2020年12月26日土曜日

中盤の構成

 ジュビロの特徴としては

・カバーに優れるDF

・中盤の人数と構成

・泥臭いFW


こんな感じだが、問題点もある。

・DFの対人能力、特にSB、WBが攻撃的になって守備力が下がり、対人に強いのがCBだけになりやすい。

・中盤の守備力、特にボランチがパサーで攻撃支援になりやすく、カバーには優れるがやはり対人に弱い。

・ワンチャンスで得点できないFW、中盤からのアシスト数が多くないと得点できない。


で、問題点としては中盤の構成

フォーメーション的に中盤の人数は5~6人

あとはどう並べるかの問題になるわけだが、どういう戦略、戦術を取るかで変わってくる。

基本は中央を固めてゴール前に縦パスを入れさせない。

これは基本中の基本。

これを回避する為にサイドへパスを出して迂回する。

もしくは、ドリブルで突破を仕掛ける。

今回、加藤選手をフィンランド2部から移籍させたが、サイドへの縦パスに対してインターセプトするのが得意という非常に期待できる選手。

戦術としては中央を固めてサイドにパスを出させたところを狙って加藤選手がインターセプト。

そのままサイドをカウンターでえぐりつつ、中央へのアーリークロスでFWOHが得点する、というスタイルが考えられる。

これは非常に良い戦術で、相手がポゼッションからアタックに切り替わる縦パスを狙うことで相手の守備配置がより薄くなり得点チャンスが生まれやすい。

攻撃のスイッチとなる縦パスは攻撃の選手が連動して動き出す。

その為に守備側としては非常にカウンターを決めやすいタイミングである。

肉を切らせて骨を断つ、という絶好のカウンター戦術である。

カウンターにはとにかく速さが必要で、インターセプトからのアーリークロスは最速クラス。

問題はジュビロがポゼッションにこだわったりすると加藤選手の特徴が消えてしまうということ。

後は守備がどれくらいなのかによってCBやボランチのサポートがどの程度必要か。


ジュビロはボランチにパサーを置きたがるので、中盤の配置が後ろになりがちになって中央を支配できない。

さらにサイドアタッカー=ドリブラーを求めがちでこれも中央を明け渡してしまう。

結局、ボールを持っていてもサイドにこだわり過ぎて中央を使えず、時間のかかるサイドに展開して時間と体力を使ってしまうという自己崩壊型戦術が当たり前だと勘違いしている。

ボランチが低い位置なので相手のゴール前でも中央に人がいないことが多く、これが得点の少なさにも直結している。

442でいうとCHの二人が、CHなのかボランチなのかの大きな違いがある。

ジュビロの選手だと上原はCHタイプで中央にいるが前後に動くことのできる選手。

戦況を見て中央でコースを潰す、下がってスペースを潰す、上がってパスを受ける、という状況判断と行動が一致できる選手。

ジュビロは中央にきちんとCHを置いて試合をコントロールした方が良い。

ジュビロ式だとボランチ+OHの分業化してるから逆に言うと分断できるということ。

ボランチは動かないことで守備をしている面があるが、攻撃型パサーだとスペースに出て行ってしまうので守備貢献しない。

分業して守備担当なのにそこにいない。

さらに3バックで3人が広がってしまうので1CB状態になる。

こういうサイド攻撃偏重スタイルが得点の低さと失点の多さに繋がっているというのを首脳陣が理解していない。


サイド攻撃といっても攻め方の違いがあり、

1.サイド展開

2.サイド突破

がある。

これは違いがある。

サイド展開=WB・SB(サイド後方)の選手へ中央のGK・CBからのパス展開でワイドに散らすことで相手のライン守備の間隔を広げて中央の縦の突破、縦のパスを入れやすくするのが目的。

もう一つはサイド後方から相手最終ラインの裏のスペース(ゴール前)へのアーリークロスを狙う目的。


サイド突破=WG・SH(サイド前方)の選手がボールを持ち上がり、サイド深くのエリアを使うことで相手のライン守備を側方から攻撃することで無効化する。サイドからゴール前に横にドリブルしてライン間のスペースを狙うことと、マイナスのクロスを入れることで中央で上がって来たCHCBへの守備の難しいクロスの供給を目的とする。


ジュビロはこの2つのどちらの攻撃をしたいのかが問題。

相手の陣形にも依存する。


もう一つの問題点はこのサイド攻撃を1人のサイドの選手だけでやらせるのか、ということ。

そして、サイドの抜けた後のサイドの守備はどうするのか、ということ。

この部分に問題が詰まっていて、3バックの展開による1CB化もこのサイド攻撃問題が発端になっている。


ジュビロのサイド攻撃への異常なこだわりをまず捨てて、もっとも効果的な攻撃方法を相手の陣形も含めて複数の形で実現できるようになること。

これが重要部分。

要するに「自分達のスタイル」ではなく、「相手を見て戦い方を変えろ」ということ。

「自分達のスタイル」=「変幻自在の攻撃サッカー」

となれば王者になれる。


2020年12月24日木曜日

1対複数のパス

 ジュビロの得点の低さの一つには、パスはビルドアップをメインに使われるが、肝心の得点に絡むパスについての研究が弱い点があるかもしれない。

パサーからのボールを決定力のあるフィニッシャーに送るキラーパス、というスタイルを考えがちだが、これはパサーとフィニッシャーの1対1のパスに過ぎない。

1.守備側からするとパサーを抑える

2.パスコースを塞ぐ

3.フィニッシャーをマークする

4.フィニッシャーとゴールマウスのコースを塞ぐ

と4つの方法で防ぐことが出来る。

これに対して攻撃側はパサーが自力でマークを剥がしてパスを出すか、連携してマークを緩くして出す、

フィニッシャーも同じく自力で剥がすか、味方の囮を利用してマークを緩める必要がある。

やはり1対1のパスで考えると守備側が有利になる。


そこで攻撃側はパスコースに対して複数の選手が絡むことでスルーするか、タイミングを変えるか、コースを変えるか、などの複数の変化を取り入れることが出来る。

フィニッシャーが複数になることで守備側は人につくのか、コースを切るのか、エリアを守るのかを選択しなければならなくなる。

1対1のファンタジスタのキラーパスではなく、複数の選手が得点に絡むタイミングのある攻め方が出来ると変化のつけ方も複数出てくる。

重要なのは途中の変化ではなく、パス自体もシュートコースであり、誰も触らなくてもゴールに向かうキックである必要がある。

ゴールへのロングパスに複数の選手が参加するイメージ。

パスコースを複数の方向から決めておくことで途中で変化した時でも近くのコースで絡むというポジション取りが出来るので、味方同士では変化した後でもボールに絡むことが出来る。


ジュビロスタイルの難易度

 ジュビロらしさの一つにあるのが

「人もボールも動くサッカー」

がある。

この難易度は非常に高く、必要とされるのは「守備の規則」「選手のポリバレント」「攻撃の意図と連携」と全てが揃う必要がある。

この一つでも欠けると守備の崩壊、適性の無いポジションで苦しむ選手、孤立して繋がらない攻撃と全てが崩壊する。

人もボールも動くという事は常に守備のバランスが悪い状態にあることになる。

自軍が攻める前に敵の守備のバランスを大きく崩す動きが必要になる。

ボールをポゼッションしている状態で

自軍の守備バランス > 敵の守備バランス

となる状態をまず作る必要がある。

もしこれが

自軍の守備バランス < 敵の守備バランス

の状態でカウンターのプレスをかけられると苦しむことになる。

人が動くという事は適性の無いポジションに来る可能性も考えなければならない。

対人の弱い選手が中央で1対1に持ち込まれるなどの状態は避けなければならない。

攻撃は動くことでマークが外れやすいが逆に自軍の攻めの連携に規則がないと個人の技術頼みとなり、連携の意図がないと予測した動きが無くその場で合わせることになるので判断や動きがワンテンポ遅くなってしまう。


「人もボールも動くサッカー」を構築する為には

1.守備エリアの優先度
2.相手の守備バランスを崩す方法(パス、ドリブル)
3.動く為のスペースを作るルール(場所)
4.動く選手のポジション適性
5.攻撃方法(ショートパス、ドリブル、クロス)と攻めるエリア、タイミング、連携方法のルール

このような前段階の準備があって運用できる。

守備優先度の高い場所をまず守ること
相手の守備バランスが崩れない状態で攻めないこと
選手の適性と合わない場所への動きなどはしないこと
複数の連携を組み合わせたワンチャンスに複数人数がフィニッシュにいける攻め方を組み込むこと

以上のような部分をクリアできればたとえ上手く行かない場合があっても、逆に攻められてカウンターを食らいにくくなり、少ないチャンスの回数でも得点できる可能性の高い攻めが出来るようになる。

2020年12月20日日曜日

継続される勘違い

 ジュビロの最終順位6位でも上位3チームが勝ち点80点以上をたたき出している。

それにつづく60点台に過ぎない。

来シーズンは上位2チームがいなくなって80点台の長崎は残る。

下位チーム相手に攻撃サッカーが通用するとか思っている時点で甘すぎる。

その攻撃で何点獲れたんだ?

来シーズン昇格に絡むにはまず勝ち点が多くないと昇格レースに参戦すらできない。

中位チーム下位チームに勝ち点落として引き分け、負けをする時点で昇格の目はない。

ジュビロは手堅くやるってことをしない。

乗りと勢いと目先だけ、しかも内輪受け重視。

イキってないとイケてないと勘違いする。

我慢の出来ないチーム。

結局、弱い相手に勝ちたいだけで強いチームと鎬を競うことが出来ないチーム。

結局同じことが繰り返されるだけで弱いチームのまま終わる運命。

カッコつけてないで本気でやれよ。

本気で考えて挑めばJ1上位狙えると思うけどな。

内輪乗り重視の気分屋チームだからなぁ。

まともな奴が非常識扱いされるんだろう…。

小さいコミュニティにありがちなイキリ体質が牛耳ってる体制。

昇格してもJ1じゃ通用しない。

2020/12/20 栃木戦

 最終戦


所用で参戦できず。


得点シーンだけみると

栃木が中を固めているのに対してサイド深くまで侵入する。

サイドからハーフスペース、センターとつないで得点。

PA内には2~3人が入ってフィニッシュを狙う。


ジュビロはサイド攻撃メインで中を固めれば良い、という判断で外は緩めに守備するのに対してニアのハーフスペースを使ってセンターへと繋いでいる。

ワイドからの角度で上げられれば上げるし、ワイドからは無理な場合は縦ギャップのあるハーフスペースから上げる。


栃木が3バックで正面からだと攻略できないのでサイドから入れることで崩すという攻め。


1点目は中央側からサイドの奥、サイドのPAライン、ファーのゴールエリアと4の字のパスルート。

2点目はサイド奥、ハーフスペースでターンからシュート、こぼれを押し込み。

4の字とZのパスルートは基本中の基本。

これやっていればパス通しながら有効な攻めが出来る。

2点目はターンがZになっている。

3バックの弱点のサイド奥をきちんと攻撃出来ている。


栃木が4バックだったりとか、サイドをもっとケアしてたりとかしたら展開は違ったと思う。

栃木のサイドへの対策が無かったのが問題点だろ。


ジュビロ側は相手の弱点を攻めているし、パスやムーブも4の字、Zと基本の形で出来ている。

やることやっていればきちんと結果はでる。

ただし、この形で点が取れているからと言って全てのチームに対して有効なわけではない。

栃木が3バックでサイドの守備意識が低かったからこの攻めが有効だっただけ。

こういうのを勘違いしてこれがジュビロのスタイル、とか戦術構築、熟成できた、とか考える奴は素人すぎる。

結果が出るのはジュビロがよかったからだけじゃなく、相手もミスや対策不足があったから。

フォーメーション、戦術、選手の能力に得手不得手がある。

それがミスマッチして良い方に出れば勝つし、悪い方に出れば負ける。

今日のジュビロと栃木に関してはジュビロの側にマッチしたに過ぎない。

これでJ1昇格、J1上位狙えるほどの戦術ではない。


2020年12月16日水曜日

2020/12/16 町田戦

ジュビロは3412

大森小川の2トップ予想


町田は4411予想


サイドは1対2で突っ込むのはどうなるか。


現地は相当寒そう。

極寒での試合で相当厳しいが…。

やはりサイド突っ込んでいくんだな。

全体にサイドに寄って中央が薄い。

サイドチェンジして大きく動くが自分達が大きく動く分体力消費は自分達の方が大きくなる。


FW狙ってボールを入れた後にサイドが中央に絞って回収に行くシーンがあったがあれ悪くないな。

山本が遠藤役をやってる感じだな。


サイドに寄るというよりボールホルダーがサイドのスペースに出つつ空いた中央を上がった選手に繋ぐ、という感じがあっていい。

縦の動きと横の動きのミックスは予測されにくいので縦横連携+ボールホルダーのドリブル/パスの選択肢をミックス出来るとよりバリエーションが増えて攻めやすい。


町田ハイプレスで後方で回させない勢いで来たがジュビロがかわして町田のゴール前まで詰める。

しかし町田も自陣に戻るのは速く守備を崩せない。


中央縦パスを思いっきりカウンター食らってGKの足元全く使えず。

以前からGKの杉本の足元は酷過ぎるんだよねぇ…。

中央縦パスも相手の守備が密集してるのに無理に入れてるのは判断悪くない?


町田は中盤中央ラインが密なのになんで中央ばかりスルーパスを通そうとするんだ?

