2024年12月28日土曜日

組織化の重要性

1人で打開できる選手は貴重、そういう選手はJ1で採用される

ではJ2レベルの選手でJ1に昇格、挑んでいかなければならない状況ではどうするべきか

ここで重要なのが選手の質だけではなく「組織化」

つまり監督コーチが選手の連携を強固にできること、選手同士がシナジーのある組み合わせを作れること

個の質を上げるのはもちろん重要なのだがそれにも限度限界がある

そこで組織化が重要になる

守備でも攻撃でも組織化は必要になる

J2レベルの個の質とアイデア、では正直J1に対抗できない

J2レベルでも高度な組織化が出来ればチームが全体で統一された動きで連動するので高い連携が取れる

本来チームスポーツなので弱いチームほど組織化は重要になる

個の質で劣るチームほど一人に頼らず全員で動く必要がある

ジュビロは個の質が揃わないのでどれだけ組織としての戦いが出来るかどうかで勝敗が異なってくる

1v1にこだわらず2v1、3v1を確実に作り局面を数的有利で制圧することでゲーム全体を有利に運ぶ

その為にピッチ全体に対して数的有利を作りやすいフォーメーションとポジショニングが可能なスタミナのある選手が必要になる

個の質がテクニックだけだった時代からどんどん個の質は強度に変わってきている、体幹、スピード、スタミナといった要素の中のどれか一つでも秀でている選手を集めて集団化、組織化して相手にミスマッチと数的有利を強要し続ける

監督コーチに求められるのは選手の個性、どれか一つでも質の高さがあればそれを活かす為に他の選手の個性とのシナジー、相性、良い相互作用を組み合わせを作ることのできる能力

横内監督はそういう意味では1v1へのこだわりやシナジーより個の強さ、選手の固定化など組み合わせや相互作用を活かすという部分がなく個の質の高いジャーメインを使っていたが孤立して連動がないなど組織化の出来ない監督だった

攻撃的チームというスタンスを維持するとしても高度な組織化が必要であり、守備面での組織化の重要性はジュビロでは必須レベルなのだがそれを達成出来ていたのは2017ジュビロだけだった


2024年12月26日木曜日

DFの評価

ジュビロは攻撃のチームで守備を軽視しがち

守備は個人責任じゃなくチームで構築しないといけない

DFへの評価が低すぎる上に必要以上に不当な批判が多過ぎる

対人が弱い構成が多くテクニカルなDFを採用しがちなので1対1より多対1で組織的に潰したりカバー、クリアすることが前提

にも拘らず中盤のプレスバックが緩くDFが個人対応せざる場面が多い

DFは経験値が必要で若いうちに失敗を重ねるのは経験

ジュビロの場合は組織守備が緩い為により個人の責任を重く評価しがちになる、その為に若いDFが育たない

組織守備が緩いからこそ個人の責任も緩く計算する必要がある

ジュビロが強くならない理由の一つは組織守備ができない、中盤の構成が攻撃的でDFまで攻撃的な構成をしがち、残ったCBとGKに極端な負担を強いる上に評価が不当に低い

攻撃のチームという割に攻撃に人数をかけて守備に人数を使わずかつ組織守備をしない、結果DFかほぼ1対1を強いられボールと対人の両方を同時に行わないとならなくなる

ジュビロの中盤の構成をもっとバランスよくして人数をかけずに済むようにするか、少ない人数で守備するCB、GKの質を極限まで上げるか、どちらかをしなければならない

ジュビロは極端に守備をしないチームなので失点数が多い

攻撃で勝つ為には圧倒的なボール支配率とシュート回数がなければ無理

バランスの良いチームに勝てないのは攻撃の質も量も低い為

攻撃のチームと言いつつ実質脅威の無い場所でパス繋ぐだけのサッカーなら意味がない


2024年12月14日土曜日

ジュビロを取り戻せ、これは戦争だ

https://quasimoto.exblog.jp/22484105/

全て繋がった

ジュビロ低迷の元凶は外国人勢力によるスパイの破壊工作

サッカー界全体が汚鮮されている

ジュビロのレジェンド、黄金期メンバーの奥大介

彼の死は集団ストーカーによるもの

つまり、今のジュビロは奥大介を殺した奴らの仲間が幹部としてジュビロ内部におり、そいつがずっと破壊工作をしているということ

ジュビロのJはJapanのJだ

ジュビロを日本人の手に取り戻せ

ジュビロのメディア系株主を追い出せ

そいつらの息のかかった幹部役員を追い出せ

2ちゃん5ちゃんの執拗な嫌がらせもこいつらの仕業

超板にいる嫌がらせも同じ

なぜ俊介がジュビロに来たのか

なぜ韓国人選手ばかり集めたのか

なぜやらかし藤田コーチが居座るのか

ジュビロのメディア株主は赤坂系列の地方局

赤坂のテレビ局は左の半島支配が強い

以前、布団を叩いて「さっさと出ていきー」と話題になったおばさんがいたが、実は彼女は集団ストーカー被害者だった

あるお笑いタレントは所属していた団体を辞めてYouTuberになり、その団体による集団ストーカーを今、ネットで白状している、自らもやっていた事を白状している

ジュビロの幹部がレジェンド奥大介を殺した奴らの仲間

ジュビロは奴らの標的となり破壊工作によってどんどん弱っている

ジュビロを取り戻せ

外国人から取り戻せ

強いジュビロを復活させろ

これは奥大介の弔い合戦であり戦争だ

2024年12月13日金曜日

ダブルN-BOX

ジュビロの守備は1v1ではなく密集プレスによるボール奪取をより効率的に行う方法を考えた方が良いと思う

ジュビロはN-BOXという密集守備戦術を生み出した、それを深化継承し勝ち続けることこそがジュビロがJ1で生き残る術であると考える

N-BOX系式=局面への密集をどれだけ早く作れるかが基本陣形の役割

優勝した神戸は4-3-3でN-BOXを横に並べるワイド型のゾーン制圧型、後ろにCBを残して前方にN-BOXを連結して作る事で広いプレスエリアを作りサイドチェンジを許さず高い位置からプレスをすることで相手の前進を許さない

WG____CF____WG

___IH____IH___

SB____DH____SB

___CB____CB___


N-BOXを縦、横に並べられるように変形できる基本形を作り、縦型のレーン制圧、横型のゾーン制圧の両方を可能にする基本形を考える

基本形は3バックと4バックに可変しやすいスイーパー4バック

4バックにしないのはSHは軽量過ぎてサイド守備が不可能なのでWBを置きたい為


基本形

タイプの変更ST→CH、2CH→2DH、DH→CBでより強固なN-BOXを作ることもできる

ST、CH、DHはボックス中央を担うので強度のあるタイプを置きたい

______FW______

_WB___ST___WB_

___CH____CH___

______DH______

___LB_CB_RB___




縦にN-BOXを並べる、レーン制圧型

______FW______

___WB_____WB__

______ST______

___CH____CH___

______DH______

___LB_CB_RB___


ワイド型

横にN-BOXを並べる、ゾーン制圧型

______FW______

_WB___ST___WB_

___CH____CH___

_LB_CB_DH__RB_


まずワイド型でゾーン2を制圧し、サイドに寄せたらレーン制圧の縦型に変形してサイドのレーン全体を制圧する


2024年12月11日水曜日

3-5-2ベース可変

ジュビロは3-5-2を基本形とした可変可能な陣形が向いていると思う

1トップでは攻撃力が低すぎる為前線のキープができない
1トップではサイドチェンジをカットできない

4バックでは後ろに重たくなるので常時4バックでは中盤が薄くなる


______CF______
WB____ST____WB
__DH__DH__DH__
__CB__CB__CB__

・CF+STの縦の2トップ
・2WB+3DHの中盤
・3バック

2トップは縦に並べる事でトップ下=STが中盤と絡んでバイタルを移動して受けてCFに繋げる
守備ではDH/CB/GKへとプレスをかけて中央で持たせない+GKへのパスが誘導できた時に詰めてロストからのゴールを狙う
縦並びで中央を切ることで左右どちらかにボールを動かすワンサイドカットを徹底する
中央プレス徹底しボールをサイド誘導する
中央ラインを守りサイドチェンジをさせない

中盤は3DHが相手FWの前でコースをシャットアウトすることで縦パスを通させずサイド誘導する


WBは前に位置しているが守備時は3DHと並んで5枚でラインを構築し相手のパスコースを潰しながらライン全体をゆっくり押し上げる
ワンサイドカットされた場合はボールサイドに寄せてN-BOXの形をDHと一緒に構築しプレスエリアを作り出す




左寄せN-BOX構築
______CF______
______ST______
WB____WB______
___DH_________
DH____DH______
__CB__CB__CB__



スイーパー4バックへの可変
______CF______
WB____ST____WB
__DH______DH__
______DH______
__CB__CB__CB__
中央DHがストッパーとして下がった位置を取る


スイーパー4バック時のN-BOX構築
______CF______
___WB____WB___
______ST______
___DH____DH___
______DH______
__CB__CB__CB__
中央DHが下がって守備ラインに吸収されたのでSTが下がって中央に入る

ジュビロの原点

ジュビロはポゼッションサッカーのチームなのか?

中盤でのパスサッカーはしていた、しかしそれはポゼッションだったのか?

ジュビロ最強だったN-BOXは対ポゼッションサッカー、カウンター戦術だった

ジュビロのDFはポゼッションサッカーに向いた選手層だった

むしろ対人に強いタイプとスピードタイプがメインで後方の司令塔としてパス供給していた選手はほぼいない

ジュビロは強力な守備からのカウンターがメインだった
カウンターといっても自陣に籠るロングカウンターではなくショートカウンター

ポジティブトランジッションから相手のカウンタープレスをかわす攻撃的なパスで散らして相手の背後を取り得点する

ジュビロのスタイルは相手の攻撃を潰して守備状態じゃない相手のカウンタープレスをパスとランでいなしつつボールを前に進めて得点してく攻撃力最大化戦術

決してDFがボールを回して相手を崩すスタイルではない

最初からポゼッションではないチームが何故かパスサッカー=ポゼッションという誤った認識が刷り込まれチームの原点のスタイルとは全く異なる方向に向かっている

ジュビロはポゼッションサッカーに真正面から対抗したチームでありそもそもポゼッション指向でもなんでもない

ジュビロ首脳部がまずジュビロの原点に回帰しやり方を正す必要がある

ボランチの守備力の重要性を再認識することとパサー/キッカーはセンター、WBに限定し増やさない

強力な攻撃力=得点がジュビロの最大のストロングポイントであり、パスはそれを「演出」するものであり目的ではない

攻撃力を最大化する為には守備状態の相手を崩すのではなく、ショートカウンターという守備から攻撃への転換により虚を突くことで最大化した

ジュビロは30年前にすでに現代サッカーやっていたチーム
それを忘れている

進化/深化するどころか退化し続けてきた

ジュビロは原点回帰しろ

強烈な攻撃力はポジティブトランジッションから生まれる
その為には強力な守備力が必要

ジュビロは守備と攻撃の両方の強みがあった
それを忘れて攻撃だけに特化しようとしてすべて失った

それを未だに理解しない

ジュビロ首脳部は原点回帰しろ

強かった時のジュビロを引き継いで積み上げろ

それしか道は残っていない

自分達で道を踏み外したのだから自分達でもとの道に戻れ

2024年12月10日火曜日

サッカー以前

サッカーと言う競技がどういうものなのかを球技の分類をしつつ考えてみる

まず攻撃権を意味する球を使用して2チームが勝負するのが球技の基本形

そのうち攻撃権が固定のものをクローズド、攻撃権が固定されないものをオープン、固定されないが最初はどちらかに固定されるものをセミオープンとしてみる

また、攻撃の時間がターン制のものと、非ターン制=フルタイムに分けてみる

さらに自陣敵陣に分かれたフィールドを選手が移動できるかできないかを分けるとオープン、クローズドに分けられる

すると、サッカーはスタート時に球がどちらかに固定されるがゲーム中は固定されないセミオープンでありフルタイム型、オープンフィールド型の球技と分類できる

野球、バレーはクローズド、ターン、クローズドフィールド

アメフトはクローズド、ターン、オープンフィールド

バスケットはオープン、フルタイム、オープンフィールド

この分類上の違いというのはサッカーというスポーツを理解する土台になる

ターンとフルタイムの大きな違いはボールを持てる時間、持てない時間が大きく異なる

ターン制の場合かならず自チームに攻撃権があるが、フルタイムの場合は常に攻撃権であるボールを奪い合う必要がある

ボールを奪えなければいつまでも攻撃権を手にできないという悪夢が続くということ

またクロースドとオープンの違いも同じでクローズドでは必ず攻撃権を持てる、持ち続けられる時間があるがオープンでは最初からボールの奪い合いがあり、セミオープンでも最初だけ攻撃権を持つだけで直後からはオープンと同じになる

