赤い線は直接脅威度。ゴール正面からシュートできる角度=センターラインの左右を結んだエリア。正面でゴールに近いほど脅威度は高い。
青い線は間接脅威度。ゴールからの距離が離れると脅威度は低い。コーナーからセンターサークルを結んだエリア。パスが一本ゴール前に通れば危険な位置。ゴールの左右からのクロスや正面だと縦パスが通ると得点になりやすい。
黄色の先は中間線。脅威度の強弱を分ける。中間線より低い位置はより脅威度が高い。
全てが重なるゴール正面が一番脅威度が高い。
2番目はゴールの左右の小さな三角とPAからセンターサークルにかけての大きな三角。左右の三角はポケットのゴールに近い半分はポケットと呼ばれるエリア。
脅威度のラインを使うと自然と5レーンに近い状況がわかる。
中盤サイドは一番脅威度が低いのでポゼッションで攻める時は中盤サイドを使うことで相手の守備の緩い場所を狙っての突破が出来る。
赤線でわかるのは京都戦でのWBの松本、鈴木の中央へのダイアゴナルラン。直接脅威度の高い赤線上を移動することで中盤サイドの脅威度の低い場所からゴール前の脅威度の高い位置に移動することで決定力のあるポジショニングを取る。
アーリークロスはサイドの低い位置から長いクロスを中央に入れることで脅威度の低い位置から一本で脅威度の高い場所を狙う良い戦術。
サイドから中央にスライドしてくる動きもシュート角度のない位置からシュートしやすい角度に入ってくる動き。大津のミドルもこれ。
中盤の広いエリアのほとんどが角度は良いが距離のある場所。こういう場所からのロングシュートを狙うかどうか。まずシュートを狙って、こぼれたボールに詰めてシュートという2段攻撃が良いのではないか。日本のGKは背が低いのでハイボールに弱い。直接ゴールを狙えるが確率は低い。しかしボール自体は脅威度の高いゴール前に落ちるので底を詰めて決めるのは悪くない選択肢。ゴールを狙ったパスという位置づけで蹴ると外してもどうという事はない。攻める側なのでたとえ外してもシュートで終わることでカウンターを回避できる。
各線の交点は位置的に大事な部分。ボランチかWB/SBが抑えて各エリアににらみを利かせられる。ハーフスペースで中央とサイドの両方を使える位置。
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