で簡単にカウンターくらうという…。

どこ見てプレー選択してるんだろうね…。


町田の守備見れば最終ラインのサイド空いているんだから底に放り込んでWBが突っ込んだ方が良い。

WBの位置が低くてCBとのパスを迎えに下がるから余計に低くなる。

前半でこの出来はどうしようもないな…。

ショートパス繋ぐことばかりするからそうなる。


監督が指示してやっと両サイドの奥を狙い始めたが…。

やはりサイドが低く中盤で追い出される。

グラウンダーで縦にボールを入れようとし過ぎ。


縦にボール入ったがシュートはサイドネット。

スタイルにこだわり過ぎ。

局面に応じて最適なプレーを選択できるチームにならない限り昇格しないよ。


山田が中央で良い位置でヘディングに行ったが逸れる。

形は良かった。


最終ラインがボール回す時に狭い方に出すのは何でだ?

そっちに出しても既に封じられているのに。

逆サイドの開いている方を使ってくれ。


藤川イン 山田アウト


第一ディフェンスラインすら超えられない。

ロングボール入れて中盤で回収すればいいのにグラウンダーの縦パスばかり入れたがる。

パスパス病だな…。

パスサッカーの弱点。

パス繋いでもシュートしなければ得点出来ないんですけど…。

だから蹴鞠サッカーは止めてくれと言っているんだが…。


町田は3センターで中央締めで確実にパスを切っているし、それでカウンターの起点にしている。

ジュビロはボールを持って回してはいるが町田を崩せない。


ジュビロはパスごとに周り見て連携できていない。

型がないからその都度プレーを考えて選択しなければならずしかもそれを連携させろというのはこのレベルの選手には無理な話。

達人がやるレベルをやらせている。


吉長イン FW小川アウト

自由な型の無い連携ってのは一流プレイヤーがやるものでJ2中位のチームがやるプレーじゃない。

先の展開を予測できない、ボールを自由に扱って好きなところに出せる技術もない。

その場その場をしのいでいるだけ。

まず十分な量の型を提供できないコーチと監督の方が問題だよ…。

型の量が多ければプレーの選択肢は多くなる。


70分でようやく1点目

上がっていた大井が詰めて決めた。

FWもう大井でいいんじゃないか?


パスを無理やり繋ごうとして相手に取られるポゼッションあるある。

ボール持つ方が不利になってるのにいつまでチンタラポゼッションし続けるんだろうなぁ…。


やはり3センターはかなり強い。

町田は451に近い442で中盤中央厚めで支配している。

ジュビロはいつも通り中央捨ててサイド一辺倒でサイド。

やはり中央支配が強い。

ジュビロの常識サッカーの非常識なんだよ…。


センターサークルにいる町田の中盤とCBにことごとくボールを取られてカウンターされる。

本来ジュビロはこういうサッカーやるべきなのにな。


ジュビロの選手攻守交替でも敵陣まで上がる体力がない。

町田にショートカウンターを食らいまくりで全くいい所がない。


左の松本が走ったタイミングで放り込んだが強引にショルダータックル食らってノーファール。

もうちょっと連携できていれば突破できるのにな。


伊藤が後ろから上がってきてそのまま走り込んでシュートの選択肢を選ばない。

止まってパスを繋いでしまった。

ああいう場所、タイミングなら強引にシュートにいってこぼれを押し込んでもらう方がいいんだが…。


藤田イン DF山本アウト

宮崎イン 松本アウト


サイドから入ったボールに上原が触って同点。

AT+4


コーナーキックから藤川のボレーで劇的な逆転弾!!!

まさかの展開。

0-2から3-2!!


藤田の引退セレモニーも笑って終わらせることが出来るな…。

上原藤川とこれからのジュビロを背負う世代が得点したのが良かった。

2020年12月13日日曜日

地蔵パサーを活かすためにはどうするべきか

 地蔵パサーは対人守備に弱いのでお守りが必要。

3バックWボランチで地蔵パサーを導入した場合、攻撃時に3バックが広がって実質1CBになり、中央の守備は守備ボランチ+1CBの2人が縦ギャップを持った状態になってしまう。

これはカウンターに非常に弱い。

よって4バック3ボランチのスタイルを採用する。

中央を支配する為に中盤を中央に集めることと、ゴールの確率を高める為に2トップにする。

442ダイヤモンドにして2CB+3センターで中央を固めつつ、3センターの両サイドが柔軟に動いて攻守に貢献する。

サイド攻撃はせずにSBは中盤からのアーリークロスで中央の2トップを狙って放り込む。

2トップに納まりきらない場合は中盤ダイヤモンドで回収する。

SBと3センターの両サイドで左右の守備をしつつ、中央はダイヤモンドで固める。

SBはボールの逃がし所として重要なのでサイド攻撃で上がらずに中盤で守備を固める。

SBは3センターのサイドとパサーの3人でボールを回す。

相手が442フラットで2センターの時は3センターの人数差を活かして中央を3センターで突破する。

3421など中央が3人以上の場合はSBを中盤に上げてサイドのパスコースを作る。

2トップが開いてSBの前に入りサイドの選択肢を活かす。

トップ下は上がって3トップ化することで中央攻撃の決定率を上げる。

3センターの両サイドは攻守に重要なポジションとなる。

2トップの代わりにSBの前に斜めに展開してSBがセンターに入ってくる入れ替わりの動きでマークを外すこともできる。

センターに釣られてサイドに展開した時にSBがセンターに入って入れ替わることで中央の守備をサイドにはがすことが出来る。

上がったSBに3センターからのパスをワンツーで返して中盤を上げることもできる。

パサーからトップ下へのスルーを3センターのサイドが上がってもらうなどもできる。

3センターの両サイドがパサーと並べば3センターの中央守備になり、トップ下と並べば中央突破になる。

SBと並べばサイド守備になる。

3センターの両サイドのポジションと攻めのタイミングが非常に重要になる。

SBは囮として上がっても良いし、3センターの両サイドと連携してワイドとハーフスペースとでパス交換しながら突破して2トップ+トップ下に繋ぐこともできる。

3センターの両サイドが上がった場合はSBが中央に絞ってパサーと共に新たに3センターを作って中央守備を固めつつサイドへのカウンター時には自分のスペースへと戻るように両方を上手く守備する必要がある。

パサーへのプレスは3センター、2CB、SBを利用して回避する。

パサー自身がサイドのスペースに逃げながら3センターの両サイドを攻撃参加させるなどもあり。

後ろにはSBもいるのでボールを逃がすこともできる。

他の選手との距離が近く最短コースの中央攻めができるのでSBの攻撃参加がしやすくなる。

SBがフリーで上がりアーリークロスを入れることが出来ると2トップ+トップ下が活きる。

パサーは3センターの両サイドを囮にその先にいる2トップ、トップ下へのパスを供給できるとゴールに直結する。

パサーがプレスされる場合はパサーを囮にしつつその先の2トップ、トップ下を狙う。

もしくは3センターの両サイドのドリブルでの持ち上がり、SBの持ち上がりでラインを上げる。

攻撃はハーフスペースにいる3センターの両サイドと2トップがメインになり中央のトップ下、ワイドのSBを選択肢として考える。

中央のダイヤモンドはローテーションで位置の入れ替わり、ダイヤモンドの左右のスペースへの展開、と中盤でのスペースのアンバランスを利用した異なる動きでボールを回したり逃がしたりする。

SBを上げない理由はサイド守備がSB一人なのでSBが攻撃参加で敵陣に突っ込んでしまうと中央の3センターの両サイドが下がらざるを得なくなり中央攻撃に参加できないことがあげられる。

SBと3センターの両サイドは一方が攻撃的、一方が守備的で左右、中外のバランスを取る必要がある。

SB両方が攻撃的だと3センターの両サイドは守備的にしなければならない。

SBが敵陣に上がると中央が下がらないといけないので中央の制圧力が下がってしまう。

中央はパサーボランチがいるのでスペースは消せるが対人の弱さで突破される可能性もある。

3センターの一方が攻撃的であることでSBの一方は守備的になり中外の攻守のバランスが取れる。


名波の毒

 名波、中村俊輔、遠藤とパサーレジェンドの起用。


現代サッカーにパサーボランチや10番タイプが活躍できるのか。


ジュビロは3バックにWボランチでそのうち一人がパサーボランチ。

すると、3バックは攻撃時に左右に広がって実質1CBになり、パサーボランチの相方の守備ボランチと2名だけが中央の守備に残ることになる。

しかも前後のギャップがあるので守備としてはほぼゼロに近い。


パサーボランチは対人守備力が弱く1対1で潰されることも多く、周りとのパス連携でボールを逃がす必要がある。

対人に弱い+中央に位置している為に挟まれる、囲まれるなど人数をかけた守備に弱い。

しかも中央で取られる為に直接ゴールを狙える位置でロストするという非常に危険な配置。

実際現代サッカーではゲームメーカーをSBに移すことで中央の圧力を回避しつつ、ボールの逃がし所である場所で安全にゲームをコントロールするように変化している。

SBは攻撃時に内側に絞ってボランチに変化することで偽SBとして機能する。

SBだと自分のいたスペースに下がって圧力を回避できるし、CBとOH、DHの中間にいることで前後にパスを繋いで回避できる。

自分で逃げる場所があるというのが重要。

パサーボランチだと守備時も攻撃時も中央にいて常に危険。

逃げる場所がなく囲まれやすい。


現代サッカーだと既にSBのゲームメイカーに対応してハイプレスとロングボールでの攻撃で対応している。

いつまでパサーボランチを優遇しているのか。

過去の幻想を追い求めすぎ。


今求められているのは足元のしっかりしたGK。

2CBと一緒に3バック形成をしてハイプレスに対して中盤の人数を増やしてパスの繋ぐルートを多くしている。


https://www.footballista.jp/special/47718

ディストリビューションとは? 攻撃の起点になれるGKの重要性


https://www.footballista.jp/special/44683

プレッシング全盛の今、新世代MFに求められる「プレス耐性」とは?