クローズドフィールドの場合はフィールドが区切られているので自陣内に相手が入る事は無く、ボールを休めることもできるが、オープンフィールドでは相手も自陣に入り込んで来る

以上の事を理解すると、サッカーとは90分ずっとボールを奪うか奪われるかの状態をつづけなければいけないということ

ボールを奪えなければ攻撃権がなく得点できない、さらに自陣に押し込まれると圧倒的に不利な展開になる

この理解をまず第一にしなければいけない


しかしサッカーには救済措置としてボールを奪わなくても攻撃権が無くても得点出来る機会がある、ということ

「オウンゴール」というルールがサッカーにはある

このルールによりボールを持てないチームでも戦術によってはゴール出来る可能性があるということ

ボールを奪えないので攻撃権がないが守備組織、運用により相手に悪手をうたせることによりGKへのバックパスを誘発したりゴール前のDFと混戦状態に陥らせるなど「状況」を利用することでボールを持っていなくても得点する機会がある

セミオープン、フルタイム、オープンフィールドのサッカーの面倒な部分は「ボールを休ませることが出来ない」と同時に「選手が休めない」ということ

90分ボールを奪い合うという苦しいスポーツであり、走れないことはサッカーしないことという町田の黒田監督の言うことと合致する

走る、ボールを奪う、というのはサッカーの基本中の基本であり、ルールや競技性自体がそれを求めている

また競技の性格上足でボールを扱うので必ずミスのあるスポーツであるということ

特に走る+蹴るを同時に行うことは難しいので、セットプレーのような状態では精度のあるボールを蹴る事が出来るが、走りながら正確なボールを蹴るのは難しくなる

よってプレスにより相手を走らせることはボールを不安定にしてキックミスを誘発させることになる

また、プレスが速い、強いと相手の判断時間も短くなり選択肢を絞り判断ミスを誘発させる

ライン守備、ブロック守備は強固だがこれはターン制に近い概念なので相手の攻撃権を揺るがすようなものにはならない

プレスをかける、という行動がサッカーという競技ではボールを持たない守備側にとってゲームを動かす大きなテコとして存在する

もちろんプレスをかけるだけでは相手もそれを外すように動くので簡単ではない、しかしライン、ブロックによるリトリートだけでは相手のミスすら誘発できないのでプレスとリトリートの差には大きな違いがある

例えば5バックでラインを組んでいるなら直接背後を取られる可能性は低いので前の5人が積極的にプレスに行く方がプレスをかわされたとしても5バックが封鎖しているのでスピードは下がりプレスバックにより挟み込める可能性がある、しかし5-4でブロックを作ってしまうとたとえクリアしたとしても前進不可能であり押し込まれた状態をずっと続けることになり、いつか決壊する

速い展開はミスが多くゆっくりな展開では正確になるがそれは相手も同じで遅いゲームは相手もミスなくかつプレスをかけやすくなる

ジュビロがこれらの原則を理解した上で遅いゲームを選択するとしたらどのような戦術が機能するのか、もちろんそれに対する対策も存在するので何をやれば勝てるのか、というのは禅問答でもある、サッカーは不安定なスポーツであり常に変化する、よって不安定に常にマッチできるか、というのが正解ともいえる、つまりどのような状況にも対応しやすいフォーメーション、戦術、選手、運用によって全てを想定内として準備する、もしくは確率論的に中央値に近い部分をカバーし確率の低い部分を無視して効率化する、どちらにしても不安定さにどれだけ対応できるかというのが最適解である

ただ相手チームに合わせてストロングを消してウィークネスを突くというのだけでも大きな戦果は期待できる、これに自分達のやり方もプラスされればより選択肢が増える

しかし自分達のやりたい事が先に出て行くとそれは相手の対策によって無力化される

高いレベルでの戦いはいかに「相手の選択肢を減らせるか」というのが重要である、よって「自分達のやりたいこと」というのは対策されやすい

2024ジュビロでは相手の選択肢を減らすことも出来ず、やりたい事も出来なかった、どちらも機能しなかったので全面的に敗北したとも言える

まず結果を出しやすいのは相手への対策の徹底、分析と対策なので受験勉強に近い、相手チームを分析してストロングを消し、ウィークネスを突き続ける、これだけで引き分け以上を狙える

それを土台にしつつ、自分達のやりたい事をどのように実装できるかを考えた方が良い

まずやりたい事から始めると対策されて終わる


2024年12月9日月曜日

戦術の積み上げと発展

ジュビロの戦術としての積み上げは黄金期N-BOXと名波監督時の3-6-1が結果を出していること

どちらも特徴は縦陣、中央の制圧、ショートカウンター

縦陣の強みは相手の戦力を左右に分断して数的優位を作り攻撃への素早い転換をすることにある
中央に厚みを作り縦に割ることで素早いカバーとコントロールを維持する

N-BOXではサイドプレイヤーを置かないので中央から寄せるまでにサイドチェンジを繰り返されると対応が難しい

N-BOXと3-6-1を融合するにはN-BOXの核の部分、中盤5枚を効率的に形成すること、N-BOXの弱点のサイドをWBにより塞ぐこと

中盤中央に枚数を投入して制圧、サイド誘導からサイドに密集を作りボール奪取する
中央を支配しコントロールし続ける


3-6-1の中盤6枚を3-1-2の形にする

後方は6枚、3バック+WB+1ボランチの3-3ブロックを組んで広く受ける形を作る
前は4枚、ダイヤモンド形

中盤の3-1-2のうち、3は3バックと3-3を作る、1-2のCHとWGが横スライドして3のWB-DHかDH-WBの2枚と一緒に中盤でN-BOXを形成する
3枚のスライドだけでN-BOXをサイドで作ることが出来るのとWBがいることでN-BOXの弱点のサイドチェンジに対応できる

中盤6枚のうち4枚を中央に配置しているの中央に密集ができ支配することができる
中盤中央を逆三角形にしてWG2枚が前に張ることで中央では相手ボランチに対応、サイドに寄せた時はWB/SBに対応する

FW-WG-CH-DHの中央の厚みで縦に遮断することでサイドチェンジをさせない、サイドチェンジしてもWG-WBが対応

WB-CHが前の守備、DH-CBが後ろの守備を2重にする
前ー後ろの関係で相手を挟む、前がコースを切るなら後ろがマーク、前がマークするなら、後ろがカバーする

WG、DH、WBの5枚が作る台形の中央にCHが入り、CHが動くことで中間を埋める、CHはこまめに位置を取り直すことのできる選手が良い、相手の意図を先読みして味方のライン間を埋めることで相手のボールを通させない+サイドに寄せて行くことでパスの出し所を減らし奪える状況を作っていける選手、攻守に自分も味方も動かして戦況、戦局をコントロールできる優秀な選手を置く


基本形
______FW______
___WG____WG___
______CH______
WB____DH____WB
__CB__CB__CB__

WGの背後、CH-DHの両サイドのスペースに入れてくるのでWGとWBが囲むことで中央に全体で囲んで潰す
CHがWG-WG、WGーDHの中間に入ることでその中間を通さないようにブロックし中央から締め出すことが出来る
CHが位置取り、パス出しなど全体をコントロールするゲームメイカーを置く



左寄せ
______FW______
WG____WG______
___CH_________
WB____DH____WB
__CB__CB__CB__

WG-CHがサイドにスライドすることでサイドにN-BOXを作り密集プレスによりボール奪取する、CHが中央のWG-FWラインを使って中央攻撃、もしくは逆サイドのWBへとサイドチェンジ展開してオープンスペース攻撃などを選択する
ボールサイドのWGをそのまま縦に使って深い位置からのクロスなども考えられる攻撃



WGのワイド展開からの攻撃

______FW______
WG___↖___WG___
___↗__CH______
WB____DH____WB
__CB__CB__CB__

WGがワイド展開してボールを受ける
WGの空けたスペースを利用する
1.WBがカットインして中央へ入る
2.CHが縦に飛び出す
どちらを選択するのかは選手のタイプや相手の守備、相手のタイプ、相手のラインの高さなどを考慮する
まだ浅い位置でWBが飛び出してしまうと防がれた後にWGの背後を狙われやすいので相手のラインが深い場合にWBが入って押し込むのは良し
WGがワイドに出た後、CHが前に出てWG-CH間でキープしつつWG-CH間をWBが縦に出て行く複合型も使える
CHが入る時はCHがFWや逆のWG、WBなどに繋げる場合など全体を押し上げる時には使える

ジュビロは攻撃のチームなので高い攻撃力を「効率的」に使う必要がある、攻撃力の高いチームだからこそポゼッションではなくカウンターを使うことで攻撃力を最大化できる

攻撃のチームだからこそまず守備の形を徹底し、ポジティブトランジッションによって攻撃力を最大化する、それがジュビロが一番輝ける戦術であり結果を出してきた戦術

それをチームが未だに理解できていないというのが最大の問題点

2024年12月8日日曜日

2024 最終節 A鳥栖戦

 スタメン

川島、松原、伊藤、高畑、グラッサ、上原、松本、クルークス、中村、植村、ジャーメイン

サブ

三浦、鈴木、西久保、山田、藤川、平川、ペイショット


予想5-2-3

松原_グラ_伊藤_植村_松本

____上原__中村____

__高畑______クル__

______ジャ______


いよいよ残留をかけた鳥栖戦


前半

ミドルブロックで構えてオープン目の奪い合いから押し勝って敵陣へ

植村のロングスローの跳ね返しを拾いゴール前でスクランブル

GKと交錯

もう一度スローイン、クルークスのキープをクリアされて自陣まで戻る

川島がジャーメインへロングボール

植村競り負けてるなぁ…ここ狙われやすいから対応必要でしょ

上原のFK、PAで跳ね返される

鳥栖GK、鳥栖ファール

ポゼッションはジュビロ勝ってる

サイドチェンジして松本が右サイドラン

クルークスへ渡してチャンスメイク

しかし鳥栖のカウンターに

松原が倒されファール

ジュビロの方がボール持てる時間があるが速攻カウンターには要注意だな

クルークスのクロスを松原の低いシュートをGKがセーブ

得点チャンスあるぞ

高畑のFK、跳ね返されるがもう一度クロス、GKキャッチ

左サイドで回しならクルークスへ

植村がクロス入れるがロスト、GK

鳥栖の攻撃を早めの対応で押し返す

鳥栖もロストしかけるが回収からジュビロ陣内に

押し切ろうとしかけたが川島が飛び出して防いだ

ナイス判断

鳥栖の縦のボールをカット、前に蹴り出して戻す

5バックの両サイドが上がりながらボランチが上がり下がりして繋いでCBが広がってSBを押し出して前で受ける形

伊藤がファールで止める、早めに対応している

中央縦に入れられて川島もかわされて失点

鳥栖先制 1-0

サイドから浮かしたボールで中に渡されそこから縦に出された

その前の場面でボランチがボールをサイドに押し出していたのだが逆にそのポジションを利用された感じか

前線のクルークスに飛ばすが相手選手と交錯

クルークスはボール見ながら足を上げたがそこに相手選手が入って来てスパイクが顔に入ったことでVAR

クルークスは後ろから来るボールを見ているので視界外から入って来た相手なのでイエローに

悪質なレッドではない

鳥栖GKで再開

鳥栖はGKもフィールドプレーで後ろの人数を増やして繋ぎ

左サイドの松本、植村がサイドに出る形でその後埋める為に戻らないのでそのスペースが使われやすい

左寄せ→右サイド展開のサイドチェンジをするがサイドアウト

クルークスが背後に走り高畑がニアまで入ってワンタッチでシュート

枠逸れたかGKが触ったか、惜しい

自陣内でファール

低いFKを蹴ってこぼれ回収から中央に渡してシュート狙うが枠の上

伊藤と植村の意図がズレてサイドアウト

スローイン拾って左サイド展開、クロス入れるがGKキャッチ

敵陣内で広い上原シュートもGKキャッチ

敵陣内でもプレスに行くがかわされてジュビロ陣内へ

5バックの裏に通されサイドから侵入されて川島飛び出すも止められず

鳥栖追加点 2-0

前半30分までに2失点

まず2点返さないとどうしようもない

ジャーメン動きが悪いというか動き出しがない

松本が動いて繋ぎクルークスのクロス

しかし抜けていく

ジャーメインの降りからクルークスに繋ぐ

オフサイドにかけたがシュートは枠叩く

ジャーメイン1対2にされポストできず

ずっと植村のところ狙われてるな…レオをCBに置けばよかったのになぁ…

RBで対人でエース止められない布陣用意するのはよろしくなかったな

鳥栖はジュビロがチャレンジに出たタイミングでその背後に縦に入れることでジュビロの守備を破壊している

それをどう対応するのか決めないとこのまま何度も同じことやられる

鳥栖のFK、ボレー気味のシュートは浮いて川島キャッチ

AT+4

前半終了


後半4点以上必要だがチャンスはある


山田イン 高畑アウト

ペイショットイン 松本アウト

後半は怒涛の攻撃で4点以上取って残留しよう

右サイド繋いでクルークスからクロスが入ったがGKキャッチ

遅攻で詰めても相手GKがキャッチするから早めに前線のペイショットに入れた方がよいのでは?

