな…

松原それ決めないと駄目な奴なんだが…

せっかく前に囮が走り込んで引きつけてくれたんだからそこは得点する場面だよなぁ…チャンスに取れないの負けフラグだぞ…

ペイショットがポストして植村が走り込むことでペイショットに選択肢を作らせるのは良い連携だな

中央突破も使いながらサイドからのクロス

交代してからポゼッションが上がってる感じ?

まーた負けてんのに後ろから繋ぎ始めたよ…前回これやって負けただろ…学習してくれ

痛みが必要って無駄な痛みはいらないよ…

時間かけて前進するだけじゃん、確実でも何でもないし

クルークスからペイショットへのクロス、ペイショットが沈めて1-1

どうにかゲームを戻した

あと20分ここからだな

為田、川﨑を投入

せっかく追いついたのにまーたロストからの失点

ボランチが中途半端、後ろからでも止めなくちゃダメでしょあれ…

ファールで止めたのにFKから更に失点か…

1-3

これ相当重症じゃないか?

確かにボール落とした場所とか上手かったがジュビロの守備が上手くないってのもあるよなぁ…

結局いくら攻撃伸ばしても守備を攻撃で補う事は出来ないんだよ

何年もそれを理解せずに「攻撃が最大の防御」とか思ってそう

そんなことあるわけがない

銃撃ち合ったら両方死ぬ、防弾チョッキ着ていれば一方敵に勝つわ

J2って守備の弱いチームがボロボロにやられるしJ1で勝てないチームは大抵守備が駄目、ジュビロだって毎年のように攻撃重視、守備軽視でJ2で勝ててもJ1で勝てないって繰り返してたわけで今更なんだよね

それでいて攻撃主体チーム、守備は個人、とかやってるからいつになっても勝てない…

まずバケツの穴を塞げ、話はそこからだよ

今シーズンJ1に上がる事はないね、ずっとこの調子で行くんでしょ?

痛みが必要だ、という言葉自体がおかしいんだよ、痛みがあるってことは不具合があるってことでそれは改善点のはず、上手くいかないのは上手くいくための仮定、という判断がカルト、マジ洗脳だよ

上手くいかないのは判断基準がおかしくて間違ってるから

簡単に勝てる戦術があるならそれをやるべき

失点してからポゼッション上げても意味ないんだよ

それただの時間潰しで自分達の首絞めてるだけなんだから