ジュビロのサッカーは化石サッカーだということ。
それを「自分達のサッカー」というのは余りにもプロとしての自覚のない言葉。

攻撃サッカーは「結果がすべて」の正反対

 ジュビロは「攻撃サッカー」というが、パス数やシュート数という数字が良いだけで、得点数、勝利数、得失点差に結びつかない。

結果重視のガチスタイルを放棄して「楽しいサッカー」というエンジョイ勢になり下がってしまった。

つまりJ1復帰など最初から望んでいない。


本来ならカウンターの徹底で失点数の減少と得点の増加で得点数の増加、勝利数の増加をやるべき。

ジュビロは全て逆。


サッカーにおいて中央は主戦場だが、常に放棄してサイドに逃げる。

技術といいつつJ2上位チームより下手。

紙フィジカルと常にガス欠のスタミナ。

「楽しい蹴鞠サッカー」が全盛。


こんなチームいらないだろ。

誰がこんなチームの応援するんだよ。

日本人のダメな性格は負け組に同情する事。

そしてそれを応援してしまう事。


ハッキリ言って勝たないチームなどいらない。

チーム全体がぬるま湯だから何を言っても理解できない。

マジ終わってる。


黄金期を再びなんていうのはお題目で本音はゆる~く楽しくサッカー。

アホだろ。

そりゃJ2沼に嵌りますわ。


ドゥンガの叩きこんだガチ路線復帰しない限りまともなチームには戻りません。

一度潰れた方が良いレベル。


ユニフォームの星3つ無くした方が良い。

今のチームにその星を身に着けるほどのプライドなんてない。

付ける価値がない。



2020/12/13 北九州戦

ジュビロは3421

中央をボックスで固めてサイドを使って攻撃。

サイドを縦に攻める為にサイドに寄り過ぎて中央でフィニッシュに絡む人数が少ない。

ショートパスで繋げようとするので距離が短く中央からサイドに寄らないとならず中央が極端に少なくなる。

遠藤にボールが入るのをカットされて正面からシュート。

ボランチパサーの弱点の一つ。

対人守備力や連携ミスから致命的シーンに直結する。


ワイドに寄り過ぎて中央の攻撃を捨てているので相手は中央を固めていればいい。

ハーフスペースの攻撃からセンターとワイドの両方の選択肢を持った方が攻撃に幅があるのでいいのだが、ジュビロはとりあえずワイドばかりを使う。

時間の無駄。


ジュビロのデータみると直接フリーキックが多過ぎる。

位置、距離に寄るが、中央やゴール近くはまずい。

山本ゴール正面ノーマークでダイレクトに当てたが外す。

もったいない。


後半

失点0-1

北九州が本気出して来たか

FW小川イン 大森アウト


ボールホルダーの前に2枚距離開けて立ち止まってその裏にパス出されて失点って…。

おいおい、そりゃねーだろ。

DFもそうだがGKの杉本も酷過ぎる。

前に杉本出てたけど全く使えなかったのにまだ出すんだな…。

経験積ませる以前なんだよなぁ…。

ジュビロのGK全く育たないからな…。


上原イン 藤川アウト


北九州は4321で中盤ボックスで支配して使わせないしボール回収がしやすい。

ジュビロは3421で中央ボックスだが4対5の上にサイドに寄って中央からいなくなるから中央支配できない。

結局中央使われての失点。


三木イン 山田アウト

残り5分で0-2で交代してもどうしようもない…。

2020年12月6日日曜日

2020/12/6 大宮戦

 大宮は361

ジュビロは352

大宮のDFは連携がいまいちだな。

それを決めきれないジュビロの攻撃陣。

やはりJ2微妙過ぎ。


ジュビロは攻撃をサイドでやろうとするからボランチが上がらない。

で大宮は中央に4人ボックスが固くてサイド誘導されて結局サイドで3人に囲まれる。

結局最短で攻撃できないからスピードが無くて相手は守備を固められる。

サイド攻撃すればいいって短絡的なんだよね…。


八田ナイス

左サイドをスルスルと上がられてそのままシュートされた。

CKは大きくオーバー。

サイドが一人だからマークが外れると守備が厳しくなる。


攻撃に人数かけるのは良いけど形がないから遅いんだよ。

決まった攻撃の良さはスピードが最速だってこと。

アイデアは崩しではいいけどフィニッシュには向かない。

その違いを理解してアイデアを使うのは良いけど、フィニッシュまでアイデアというのは遅くて連携出来ないから無意味。


大井が得点。

セットプレーから中央にCBが二人残っていたので大井が得点した形。


大宮は541のカウンター。

中盤4人が中を固めて後ろも5バック、前後に揺さぶられてライン間にスペースが出来ても5バックだから入れるスペースがない。

中盤4人はラインとボックスを使い分けて前後に離れる時はサイドが中に入ってボックスに変形している。


松本がスライディングで交代か。

かなり厳しいタックルで本人が✖を出した。

大丈夫か…。

これは交代しそうな感じ…。

攻撃の軸がいなくなるな。

大森をフォローする選手がいなくなる。

大森と伊藤の両方を埋める大事な選手だからいなくなるとかなり厳しくなるぞ。

しかし無理はさせられない…。


八田セーブ。

DFがしっかり壁を作ってコース限定していたのでよかった。

八田は反応度は中の下だが守備範囲が広いので距離があってDFがコース限定していると機能する。


中野が決めて2-0

中央を縦に攻めたのが良かった。

サイドの松本が怪我してから中央攻めするとかなぁ…。

やることが遅すぎる…。

やる事が逆なんだよな。

中央をしっかり攻めれば守備が中央によってサイドは攻めやすくなる。

怪我してからじゃ遅い。

松本は前半だけで交代した方が良い。


後半

櫻内イン 松本アウト


やはり松本はアウト。

大森どうした?

大森もアウトか?


三木イン 大森アウト

怪我で2人交代か…ちょっと心配だな。


ジュビロは5バック気味の523で守備。

多分カウンターに切り替えてるかな。

無理に攻めずに相手が戻した時にハイプレスにいってそのまま深い位置でカウンターする。

大宮としたら痛しかゆし。

無理に攻めるわけにもいかず、かといって時間を無駄にし続けると勝てない。


カウンターで惜しい所まで行った。

後半カウンターで追加点取り続けたらかなり美味しい。

右から櫻内が突っ込んでチャンスを作ったが。

オフサイド。


連係ミスから中央を突っ込まれて危ないことろだった。


中野が突っ込むがオフサイド。


藤川がインターセプトから即シュートするが外れる。

おしい。


吉長イン 藤川アウト

宮崎イン 中野アウト

中野はさっきのオフサイド時に痛んだみたいだな。


あと20分余り。

怪我人を出さないように気を付けて欲しいな。


左からの攻撃でCKゲット

三木が行ったが入らず。


後半は523が機能して完封。

サイドはSBが上がって2センター+1で3人寄せて追い出す。

中央に戻した時は前3人が上がってカウンターチャンスを作る。

後半の方が安定した試合運びを見ることが出来た。


2020年12月2日水曜日

2020/12/2 水戸戦

遠藤が抜けて藤川が入った。

352は変わらず?

水戸は雨のようで相当寒そう。

ウェットなコンディションでボールは重そう。

パス速度や距離が変わるのでパスの多いジュビロには劣悪環境。

しかもこの寒さのアウェイ。

暖かい静岡の人間からするとかなり厳しい状況だな。

水戸は532で守備している感じ。


PA内のファールでPK、失点。

0-1

雨という状況なんだからロストする確率が多い。

状況に合わせてロングボールを放り込んだ方が良い。

こういう状況に合わせられないプレーじゃどうしようもない。


セットプレーから大森が得点

1-1


味方に当たった後のシュートが入ったけどその得点は取り消し。

何でかな?

ハンドで取り消し。


後半

ジュビロは5バック気味にして最終ラインを高めに設定。

532の形にして全体をコンパクトに。

お互いに似た形にして最終ラインからのロングボールも狙っている。

やはりショートパスを繋ぐだけだと無理があるので修正してきた。

伊藤が狙われているので5バック化にして伊藤の孤立も防いでいる。


ルリーニャイン 中野アウト


ルリーニャのシュートはキーパーが弾く。


三木イン 大森アウト

右から崩され失点

1-2






2020年11月29日日曜日

2020/11/29 千葉戦

 ジュビロは3412か3421

千葉は442


中野への縦パスをそのままカウンターの起点にされる。

本来はこういうやり方をやりたいんだよね…。


中野1トップに山田と大森の2シャドーの3421。


田口のエルボーが山田の頭部に。

小川へのタックルといい千葉は荒いプレー。


大森のプレー範囲と時間が微妙過ぎる。

ワンプレーにパワーをかける分チャンスが少なくなる。


20分に小川がゴール。

これは良い組み立て。

逆サイドが中に入って決めたところがまたいい。

山田も詰めていたし決定力のある攻め方だった。

左大外を縦に攻めてからファーに逆サイドが絞ってきての得点。


右から小川に入ったがタイミングはオフサイドくさい。

結局CBに潰されてGKキャッチ。

大森が一発で中野に入れた。


失点してから千葉がギアを一段あげようとしている感じ。


八田相手FWに抱き着いて防ぐw


ボールホルダーがサイドに流れた時に相手の3列目は中野について2列目はボールサイドに寄って中間スペースが空くから逆サイドが孤立するくらいならそのスペースに入ってくればいいのに。


ボランチの山本遠藤がゴール前まで詰めて遠藤がゴール。

前半で2-0は良い流れ。


後半

ルリーニャイン 中野アウト

千葉得点 2ー1


藤川イン 大森アウト


上原イン 小川アウト


三木イン 山本アウト



2020年11月26日木曜日

361↔451

361を451型に変化。

4バックにして中盤中央を3枚にして中央は簡単に抜けない。

中央が3枚フラットになったことでよりサイドに近い場所にCHが置かれるので、SHSBとの連携がとりやすく、ダイレクトパスでCHの裏のスペースを狙いにくくなっている。

DHはCBと兼任なのでリベロとして動くと考える。

GKのCB化で5バック+3センター+3トップを作る。

SBは守備的に、CHを攻撃的にすることで2列目全体が攻撃型になる。

3列目は守備を基本にする。

______FW______

_SH________SH_

___CH_DH_CH___

_SB________SB_

___CB____CB___

______GK______


敵SBから中央へのロングボールが想定されるのでSHのハイプレスとオフサイドトラップ+4バックで対応する。

守備はSHSBが外を切って中に誘導し、中央の3枚が奪い切ってそのまま中央をカウンターで攻撃する。

攻撃時にSHがサイドに張って幅を作る場合はCHがインナーラップでセンター攻撃に参加する。

SHが絞ってFWと連携する場合はSBが上がって幅を作る。

FWは裏狙いが基本。

FWがスペースに下がってSHが入ってきたり、CHが入ってきたりすると守備側は対応が難しくなる。


対442

442に対しては3センターが相手の2センターと対峙して突破する。

サイドが1対1でマッチアップしているので中央は1人有利になる。

中央をそのまま突破してサイドとの連携でサイドからのクロスやSHがカットインしながらCHがオーバーラップして入れ替わってサイドからクロスなど相手のCBに対して前からと横からの動きで的を絞らせない攻撃が出来る。

3センター化は中央の縦パスを入れさせずにサイドへのパスかロングボールを強要する。

サイド展開はSHSBとCHの狭いトライアングルで囲んで奪う。

ロングボールはオフサイドとDHSBの下がりで3~5バック化して跳ね返す。


3センターは4人ラインではなく中央3人ライン+両サイドとすることでスライドの必要が無く、中央を密にしてパスコースをシャットアウトできる。

また3人いるので一人が上がったり下がったりしても2人が残るので中央が薄くならない。

サイドのSHSBと3センターの間隔が狭いのでサイドのサポートが速く、前後のスペースを使った入れ替わりなどもできる。

3センターは守備では中央をラインディフェンスで守備すると共に、攻撃時には横幅を活かして相手2センターに対して突破を仕掛けられる。

セカンドボールに関しては一歩遅れるが逆に動かないことでパスコースをシャットアウトするのでサイドからの絞りによって網にかけて奪うことが出来る。


攻撃はハーフスペースのCHがセンターとサイドの両方に動けるので本命と囮と使い分けながらSHやFWと入れ替わってパス交換しながら突破する。

前3枚FWSHがDFを誘導しつつCHが中間のスペースに入ってくる。それを警戒している場合はFWSHがそのまま突破してくる。どちらも対応するには5バック化しなければならないので中盤に余裕が出て来るのでボールポゼッションが高くなる。



541と451の切り替え

DHがCBとCHの間に入って3バックと3センターを切り替える。

自陣に引く場合はフラットな541や451にしてギャップを作らないこと。

______FW______

_SH________SH_

___CH_○○_CH___

_SB___DH___SB_

___CB_○○_CB___


______FW______

_SH________SH_

___CH_DH_CH___

_SB________SB_

___CB____CB___


______FW______

_SH________SH_

___CH____CH___

_SB________SB_

___CB_DH_CB___


ゴールキーパーの進化と戦術のパラダイムシフト

攻撃サッカーとカウンターサッカーは互いに進化し続けている。

中盤の数を増やした守備に対してはボランチを下げたりSBをゲームメイカーにして後方から一本で前線に繋ぐ戦術。

これに対して守備側はマンツーマンのハイプレスで前線からボールを取りに行く戦術で防ぐ。

これに対してゴールキーパーをフィールドプレイヤーに含めた後方の人数を増やす形が出てきている。

GKを浮いた駒にせず最終ラインに含めることで中盤、前線での数的不利を補う。

守備を前線から行うことで常にカウンターのチャンスを狙い、ボールを自陣に入れさせない形で守備ができる。

GKには足元もある選手が必要とされ、ゲームメイカー役を担えるならさらに強力なポジションになる。

守備側の戦術が全体を使って前線を押し上げるようになってきているので攻撃側も大きな戦術のパラダイムシフトが必要になってくる。

ボールを持っていても隙の少ない守備構築によってボールの出し所がない。

ポゼッションスタイルでどう守備を崩していくか新しい何かが必要になって来ている。

2020年11月25日水曜日

2020/11/25 琉球戦

 ジュビロは3412の352

琉球は4231の451

ホーム最終戦


琉球は守備時に442


シュート精度を問題にしがちだけど、そもそもボール持って攻めているんだから守備が固くなるのは当たり前。

だからこそいつ攻めるのか、どう攻めるのかっていうのが問題なんだよ。

相手の守備を薄くする攻撃をしなきゃいけないし、そのタイミングでゴール前にフィニッシャーがいなくちゃいけない。

そういうのを計算してボールを回さないといけない。

ボール持っている方が有利とは限らない。

今年の最大得点は金沢戦の6点。

しかしこの試合はカウンターベース。

そういうこと。

攻撃すればそれだけ自分達のフォーメーションは崩れるし、守備側は守備が固くなる。

ジュビロの攻撃=パス数とシュート数

ジュビロ以外の攻撃=得点数

この違いをはっきり認識して作り直して欲しい。

数字で重要なのは得点と失点だけ。

後の数字はそれほど重要じゃない。


大森がキーパーと交錯したタイミングでこぼれ球を山田が押し込んで先制点。


ルリーニャイン 大森アウト

中野ゴール 2-0

ルリーニャゴール 3-0


昇格消えたらイキイキしてるとか…。


上原イン 山本アウト

宮崎イン 松本アウト

三木イン 中野アウト

吉長イン 遠藤アウト


ホーム最終戦で良い結果が出て良かった。


2020年11月21日土曜日

ストロングポイントを失えば何もできなくなる

 ジュビロは攻撃サッカーを望んでいるわけだが、そもそもその攻撃サッカーのストロングポイントがフィニッシャーの得点力ではなくパサーの遠藤という部分が既に微妙。

得点を取るスポーツかつ得点が少ないスポーツでパサーがストロングポイントというのはどうだろうか。

攻撃サッカーの起点が遠藤のみでその遠藤を抑えられればビルドアップすらできないのでは問題外。

遠藤を人数をかけて潰せばいいだけ。

パサーを厳しくマークされカウンターの起点にされたら何が出来るのか。

セットプレーでの得点は期待できるが流れの中の得点が取れないのでボールを保持している時間は余り意味がない。

むしろ敵陣に突っ込んでファール誘ってセットプレーをもらった方が展開は楽になる。

攻撃サッカーといってもフィニッシャーの質の高さではないので遠藤やバックラインへのハイプレスでストロングポイントはすぐにウィークポイントに変わってしまう。

よりゴールに近い場所にボールがあるのだからボールを失ったら即ピンチになる。

それでも自陣でボールを回すのか?

それが面白いのか?