狭い場所を作られて奪い取られる

無理に狭い場所で繋げず迂回すれば良いのだが

FK上原、跳ね返され中村がシュートするが枠には飛ばず

サイドから中央に向けて簡単に崩されている

左展開から松原がすぐにクロス上げてCKゲット

ニアで跳ね返される、高さが全然足りない

伊藤がシュートでフィニッシュ、枠には飛ばず

山田がポケットに入りCK獲得

ジャーメインのヘッド、枠の上

藤川イン 中村アウト

山田がボランチに下がって藤川がサイドに入る?

ジャーメインとの連携で中央割ろうとしたが駄目、左の松原に出したが合わず、GK

松原のクロスをペイショットが収めかけるが拾えず

伊藤のマークで鳥栖のカウンター止める

植村が狙われ川島は倒れるがその上にかわされ伊藤もカバーするがかきだせず

鳥栖追加点3-0

リスタートをどうしてビルドアップ選択したのか…

植村への対人ミスマッチでことごとくやられてるな

西久保イン 植村アウト

クルークスからジャーメイン、早めに入れたが惜しい

西久保素早い戻りで奪い返す

鳥栖、引退する選手を交代で投入

もしかしたらここから大チャンスかも

残り30分、5点入れて勝とうぜ

平川イン 上原アウト

クロスにペイショット、GKキャッチ

山田のシュートはGKキャッチ

チャンスはあるんだが、もうちょっと

どんどん攻めよう

ジャーメインの背後の飛び出し、GKも飛び出して体で止める

平川ナイス詰めからカウンター

松原倒されファール

PAラインから近い位置、平川キック、ニアで跳ね返される

ニアは視界内なのになんでファー狙わないんだろうか…

鳥栖のカウンターに守備連携が上手くいかなかったがシュートは外させる

鳥栖FK、シュートで終わるが枠外す

ペイショットポストから敵陣内スローイン

西久保のスローインがPAに入って藤川シュートもGKキャッチ

鳥栖カウンターにくるがグラッサ松原でコース切って耐える

AT+4

試合終了


ジュビロは勝てず、浦和も新潟に何もしなかったので鳥栖と共にJ2降格決定

勝ち点40発言から酷かったが、来年は態勢大幅に変わるだろ

得点60以上、失点40以下を目指せ


2024年11月30日土曜日

2024 第37節FC東京戦

ジュビロ 18位 35P 9勝8分19負 -19(45-64)

FC東京 8位 51P 14勝9分13負 0(49-49)


スタメン

川島、松原、伊藤、高畑、グラッサ、松本、クルークス、中村、平川、植村、ジャーメイン

サブ

三浦、鈴木、西久保、上原、山田、藤川、ペイショット


ゴメス、ヒルを外した守備放棄布陣、中村、平川のWボランチだとしたら、遠藤山本のWボランチとにたようなもの、最後だから攻撃的に…って開き直ってまた同じことの繰り返しかぁ~…

まぁ、残留できればそれでいいんだけどFC東京の左サイドドリブル突破をどう潰すつもりなんだろう、また3-4とかの試合やるつもりなのかな

まぁガンガン得点して勝つという意思が統一されているならどんな結果でも仕方ない

守備タイプのボランチがいなくてもボールを奪えるシステムを選択できたのかな?練習でボールきちんと奪える+キープできる、ができてるなら問題なし

もしくはFC東京のプレースタイルに合わせてボールを持てるだろうからボール奪取に重きを置かず、とにかく相手のブロックを崩す事に特化した編成を選択したものかもしれない


前半

ジャーメインポストから平川が拾うような動き

布陣は3バックらしい

自陣深くからのスローイン

徐々に前進するがサイドアウト

右サイドで崩そうとしたが相手にカットされるが前からプレスをかけてボールを失わせる

平川から松本へのボールをカットされ反撃に移れず

東京が下げたので前進し敵陣内に入りプレスをかけにいく

グラッサが前線近くまでプレスで押上げロスト狙い、しかしゴールライン割ってGK

グラッサのクロスがアウトサイドにかかりサイドアウト

柏が先制、神戸が勝たないとジュビロとしては首の皮すら切られた状態になる

東京のパスがサイドラインを切ってスローイン

ジャーメインのサイド流れのキープと中村のサイド流れで受けてクロス

中村、平川が下がって組み立てながら植村へ繋ぎ前線へかなり良い崩しからゴールに迫った

植村はLBで3バックの一角

敵陣左サイドでキープ、しかし東京の反撃

グラッサのプレスから奪い返してサイドチェンジ

クルークスのクロスは防がれる

ハーフに中村が入りクロスを上げるが繋がらず

ボールを自陣に戻してサイドをかえる

グラッサ良い読みと飛び出しでボール回収

クルークスのクロスは跳ね返される

その後のクロスはGKキャッチ

ボールを下げて相手を引き込み背後を狙うがライン際受けられず

深くまで攻められるがヘディングから川島キャッチ

敵陣内松原のグラウンダーのクロスにジャーメインがニアに入ったが枠捉えず

惜しい

東京の攻撃右サイド深くまで侵入されてからグラウンダーを入れられるがスライディングで防ぐ

キープしながら自陣内へ引き込み、川島サイドに逃がしサイドアウト

川島大きく蹴り出すがライン際でクルークスはキープできず

松本が対人スピードでどうにか追い付いてカバー、CKに

東京のCK、植村がディエゴにマンツーマンだが体格差が大きい

浮いたボールを川島が枠外に逃がしてCK

CK、ニアからファーに繋いだヘディングだったが枠をとらえず、ジュビロとしては助かった

松原のキックが顔に入りファール

自陣内PA前辺りまで攻められる

シュートが伊藤の顔面に入る

川島は繋いでリスタート

ライン際植村が競う

右から左展開、松原が右前に対角パス、松本が受けに行くが邪魔され届かず

東京の攻撃を抑え植村が奪いカウンター、長いパスを入れるがインターセプトされてしまう

そのまま東京の攻撃からシュートを打たれる、CK

ニアは防ぎ、2発目も壁、3発目も防いだ

さらに東京のCK

ファールで難を逃れる

川島繋いでリスタートするがやはり東京が自陣深くまでいるので近くで繋ぐことが難しく大きく蹴り出す

東京のポゼッションをカットして反撃

敵陣でキープ、クルークスのクロスは相手守備が触りゴールライン割る

平川のFK

東京のGK

ジャーメインのキープをファールで止める東京

中村と松原とスローインする位置に2人いたせいで中に人がいなくてかなり危ない場面

ジャーメインへのファール

東京のFK、枠をそれてジュビロのGK

松原が前線に走り受け手に

スローインのやり直しに

松原ファールをもらってワイド位置のFK

グラッサのボレーは枠の上に

ディエゴ負傷か、ジュビロはマンツーマン気味の守備をしていた感じで止めるべき選手としてマークはしていた

AT+3

平川がファールを取られる

東京のFKは守備が触ってCKに

前半終了


後半

ディエゴは交代した様子

クルークスがファールをもらいFK、ニアでクリアされる

それを拾ったクルークスが蹴ったボールがハンドでFK

ファーに巻いたボールだったがそのままゴールライン割る

ジャーメイン狙いのボールだったがクルークスが拾ってファーを狙ったシュートだったがGKキャッチ

クルークスへのファールでFK、植村がラインを上げてからキック

ゴール前に流し込まれるがかき出す

東京のPA外のサイドからの攻略から逆ハーフへのボール、松本がヘディングでゴールラインに逃げる、CK

CKを決められ0-1

ショートコーナーから一段後ろに戻してからの浮いたクロスを決められた

上原イン 中村アウト

ペイショットイン 松本アウト

2枚替え、ターゲットを増やしたが松本がいなくなったので右の守備が植村1人となりかなり厳しくなったのでは

平川FK、スクランブルからボールキープしてクロス、シュートと連続

上原のミドルは枠の上、惜しい

東京はインターセプトする為にわざとパスコース空けてる場合が多いな

山田イン 平川アウト

藤川イン 高畑アウト

2枚替えで攻撃を活性化

前田が試合を見に来ている、これは来年何かあるか?

山田がポケットに入り松原からのクロス

CKは上原からクルークスへ、クロスはゴールライン割る

スローインからクルークスシュートもブロックされGK収める

東京の攻撃、クロスを川島キャッチ

敵陣に入るもプレスがきつく戻したボールも中途半端で川島がPA外まで飛び出してクリア、先読みの動きで早めにPA外まで出てきていた

東京はワンタッチの素早い繋ぎからの速攻の形、伊藤がカバーしてCKに

ショートコーナーをはじいて敵陣に押し返す

ペイショットへのファールで敵陣FK

クルークスが深くまで入ってクロス、CKに

グラッサのバイシクルも枠に飛ばず

藤川の侵入でレッドカード、PAギリギリ外か

PAすぐ外のFKだが近い分だけ壁に当たる確率が高い、どう攻めるか…

上原のキックにペイショットが決めた

1-1

これで同点になり残り10分+AT

ペイショト、ジャーメインがGKの目の前に入る事が出来ていた

東京がサイドを上がるがサイドアウト

ジュビロが敵陣に押し込む

東京が奪うがグラッサが拾い直し敵陣まで攻め込む

松原のクロスからジャーメインのヘディング、しかし枠を逸れる

クルークス、上原、山田とワイドからポケットにかけて並んでパスを繋いでシュート

中央PA手前で藤川のシュートをハンドで止めてイエロー

藤川のパルプンテでチャンス量産中

ハンドの位置がPAラインギリギリなのでVARで確認

ハンド位置がPA内でPKに

山田がPKを決めて2-1

AT+10

時間が相当長い

柏が神戸に1点先制のまま

しかし柏に退場が出た模様

さらに神戸がPKゲット、しかし大迫はキックミスして枠外す…

おいおい、ジュビロが勝ってもこれじゃ柏が勝っちまうだろ…

柏が引き分けても勝ち点1拾って41で得失点でジュビロは勝てない…

神戸が柏に勝たない限り残留はない、神戸2点入れろ

神戸1点返したか?

オフサイド??