そういうこと。

ボールを持つことは大事だが、自軍のゴールに近い場所で回していること自体がハイリスクになる。

弱いチームのやるべきことはとにかく守備に徹して相手のバランスをさらに崩す事。

攻撃時には守備の事を考えない。

そういうチームはカウンターの餌食。

ボール持ってコントロールできると考えるのはどうだろうか。

むしろボールを持ち続けないといけないというペナルティを背負っているとは思わないのだろうか。

ボールがない守備側は自由に走ることが出来る。

ボールを保持し続けないといけない攻撃側は常に次にボールをどこに置くべきかを考えて安全地帯を常に作る必要がある。

この安全地帯が無くなった時にボールは失われる。

守備側は網を張って徐々にボールを追い込んでいけばよいだけ。

攻撃側が手放せばチャンスが来るし、手放さないなら攻撃側はさらに不利になっていくことになる。

ボールを持っていれば有利、というのは単純な考えすぎる。

守備側は体力をより消費するというのも、守備陣形やどこで奪うか、どこまで追うかという部分を綿密にしていくことで無駄な守備はしなくても良い。

むしろ攻撃側の方が常にメンタル面でのプレッシャーにさらされていることになる。

90分という長い時間の体力マネジメントとメンタルマネジメントの両方が必要。

特にサッカーはチェスと同じ頭を使うスポーツなのだから有利不利をどう作り出すかという点で戦術の重要度が高くその場しのぎでやれるものではない。

アイデアで攻撃という野放しが通用するのは力の差があり過ぎる状態しかない。

中央を支配しないことも負けやすい要因。

何年も同じ間違いを治すことがない。

チームとして終わってる…。

2020/11/21 甲府戦

相変わらずボールを持ってはいるが…。
逆にピンチになって八田が活躍。
甲府の方が順位は上なんだよね。
面白いのかね…。

ボール保持して得点できない時点で詰みなんだよね。
後ろ残して攻めることでネガティブトランジションの部分はカバーしているつもりなんだろうけど…。

後半5分で失点。
FKからゴール前に詰められて押し込まれた。
これはどうしようもない点。
小川に当たってそれを取れなかった。

松本がヘディングでゴールして追いついた。
何で失点しないとゴールできないのかね…。

2020年11月15日日曜日

2020/11/15 岡山戦

 ジュビロは3412

岡山は442

岡山はハイプレスでジュビロ陣内に押し込む。

2分

岡山のCK

ジュビロが拾うが前線からカバーして前に出させない。

岡山は奪い返してハイボールを入れて来るが八田キャッチ。

伊藤の縦パスは防がれるがラインアウトしてマイボールに。

6分

ロングボールを入れられる。

オフサイド位置が微妙であぶなっかしい。

7分

左サイドを切り崩される。

カウンターで右を使うが山田が削られる。

8分

遠藤からのパスを狙われている。

左から崩していくがオフサイド判定。

中野のオフサイド。

10分自陣で回して中央縦に入れるが引っかかる。

しかしそれを囲んで奪い返して中野がシュート。

しかし枠をそれる。

ポゼッションは岡山でハーフコートゲームにされている。

12分

岡山のGKからのハイボールは直接ラインアウト。

13分

岡山のスローインからのシュートは八田キャッチ。

ジュビロはボールを持っていても出し所がない。

自陣で回し続けている状況。

岡山は442のボックスで中央を締めながらバックパスに合わせてラインにシフトして押し上げてくる。

20分

ジュビロは岡山の陣内まで上げているが岡山の守備ラインが密で入れ処がない。

密集しているので大きく迂回速攻は良いと思うがどうもショートパスメインでパス本数だけ多い。

岡山はGKもビルドアップに関わってくる。

その分SBやCHが前に出ることが出来る。

GKが上がっているタイミングでロングボールを蹴りたい。

24分

遠藤へのパスと位置のズレを利用して右サイドへと長いパスが入る。

飲水タイム

中野の巻き込むシュートは惜しかった。

ポゼッション80%以上?