オフサイドないだろ

西久保イン クルークスアウト

最後に時間潰して終了させる

神戸はオフサイド判定のVARで時間が潰れている

試合終了

勝ち点3取れたが勝ち点38

神戸は得点が決まり1-1の同点

柏が同点なら勝ち点1で41

最終節ジュビロが勝って41でも得失点差で柏の残留になる

今日神戸が勝って柏が負けない限り厳しい

柏同点で終了

柏ー11

ジュビロー18

最終節0-8以上で勝てば残留

2024年11月21日木曜日

ダイヤモンド+ウイング

______FW______
______FW______
WG__CH__CH__WG
______DH______
__CB__CB__CB__


中盤6枚で構成した場合

・ダイヤモンド+ウイング
・ボックス+ウイング
・2ボックス

など色々な形にすることができるが

2ボックスは3+3でウイングなしで中央メインの守備向き
ボックス+ウイングは中央にボックス、左右に1枚をおいた4+2で4枚ラインで左右警戒

ダイヤモンド+ウイングは中央3+1、サイド1枚でラインとしては5枚並べることが出来る
5枚で5レーンに1枚ずつ配置できるので穴が極端に少なくスライド時の距離や穴も少なくて済む
守備時は5枚5レーン制圧で穴を無くしながら、攻撃時中央ダイヤモンドなので中央を崩しやすく、ウイングがいるので左右への展開も素早くできる
ダイヤモンドの良さは4枚ラインの中央の前後縦関係で2枚を配置して4枚ラインを5枚ラインにすることができること
特に攻撃的布陣、攻撃的戦術を志向するジュビロにはボックスよりダイヤモンドの方が攻撃へのトランジッションが早く向いていると思う
守備面では中盤ラインの人数が増えるので距離が近くなりカバーしやすい為に局面への人数を増やせる
4枚ラインだとスライドでスペースを埋める必要があり、更に1対1がメインになるので個が強くないと機能しない
5枚ラインなら人数が多く距離感が近く局面への投入人数も増やしやすい

3-6-1の中盤6枚をダイヤモンド+ウイングとすると
3-1-4-1-1の構成だが、5-3-1-1、3-5-1-1、3-1-5-1の3-6-1系パターンと2トップを横に並べた3-5-2系、中盤の底を守備ラインに下げた4-5-1系にも可変しやすい


ウイングは左右の幅をキープできて攻撃的な高い位置を取りやすく幅を使った展開で攻撃的なゲームを作りやすい
トップ下のFW、DHの2枚が中央にいることでCHの2枚がより幅を取った位置を使えるので中央に固まり過ぎず左右ウイングとの連携がしやすくなる

守備面ではDHが中央に残るので左右CBのサイドへの飛び出しが可能でDHが下がった位置になることで4バックに可変できる

3バック+ウイング+DHの3-3構成で3バック、4バック、5バックの可変を可能にしてフォーメーションの優位を作り守備ラインでのビルドアップを円滑にしてポゼッションを高めることが出来る

ボール誘導、ボール奪取は縦の2トップによるワンサイドカットでサイドへ追い込む、中盤5人ラインからウイングの飛び出し+スライドで相手を後ろ向きにさせ、縦2トップで中央カットが効くので逃げる場所が後方しかないのでコーナー方向の狭い範囲に追い込むことが出来る、FWの縦関係で中央を切っているので5人ラインの逆サイドは余ることになるがボールサイドのウイングが飛び出し迎撃に行き、残り4枚をスライドさせることでボールサイドに戦力を寄せる+逆サイドに余らせないことでボールサイドの人数を増やしながら逆サイドに余らせない、中央は維持、ということができる、縦の2トップで中央を切ることでサイドチェンジをさせないことで5枚の逆サイドが浮く事を利用する

縦列+横列=十字陣形にしつつ中央ダイヤモンドで枚数は維持して中央の堅さは維持、十字に分割することで相手のパスを狭い範囲に切ってコントロールする


十字を維持しながら寄せる場合
縦ライン、横ラインのどちらかを維持しながらもう一方を移動させボールの動くエリアを狭くする=ボール誘導して、ボール奪取できるエリアを小さくしてから奪いに行く

左右への寄せ
_____←FW→_____
_____←FW→_____
WG__CH__CH__WG
_____←DH→_____
__CB__CB__CB__

ライン上げ/下げ
______FW______
↑___↑_FW_↑___↑
WG__CH__CH__WG
↓___↓_DH_↓___↓
__CB__CB__CB__

2024年11月19日火曜日

対FC東京戦

FC東京は4-2-1-3

対3バック 13試合5勝3分5負

対4バック 23試合9勝6分8負

ローブロックの左サイド攻撃ドリブル攻撃メイン

ブロック横幅37m、縦幅23m

攻撃獲得率67.1%

ロングパス、空中戦、コンビネーションしない


ジュビロとしては右サイドに強度の高い選手を置いてドリブル突破させずサイド制圧してボール奪取からのカウンターを狙うのが一つ

ローブロックを崩す遅攻を狙うのが一つ


1点以上のビハインド時

縦幅25m、ラインの高さ21m


5バックを利用してサイドチェンジを多用するのと、深さを使ったバックパスで相手を引き出しながら広くボールを回してハーフ、ワイドを崩してクロス、背後を狙う遅攻が効くと考えられる

FC東京のスタイルはローブロックからドリブルでの攻撃なのでローブロックを崩す為に狭い範囲を崩す遅攻に向いた山田、平川、松本、金子、などサブ組にいる選手を起用した方が良い


左ドリブル攻撃を防ぐ為にゴメス、上原、植村、海音などを右サイドに寄せてドリブルを潰すこと

60分より前の時点で攻撃的な交代を投入しておく必要あり

後半開始~50分までの間には攻撃的な交代をしておき、60分付近で得点が得られるようにする必要がある

中央に山田や平川を起用して縦パスの楔を使った出し入れをボランチ、トップ下間で行い縦に引き伸ばすようにしながら中盤のスペースを使うこと

ハイプレスしてくるので3トップを回避する方法を考えること

ラインブレイクを狙うので背後を空けないようにするか、オフサイドトラップで確実にファールにするようにライン統率をしっかりする必要あり

ホーム14勝4分4敗で相性は良いが通算では18勝12分14負とそれ程差はないので警戒しつつも勝ちに行く必要あり

というか2勝するしか残留する手段がないので勝つしかない


専門化

経営は経営のプロ
育成は育成のプロ
スカウトはスカウトのプロ
監督は監督のプロ
コーチはコーチングのプロ
各ポジションの選手の起用

まず専門職を基軸にする


2024年11月18日月曜日

データ分析

 https://www.football-lab.jp/iwat/ranking


2024ジュビロのデータ

松原を外せと言う人がいるが、攻守にかなり貢献しているのはデータ的に出ている

逆に松原を外すと攻撃が滞るまで考えられる

マイナスの印象を持たれがちだが得点もアシストもしており攻撃ポイントも高い

5バックではWBで中盤位置になったことで守備面の問題がやや解消されたことでより攻撃的に行けていると思う

その結果が大量得点にも出ている


得点重視なら

ジャーメイン17点

ペイショット6点

松原3点

山田3点

渡邉2点

この選手達を出す必要あり


アシストでも

松原 4

上原 4

松本 3

グラッサ 2

ペイショット 2

となっておりやはり松原が攻撃の軸


ラストパス

松原 32

上原 32

ペイショット23

ジャーメイン 17

山田 12

ここでも松原の活躍がわかる


外国人を外れと言っているが

ペイショットはジャーメインには劣るがジャーメインに近い活躍もしておりジャーメインとの2トップで攻撃の軸を作ることが出来る

グラッサは守備の要

ゴメスは上原と似たような守備ポイントを持っていてほぼ互角

      ゴメス 上原

守備P   32.27 26.31

90分平均 1.43 1.05

奪取P   267.46 270.54

90分平均  11.88 10.77


攻撃面まで含めると上原の方が高いデータを持っている

上原のデータ

攻撃P 41.34 チーム2位

パス 32.15 チーム1位

クロス 7.74 チーム2位

パスレシーブ 25.45 チーム3位

データ的にはチーム心臓として機能していると言える


植村のデータ

攻撃P 27.76 チーム3位

パス 24.32 チーム2位

パスレシーブ 16.35 チーム6位

奪取P 244.08 チーム3位

守備 47.79 チーム3位



データと戦術を組み合わせて考えてみた

各項目チーム内ランキング上位を集めてクロス+高さの攻撃+中盤奪取をメインに構築した3-5-2

______ジャ______

松原____ペイ____クル

____植村__上原____

______ゴメ______

__グラ__伊藤__ヒル__

______川島______

ジャーメイン、トップ、フィニッシャーで得点する、背後狙い

ペイショット、トップ下、ポスト役で両サイドの松原クルークスへのパスもしくは背後の植村、上原、ゴメスが回収

植村、上原、ゴメス、奪取Pチームトップ3の3人で中盤回収

パスチームトップ2の上原、植村が中盤でゲームメイク

上原は攻撃参加でハーフへ侵入、シュートも

植村は松原の背後のケアも考えたバランスする位置取りで中盤プレー

ゴメスは上原、植村と3バックの中間を埋めつつ抜けてくるボールに詰めて3バックの前の掃除係


グラッサのペイショットへのフィード、もしくは松原、クルークスへの展開からスタート

ペイショットが収められなくて前に抜けた場合ジャーメインが回収するかCB、GKに詰めて回収困難な状況を作る

前にフィードさせずSBに逃げるように詰める

ペイショットが触った場合は左右の松原、クルークスへの展開、背後の上原、植村、ゴメスの回収により前向きに移行

回収後も左右展開して左右サイドからのクロスをジャーメインとペイショットへと流し込む

WBの松原クルークスが高い位置を取るのでその背後の中盤スペースを狙われやすいので上原、植村、ゴメスで詰めて回収する

左右展開からのクロスがメインだが上原、植村がコントロールしてハーフ侵入、崩しなど遅攻への移行も可能

グラッサからペイショットへのポスト

グラッサから松原、クルークスへの展開

松原、クルークスからジャーメインへのアリークロスを狙った速攻

松原、クルークスからジャーメイン、ペイショットへのクロス



守備ブロック時(対ポゼッション)

______ジャ______

______ペイ______

松原_植村_ゴメ_上原_クル

__グラ__伊藤__ヒル__

______川島______

中盤圧縮と1ライン化で5レーンを埋めてショートパスが抜けないようにする

WBは5バックの為に下がらずラインを高く保つ

ジャーメインとペイショットが中央を縦に切ってワンサイドに誘導しサイドチェンジする時はバックパスか浮き球になるようにプレー阻害する

中央で左右分断しWBがカウンタープレスに行きやすくなり、同時にWBが抜けた後も残り4人がボールサイドにスライドすることでスペースを埋められる

中央を区切っているのでWBが飛び出して4枚スライドしても簡単にサイドチェンジができない

相手がバックパスした時にしっかりラインを上げて行く



データ的にはヒルは出場数が少なくポイントは少ないが海音との差はほぼ無い

交代枠

ジャーメイン → 渡邉/藤川

ペイショット → 山田/平川

上原/植村 → 山田/平川/松本

松原/クルークス → 松本/西久保/高畑/川﨑

ヒル → 海音/朴

川島 → 三浦

可変できるシステム作り

フォーメーションは相性がある
ミラーマッチは1対1になるだけで優位性を生まない
強度の点でJ1では劣るジュビロの選手に1対1で勝てというのには無理がある
そこで相手のフォーメーションに合わせて合理的に可変するシステムを構築する必要がある
攻撃時、守備時でも変わる場合はあるがボールを保持したいならまず相手のトップと最終ラインの人数を合わせる必要がある

基本は最終ラインの相手のトップ+1の構築

まずここができないとビルドアップは成功しない

相手が1トップなら4バック、2CBにしてSBが高い位置を取る

相手が2トップなら3バック

相手が3トップなら4バックフラット

相手が4トップなら5バック

と相手の前線に合わせて+1を作り出しボールを保持し続ける


ではそれをどう実現するか

まずタイプ別のタスク

CB:対人、対空メイン(強度、高さ)
SB:エリア、スピード対応、縦横の機動(スピード、スタミナ)
WB:サイド攻撃メイン、縦の機動(スピード、スタミナ)


基本形を3-3で組む

WB____SB____WB
__CB__SB__CB__
1ボランチ+スイーパーシステム、前方のSBが広いエリアを警戒、CBが対人迎撃担当し後方のSBがCBの背後をケアする


WB____CB____WB
__SB__CB__SB__
アンカー+反撃システム、縦並びのCBで左右に跳ね返しつつSBWBの回収と反撃を狙うカウンター型、センターラインに強度のあるFWを置くタイプやサイドにスピードのあるSH・WGを置くタイプへの対応


WB____CB____WB
__CB__SB__CB__
アンカー+スイーパーシステム、高強度のCBでトライアングルを作りスイーパーを入れて背後をケア

相手のタイプに応じて封じ込めるように入れ替えて組み込む、右サイド左サイドで構成を変えるなど相手に合わせればよい





相手トップに対するフォーメーション対応

相手が1トップの場合
WB__________WB
__SB______SB__
____CB__CB____

前方のCBが下がり、SBがワイドへ移動、WBがビルドアップの出口として中盤サイド前方に位置する
相手の1トップがポストタイプで2列目から追い越してくる場合の対応サイドの背後を突かれる場合SBが対応できるようにする
CB前のスペースに対してもSBが中に絞ってCBに当てて対応する