ボールを持たされている状態。

岡山はそれほど守備に体力は使っていない。

むしろジュビロが守備時に走りまわされて体力を削られている状況。

29分

縦にショートパスを繋いでいくがトップに上手く入らず。

ジュビロがバックパスすると岡山はどんどん上がってくる。

このプレッシャーが強くてジュビロがボールを前で出せない。

32分

ロングボールを入れるが前線とは合わず。

33分

左から敵陣に入るが押し戻される。

35分

八田まで戻してロングボールを敵陣にいれるがラインアウト。

しかしこれで敵陣に押し込めた。

しかし岡山は前線がハイプレスに激しく行ってジュビロの最終ラインでのビルドをさせない。

ジュビロも奪い返して落ち着かせて再度攻撃。

オープンな展開になりつつある。

岡山のFK。

かなり長い距離でサイドから。

壁に入って岡山がボール保持。

中盤から縦に入れるが伊藤が防ぐ。

伊藤へのファールで八田キック。

40分

岡山が左サイドからクロスをいれるが触れず。

42分

敵陣PA内で攻撃が続いてクリアボールを伊藤がボレーするが枠には飛ばず。

43分

山田が取り返そうとしてこぼれたボールに鈴木がスライディングに行ってイエロー。

AT+2

相手選手の治療後にプレー再開。

ジュビロがPA内にボールを放り込まれ攻められる。

八田がクリアのキックをするが相手に当たる。

岡山のCKは八田がセーブ。

CK2本目は伸びてはずれる。

前半終了。


後半

47分

岡山CK

岡山の選手が肩を痛める

ヘディングしたが大きく外れる。

八田のGK。

ジュビロが回収して前線に放り込むが大森には収まらず。

50分

ロングボールを大森に入れるがGKキャッチ。

51分

またも放り込み。

ジュビロは岡山の守備とプレスを回避しようと放り込みで中盤カットして一気に前線にいれて自陣からボールを出せない状態を打開するスタイルをとったか。

52分

やはりショートパスで繋ごうとすると岡山のプレスの網に捕まる。

岡山のCK。

ファーに大きく入ったが伊藤がクリア。

伊藤の胸に頭か肘が入ったか。

岡山のファールで八田がキック。

54分PA前まで進攻するがPAには入れず。

55分

ワンツーでPA内まで進むが押し出される。

サイドから緩いボールで入れるが中野のキックは上に蹴り上げてしまう。

56分

自陣深くまで入り込まれるがGKに。

八田のキックで敵陣に入った所で岡山ファール。

岡山のプレスが強くてファールになりやすい。

58分

山田が右を深く攻め上がる。

ファールをもらってゴール横、コーナーに近い場所で遠藤のFK。

ファーに入れてヘディングを狙うが相手に乗り上げてミートせず。

こぼれをさらにシュートするが入らず。

60分

中盤から山田が持ち上がってシュートに行くが枠の上。

62分

右からの崩しを中野がシュートして得点。

先制。

山田がサイドを攻めて松本がその内側に入って受けクロスを入れてそれを中野が決めた。

山田が中央、サイドと縦に持ち上がって攻めてくれるので周りがそれに合わせて攻めに絡んでいけてる。

65分

サイドでの攻防。

今度は左サイド。

67分

最終ラインと八田の連係ミスで岡山のスローイン。

飲水タイム

藤田イン 鈴木アウト

ルリーニャイン 中野アウト

イエローの鈴木と得点した中野をアウト。

75分

右から崩すがオフサイドに。

76分

藤田のファールで岡山のFK。

ニアに入ったボールをファーにシュートされ失点。

1-1

ヘディングでファーに流し込まれた。

78分

中盤から前線に放り込んだボールはオフサイド。

79分

大森が中央でシュートを狙うがGK正面でキャッチ。

80分

左サイドに展開してルリーニャが前線で受けようとしたが受けられずGK。

81分

左の松本が中に入って縦の連携を作ってゴール前まで攻め込む。

84分

上原イン 山田アウト

みぎからの崩しを上原がシュート。

86分

左サイドからのスローインは八田が直接キャッチ。

87分

右から左、さらに中央と攻めるがPAから押し出される。

連係ミスからカウンターを食らう。

88分

回収して敵陣でもう一度攻撃へ。

全体に狭くクローズドな状態。

右サイドをルリーニャで攻める。

CKゲット。

中央に入るがボールを収められず。

89分

伊藤からのロングボールを大井とルリーニャが納めようとするがファールに。

AT+4

1点ハイレバ勝ち。

ルリーニャの右からのクロスに飛び込むがGKが触って防ぐ。

左からのスローインからクロスを放り込むが大井ルリーニャに入らず。

91分

左からの放り込みには触れず。

大井が前線に張って放り込みを決めようとしている。

今まではやらなかった終盤での得点不足をどうにかしようとしている。

93分

左右からのクロスを入れるがゴールにならず。


終了

勝ち点2点落としたな…。


2020年11月11日水曜日

2020/11/5 新潟戦

ジュビロは3421

新潟は442か4231


4分

遠藤のシュートは枠をギリギリ外れる。

おしい。

5分

カウンターでPA内に入るが押し出される。

12分

新潟のCKはファール

14分

左2枚の攻撃から崩して中央でヘディングに行くがはじかれる。

16分

中央でファール新潟のFK。

ジュビロが回収してパスが通るが触れず。

20分

新潟のロングスロー。

跳ね返して中盤まで戻す。

25分

新潟の選手が痛んでいる。

28分

新潟の痛んだ選手が下がって交代

左の松本が突破してCK獲得。

今日は左の大森、松本の攻撃が効いている。

シュートは入らずCK。

30分

八田まで戻して前線に入れるが逆にボールを奪われて攻守交替。

自陣サイドでファールをもらって八田のフィード。

32分

CKゲット。

ハンドくさかったが流されたか。

34分

新潟がFKゲット。

トリッキーなFKでシュートまで行ったが八田が触って防ぐ。

36分

大井がチャレンジにいってイエロー。

37分

新潟のFK。

逆サイドで2対1で追い込むがファールになり新潟のFK。

流れが悪い。

ファーでヘディングになるが八田キャッチ。

42分

左からの遠藤のシュートがポストをかする。

巻いたシュートでかなりいいコースだったがおしい。

AT+1

新潟のFK。

ロングシュートを撃つが八田セーブ。

前半終了


相変わらず八田が活躍。


後半

50分

右から斜めに中野へ長い縦パスが入るが得点にならず。

後半は序盤からシュート回数も多くチャンスが何回もあるが得点までにはつながらず。

56分

CKはGKが防ぐ。

57分

CBの間にいたテセにボールが入り失点。

まだ59分なので得点できるチャンスはあるはずだ。

しかし先制されてしまったことでより攻撃的に行かないといけないのでリスク管理がより重要になる。

61分

大森オフサイド

62分

新潟交代

64分

鈴木のシュートは枠の大きく上。

ボールを持たれる前にシュートでフィニッシュした形。

65分

ルリーニャイン 大森アウト

66分

新潟CK

ヘディングで流して逆からのCK

ショートコーナーからのクロスは直接ラインを割る。

68分

ルリーニャがペナルティマークで待ってバイシクルを狙うが外れる。

71分

新潟のCK

直接ラインを割る。

ジュビロはシュート数2桁で無得点。

新潟は1桁で1得点。

セットプレーは新潟は多い感じがする。

鈴木が痛んだか…。

CBを中心としてDFが痛んで少ないからこれ以上は勘弁してくれ。

秘密兵器のフォルリンが出る日も近いかもな。

小川が顔を抑えて倒れている。

顔から倒れ込んだようだ。

75分

新潟の選手が倒れて起き上がらない。

77分

上原イン 山田アウト

78分

ルリーニャがシュートするがキーパー正面

80分

新潟交代

82分

CKゲット

そろそろ決めないとまずい時間

上原が蹴るが跳ね返される。

八田も前に出てパス交換に加わる。

ボール保持しているがパスして自陣に下がるだけ。

新潟は541にして完全封鎖。

85分

上原のダイブでPAギリギリ外でFKは遠藤。

跳ね返される。

87分

吉長イン 中野アウト

ファールのFKからリスタートして左からのクロスを大井がヘディングするがGKキャッチ。

89分

右サイドからのクロスをファーのルリーニャがゴール。

AT+6

かなり長いAT。

新潟のCK。

テセのヘディングは八田が防ぐ。

CK二本目。

ふわっと浮いたボールは八田キャッチ。

91分

ゴール前に入るがGKキャッチ。

92分

左からのクロスは八田キャッチ。

ゴール正面で藤田がイエロー。

PAに入らないが正面なので位置はまずい。

94分

ゴール正面FK。

壁に当たってラインアウト。

CK。

八田キャッチ。

カウンターは決まらず。

終了


先制されて追いついたゲーム。

シュート本数に対しての得点が低すぎる。


2020年11月8日日曜日

2020/11/8 愛媛戦

 コロナ陽性者が出てしまった為、出場できる選手が限られている状況。

この状況でも勝ちを取れると大きい。

戻ってくる選手達は救われるだろう。

残った選手で勝ってほしい。


ジュビロは442

愛媛は361

この相性ならサイド攻撃が効きそうだな。

9分

愛媛のCK

PA内でファール


愛媛は523の守備で隙が少ない。

ジュビロは2トップの中野ルリーニャが裏への飛び出しをみせてラインを下げさせる。

11分

左の崩しからルリーニャのシュートはゴールをそれる。

13分

中野がカットインからシュートするがはずす。

17分

遠藤が裏に入れるがあわず。

18分

ルリーニャがバイシクルで狙うが合わず。

21分

トップに入れるがGKキャッチ。


ポゼッションは良くなさそう。

23分

愛媛CK

27分

右からの攻撃を中央にいれるがボレーは当たりが悪い。

ハイプレスにいくがかわされて、ゴール前で八田が1対1になり横からのクロスをダイビングヘッドにいくが合わず。

かなりピンチだった。

5バックの横の長さが4バックを上回った感じ。

ジュビロが中央で囲んで奪おうとして集まっているところで5バックのSBが駆け上がって攻撃する形もやられてる。


36分

愛媛がルリーニャにファールでイエロー

さっきからルリーニャへの当たりが強い。

37分

遠藤からカットインするルリーニャに渡ってさらに中野に。

中野のシュートはサイドネット。

38分

山本がPA深くまで行くがGKが防ぐCK

遠藤がショートコーナー。

愛媛はカウンターするがサイドに押し出す。

AT+3

45分

中野にサイドからボールが入るがDFが先にタッチしてCK

愛媛がロングカウンター。

それを自陣で奪ってボール保持。

前半終了


有利とも不利ともいえない試合。


後半

2分

中央縦に繋げて中野がシュートするがバー。

7分

愛媛がボールを大きく回して右サイドを迂回して中央に裏から入ってきた選手がシュートして失点。

5バックの幅の広さを使われている。

13分

シュートはDFに当たってCK。

跳ね返されるがキープしてチャンスを作る。

ヘディングで繋ぐが入らず。

15分

シュート防がれてCK。

さらにシュートを撃つがGK正面。

八田からロングボールが遠藤に出るがオフサイド。


21分

吉長イン ルリーニャアウト

30分

愛媛CK

31分

清田イン 大森アウト

32分

クロスはそのままGKキャッチ

34分

八田直接キャッチ。


SBが上がらない。

前が空いているのに。

40分

遠藤からの縦のボールを中野がシュート。

こぼれを上がって来た選手が拾って山本がシュートして得点。


宮崎イン 遠藤アウト

AT+4

逆サイドの選手が絞らないので浮いている。

味方が孤立して負けている。

逆サイドに張ったままなのは問題。



最下位相手にホームで1-1引き分け。

先制は愛媛。

勝ち点1拾えただけよかったかも。


1点取れたシーンは無駄にサイドを使わずに縦に飛ばしたことと、中盤は上がってこぼれを回収できたこと。

いつも言っている通り。

中央を維持してセカンドを拾う制圧力が得点力と繋がっている。

終盤だったので無駄にサイド展開せずに縦に出せたことと、やはり中央に2人いて回収からシュートに行けたことが大きい。

最下位相手の勉強料勝ち点ー2支払って勉強したんだから本気で学んで欲しいわ…。



2020年11月7日土曜日

守備整備されていない攻撃サッカー

 ジュビロの攻撃サッカーはネガティブトランジションを意識しない。

守備整備されていないので守備に弱い攻撃サッカー。


両サイドを押し上げる為に中央を下げる。

さらにCBを広げてしまうので中央がどんどん弱くなる。

1CB+ボランチの2CBで攻撃とか。

これがカウンターする側からすると非常においしい。


ジュビロの3バックは守備時5バック、攻撃時3バック、ということではなく、

守備時3バック、攻撃時1バック、という超攻撃的なスタイルが基本。

ということで、サイドCBがサイドに開いて中央のCBが一人でゴール前にいるだけになる。

サイドCBと中央CBの中間スペースが攻撃対象にされる。

このスペースをネガティブトランジション時はボランチが下がって埋める形になりやすい。

このスペースにロングボール、サイドからのアーリークロスを入れられると簡単に押し込まれる。

そしてボランチが下がって来るので、一度押し込まれると押し上げるのが非常に難しくなる。

何故なら攻撃時にサイドに人が散ってしまうので中央に人がいない為にそれを維持していたボランチすら下がって中央に人がいなくなるため。


強いチームは中央を空けない。

しっかりと中央を維持して攻守にコントロールする。

ジュビロはサイド攻撃を中心にし過ぎて全てがそれに引っ張られてしまう。

だから中央を軽視する。

結果チームは弱くなる。


しかも中央にパサーのコントローラーを置くので守備強度が低くなる。

徳島戦で遠藤は中央で4人に囲まれて奪われていた。

徳島が442をフラットとボックスの両方を上手く使い分けていた。


遠藤はボールの逃がし所にならない。

何故なら中央にいるから。

サイドCBに逃がさないといけない。

結局はサイドCBから縦かサイドチェンジでボールを大きく動かさないとならない。

中央は制圧されているわけだから。


2020年11月6日金曜日

ジュビロが手放して徳島が得ていたもの

 ジュビロx金沢 6-0

この時のジュビロは541ラインディフェンスと361のボックスディフェンスを上手にコントロールできていた。


徳島のやっていたことはこれの442版。

徳島は442でも場面によって使い分けていた。

自陣では442フラットのラインディフェンスをコンパクトにしてゴール前を完全封鎖。

外で持たせても中で完全に跳ね返してスペースを与えない。


ミドルサードでは3ラインは離れてかつSHSBが中央のFWCHCBの中間位置に来てギャップを作るボックス守備をする。

ボールが中央に来る時はSHSBが中間位置でそのまま内側に絞ってFWCH間、CHCB間のスペースを両サイドから挟み込んで埋める形で罠に嵌める。

CHやCBが正面で相手を捉えてボールを奪える。


やっていることはジュビロが金沢戦でやっていたこと+SBの偽SB化。

本来ならジュビロがやるべきだったこと。


このシステムの肝は中盤。

ジュビロの361は

______FW______

_SH________SH_

___CH____CH____

_SB________SB_

__CB__CB__CB__


徳島は

___FW____FW___

_SH________SH_

___CH____CH___

_SB________SB_

__CB__CB__CB__


中盤で

_SH________SH_

___CH____CH___

_SB________SB_

この形を作ったことが同じ。

しかし問題点があるのはCHの後ろのスペース

ジュビロがやったのは

_SH________SH_

_______CH_____

_SB___CH___SB_

CHを一枚落としてスペースを埋めた。

徳島は

_SH________SH_

___CH____CH___

___SB____SB___

SBをボランチ化した偽SBにした。


しかしSBがサイドに張らないといけない場面では

_SH________SH_

___CH____CH___

_SB___CB___SB_

CBの飛び出しによってCHの裏のスペースを埋めた。


このように徳島は中盤6枚+CBの形が完全に整備されていた。

ジュビロはCHの後ろのスペースを嫌がって結局ノーマルの361(3421)に戻してしまった。


両者の違いは何なのか。

これは「CHの中央制圧力」だ。

ジュビロはCHをDHに下げることによってバイタルを守る形をとってしまった為に中盤中央における制圧力が無くなってしまった。

これによってオープンな展開でのセカンドボール奪取率が大きく下がる。

これがもたらすのは常に後ろ向きに走らされるというネガティブトランジションである。

「ボールを押し上げられない」という状態はボールポゼッションを持ちながら制圧力がないということでボールを常に後ろで回さないといけないという事態を招く。

イコール遠藤がバックラインに吸収されて縦に出す選択肢しかなくなる。

そもそもボランチにコントローラーを入れてしまうということはこういうことになる。

中盤が下がり目になってしまうと中央を抜いたバックラインから前線にいれる縦ポンしか選択肢が無くなる。

するとハイプレス+バックラインでの跳ね返しでしのぐことが可能になってしまう。

ハイプレスでコントローラーを追い込んで縦ポンを誘発させ、バックラインがロングボールをカウンター起点にする。

典型的なポゼッション殺しだ。

ポゼッション側が縦に入れたボールを狙ってカウンターを仕掛けることで守備側はリスクをかけずにピンチをチャンスに変えることが出来る。

徳島が流れで得点出来ているのはオープンな展開で相手に攻めさせてしっかりカウンターを決められている点。

一方ジュビロは流れの得点は皆無で遠藤のフリーキック頼み。

また悪い意味での名波政権時のスタイルになってしまっている。

遠藤のフリーキックは選択肢の一つ、というスタイルならいいのだが、皆がそれに頼って基軸になってしまっている。

これが非常にまずい。

しかも針谷がレンタル移籍して遠藤がレンタルで来た意味すら薄れてしまっている。

若手の針谷こそ間近で遠藤を見て盗むことをやらせるべきなのに。

やはり今のジュビロは全く理屈の通らないチームに逆戻りしている。

そして怪我人病人続出で今シーズンはこれ以上望めないような最悪の状況になりつつある。






2020年11月5日木曜日

補強が活躍しているのか

 大森は瞬間的に活躍するが、オフザボールや守備で貢献しない。

遠藤はセットプレーやラストパスで活躍するが、遠藤ありきでパスを繋ごうとして遠藤へのハードマークからのカウンターの起点になったりする。

大森が攻撃専門だと周りがその分守備を負担しなければならない。

遠藤はボランチに位置いしているので囮役やつなぎ役として機能するがボールの逃がし所にはならないのでハイプレスされた時はシステム的に機能しなくなる。

2020年11月4日水曜日

ジュビロ型3バックの問題点

 何度も書いているけど、ジュビロはWBを上げて攻撃させる為に3バックがその背後をケアする為に広がらざるを得ない形になっている。

その為にCB間が広がりボランチが下がらざるを得ない。

ボランチが下がると中央が下がってセカンドボールを拾いにくい。

中央が低いと前線を上げる圧力がなく支配されやすい。

CBが走り回ると隙が多くなるし肝心の中央が薄くなる。

全体的に守備が厳しくなる。


結局3バックは5バックの攻撃形であって、ジュビロの場合は守備3バックが攻撃形で1バックになってしまう。

攻撃的過ぎる為に少ない守備陣がさらに負担を負わされるシステム。

そのツケが回ってきた為に肝心の首位との戦いでほぼCB不在、リザーブー1という体制になってしまっていた。

4バックでしのごうとしていたが結果は首位徳島の攻撃力が上回り、こちらは流れからの得点は全くできずに終わった。

選手の質が良い為にそれに頼って緩い戦術を放置しているとチームが崩壊する。


2020/11/4 徳島戦

スタメン

GK 1 八田 直樹

DF 22 中川 創
  24 小川 大貴
  28 石田 崚真
MF 8 大森 晃太郎
  14 松本 昌也
  15 伊藤 洋輝
  23 山本 康裕
  26 藤川 虎太朗
  50 遠藤 保仁
FW 11 ルキアン

ベンチ入り選手
GK 21 杉本 大地
DF 33 藤田 義明
MF 7 上原 力也
  10 山田 大記
FW 16 中野 誠也
  19 三木 直土


DFがいない…。
これ大丈夫なのか?
ロングボール入れられたら即死じゃないのか?
超攻撃的な編成だから複数得点狙いなのか?
跳ね返せるのか非常に気になる…。
伊藤がCBになる4バック?

伊藤がCBの442。
序盤お互いにゴールにせまるが得点にはならず。
ボールは持っているがバックラインへのハイプレスが速くボールを前で出せない。

伊藤からの縦のパスを取られてカウンターを食らい失点。
徳島が先制。

伊藤のロングシュートがCKになる。
伊藤がヘディングシュート。
ジュビロ得点で1-1。
すぐに追いつくことが出来た。
ハイプレスを避けて長いボールを入れてセットプレーを作った方がいいかもしれない。

徳島が右に長いパスを出してクロスを決めた。
失点1-2。

前半半分で3点とかなり動いているゲーム。
しかし徳島は流れで2得点。
ジュビロはセットプレーで1点。
ボールを持っていても大事なところには入れさせてくれない。

徳島は余りサイドに張らないチームなのか。
サイドの選手も中央よりで中央を縦に深く守ってサイドは比較的開けている印象。

今日は八田が良く止めている。
近距離からのストップも良く反応出来ている。
DFがコースを切ってくれると正面で受けられるのでDFの守り方がキーパーを助けてくれる。

徳島は攻撃時はサイド、守備時は中締めで左右の広がりと締めで動いている。

失点寸前の連係ミス。
あわやゴール。

ゲーム自体は結構オープンめ。

CKは得点にならず。

AT+2
徳島の選手が

痛んでいるので終わりそう。

前半終了

徳島のハイプレスからのショートカウンターにやられている。


後半

徳島は424の形でカウンター。
前線の数を増やしてショートパスの入れ処を無くしている。

大森がインターセプトからシュートに行ったが枠に飛ばず。
おしい。

徳島は外では持たせても中に入れさせない。
サイドではジュビロに持たせておいて無駄にサイドに守備を割かずに中央へは入れさせない守備戦術。

ジュビロは縦に深く入っても押し上げがのろく徳島の守備陣の方が先に揃ってしまう。
相変わらずブロックが揃ってからボール回して奪われる。
全く改善されない。
押されると守備が下がるので押し上げるのに時間がかかる。

上原イン 山本アウト
三木イン 松本アウト

インナーラップでの押し上げがあっても利用しない。
攻撃が全部その都度単発の集まりでデザインされていない。
デザインされていないので複数の選択肢から選ぶということができない。
デザインされていれば選択肢から迷わずに選ぶことが出来るのだが、
デザインされていないとすべてその場で全部を見て判断して選択しなければならずプレーが遅くなる。
自由度の高さ=プレーの遅さ。
だからジュビロは遅攻を選びやすい。
自由度が高いと言えば聞こえはいいが、逆に言うと攻撃パターンやプランが整備されていないのですべてその場の思い付きでやるということ。
プレー速度が遅くなるから守備側の守備戦術が整備されていると全く機能しない。
結局流れの中での得点ができずにセットプレーに頼るしかない。