WB__________WB
___CB____CB___
____SB__SB____

CBが上がりSBが内側に入る、前にストッパー、後ろにスイーパーを置く、相手の1トップがスピードのあるタイプで背後を突いてくる場合の対応、トップ下にポストタイプが配置されるような場合にも対応



相手が2トップの場合
WB____CB____WB
__SB__CB__SB__

基本形で対応


相手が3トップの場合
WB__________WB
SB__CB__CB__SB

前方のCBが下がり4バックフラットを形成


相手が4トップの場合
______CB______
WB_SB_CB_SB_WB

WBが下がり5バックを形成


最終ラインを2~5で作りボール保持を上げることと安全なパスコースの確保を行う


オプションの一つとして3バックのラインが低い時限定になるがGKを含めた4バックを作って1トップに対応する、というもの

WB__________WB
_SB___CB___SB_
____CB__GK____

PAライン付近で3バック中央とGKとで1トップに2枚を当てて対応、SBが前に上がって横展開の角度を取るCB1枚が中央に残るので1トップ背後のスペースへ入れることで相手中盤中央を引きつけてサイドやハーフを空けさせ安くなる


中盤や前線の人数は残りの4人で作るがWBが攻撃時に高い位置を取ってサイド攻撃を行うので2センター、トップ下、トップの構成や2センター、2トップなどの構成が考えらえる

中央前方の選手が下がる場面ではバイタルが空くので2センターが下がってバイタルを埋める必要がる

後ろに重くなり過ぎないようにWBは攻撃的に、SBがWBの背後をケアできるような態勢を取る


2センターを含めると

3-5システム
WB_CH_CB_CH_WB
__SB__CB__SB__

4-4システム
WB__CH__CH__WB
_SB_CB__CB_SB_

5-3システム
___CH_CB_CH___
WB_SB_CB_SB_WB

のようになる

トップ下を入れ場合はさらに+1が中盤に加えることが出来るので中盤を補うか厚みを作るかなどの応用が増える

大事なのは守→攻、攻→守のトランジッション時はフォーメーションが不安定になるので事前にどれだけ対策が準備されているのかで変わってくる
誰かが時間を稼いでいるならその間に味方は戻ってブロックを作る、少なくとも局面に参加してそこから出させない、などが必要

いくらブロックを作ってもサイドチェンジ対策の有無はかなり重要で、そこがあるのとないのとでは守→攻の成功確率は変わってくる

ジュビロは原罪5-4-1で1トップにしているのでサイドチェンジ阻害が効かない
1トップが相手CBに阻害をかけられないと簡単にサイドチェンジされてしまう
またカウンター時も1トップだとラインが低く相手のブロックの背後に抜け出すことが難しい

よって縦の2トップで中央に縦の壁を作りサイドチェンジを阻害しなければいけない
サイドチェンジ阻害が上手くいけば5バックなど広く守る必要性が薄くなる
左右のゆさぶりができないということは、相手はボールの逃がし所が後方だけになり自然とゴール方向にボールが動いていく
中央を切って左右のどちらかワンサイドにカットすることは相手が自陣すら自由に使えないという意味でもかなり有効な手段である
サイドチェンジを自由にやらせるのと自由にさせずに限定していくのでは天と地の差がある

サイドチェンジができないということはビルドアップ阻害と同じことであり、これはポゼッションするチームに対して後手を取らなくて良くなる、ボールを持たせるという行為が可能なので中央を高くするというのは相手のゲームを作らせないという効果があり、ワンチャンGKへのプレスでゴール、オウンゴールすら狙える
カウンターでも縦に2トップを置くことで中央に橋頭保を維持でき味方の進軍をサポートすることができるし繋ぐ距離を延長できるのが大きい
相手の守備ラインをやや下げる効果もあるので中盤のスペースが若干できることでプレスの距離が生まれ持ち上がれるスペースやワンタッチ、レイオフできる時間が生まれる

5-4-1だとかなり守備的過ぎて反撃すらできない状況が続くので改善の必要性がある

2024年11月17日日曜日

どういう軸を持っていくのか

ジュビロという会社、チームがどういうスタンスを軸にこれからを考えているのか

J1で戦うチームを作るのか、J2やJ3で自分達のやりたいプレーをしていくのか

J1で戦うなら必要な資金、戦力、戦術を集める必要がある

J2、J3でやるなら今のままでやりたい事をやればいい

どちらにしても「チームが望む方向を明示する」ということをし、サポ、ファンがそれを受け入れない限り摩擦は続くと思われる

以前言われていたのが「中位のエクセレントチーム」という方向

となると「J2でのパスサッカー」を続ける事

逆にJ1ライセンスを捨ててずっとJ2優勝し続けるが昇格しない、ということだって別にチームが望めばそれでいい

それを認めるサポが残り、認めたくないサポは消えていくだけ

黄金期を復活したいならJ1で戦うという明確な意志と準備をする必要がある

中位の意味がJ1の中位だとしても、それは昨日負けた横浜FMくらいの質がないといけない

J1でパスサッカーを体現出来ているチームは皆細かいポジショニングが速い
ジュビロの選手は常に「止まっている」状態でパスサッカーに向いていない
パスを出すのも「止まった位置へのパス」をしてしまうのでポジティブトランジッション時にパスミスする、本来なら「予測される位置」へのパス=前のスペースへのパスを出す必要があるが、練習で止まった位置でのパスばかりやっているので足元へのパスを出してしまう、またパスを出した側もパスを出したら終わりでパス&ランで飛び出して行かない、結果全体が常に硬直し相手は止まった相手にプレスをかければよいだけ
止まっている=孤立なので局面の人数差で簡単に奪い取られる

ジュビロの常識を壊して行かなければいけない

「それ本当に実戦で機能しますか?」

という問いかけをチーム内で常に自分達で検証しなければいけない

日本刀は「叩いて強くなる」

叩かれない剣はすぐ折れる

自分達のやり方が実戦で通用するかしないかを検証し続けて使えるものを残し続ける

練習方法、戦術、フォーメーション、全てをゼロから見直す必要がある

「何故上手くいったのか」を検証すること

上手くいってるからいじらない、ではなく、上手くいっている理由を検証すること
ダメな時は何故ダメなのかを検証すること
やり方を常に分析して使える部分は基礎、根幹として使いそうでない部分はその都度フィットするように考えていく
完全に同じやり方を続けるのではなく、上手くいく基本形、軸を作り、相手に応じてオプション部分を変化させて対応する
基本形は変えずにオプションプランを増やす、最終形は基本形の延長になるようにオプションを組む


ジュビロは遅攻で速攻に弱い
カウンターより敵陣内ポゼッションでゆっくり崩す、CK、FKなどセットプレーで崩して得点する
トランジッションを活かす「動的サッカー」は出来ないがポゼッション、セットプレーなどの「静的サッカー」でテンポの遅いサッカーをする

徹底的に走らないサッカーで戦う

今までのジュビロの人選や戦術を活かすとなるとどうしてもこうなる

速攻、カウンター、トランジッション、など動的サッカーは無理

オンプレーを極力無くしていく必要がある

つまり、サイドアウト、ロングスロー、セットプレー、プレースキック、リトリート、ブロック守備、ポゼッション、サイドチェンジ、といった「スローテンポサッカー」を継続する

フベロサッカーの形式を積み重ねる感じになる

サイドチェンジで相手のプレスをかわしながら徐々に前進して相手を陣内に押し込める

横パスバックパスを詰められないようにするのがポイントになる
ボールの逃がし所を常に用意すること
詰められても耐えられるフィジカルのあるタイプかテクニックで回避できるタイプを使う

スローテンポサッカーは時間がかかるので先制されたら終わる、常に自分達が先制して支配する必要がある

ポゼッションする為にボール奪取ボール支配が非常に重要になる
今の様な相手にボール支配される状況ではスローテンポサッカーすら不可能
ボールの奪い所、奪い方、誘導、詰め方、など「ボールを取る」プレーをどれだけ高められるか
人依存にならず戦術で全員が理解した上でボールを奪える状態まで作り上げる必要がある
まずボールを奪わなければ何も始まらない
相手にボールを持たれている時点で主導権はボールを持つ相手でありそれは相手が先手を持っている事、得点できる可能性はボールを持っている側にある
だからこそ相手がボールを持っている時に敵陣内に押し込める重要性を理解する必要がある
ハイライン、ハイラインプレスはボールがない場合にブロックを高い位置に置き、前線からプレスをかけて相手のボールが後方で保持される状態を不安定にする
不安定になることでバックパス、オウンゴールを誘発させることでボールを持っていない側でも得点する機会を作ることが出来る

ボールを奪えないとしても相手に「どう持たせるか」を強要できれば得点機会を作り出せる、しかしそういう概念すらない場合はずっとボールを持たれて奪う事が出来ず時間が経過し不利な状況がずっと続く

「できることをすべてやる」
という意識がないチームは強くはならない

「やりたいことをやる」
というチームはJ1にはない

ジュビロが選ぶべきなのは

「できることをすべてやる」J1なのか

「やりたいことをやる」J2なのか

どちらか

チームがそれを明確にする必要があり

それが決まればサポやファンもそれに合わせる

例え観客が減ったとしてもそれはチームが選んだ結果である

2024年11月16日土曜日

2024 第29節 H横浜FM戦

横浜FM 12位 45P 13勝7分15敗 -1(54-55)

ジュビロ 18位 35P 9勝8分18負 -18(42-60)

スタメン

川島、松原、伊藤、グラッサ、松本、ゴメス、クルークス、中村、植村、ジャーメイン、渡邉

サブ

三浦、高畑、西久保、山田、藤川、平川、ペイショット


スタメン、サブ共に入れ替えあり、ヒルが抜けたので3バックを継続するか4バックに戻すのかは不明、高畑がサブに戻る、ゴメス中村のボランチに松本クルークスのサイド、4バック予想なら松原、グラッサ、伊藤、植村の4枚構成か

連戦の横浜に対してどこまで喰らいつけるか

残り3戦で17位の柏は40Pで5P差、得失点差ー7なので確実に2勝しなければならない

横浜FM、FC東京、鳥栖の3戦しか残っていない、鳥栖は20位、札幌は19位で共に残り2戦のみ、ジュビロは3戦あるのでまさに首の皮1枚で残留の可能性が残っているが、17位の柏も残り2戦あるので柏次第の部分がかなり大きい、柏は神戸、札幌

ジュビロ、鳥栖、柏、札幌、と下位チームの最後の潰し合いが残っているのでどうなるか…

FMは4-1-2-3で対3バックに6戦2勝、対4バックに17戦6勝5分と対4バックに強い、ジュビロの布陣を見ると4バックの可能性が高いのでデータ分析してたのかとも感じるが…ゴメスのCB化で5バック継続するのかどうか…伊藤が入っているのでその可能性はなくはないが…

雨天時の勝率が高いどうなるか

ジュビロ4-4-2予想

FM4-2-1-3予想


前半

立ち上がりからFMに支配される展開

5バックに見えるが構成はどういう感じなのか

松本追うがサイド切れる

スローイン後を奪ってゴール前、しかし中に入れたボールをカットされカウンターに

グラッサは早めに前に入れるが前は触れず

5-4-1のミドルローブロック

奪ってからのカウンター

クルークスがカウンターを決める!

1-0

松原が高めにいたので攻撃がスムーズにいった

右への展開が早くライン割る

しかしスローインに対して寄せて奪う姿勢

松原に入った後に反撃の展開

PA内ボレー狙うがミートせず

FMの緩い寄せで自陣に戻りローブロック

5-4-1だがWBが1列上がって中盤5枚作ることで穴を塞ぎ5枚ラインから反撃することで人数かけた攻撃が出来ている

中盤4枚のスライドでなくWBを上げることで守備のスタイルを少し変えている

クルークスのカットインからのシュートは枠の上

FMも松原の背後狙い、松原が迎撃に出るので背後狙いをしてくる

中村がゲームを作っている

松本が右で引いているので右がオープンでも松本のカバーエリアの広さで補っている

伊藤ナイスカット

ゴメスファールで倒れる

松原への展開後縦を切られ中に誘導されるが上手く連携で回避

オフサイドでFMボール

松原誘導でグラッサ外ししてから中央狙いだったが伊藤のカバーが効いている

CKは跳ね返したがミドルを打たれるがミートせず

伊藤のスイーパーシステムが上手く行っている

松原を高い位置に置けるので守備+攻撃の両方で機能するシステムになっている

グラッサ引き出されて回収するが川島への受け渡しとキックがゴールライン割りFMのCK

正面でシュート打たれるがバーにヒット

FMのサイドから速いボールを入れてミス狙い

ショートCKからファーへのクロス

枠には飛ばず

FM怒涛の3連シュート、しかしオフサイドフラッグ

もう崩されてるの恐ろしいな

オフサイドはシュート時を採用

GKはサイドアウト

クルークスからジャーメインのボールはマイナスでFMのカウンター

最終ラインだけにまかせず中盤が戻って挟み撃ちできた

そこからのカウンター

ジャーメインのキープから渡邉のシュートはCKに

ゴメスのミドルは壁、2度目は枠逸れる

松原の寄せの背後狙うがグラッサの動き出しが早くボールはサイドアウト

激しくポジションを変えるFMだがオフサイド

川島クリアするがそのままFMに渡りシュート打たれるが枠に行かず

FMのポゼッションが長いがシュートに繋がる一つ前は非常に速い動き

オフサイドになるが守備ラインの背後で受けるのを狙っている

伊藤が前に出たタイミングで中央に入って来てシュート打たれるがバー、さらにヘディングされるが枠を逸れる

何かに守られている???