左から崩されて3点目の失点。
とにかく徳島は攻守ともにプレーが速い。
プレー速度の差が大きい。
攻守にかなり整備されている印象。

石田の顔面にエルボー入れてくる外国人選手。
これは酷いプレー。
確実に狙ってるだろ。

FKでチャンスがあったがGKがキャッチして抑え込んだ。

三木シュートははずれ。

ジュビロはボールホルダーに対して斜め前に2枚付くというV字の形を意識している。
相手が正面でコースを切っても斜め前左右に受け手がいるのでボールを前に運べる。

徳島のCK。
オフサイドで得点にはならず。
しかしネットを揺らされているので失点になってもおかしくはない。

中央縦に速攻が上手く行ったがルキアンのシュートはふかしてしまい枠を捉えず。

徳島2枚替え。

山田イン 大森アウト

ルキアンが詰めてCKゲット。
負けるにしても1点差で負けないとまずい。

CKはキャッチされる。

中野イン 藤川アウト

負けている時は中盤を守備ラインと前線に分けて前後分断型の形で縦ポンで攻めた方が良い。
中盤の人数がいても攻守の切り替わりの早い時は中途半端な位置取りが逆に役に立たない。
514とかでいい。
無駄に繋ごうとすると結局プレスされて回収、カウンターの餌食になりやすい。

試合終了。
1-3負け。

今野、大武とCBの離脱が命取りになった。
結局得点はセットプレーのみ。
流れの得点はまったくできなかった。
ここ数試合勝っているが、やはり流れの得点よりセットプレーでの得点が多い。
結局遅攻のツケの方が高くついてる。


2020年11月1日日曜日

2020/11/1 福岡戦

 ジュビロは352

福岡は442


サイド2人の442にWBが突っ込んでカウンター食らうの止めようよ。

大武の膝は良くなさそう。いきなり1枠交代はありそう。

5分で交代。


中川イン 大武アウト


今野といい大武といい、CBの負担が問題点。

サイド2人の442にサイド1人の352のWBが攻撃に行くからサイドCBがそれをカバーしなければならず、結局中央のCBの負担が増す。

実質中央が1CBになるからボランチの下がりが必要。

せっかく352で中央が3人なんだから3対2の中央を使った方が良いんだがどうしてもサイド攻撃にこだわる。


ボランチがCBに戻すからCBがボールの逃がし所が無くて詰められやすい。

そこに突っ込んでくるからCBが相手と接触機会が多くなってしまう。

15分

伊藤のファールで福岡のFK。

触ったボールは外に。

福岡のCKに。

20分

中野が飛び込むが…。

24分

ジュビロのCK。

カウンターにされるがCKに逃れる。


福岡は保持率40%でシュート4本。

ジュビロは保持率60%でもシュートなし。

パスはジュビロが2倍。

持たされているが遠藤に触らせない形でゲームが作れない。


ゴールキックから再スタート。

29分

左の山田から前線に入るが触れず。

30分

右の押し上げから山田が触るがGKが抑える。

34分

山田の抜け出しにファールでCKに近い場所でFK。

触ったがGKキャッチ。

36分

PA内でシュートされるが八田の正面で抑える。

福岡の連係ミスでジュビロボールのスローイン。

福岡は中央での守備が異常に強い。

中央を使わせない意図が強い。

38分左を崩される。

八田キャッチ。

39分

小川への長いパスにファール。

サイドに近い場所からのFK。

ファーへ入ってヘディングがゴール。

一番ファーにいる中川がゴール。

相手に乗りかかって飛ばせないようにしながら自分が上を取る形。

高さが出た。

前半の終盤で得点できたは大きい。

後半序盤の猛攻が予想されるので後半の立ち上がりでの失点は避けたい。

43分

福岡のCK。

福岡はハイプレスに移行。

AT+3

47分

小川が裏抜けしようとするがオフサイドか。

前半終了


後半

47分

あわやゴール。

ポストに当たって跳ね返る。

49分

遠藤に3~4人がついてボールを奪う。

そこからのカウンター。

左から右にサイドチェンジして小川がゴール。

2点目。

DFが触ってホップしたボールがGKを超えてゴール。

51分

福岡のCK。

シュートは枠をギリギリはずれる。

55分

福岡のヘディングはバー上。

57分

右から中央に入れられるがクリア。

58分

攻め込んで遠藤がシュートするが枠に飛ばず。

59分

大森イエロー

60分

ゴール前に入れられるが八田キャッチ。

61分

中央で福岡がFK。

64分

カウンターからCKゲット。

66分

山田が低い位置でサイドチェンジしようとしてボールを奪われる。

福岡交代。

舩木イン 山田アウト。

72分

福岡のCK。

76分

WB小川イン 松本アウト

ルキアンイン FW小川アウト

上原イン 遠藤アウト

ジュビロは3枚替え。

中央で中川のファールで福岡のFK。

壁3枚。

八田がパンチングで外に出し手CK。

CKも八田が触ってそらす。

81分

中央を崩されて福岡が得点。

2-1

83分

両サイドからのクロスを入れられるがしのぐ。

85分

クイックスタートを防いだがCKにされる。

押し返せずにシュートされるが八田が触って逃れる。

ジュビロはボールを追わずに自陣にこもって守備固め。

3点目は狙わずに2-1で終わらせる考えらしい。

87分

福岡のCK。

さらにCK。

伊藤が蹴りだす。

89分

ルキアンが右を抜け出すがGKがキックでかきだす。

AT+4

92分

カウンターで中野が抜け出すが枠には行かず。

ルキアン抜け出してシュートするがGK正面でキャッチ。

DF山本が足を痛める。

94分

福岡のFWがハンドでゴールキック。

終了。


大武が5分で交代となってどうなるかと思ったが、交代で入った中川が得点し、小川も得点した。

首位相手にホームで十分な結果を出した。


あと二つ勝てば勝ち点50点台に入る。

福岡は既に59点なので60点台に行くと思われる。

勝ち点15点差は非常に大きい。

得失点差もまだ1桁のままなので二桁に乗せないと上位には食い込めない。


2020年10月25日日曜日

2020/10/25 群馬戦

 群馬は442

今野は前節の怪我で大井が先発。


群馬のCK、八田が防ぐ。

CK二本目、クリアできずに失点。

2分で失点。

やはり八田だと反応が悪い。

八田が活躍するのはもっと広いスペースがある場合。

近すぎる場面では反応速度がものをいう。

背が高い選手は反応速度が遅いのでどうしても厳しい。

八田がニアサイドをケアするなら壁はゴールを防ぐように枚数をかけて作らないとまずい。

CKからのセットプレーは距離もなく狭い範囲に密集するので反応速度が重要。

八田は不利なのでそういう場面を作らないことが重要。

ジュビロは3バックの352のようなので442の群馬に対してサイドでは不利。

ジュビロがサイドでゲームを作ろうとすればするほど不利になる。

352なら中央を使え。

ラインを押し上げてオープンな状態じゃないと八田を有利に使えない。

WBを上げて攻撃的にしても1対2のサイドで奪われてWBの裏を使われることになる。

さらにそこで無理に守備をするとまたCKになる流れになる。


9分

群馬のシュートは枠にいかず。

ジュビロはボールを自陣でボールを保持しているが前に進められず。

11分

ファールから群馬が中盤中央からFK。

13分

敵陣に入り込みシュートに行くがGKに防がれる。

14分

縦に大きく出してPA付近でゴールを狙うが防がれる。

15分

群馬のカウンター、シュートに行くがふかして大きく外れる。

17分

ジュビロのCK。

大井、小川、山本、伊藤の4人の長身が前線で狙うが外れる。

18分

群馬のサイドからの崩しは多いがクリアして群馬のCKに。

20分

左サイドを攻めるが攻めきれず群馬ボールに。

25分

小川へ入れたボールで小川が倒れてファール。

PA前、中央でFKゲット。

遠藤が直接ゴール。

1-1

29分

群馬のCK。

跳ね返して2度目は逆サイドに逸れる。

そこからカウンター。

群馬は大きくクリア。

32分

左サイドでボールを繋ぐが崩せず。

逆サイドから前に放り込みが跳ね返されて中盤で取り合い。

セカンドを奪って右からクロスを入れるがGKキャッチ。

36分

ボールを繋ぐが足元で受けるのを狙われてインターセプトされる時がある。

37分

CBからトップ下→FWに繋がるチャンス。

CK獲得。

ヘディングはGKがキャッチ。

39分

ジュビロがボールを回して攻撃。

敵陣に攻め込むが攻めきれず。

40分群馬のカウンター。

正面を攻めて来るが八田が前に出てキャッチ。

42分

山本の縦への突破からゴールを狙ってCKゲット。

そのまま逆サイドに抜ける。

AT+1

前半終了


2トップ+トップ下でサイド攻撃するとトップがサイドに流れることと、トップ下が中央で孤立してゲームに絡めない。

群馬が442なので352のジュビロはサイドCB、WB、FWの開きでサイドに3人寄せないとならない。

この状態をサイドへの釣りとしての動きで使って、逆に開いた状態からサイドCBから中央のトップ下へと入れて開いたトップが戻ってくる形でゴールに迫る形でチャンスがあった。

同じように開いてサイドにおびき寄せてボランチの山本が縦に動いた形でチャンスがあった。

サイド2人の442にサイド1人の352でサイド攻撃でサイドCB、WB、FWの開きでサイドに3人寄せて3対2を作り、トップ下とボランチの上がりで中央攻撃でフィニッシュでチャンスを狙うという形が見えた。

ジュビロ自身がサイドメインに戦うのでサイドに人数をかけないとならず、中央の人数差の有利をそのまま使わずにサイドに寄せて有利を作る形でサイドでボールを保持しつつ中央が縦に動いてゴールに絡むことで打開する形になってきた。


後半

立ち上がりにPA正面へのドリブルを許してしまいファールで止めてFK献上。

壁が防いでボールを押し上げる中で右が背中に膝を食らって倒れる。

ジュビロは4バックに変更か。

48分

中盤から押し上げようとするがオフサイドを取られる。

49分

伊藤がイエローカード。

53分

大森が尻を当ててファール、イエローカード。

56分

群馬がPA付近まで攻め上がるが八田キャッチでジュビロボールに。

57分

ルキアンイン 小川アウト

ジュビロが先に動いてきた。

中央から攻めに行く縦への動きを防がれてカウンターを食らう。

サイドネットで済んだ。

60分

右からのクロスを群馬GKがキャッチ。

ハイプレスからインターセプトしたがゴールに繋がらず。

61分

WB小川イン 松本アウト

舩木イン 大森アウト

63分

右から崩すがGKキャッチ。

64分

群馬が交代。

65分

ジュビロのカウンター。

左から崩してPAに入れるがクリアされる。

縦へのパスが出てシュートまで行くが枠に飛ばず。

67分

敵陣PA内への縦パスからのクロスを上げるがゴールせず。

69分

群馬交代

70分

遠藤が右の小川に長いパスを出すが長すぎた。

71分

ルキアンが左を突破しようとしてファールをもらってFKゲット。

73分

左を崩されシュートを許すがわずかに枠をそれる。

これはラッキーだったが危なかった。

ジュビロは3バックに変更。

5バック気味に守備している。

523、532のような感じ。

失点を警戒する陣形にしふと。

75分

小川のシュートに三木が詰めて得点。

2-1

77分

PA内でファールを誘ってPKゲット。

キッカーはルキアン。

ルキアンが決めて3-1。

キーパーは触ったようだが止めきれなかった。

80分

ジュビロはボールキープしつつ時間つぶし。

81分

大武イン 大井アウト

上原イン DH山本アウト

85分

群馬2枚交代

群馬がPA横からのFK。

跳ね返す。

群馬連係ミスでゴールラインを割る。

ジュビロまた442に変更。

89分

DF小川イエロー。

AT+4

終了。


遠藤のチームで結果は出している。

しかし遠藤がいなくなった後はどうするんだ?

麻薬中毒者のような運用じゃ先はないぞ…。



2020年10月23日金曜日

やはりジュビロは間違っている

チーム作りの基礎は組織力。守備に一番必要なのが組織力。そしてパスを使った攻撃でも必要なのは組織力。

何故組織力、守備力が必要なのか。どんなチームも新規加入、移籍、引退、代表など入れ替わりが激しい。その中で一定の質を保つためにはまず守備を整備する事。守備は組織力。だからこそ戦術では守備の延長であるカウンターが選びやすい。そしてやるべきことがはっきりしている。

ジュビロはまずパスありき、という誤った考えに憑りつかれている。

戦略がないのに戦術をベースに考えている。

木を見て森を見ずの典型。


まずは守備の整備、守備を基本にした戦術からスタートするべき。

守備を活かした戦術=カウンター。

チームに自由な攻撃を認めるのは決して悪いことではない。しかしそれは何を保証してくれるのか?

全くない。

攻撃にパターンがある場合はそのパターンに嵌れば得点率が上がるという保証がある。

得点に至らなくても守備が崩れることで次のチャンスが生まれるという保証がある。

むしろそういう保証を作る為にパターンを作る。

自由な攻撃には何の保証もない。

むしろネガティブトランジションを意識しないポジショニングは守備負担を増やしカウンターに弱いチームを作ることになる。

システムやパターンの構築は失敗時にどれだけ状況を後退させないか、という保証部分にある。

システムやパターンはリスク管理にこそ強みがある。

自由なトライは練習で行うもので、そこで得られたものをブラッシュアップしてパターンにし、実戦で使うべきもの。

オンタイムでフリーな攻撃は絶対に連携できない。


ジュビロはハッキリ言って勝つことを捨てている。

そんなチームを目指すチームもチームだし、支えるサポーターもサポーター。

ぬるま湯最高なんて環境で昇格だ優勝だなんて夢のまた夢。

結果を出すつもりがあるとは思えない。


フベロは自分流も新しいトライも色々やってた。

名波も色々トライしてJ1で6位の結果を出した。

今のチームは何を求めているんだ?