今日はなんだか不思議な日だな…

かなり決定的だったが無失点

しかしかなり危ないので先に追加点入れたいところ

松本がサイドで守備

PA外からのミドル撃つが枠逸れる

ジュビロとしてはかなり綱渡りな状態

ラインは上げているが背後狙いのFM

FMはGKもフィールドに参加し回収

ミドルローブロックでPAより後ろにスペースがあるので背後狙ってくるFM

ジュビロは果敢にラインを上げる

FMのポゼッション続く

クリアするが短いのですぐ回収される

サイドアウトさせて時間少しでも稼いだ方がいいのでは?

AT+5

FMのポゼッション、ポジションチェンジでかなり厳しい戦い

伊藤のブロックでCK

かなり良い守備で守り切れてる

ゴメスのカットからのカウンターを阻止してイエロー

一度切れたのでゆっくりセットアップ

グラッサが放り込み、GKが収める、ジュビロはミドルブロックへ

松原がギリギリオフサイドかけられず背後に入られ失点

前半持たなかったか…

しかしVARでチェックしている模様

覆らず

1-1

右サイドから中央に入られるがシュートブロック

前半終了


まぁ、同点なので元に戻っただけだ

横内監督はペイショットとジャーメイン一緒に使わないが何故なのか

同時起用しなければ強みが薄れる

強みをとことん出して行かないと強いチームにならない

戦力を集中投入しろ

戦力を分散させるな


後半

ライン高めに配置

しかしサイドチェンジされ背後侵入からライン下げさせて中央に入られて失点

松原がフィニッシャーに付かないといけない状況を作った、松原サイドを攻めるのは対策がしっかりされているので逆に右から攻めて松原が下がらないといけない状況作り

1-2

こうなるととにかく攻めるしかない

植村のロングスロー、FMを押し込めるがファールで止めてFMボール

ハイライン維持でFMは背後狙いのボールだがオフサイド

川島が全体を敵陣に押上げ指示してキック、背後にジャーメイン走らせる

FMの攻撃のタイミングで植村がカウンタープレスに出てブロックを作る時間を稼ぐ

渡邉が倒され踏まれる

奪って右展開、植村のクロス、松原折り返し、中村シュートからCKに

CK松原、ファーに入れるが跳ね返される

拾ってクルークスに展開するがクルークスのファールを取られる

山田イン 中村アウト

ペイショットイン 松本アウト

今日は早めに2枚替えてきた

松本がいなくなったのでカバーエリアが無くなったのがどうなるか

植村スローインジャーメイン落としてクルークスへ

クルークスクロスを松原シュートもGKキャッチ

ゴメスのファール

FMがさらに攻勢を強めてきてる

ペイショットへのファール、センターライン付近からのFK

ハイラインのプレスからカットされてカウンターへ

どうにか失点は免れたがよろしくない形

FMのCK

中央で受けてからのシュートを決められる

1-3

何もできず、交代したことで攻守に強みが無くなった

FMは奪われても奪い返す意識と形がある

平川イン ゴメスアウト

高畑イン 渡邉アウト


65分で更に2枚替え

高畑が入り左からの攻撃

グラッサが背後狙いで縦に入れるがオフサイドか

GKがFKを蹴り込む

ボールを収めてカウンター

CKを取る

CKクルークス

平川山田がボール回収シュート、ペイショットが収めようとするがファールに

背後を突かれ2対1で中央ついていたが後手

川島もかわされ失点

1-4

実力差が大き過ぎる

交代でバランス崩れてどうしようもならなくなっている

サイドチェンジはオフサイドか

フォーメーション変わって各人のポジションが不明確

連携ボロボロになってきている

平川入って中村と似た感じの動き

FMの選手の動きがジュビロの2倍速

反応の速さもワンテンポ遅いジュビロとは段違い

一旦ボールを奪ったがやはりすぐに取り返されてしまう

ジュビロは局面で一人しかいないがFMは二人三人と寄ってくる

結果孤立して局面に勝てない

平川のシュートはGKキャッチ

ジュビロの選手は局面対して様子見が多過ぎる

だいたい「我関せず」で味方の援護をしない

ジャーメインが中央でシュート、得点

2-4

松原のクロスからのクイックなシュート

左展開のクルークスの巻いたシュートは枠に向かず

松原のアシストで藤川への交代が取り止め

ん~、意図のある交代なのかどうかわからんね…

上手くいかないから交代すれば何か変わる、と言う感じ?

ギャンブルじゃないんだから

ジュビロFK

クルークス巻いたが侵入する味方なし

藤川イン 松原アウト

AT+5

ジャーメインヘディングでゴール

3-4

しかし反撃もここまで…


データ分析と起用

チームデータ

攻撃 20位

パス 20位

クロス 7位

ドリブル 19位

シュート 19位

ゴール 18位

ボール奪取 19位

守備 1位

セーブ 6位

データから選手を選出すると


ファウル 1位 ジャーメイン

守備 2位 グラッサ

ゴール 3位 ジャーメイン

ゴール期待値 4位 ジャーメイン

敵陣空中戦 4位 ペイショット

守備 5位 グラッサ

ヘディングシュート 5位 ペイショット

被ファウル 5位 ペイショット

クロス 7位 クルークス

セーブ 7位 川島

ファウル 10位 ゴメス

決定力 12位 ジャーメイン

クロスチャンス 13位 松原

守備 15位 鈴木海音

シュート 16位 ジャーメイン

敵陣空中戦 17位 ジャーメイン

自陣空中戦 18位 グラッサ

カバーエリア 18位 松本

ドリブル 23位 古川

パスレシーブ 27位 ジャーメイン

セーブ 30位 三浦

ロングシュート なし

ワンタッチシュート なし

セットプレーシュート なし

パスチャンス なし

パスレスポンス なし

ビルドアップ なし

ボール奪取 なし

ドリブルチャンス なし

アシスト なし

ラストパス なし


ジャーメイン、ペイショット、グラッサ

これが主軸級

1項目がゴメス、クルークス、松原、鈴木海音、松本、古川、川島、三浦


これだけ

今いるベストメンバーは

川島、松原、グラッサ、鈴木海音、松本、ゴメス、クルークス、ジャーメイン、ペイショット



実質中盤が崩壊している、パスサッカーする基盤がそもそもない

ボール奪取できる選手がいないので支配され結局守備でリカルドだけが苦労するといういつも見ている状況がデータで出ている

グラッサ、鈴木海音を守備の主軸にし、ジャーメイン、ペイショット、松原を攻撃の主軸にする、松本はカバーエリアが広いのでそれを活かしたオープンサイドの守備を任せると良いかも、すると松原を前に置いて背後に松本を置く方が良いのでは?松本が松原の背後をカバーすればグラッサが中央から剥がされることがないのでグラッサ、鈴木海音の2枚でしっかり中央を守れるのでは、もしくは伊藤を含めて3枚でも良い

問題は2列目というのが出ている

攻守に絡めない2列目をどうするかを考えないといけない

どのデータでも良いのでとにかく何かのランキングに入る選手がいないと何もできない

できれば2項目ランキングに入れる主軸、1項目でもランキングに入ればスタメン起用するべき

残りの枠はチャンス枠で出場時間を稼がないと誰が出ても記録に残らない、データをきちんと活用してチームを構築しないとモチベ人事のような起用では勝てるチームにならない、そもそもモチベがないなら別のチームへ行けでお終いだろ、モチベなんて自己管理、逆にスタメン、ベンチに入る枠をどう決めるのかの基準をオープンにしてどういう理由で起用するのかをハッキリするべき、調子が良い、相手の主軸を抑える為、味方の連携をスムーズにする為、先手を取る為、何でも良い、物事を明確にすることで選手はきちんと目的意識を持った上でプレーし自分の価値を高めていくことが出来る。客観的データと戦術からどういう目的で起用されるのかがわかれば納得する、透明な競争をさせなければチームはおかしくなる


中盤のボール奪取とゲームメイカーの不在が大きいか

SH:松原、クルークス

FW:ジャーメイン、ペイショット

ボランチ:ゴメス、松本

CB:グラッサ、鈴木海音

GK:川島

これにアレンジでトップ下、SB、CBなどを追加するような感じで構成するのが2024ジュビロのベストなのでは?

2024年11月9日土曜日

2024 第36節 Hガンバ戦

18位 35P 9勝8分17負 -17(39-56)

5位 57P 17勝9分9負 +10(41-31)

スタメン

川島、松原、伊藤、ヒル、グラッサ、上原、松本、ゴメス、クルークス、ジャーメイン、渡邉

サブ

三浦、鈴木、高畑、西久保、山田、植村、ペイショット


上原松本渡邉がスタメン復帰、5バックなら右WBは松本?


前半

ガンバシュートはファーの角をかすめる

5バックで自陣内ローブロック、背後はとられないが反撃ができない、いつそれに気が付くのか…

FKを大きく蹴り出してラインを上げるが自陣から出る事は出来ず

クルークスのハンドで正面FK、壁にヒットしCK

ファーに落ちたボールをシュートされ失点

競った背後にいた選手に決められる

開始早々の失点、まぁセットプレーの失点率高いしね…修正しないのもなんだが…

VARがオフサイドを確認中

一歩下がった選手が重なっていたので微妙なライン…

まさかのオフサイド

失点無くなったか、まぁ首の皮一枚つながっただけだな

ショートカウンターで一気に敵陣内に

PA内で倒されるが続行

左右に揺さぶってポケットを狙う

CKゲット、ショートコーナーで始めるが松原が主審と話していたのでやり直し

ショートコーナーを諦め通常に切り替え

競り合うが外に蹴り出される、しかし渡邉が出した判定されている様子

ガンバのGKだが主審に対して双方言い分があるようでゲームが進まない

これは荒れるなぁ…

またもVARでハンド確認

確かに当たっているが…

もしハンドならPA内ハンドでPKか?

肘に当たってるのでハンドじゃないのか?

え?ハンドなし??

うわーこれホント荒れるぞ

せっかく右サイドチェイス始めてるのに中央と左が一緒に押し込まないから結局サイド変えられるじゃん

そういう連携の部分なんだよね…1人が行くならライン揃えて出て行かないと

ゴメスの足を自分で蹴ってファール?

そりゃないだろ

FK後のヘディングを川島キャッチ

右サイドにクルークスが残りサイドからクロスを上げ渡邉がゴール

ニアのハーフレーンに入って来ていた

先手取れたのは大きいな

右WBの松本が上下動、インサイドから中央にかけての動きをしてくれるのでクルークスがアウトサイドにいることが出来た

1-0

ガンバのCK、ニアで合わされ川島も手が出せず

1-1

直後の失点で同点に、ゲームは元に戻る

ガンバ陣内でのボール回しに敵陣内押し込んでショートカウンターを狙う

ドリブルに対して引いているので少し下がってしまう

クルークスに1対2で潰しに来られている、こちらのストロングを殺す動き

孤立させずにサポートに行かないといけない

失点したことで基点となるクルークスを潰す作戦、対策を打たれた

ジュビロはセットプレーからの失点で対策しようがないか…ガンバにCKを与えないようにプレーすることが必要=ラインを高く保って敵陣内プレーをするしかない

またもクルークスを潰される、松本、上原、ジャーメインと右に寄ってクルークスのカバーをするが既にクルークスは狙われているのでどう対処するのか

上原のファールでガンバがFK、セットプレーを与えたくないがハーフレーンかrなおキック

ライン背後に流し込んできたが川島キャッチ

ロングボールを入れるが回収できず、ガンバの最終ラインに収められてしまう

ジャーメインが守備で機能していない感じ、ワンボランチにいる選手は小さいが素早く動いてマークを外しているので捉えられない

かといってCBに付くわけでもなく中央を使われてサイドを替えられてしまっている

敵陣内ワンタッチで繋ぐがカウンターを食らう

3バックでどうにか防いだ形

前でゲームが作れないのですぐにボールが戻って来て守備ラインがアタフタする

5-4-1でミドルブロックにしているが自由に回され制限することもできない

そりゃ5-4-1でライン上げた「だけ」なんだから無理だろ

ラインを上げて相手をどう詰めて奪うかの部分までないとただライン上げただけで終わるんだから

低すぎてミドル撃たれたりセットプレーになる「前」に奪って逆襲して行かないと

ジャーメインのファールでFK、スクリーンで抑え込んで背後には走らせずそのままゴールライン割る

クルークスを中に残してワンサイドにしつつ中央で囲んで奪い切ったのは良かった

一応前5枚はこの形で後ろ5枚が幅取ってカバーということにはなる

中盤4枚が幅とるか中央集まるかで動きがまとまらない、ガンバSBのサイドチェンジもあってボールが動いているのでいい形で追い込めない

AT+9

やはり深さへの対策が足りないと思うよ、ジャーメインがCBのどちらかにでも付けばCB経由のサイドチェンジが滞るんだからGKに戻すとかになるわけで、ジャーメインの背後にトップ下がいればジャーメインは前に出れるがそうでないと前を抑えられない

結局1トップが浮いた駒になってしまうだけでサイドチェンジ抑えられないしゲームのコントロールができない

PA外だが上原がファールもらってFK、強度差あり過ぎでふっとばされてる

上原クルークスでクルークスキック、GKのニアへの動きをみてファーに蹴れるクルークスが蹴ったか

珍しくジャーメインのプレスから縦パスを跳ね返してカウンターのチャンスかと思ったがそうもいかなかった

やはり5バックより中盤にライン敷いた方がいいよ

4バック+中盤6人ラインとかでもいいし、5人ライン+2トップとかでも

中盤4人ラインって実質機能してない、特に1トップだとサイドチェンジ防げないし

右サイド崩されてクロス上げられて失点

前半AT中に勝ち越し点を奪われる

1-2

ゴメスが外のマークについていたが外2枚で入れ替わられハーフにいた選手は動けずノーマークでアウトサイドから上げられる

クルークスのクロスはGKがキャッチ

前半終了


後半

植村イン 松本アウト

植村を入れてきたが松本の縦の運動量が無くなりより攻めが無くなるのでは?

中央からワイド展開されシュート、ホント横の動き止めないよね…

だから揺さぶられて的を絞れないんだよ

クルークスのクロスに植村がポケット侵入するが枠それる

横幅はコンパクトにするんだが縦の圧縮が少なくトップが孤立してこそを回収されて反撃の基点ができない

ワントップだから「そこだけ」抑えればどうなかなる、というのが分かり切っている

だから2トップで基点を増やしてどちらか一方ではなく両方を上手く使うのが良いんだが…

ジャーメイン、ペイショットの2トップでどちらもポストとして使うのは悪くないんだよ、強度差があるからどちらも人数かけないといけなくてそれだけ中盤がフリーになれて攻撃に繋がる

ジャーメインが得点獲れていたのはペイショットがいた時でマークが分散している時期だろ

ジュビロの攻撃で押し込みFKゲット

上原キック、中央跳ね返され川島に返す、背後狙いで入れるがGKキャッチ

松原が倒されたプレーに渡邉が起こって倒した選手と渡邉にイエロー

なんかどうでもいいプレーにイエローって…

ハーフライン付近からのFK

PA付近まで蹴って押し込み自陣キープ、サイドを突破しようとするが押し返される

敵を引きつけて敵陣背後にスペースを作って飛び込んで行くがGK抑える

ガンバは勝ち越しているので攻め急がずボールを回す、ポゼッションの良い使い方が出来ている

ポゼッションは「勝っている時」の戦術であって勝つ為の戦術とは違う

簡単にポケットに入られシュート、CKに

ショートコーナー選択

グラッサがクリアしているがハンドPK?

山田イン 渡邉アウト

PK前に山田が入る

ここで川島がセーブして山田が一発決めてくれるとまだいいんだが…

逆を突かれて1-3

2点差となってしまう

ガンバの攻撃を防ぎ押し返す

FK上原、ファーに入れて回収、ゴールライン割りGK

守備ラインの中間ポジションから背後に入られシュートを打たれる

失点 1-4

ジュビロユースの山下に2点取られる

がオフサイドのVARを確認

オフサイドくさいなぁ…

しかし動き方はとてもうまい、アウトサイド側に寄せてスペースを空けさせつつそこに自分が入っていくという動き

オフサイドで取り消し、1-3に

ペイショットイン 伊藤アウト

高畑イン 松原アウト

5バックから4バックにして攻めに転じたか

PA内で味方同士でパス出しつつ緩いから取られる

ガンバは基点への密集プレスが速い、ジュビロは基点が一つでフォローもない

いつまでも攻撃の組み立てが出来るわけがない

クルークスから中央に向かってクロス、ファーの山田に入りかけるが抜ける

高畑のCK、グラッサのヘッドは枠それる

山田がどうにか縦に出したのにワイドに居たクルークスは準備ができてなくて走れず

長めのパス読まれてインターセプトされカウンターに

ゴールエリア前で奪い返す

敵陣に入るがゴールエリアには入れず

ヒルが倒され鈴木海音と交代

海音イン ヒルアウト

FK高畑、PA内まで押し上げるがシュートは枠に飛ばず

山田がファール

海音カウンタープレスでファール

危ない場面で滑ったが相手は飛んでいたが危険とされたか

背後にボールを送られるが高畑クリア

クルークスがアイソレーションして戦力が足りない

クルークスのクロスをPA内で乱戦になったが上原が蹴り込んで得点

2-3

しかし残り時間5分もなくATがどれくらいか…

ゴメスのシュートは枠の上、かなり惜しい

AT+11

スローインが跳ね返され回収、サイドから放り込みをグラッサがヘッドで落とし交代で入った海音が決めた!

3-3

勝負を戻した!

これで勝ち点は取れるところまで来たか

ここ攻めて勝ち切ったら残留にかなり近づくが…

オープン状態で中央で回収されてそのままシュート、失点

3-4

まだ7分あるがこの失点はいただけないな…

とにかく同点に戻さないと…

ホントどうしたら失点減るのかね…得点が伸びないのに失点はどんどん増えるしなぁ…

ガンバは時間稼ぎ…

これは厳しいか…

先手取られ続けてコントロールされ続けてるから相当厳しいな…

相手のコントロールを切るって概念が薄くて無駄な動きが多い

西久保イン 上原アウト


1点差で負け

まぁ常に後手になってしまったのが痛かったな…

2024年11月7日木曜日

N-BOXコア/ミドル

原型のN-BOXは3-5-2の中盤をサイコロの5の目にしたもの

N-BOXコアは「5枚の構造」だけに注目する

N-BOXミドルは「中盤5枚の構造」に注目

2トップ3バックは考慮しないので1トップ4バックでも問題なし


あえて中盤5人だけにフォーカスすることで中盤の構造の仕組み、理解の促進、トップバックの組み合わせの検討など応用までを考える


4人のボックスの中央にセンターを置いた構造

ボックスだけの場合はセンターレーンに2枚を前後に置くか、センターレーンに2人、ハーフレーンに2枚を置いた形になる

センターがいないのでセンターレーンだけに集まっている場合は狭い範囲に人が集まり過ぎて展開力がなく、逆にボックスを大きくしてしまうと中央という中間ポジションに入られてボックスの左右、ボックスの背後に送られてしまう

N-BOXではボックス中央にセンターがいることでボックスのサイズ(幅、高さ)を調整でき、中間ポジションも取らせない

センターから前の2枚に攻撃的なパス、後ろの2枚に回避のパスをを送ることができ、後ろ2枚から直接前2枚に縦パスを送ることも可能

トップの枚数や位置によってはセンターから直接トップに縦パスを送ることが出来る(センターを底としたダイヤモンド型=中央攻撃型の布陣)

守備の基本は5枚の密集を活かした中盤中央の制圧力、数的優位を活かすことで面制圧をし、中央スペースを使わせない=ゴール正面の最短ルートをシャットアウトする

逆にサイドに対する守備が弱くなるのでサイドチェンジの多い両サイドを使った攻撃には弱いので4バックでSBが対応するか、3バックの場合はサイド側の選手がサイド展開する必要がある

変形した形ではセンターが前後に移動して3-2(M型)もしくは2-3(W型)の形になることでやや前目、やや後ろ目の調整が効くので攻守の切り替えやサイド対応時などセンターの戦術眼と指示でサイド側のどの選手が動くかが変わってくる

ボックスを形成する4枚のうち前2枚、後ろ2枚のどちらかをサイド対応できるタイプ=WBかSBタイプを置くことで弱点となるサイドへの対応が素早くなる

N-BOXの戦術では2トップがボールをどちらかのサイドに前から追い込み、中盤5枚がサイドへ寄せて密集によるプレスで奪うことになっているが、サイドから背後への速い展開や連続するサイドチェンジへの対応は非常に難しい問題点として残った

より速く寄せるには5枚で寄せるには速度が足りない、ビルドアップをベースにする遅攻タイプの攻めに対して大きな効果はあるが速攻タイプとは相性が悪い

中盤中央に人数をかけているの為左右や前後に回避されるのには弱い、細かいパスで中央突破する戦術には強いが左右に素早く展開するタイプとは相性が悪い

センターの位置とその左右を広げた変形を使った幅への対処を追加することで相性の悪い組み合わせに不利を補う事が出来る

3バックの場合は特に中盤と3バックとの連携でどのように対処するかの取決めを作っておく必要がある

変形しない代わりに3バックが飛び出した場合、ボックス全体が下がって中央をカバーする必要がある

変形した場合中央が薄くなるので3バックは中央をキープし前向きに対応する必要がある

4バックの場合はSBがサイド対応するのでボックスは中央をキープするかSBが前を切っている間に寄せ切って奪う

SBは縦に突破されないようにしつつ相手のスピードを止めてボックスの寄せる時間を作る

ボックス+センターは内部に向かう圧力が強いが外に向かう圧力には強みが活かせないのが特徴であり、ボックス左右のサイド狙い、左右サイドチェンジによるボックスサイズの拡張からセンター脇、センター背後狙いをされると攻略されやすい

バックとの連携にもよるが、ボックス+センターがどの程度まで中央を守りどの程度まで横幅を保つのかの部分は細かい規則を作り守る必要がある、そうでないとサイドを使われサイドに対応しようとすると中央を抜かれるというどっちつかずになりかねない

ボックス+センターが中央を守るならサイドはSBやWBのカバーに頼るという割り切った方が責任分担が明確なのでどこに問題があったのかが分かりやすくなる





神戸の4-3-3(4-1-2-3)でも4バックのSBをDHの脇に押し上げて3-2-2ブロックを形成する

これはN-BOXを横に2つ繋げた状態であり、横方向=ゾーンに対する大規模な面制圧を戦術の核としていると考えられる

2ボックス+2センターになりかなり密集している状態になり逃げ場が少ない

ただセンターの前後左右が一番のスペースとなるのでセンター脇からセンター背後に向かってボールを繋げていくことが攻略の鍵になる

通常のボックス+センターの弱点となるサイドに対して2ボックスで対抗しているのでサイドの問題部分は無いが2センターの孤立、周辺スペースのケアに問題がでないようにボックスのサイズ調整やライン調整が必要になる

逆に言うとボックスの外側を使うような戦術には弱さがあるのは原型と同じである

サイドアウトというのはボックスの外側を使った戦術でもあるのでサイドアウトからロングスローで背後狙いなどはかなり攻略しやすい戦術であると考えられる

ロングボール戦術も面制圧を逃れる手の一つだが前線でキープできる選手が必要、最悪敵陣サイドアウトを狙って敵陣内に押し込める手を使って自陣から追い出すというのも一つの手ではある、何故なら自陣内でずっと面制圧されているとクリアボールはすべて回収されてしまうからである、少なくとも相手陣内深くでのサイドアウトは敵のラインを強制的に下げる効果があるのでこちらのラインをリスクをおかさずに上げることが出来る、ただ漫然とロングボールを蹴るのではなく、蹴った直後にラインを上げて相手をオフサイド位置にすることで無力化できる、ラインを上げないからいつまでも攻撃されるのであって、オフサイドラインというのは相手戦力を無力化できるという意味では非常に強力な戦術の一つである