全く理解できない。


もっと得点、勝利に貪欲であるべき。

常に2-0で勝つくらいじゃないと昇格何てできない。


パスサッカーといっても足元で受けるだけのパスでスペースを作る為に走らない、スペースへ走り込まない、ドリブルでギャップを作らない、と相手を誘導して守備を崩すということを全くしない。さらにはカウンターでも速攻しない、相手の守備が整ってから攻撃し始める。

はっきりいってこんなのサッカーじゃない。

どれだけ下手糞なことやっているのかチーム全体でよく考えるべきだ。


カウンター主体でパスをやれば、スペースへ走り込む、走りながらパスを受ける、ドリブルで守備をおびき出す、味方のオーバーラップを見て前のスペースにパスを出す、とこちらの方がよっぽどパスサッカーらしいことをすることになる。

ジュビロのやっていることは「根本的」に間違っている。



2020年10月21日水曜日

2020/10/21 東京V戦

ジュビロは442

4バックにボランチが下がって3バック化。

東京Vは3バック気味だが442?

ルキアンが上がってCKゲット。

CKは防がれてキーパーが上がってきて前線に入れるが相手ボールで攻め込まれる。

東京Vが長めのシュートはGKが触って外れてCK。

ニアに放り込むが戻したボールがサイドにアウト。

八田の好セーブ。

ルキアンがドリブルで前線に運ぶがバックパスで任せたらサイドチェンジして何故か東京Vのボールに。

取り返そうと右サイドでデュエル。

ボールを奪って左で攻めてCKゲット。

ニアに山田が入ってヘディングするが大きく上がってしまう。

ジュビロは前線からプレス。

ボールを取り返して自陣で大きく回して相手を呼び込む。

センターライン付近の味方に入れるがボールを奪われる。

東京Vは両サイド前線で中央の2枚が少し下がってCBとは少し距離を取っている。


15分

山田がPA右端でファールからFKゲット。

GKが触ってCKに。

CKはDF山本がヘディングしたが上がってしまう。


20分

東京Vは両サイドを上げてSBを最終ラインに押さえつけて中盤の人数が増えないようにしている。

攻撃時に4バックから3バックになるので中盤+1して人数差を作るようにしている。

幅を作って中盤中央から裏狙いという感じ。

東京Vは3トップ気味でチャンスには更に中央に上がって詰めてくる。

八田が好セーブ。

距離があった方が意外と守れる。逆に近すぎると反応が遅くて無理。

東京Vは0トップスタイルだな。

ウイングとインサイドハーフの構成でSBを抑える位置取りとインサイドがボランチを抑えてゲームメイクをさせない。

CBはマーク相手がいないので位置取りが難しくなるのとSBが両サイドに引っ張り出されてCB間かCBSB間のどちらかを空けてしまう状態になりやすい。

そこにインサイドハーフが突っ込んでシュートを狙ってくる。

30分

東京Vの攻撃を凌いでいるが主導権は取れているわけではない。

磐田は中央にボールを集めて中盤の守備を中央に寄せてから前線のサイド狙い。

しかし最終ラインで跳ね返される。

35分

東京VのCK。

DFが跳ね返してカウンターするが三木がファールでイエロー。

40分

右WB小川が攻め上がるが一旦戻して前線に入れるが取り返される。

八田が好セーブ。

最終ラインが高めなのでミドルを撃っても八田が反応できる程度。

AT+1

前半終了


前半は両者とも同程度。これといった部分がない。

比較的オープン程度の流れ。

ジュビロはカウンター出来ない分やや微妙か。

このままだと引き分けだが、何か策を考えないと。

3バックに対して3トップでのハイプレス+カウンター狙いという策もある。

両ウイングに対しては3バックでことごとくオフサイドトラップに引っ掛けるとか。

3バックのオフサイドトラップにはボールの出し手へのハイプレスが必須なので後ろ4枚にするより前に配置して相手のパスの出どころへのマンマークとパスの受け手をオフサイドトラップで受けさせない。中盤は両ウイングへのコースを切るポジションを取ってウイングを殺す。

まぁ鈴木監督は442のままで選手交代で対応するのかも。フォーメーションを変えて対応するかどうかはわからんなぁ。

3412のWBと2トップで全然に4人ラインを作って東京Vの3バック+GKに対してマンツーマンハイプレスを仕掛ける。トップ下はアンカーへ。

後方が1枚少なくなるので2トップの1枚はフリー+GKへのプレス担当。

もしくはトップ下が下がって2トップが前後になってCB+アンカーの担当にする。


後半、さっそく交代。

中野イン 三木アウト

松本イン 大森アウト

中野が入ったので3バックの中間を狙いそう。

東京Vも1枚替え。

今野のファールで東京VのFK。

東京Vがボールを回す。

カウンターはサイドに出されてしまう。

CKゲットするが特にチャンスなくGKに。

バックパスをインターセプトしてカウンター。

ルキアンがシュートするが外れる。

50分

東京VのCK。

守ってカウンター相手の守備人数の方が多い。

55分

山田がシュートまで行くが外れる。

今野がファールでイエロー。

カウンターでパスを選択してカットされる。

東京V交代 大久保アウト

東京VのFKから攻められシュートが枠に飛ぶが八田がまたも好セーブ。

東京VのCK。

跳ね返した後ファールをもらってマイボール。

60分

ゴール付近での攻防をサイドに逃れる。

東京Vのフォーメーションと守備が結構効率良さそうな感じ。

攻守に上手く回るようになってる。

スペースへの誘導と誘導後のプレスで奪う場所がある感じ。

ジュビロは劣勢でポゼッションが取れずに守備しつつカウンターするがカウンターの速さもないのでほとんどシュートまでいけない。

65分

遠藤と今野で挟んだ相手が今野にぶつかって今野が痛む。

今野の膝に脇腹ごと突っ込んだ形。

大井イン 今野アウト

上原イン 遠藤アウト

70分

山田のファールで東京VのFK。

壁が防いで八田がセーブ。

ルキアンが裏に出るがオフサイドを取られる。

インターセプトからカウンター。

チャンスにならず。

左サイド突破してクロス上げるがGKキャッチ。

自陣での守備。

ほとんど東京Vのポゼッション。

ジュビロはチャンスを作れず。

クローズドなゲーム展開。

ほぼ守備に追われる。

FW小川イン ルキアンアウト

攻撃を選択した交代だがどうなるか。

東京Vも交代。

東京VのCK。

防いだがもう一本。

これも防ぐ。

80分

ジュビロが敵陣内でボールを回すが崩せず。

85分。

敵陣でボールを回してはいるが崩せず。

FW小川がコーナー付近で1対2でマークされて動けず。

ボールを失う。

どうしてもPA内で崩せず。

ジュビロのCK。

跳ね返される。

90分

AT+5

東京Vは2人交代。

ジュビロが遠目のFK。

落としたボールをシュートにいくがGKがワンハンドで触る。

東京Vのカウンター。

PA外で跳ね返す。

山田ファールで遠目のFK献上。

八田がセーブ。

終了



スコアレスドロー。

今のままだと得点ができずにこの辺りの順位で終了する。

上がってもあと二つくらい。

6-0の貯金を全部パーにしてしまったのでどうしようもない。

失点を少なくするより3-1とかで複数得点で勝つ方向を考えた方が良い。

結局ポゼッションの悪い部分が出てくる。

コストとリターンの比率が悪すぎる。

敵地上位戦なのでドロー勝ち点1は決して悪い結果ではない。

が、順位入れ替えのチャンスではあったので、ここはチャレンジしても良かったのでは…。

上位が50点台のうちに40点台に入らないと間に合わない。

15点差=5試合勝利なのでかなり絶望的。


1位の福岡は得失点差13点で手堅く勝つパターン。

2位の徳島は得失点差23点で大量得点で勝つパターン。

失点数は20点と21点でほぼ変わらないので守備力の差はない。

得点が33点と44点と大きく違う。

徳島は引き分けが7と福岡の5より多い。

負け数は福岡6、徳島5で徳島の方が少ない。

徳島はかなり強い。

福岡は手堅い。

この2強に攻撃力のある長崎北九州。

しかし長崎北九州は失点30、31と守備が弱い。

磐田は35得点30失点なので守備も弱く得点力がない。

これで上位は望めない。

堅い守備と複数得点を狙えないポゼッションでは勝ち抜けない。


2020年10月18日日曜日

2020/10/18 金沢戦

ジュビロは前回と同じで352?

金沢は442


金沢のプレスでボールロストしてシュートまでいかれる。

9分

金沢のCK

ジュビロがボールを持つが押し上げがないので相手の守備の方が先に揃う。

山田が左のSBかWBの位置で低めにポジションを取っている。

12分金沢のCK

金沢の選手が触ってゴールラインを割る。

17分

山田の上がりからCKゲット

遠藤のショートコーナー、GKがパンチングで防ぐ。

20分

金沢のクロス?を八田がキャッチ。

24分

金沢のCK

防いだ後金沢のボールがゴールラインを割る。

27分

金沢のCK

跳ね返す。

34分

金沢のCK

ヘディングがゴールラインを割る。

37分

ルキアンがシュートに行くが外れる。

38分

金沢のオフサイド

40分

ルキアンのファールで金沢ボール。

42分

松本がイエロー

PAの前数メートルでFKを献上。

壁を作って防ぐ。

前半終了


ジュビロは3412で後ろに重心があり、ボールを後ろで回しながら相手のプレスを呼び込みながら金沢の後方にスペースを作ってロングボールをルキアンに入れたタイミングでWBが上がって攻めに移る。

ルキアンにマークがついてボールを上手く落とせず囲まれてしまうとWBの上がったスペース=3バックの脇の弱点が空いてしまうので3バックが広がって守らないとならない。

3バックのサイドのスペースをCBが守らなければならず、その関係で金沢がCKを得やすい状態になっている。

金沢はプレスで前に出ていくので相手ボールになってもファーストディフェンスが近くボールホルダーに対峙するまでの時間が速い。ジュビロは前に人が少ないのでファーストディフェンスが遅くリトリートが優先される。

3412の厳しい部分はやはりWBがサイドに1人で攻守に行かざるを得ないこと。タイミングを失うと前がかりになって上がったタイミングでボールを奪われて自分のポジションをカウンターされること。これがあるのでCBはサイドよりに開く必要がある。更にそのスペースを埋める為にボランチが下がらざるを得なくなる。全体として弱点を埋めるためのロールが必要になる。ボランチが下がらざるを得ないということは中央での制圧力が低くなり、中央を相手に明け渡すことになる。中央を制圧出来ないとサイドに逃げざるを得なくなり、ボールを前に進められない。サイドに逃げるとショートパスを繋げるために全体がサイドに寄ることになり中央が薄くなってしまう。中央攻撃に強い3バックの良さをすべて捨ててしまうことになる。3バックより4バックが守備で安定するというのは3バックの良さと弱点の両方を上手くマネジメント出来ないと維持できないという部分に起因する。

WBが上がって攻撃参加すると弱点が発生し、引いて守ると前の人数が少なすぎる。3412で中盤5人だが実質は守備重視で後方でボールを回しつつ相手を引き出してロングボールでワンチャンスを作るカウンターに近いポゼッションスタイルで戦っているに過ぎない。前線が少数精鋭でワンチャンスを確実に決められる選手が揃っていないと効果が薄い。



後半

ルキアンがファールをもらってFK。

逆にカウンターされる。

八田キャッチ。

無理にパスを出してボールを奪われる。

ジュビロのカウンターは全体のプッシュアップ待ち。

金沢にイエロー。

FKゲット。

FKを相手3人が囲んで待っている場所に無理やりパスを出す。

52分

PA内で崩したがルキアンの押し込みは防がれる。

CKゲット。

CKの流れのシュートはGKキャッチ。

ジュビロが奪ってカウンター。

GKが防いでCKゲット。

53分

CKをカウンターされる。

危うく失点シーン。

八田が抑える。

55分

ルキアンに入るが相変わらず孤立。

CKゲット。

カウンターになりかけるが人数が少なく問題なし。

58分

サイドで1対2でバックパスを強要される。

三木が決定的チャンスを得てシュートするがGKがセーブ。

60分

金沢のCK。

跳ね返す。

FW小川イン 三木アウト

WB小川イン 松本アウト

64分

金沢CK。

金沢のファール。

金沢も2人交代。

長い時間ジュビロがPA内でボールを回すが連携が取れず金沢ボールに。

72分

ジュビロのCK。

金沢のカウンターになりWB小川のファールでイエロー。

WB小川がヘディングでクリアしようとして相手選手の頭が当たったようで痛む。

76分

金沢がサイドのクロスをダイビングヘッドするが枠に飛ばず。

ジュビロが自陣からボールを出せない。

敵陣に入るが前に進められない。

79分

舩木イン 大森アウト

上原イン 遠藤アウト

交代直後、WB小川の突破クロスから小川のヘディングを防いだボールを山田が押し込んで先制点。

金沢が交代。

84分

金沢の攻撃からCK。

八田がセーブ。

87分

金沢交代

ジュビロがほぼコーナー付近でスローイン。

キープしようとするがゴールラインを割る。

コーナーでルキアンが1対2でボールキープ。

ボール奪取争いが激しい。

ボールが落ち着かない。

AT+4

92分

金沢CKを八田キャッチ。

コーナーでボールキープしつつ時間つぶし。

試合終了。


中央2枚サイド2枚の金沢に中央3枚サイド1枚のジュビロがサイドでゲームを作ろうとしてルキアンがサイドでポストしなければならず中央で活きない。かつ、トップ下やもう1枚のFWが絡んでこないので孤立していた。

得点シーンではFWのこぼれにきちんとトップ下の山田が詰めて得点できた。

ルキアンが孤立し過ぎてチャンスを作る前に潰されるような形が多い。

サイド1枚のWBでサイドメインの攻撃なのでCBや2トップが開いてサイドに絡まないといけない。ボランチもそれに合わせてサイドに寄せたり最終ラインに近い場所をとらないといけなくなる。結果中央での人数差も生かせない。

フォーメーションの差の優位性を活かさないでピンチを作るのはいい加減止めた方が良い。自分達で穴を作っているだけ。


2020年10月14日水曜日

2020/10/14 長崎戦

スタメン

GK 1 八田 直樹

DF 2 今野 泰幸
  15 伊藤 洋輝
  38 山本 義道
MF 8 大森 晃太郎
  10 山田 大記
  14 松本 昌也
  23 山本 康裕
  50 遠藤 保仁
FW 11 ルキアン
  19 三木 直土

ベンチ入り選手
GK 21 杉本 大地
DF 3 大井 健太郎
  24 小川 大貴
  29 舩木 翔
MF 7 上原 力也
FW 9 小川 航基
  16 中野 誠也


ジュビロは352、守備時343
長崎は守備時442

ポジショナルサッカーをやろうとしてポジションとトライアングルを作ろうとしているのはわかるがそれが目的になって得点より崩しとかパスの方が優先されている感じ。
過程を楽しんでいるが結果は微妙。
シンプルな選択肢でゲームを作ろうとしていない。
手間がかかるしその手間が面白い、という感覚の人は面白いんだろうけど、それはプレイヤ―視点が強すぎる気がする。

長崎はシンプルに縦に繋いでいる。
サイドは長崎が442でWBのみのジュビロに対しては強い。
長崎の4バックが中央寄りでSHがWBの警戒をして守備を固めている。
2トップ+トップ下の中央攻撃が来ても中央よりの4バックで守るので人数差を維持できている。
SBの位置取りでジュビロのWBに2対1もできるし、中央よりの4バックにもなる。どちらにも支援できるので局地的な人数差を作る戦術が使えない。

20分
DF山本イエロー

ジュビロのポゼッションでボールを持っているが長崎はカウンター狙い。
ジュビロは3バックが開いているのでボランチが下がることが必須の守備。
長崎がSHかSBから2トップに入れる形になるとちょっと危ない。

30分
長崎のカウンターがバー直撃。

上位の長崎はこのまま引き分けでも全く問題ない。逆にホームで勝てないジュビロは徐々に順位を下げるだけになる。
悠長にボールを回している時間は本当はない。
しかしそれを全く理解しないのでどうしようもない。

ジュビロは3232からボランチ1人を上げてアンカーに遠藤が残る3142の形での攻撃。

36分
CK、遠藤が蹴るも壁に当たる。

足元でパスを繋ぐ+近くにいる味方に相手の守備を考えずにパスを渡す=取られて即座に速攻カウンターを食らう。
いつまで同じ事繰り返すんだろう…。

40分
大きく空いた左サイドからカウンターでGK八田が1対1でシュートブロック。

長崎のFKは八田が直接キャッチ

前半終了

基本的にスペースを作った上でパスを繋ぐという作業をしないので守備側にとっては非常に守備しやすい。結局ボールを持たされているだけ、という事を理解していない。
守備側としては勝手に陣形を崩してくれるまで待って、陣形が崩れたらボールを狩りに行ってカウンターをかければよいだけ。


後半

遠藤のCKからこぼれをファーで待っていた三木が決めた。
今日は結構三木に打たせる形が前半から多かった。
多分今日の作戦はそういう感じなんだろう。

先制点が取れたことで前半より攻撃が通りやすくなってきたか。
前半よりゲームがオープンになりつつある。
オープンな状態はお互いにシュートシーンが多くなるのでカウンターする側もチャンスは多くなる。

長崎はゲームプランが崩れたのでどう動いてくるのか。

55分
CKはGKキャッチ

57分
長崎が先に交代を入れる
長身選手投入でセットプレーから得点狙いかも。

62分
長崎がさらに2人交代

63分
中野イン 三木アウト
ジュビロも交代で中野投入
一発狙いは変わらずという形か。

66分
長崎攻め込んでシュートはDFが防いで上がったボールを八田がキャッチ

68分
DF小川イン 大森アウト

長崎の攻撃を防いでジュビロがカウンターするが敵陣に入って遅攻に切り替え。
ルキアンがPA周辺でファールをもらいFKゲット

75分
長崎のGKが味方と接触プレーで負傷

ジュビロは532で5バックで守りに入った。

長崎はパス交換しながら1人の選手が斜めに入ってくる形で守備ラインを割ってくる形でゴール付近まで接近。

80分
ジュビロはパス回して時間つぶし。

83分
長崎交代投入

85分
長崎のCK
長身選手を後退で入れたので伊藤がマンツーマンでついている。
ヘディングで流したボールは枠を外れる。

FW小川イン ルキアンアウト

AT+5

長崎は怒涛の攻撃。

終了

何試合ぶりかの勝利。
セットプレーの1点を守り切った。

2020年10月10日土曜日

2020/10/10 松本戦

スタメン

GK 1 八田 直樹

DF 2 今野 泰幸
  15 伊藤 洋輝
  38 山本 義道
MF 8 大森 晃太郎
  10 山田 大記
  14 松本 昌也
  23 山本 康裕
  50 遠藤 保仁
FW 9 小川 航基
  16 中野 誠也

ベンチ入り選手
GK 21 杉本 大地
DF 3 大井 健太郎
  24 小川 大貴
  44 大武 峻
MF 7 上原 力也
FW 11 ルキアン
  19 三木 直土


前回同様352の布陣かな。
中盤の構成がどうなるか心配。守備が堅そうなのは松本くらいで、山田も山本も守備はそれほど。遠藤大森はさらに守備が微妙だし…。
攻撃する分にはいいだろうけど守備に関しては非常に危惧している。3バックだしGKが八田なので前から守備していかないとかなり危ない時間が多いと思う。
今日は大雨でボールが走らないからそれが良い方向に行くかどうか。


松本は3-3-2-2
ジュビロは3-4-1-2か3-2-3-2

遠藤が右サイドでショートパスを繋いで逆サイドに長いパスを入れて押し込む。
相手の守備が固まると戻して釣り出す。
釣り出した裏にロングボールを入れてセカンドボールを拾って再び攻撃。
流れとしてはこんな感じ。
遠藤のロングパスは小川がDFを押してファール。
相手のマークが遠藤についている間は周りだけでボールを回しておき、遠藤へのマークが消えるタイミングで遠藤に入れてロングパスを出している。
遠藤はパスをダイレクトでどんどん入れる。
遠藤のパスは大森がハンド。

中央で囲まれたが上手く前に出して中央でシュートするが枠を外れる。
しかし崩しは良かった。

遠藤のパスでスイッチが入って前への攻撃に行っている。
今のところジュビロがボールを回せている。
基本はセンターラインを中心にそれより前ではプレスをかけ、それより後ろでは引いて守備とパス回し。
相手を自陣に引き込んで敵陣の数を少なくしてからロングボールで攻撃を開始している。
松本がサイドから中央、PA外でミドルシュートを撃つが上に外れる。

中野がFKをもらう。遠藤のFK。
低くて速いボールを入れるが跳ね返る。それをシュートするも跳ね返る。
カウンターを受けるが入らず。

ジュビロのゴール前からのカウンター。小川が勝負に行くが防がれゴールラインを割る。CKゲット。

遠藤のCK。高いボールを入れるが跳ね返る。もう一度蹴ろうとするがコースを切られている。

大森のファール。
ファールのFKから松本の攻撃でシュートがゴールポストで2発目は八田が防ぐ。

スタッツではジュビロのポゼッション。数は少ないが松本もチャンスは作っている。

パスは回すが隙が無く無理に縦に入れるとボールを失う。
そこからカウンターに来ている。
ちょっと攻めたい場所が見つからない、作れない感じか。
自陣で回しているが敵陣に出せない感じ。

後方からのボールが小川に通るが小川のパスはDFが頭で止める。
小川は中央から左へ出る形で受ける。

遠藤のCKはゴールに向かうがそのまま外に出る。

攻撃に移ってFWが受けてサイドに渡して前を向くがサイドでキープできず。
CKゲット。
守備陣が上がって得点を根らう。
跳ね返されてサイドにアウト。

縦のスルーパスが入るがオフサイド。中野の裏抜けはオフサイドになる。
小川が膝を痛める。

ジュビロのパスが通るが松本の守備も堅く巻き戻される。

4列目と3列目で相手の1,2列目を釣り出してできたスペースに2列目が降りてきてパスを受ける形。パスを直接3列目に返して3列目のパスが1列目に入る。4列の前後の連携を活かしたパスで的を絞らせない形で攻撃出来ている。

松本はサイドで1対2を作ってボールを奪う。
セカンドボールの奪い合いで大森がハンドでFK献上。

FKは枠が跳ね返す。ちょっと厳しい。

松本陣内深くまでボールを追って狩りに行くがファール。

AT+1
終了

やはりボールを回して自陣に釣り出して来るが相手が完全に前がかりになっているわけではないので守備意識のある中で同数以下の状態での攻撃なので決定力に欠けるな。
小川中野はよくやっているしチャンスもあったが決めきれない。
余り釣り出しをやり過ぎると相手がプレスに来てパスコースがなくなり緩慢なロングボールを入れるしかなくなる。その辺りのバランスが難しい。
相手のFWが中央を守るので4バック気味で両サイドにロングボール供給者が来ないとならないが中央で散らす担当も必要。ロングボールは伊藤が担当で散らしは遠藤が担当。遠藤がフリーで受けられる場合は遠藤もロングボールを入れる。

松本も決定的な場面があったのでボールポゼッション自体は余り意味がない。
ポゼッションの難しさはボールを回しても得点出来ないと体力的に有利でも精神的に不利になってくる部分がある。人もボールも動くとポゼッションでも体力は守備側と同じように減ってくるのでそれほどの有利は取ることが出来ない。交代5枠もあるのでポゼッションの優位性はほぼない。

541、451辺りでスペース潰してカウンターした方が体力的にも精神的にも余力はありそう。


松本は後半最初から交代を入れて動いてきた。立ち上がり警戒しないと。
松本は5バックの532で守備。
3ボランチと5バックからサイドに出てきて守備してる。

松本はハイプレス体制。中盤から徐々にラインを上げてジュビロ陣内に入り込んでスペースを与えない形。ジュビロはパスするスペースがどんどんなくなってボールの逃がし所が無くなる。これをやられるとポゼッションは何もできなくなるな。

松本のFK。ジュビロが掻き出すが松本が拾う。松本がポゼッションを奪いに来た感じ。
ジュビロがカウンターも松本の5バックが堅い。これ2トップだけだと得点できないかもしれんぞ…。
早めに動いた方が良いかもしれない。

カウンターも小川がオフサイド。

松本がさらに交代を用意。ジュビロは動かないとまずいよ。

流れが変わってきてるのが分かってない?

松本は消耗した選手を後退してリフレッシュしている。

ジュビロのカウンターは中野が1対2で挟まれ何もできず。

ジュビロのパス回しは上手く行ってないようだ。遠藤と意図があっていない。

ジュビロはパスを回して背後に走る小川に出すがつながらず。

やっと動くジュビロ。

ルキアンイン 小川アウト
三木イン 中野アウト

FWを交代

守備のミスからボールが松本に。
更に奪ってカウンターもゆっくり。

最終ラインを押し込んで2列目が走り込んでくるが決められず。

松本は人をかけて守備エリアを堅く守る。

CKも入らず。

CKは防がれてカウンター。

試合がオープンに。

サイドからショートパスで崩してルキアンヘッドも防がれる。

ポゼッションしているが崩しきれず。

大森のドリブルから遠藤がPA前でFKゲット。

松本はシュートコースに大きな壁を作ってコースを完全に切る。
遠藤のキックは直接バーを叩く。

松本はジュビロのサイドからの崩しを逆に潰してカウンターへ行くがジュビロも奪い返してカウンター。
ルキアンのシュートは外れる。

70分

松本が更に中盤を交代。

松本の速攻。シュートはバーの上。

松本のCK、八田が抑える。

遠藤が上手くターンして前線に入れてCKゲット。

松本の守備がゴールエリア前にガッチリ並んで入れさせない。

遠藤のCK。
松本がクリア。

75分

PA内にFWくらいしかいない。
FWは1対2で挟まれて動けない。
松本はパスの受け手に強く行くスタイル。
出し手のコースは切るが寄らない。
かわされるのを警戒している。

松本は532でボールサイドのSBが前に出るとボランチからも1列上げて433の形で守備。
ジュビロはそれを上手く崩す。

80分

左サイドから中央へと横に動いてシュートにくるがコースが外れる。
松本さらに交代。
松本は引き分け狙いか。

サイドに押し付けられてパスコースがなく無理にパスして奪われる。
またそれを取り返す。

伊藤のファールで松本FK。
FKからの流れで裏狙いのボールを入れられるがそのまま外に外れる。

ルキアンに厳しいチャージ。

85分

小川イン 大森アウト

松本のシュートは八田セーブ

90分

AT+4

時間がないからもうポゼッションもカウンターも関係ない。


終了

引き分け

ポゼッションも得点出来ないから難しいな…。