どうようにサイドアウトも相手のフィールドプレイヤーをライン外に強制的に出すことができるのでそれだけでピッチ内の戦力は自分達の方が多くなる、漫然とプレーしているチームにはそれに意味がある事すら理解できないだろう

ルールを味方につけるというのは非常に重要である

細部まで分析解析し使えるものは徹底的に準備する、勝つ為にはそれ以外に方法はない

2024年11月3日日曜日

3-2-3ブロック

神戸は4-1-2-3のフォーメーションだが非常にコンパクト

プレスエリアが非常に限定されているので回避するのが難しい


WG____CF____WG

___IH____IH___

SB____DH____SB


この3-2-3ブロックが非常に硬く、N-BOXのサイコロの5の目を左右に二つ並べた状態になり非常に密集した堅い守りからのショートカウンターを狙う戦術


中盤IH2枚を縦に抜くことが出来ると非常に良い形で攻撃に行けるのでサイドで戦おうとするとWG+SBの縦2枚を相手にしなければならず+IHが寄って来て3枚を作られてしまうので抜け出せない


IHが弱点だと考えられるのでIHの前後に2枚、IHの中間に1枚のN-BOX形の布陣を置いた場合、IH間の1枚をIH2枚で捕まえようとすれば楔パスでCBに戻して集まったIHの脇を縦パスを通し、IHがCBとIHの背後のコースを消そうとすればIHの中間の選手がCBからのパスをレイオフでIHの背後に送る、という感じで中央を使った攻撃が可能になると思うがそういう考えが無い

神戸の2IH+DHがボール奪取の要ではあるのだが、それだけにIH+DHを釣るような位置に選手を置いておくことで釣り出して空いたスペースにパスを通せば大きなチャンスを得られる、チーム全体で統一した崩しを計画しておかないと何もできない

2ボランチのジュビロはIHに2ボランチを当ててしまうとIHの中間が無いので1対1を作ってしまいRBLBからSHへの縦のコースを自分達で潰してしまっているので何もできない3バック+2ボランチでボックスを作ると動きが硬直し後ろからのボールを前に運びにくい

守備時は1対1で正対するのは問題ないがフォーメーション的にそれだけをしてしまうと攻撃時に同じ状態なのでこちらも正対してボールの出し所が無い

フォーメーションは固定せずに

基本フォーメーション → 可変(相手に合わせて有利になる形)フォーメーション

を考えるべき


中村植村のどちらかが中央に入りボールを持ったSBかRBLBが持ち上がる形で中央にN-BOXを作ってIHをかわせばCF+2SHが2CBに3対2の形を作って有利な場面が作れたかもしれない

相手がそれを嫌がってSBを中央に締めてくればSHをワイドに逃がしてアウトサイド展開してSBの背後を突く作戦も取れたはず


どうもすべてがガチガチで何をやるにも余裕がなく固定観念、固定概念で応用部分、遊びの部分が無さ過ぎ、手堅くやろうという考えは分からなくないがむしろ硬直しているという方が強くそのせいで相手への対応が何もないとしか思えない

相手のフォーメーションも戦い方も違うので可変させているのだが肝心の部分がどこなのかわかっていない感じでやはり感性が鈍いというかどこを見ているのかよくわからない


フォーメーションのマッチ、ミスマッチの作り方や相手の狙いとその裏をどう狙うかという考えが見られない、見られたとしてもパターンが少なく頻度が少ない

少ないパターンでも良いのでそれを何度も何度も繰り返す試行回数が少なすぎる

一度駄目だとそのパターンを諦める、とにかく無駄なボール回すより相手の弱い部分、ズレて弱くなった部分への狙い、攻撃回数が少ない

対戦した相手のビデオ見ればすぐわかる、対ジュビロではとにかく松原の背後狙いを徹底、試行回数が多い、松原の速度より速い選手をマッチアップ、ワイドへの引き出し、ボランチ脇を狙って松原を釣り出しなどまず松原狙い、それでうまくいかなくても、サイドチェンジして松原サイドに大きいスペースを作ってからサイドチェンジし直して松原の背後狙い

松原を釣り出せたらリカルドも釣れるのでリカルドの空けたスペース=ポケットへの侵入トライ

5バックにするなら中盤5枚ライン作って4枚でズレを発生させるより5枚で封じてしまった方がよっぽど穴が少ないと思うがなぁ

酷かったのは5-2-3/5-2-2-1で中央をボックス+1で守ってるがサイドを簡単に替えられたこと、あれやられたら何もできない、中央に何の為にいるのか意味わかってんのかな

中央からミドル撃たせない「だけ」の意味しか持ってなくて、中央を縦に伸ばすことでグラウンダーのサイドチェンジを防いで浮いたボールでのサイドチェンジ強要してSBRBLBがインターセプトにいける時間作るっていうのも理解できていない、サイドチェンジ防げないからずっとボール回されてるし中盤4枚でスライドするしかないしインターセプトできないからずっと守備に走力を奪われて肝心の攻撃に走れない

守り方が悪いから走りたい時に走れず、守備時に無駄な走りを続ける

走れるから走るのではなく、走れるけど走らない(体力を温存できる守備をする)、走るタイミングに走る(攻撃時に速攻)というのが徹底されない

遠藤や上原みたいに走れないから時間使って歩く、じゃダメなタイミングがあるんだよ、特に速攻に対してはまず走らなくちゃダメ、だからこそ速攻させないような守備をしなくちゃいけない

オーガナイズされてないから何をどのような順番、判断でやるのか、ってのがない

プレーは選手任せです、これじゃチームになるわけがない

阿吽の呼吸とか意味不明だよ

選手が入れ替われば意味がないような事を大前提にするのは全く意味がない

阿吽の呼吸ってのはその場のアイデアと連携、って解釈しているうちは安定した成果は出ない

阿吽の呼吸がチームの動きとしてパターン化されたもので少ない判断で選択できる選択肢かつ全員がそのパターンを理解しているので動きの迷いが無い、フィニッシュまでの連携を全員がイメージとして共有できている、というのが阿吽の呼吸であるべき

個人プレーの思い付きで通用してた時代は終わってる、それが通用するならもっと話し合いして俺はこれがやりたいというのを全員が出してそれが成り立つように調整しなければならない、それができないから形にできたものは少ない、山田や平川の様にプレーの質が高く理解度のある選手の連携くらいしか成立していない

監督コーチの戦術理解度が低くてチームに実装できないから結果にすることができない

選手の質もあるが選手のタイプ、マッチアップする選手のタイプ、人数差などコントロールできる部分たくさんあるわけだが、どうもそういう要素で凌ぐというのが出来ていない

選手に任せて出来ないというの選手の理解度が低いということだし連携出来ないというのはお互いに話し合って何がやりたい、どうして欲しいという要求をぶつけ合っていない、それでいて選手任せでは監督コーチは存在意義が無いのと一緒、契約金泥棒でしかない

他のチームの使える戦術を盗むわけでもなく、一体何がしたいのだろう

やれる事は何でもあるのに

2024年11月1日金曜日

2024 第34節 A神戸戦

ジュビロ 18位 35P 9勝8分16負 -15(36-54)
神戸 2位 64P 19勝7分8負 +20(54-34)

スタメン
川島、松原、伊藤、高畑、西久保、ヒル、リカルド、クルークス、中村、植村、ジャーメイン

サブ
杉本、川﨑、海音、上原、山田、渡邉、マテウス

レオの欠場で植村をボランチに上げて西久保を投入した布陣

サイドを替えて前半開始

やはりサイドで孤立してライン上げるとか味方が近くに行かないから取られる
5-4-1は左右に振られても大丈夫なんだが縦に押し出せないのが一番問題

神戸CKファーにハイ、カウンターでクルークスが走るが神戸回収
5-2-3にさせて2の脇突いてWBの松原釣り出しリカルドカバーするが再びCK
ミドルシュートは枠外
やはりどうやってボール保持しながらライン上げるのか、がテーマだよね
クリアしても神戸回収なんだよ、だから中盤でも最終ラインでもいいからボールの持ち上がりしないといけない

西久保のロングスローを活かしたい、刻みながらでもいいのでライン上げて攻めに転じないと

センターライン付近からのFK、前線に放り込み、スローイン後回収
縦パス狙うが受けられず
GKはロングフィード

奪うが西久保からの縦のボールをカットされ結局攻めに転ずること出来ず

前のプレッシャーがないから4バックで回せるからサイドも変えやすい、サイドチェンジさせないってのはそれだけでも強いんだが理解されないな…

12分でゴールマウスまでボールが到達、右サイド押されてからサイド変えられて
ポケットから逆サイドって5バックの意味ないじゃん…

5バックで幅カバーしてる分縦への可変がないと出足の遅さで回収不能になる
WBを中に絞らせてボランチも中央押し上げるとかしないといつまでも自陣に張り付いていないとならない

ジュビロの攻撃、淡泊の上に2次攻撃ができない

4バックに1トップなので全く得点の匂いがしない
5バックの誰かが押し上げて中盤人数差作ってその差で4バックに対しても同じように人数差作ったまま押して行かないと無理だなこれ
神戸は中盤少ないがラインを押し上げてコンパクトなので即時カバー体制
ライン間を押し広げるように背後狙うか、WBを押し上げるかRBLB押し上げて中盤の人数差でショートカウンター気味に押し上げるか、どちらかやらないと厳しいと思う

神戸は4バックが自陣ポゼッションしつつジュビロの態勢が崩れるのを待つ
WGに放り込みして押し込みキープ

スクランブルからボールを拾うがサイドチェンジで奪われカウンター、リカルドがイエローで止める

攻撃が安定しない、守備に重きを置き過ぎているので出足が悪く前線でキープできない
守れるが肝心の反撃ができない

5-4-1は押し込まれるというのはわかりきったことだが、その状態からどう反撃に行くのか、という部分をどう分析して準備していたのか…

クリアじゃなく持ち上がらないといけないのにクリアしそこねてシュートされるって…
ホント分析してないんじゃないの?
前節か前々節あたりにクリアに合わされて得点されてたよね?

なんで中盤ドリブルで持ち上がらないのかな?
持ち上がりしながら後ろのラインから人を上げて中盤の人数増やして4バックに人数差つけないとずっとクリアボール取られ続けてるのに
パスすりゃいいわけじゃないんだよ、パスだけだと前線の人数は少ないままだから人を増やさないと得点にならない

対策考えました、1つだけです、っていうチームだからマジでそれ封じられたら後がないんだよ…

リカルドが飛び出したスペース誰もケアしてないけど大丈夫か??

時間の問題だなこれ…マジヤバいぞ…
これだけ時間あって何も準備してないじゃん…

川島がシュートブロックしたがマジで枠シュート喰らってんだからヤバいよ

クリアボールをジャーメインが収めて中盤上がるのかと言うとそうでもないし、裏狙って入れるわけでもないし、マジでどういうトランジッションで攻撃に行くことを想定しているんだ??

トランジッションの概念すら無さそうで怖いわ…

神戸FK、ボールに触られてるが枠に行かず
クロス上げられクリアはゴールライン割る
神戸CK、シュートはサイドネット

クルークス挟まれてロストするが回収しCK獲得
中村、ニアの低め、スローインは松原
こぼれをクルークス、ジャーメインが中で打つが駄目

ゴール前のスクランブルからの得点を狙ったが入らず、チャンスは少ないか…
流れでの得点がほとんど見込めそうにない展開だけにセットプレーは数少ないチャンス、しかし厳しい

AT+5
前線に入れた時に2列目が上がらないのが問題でもある、結局ジャーメインが1対1
5-4-1で両サイド2枚態勢でサイドチェンジには強いが逆に縦に動かないと逆サイドの2枚が浮いた駒になるので戦力にならない
ワンサイドになってるなら縦型陣形に可変して圧縮しないと戻されてサイド変えられてしまうし結局ボールも取れずコントロールできずでずっとラインを上げられないままで終わる

中村ファールでイエロー

まぁ最悪0-0で勝ち点1でもジュビロ的には勝ちに近い1点だからな…
とにかくロースコアゲームに押し込めるというのは勝ち方にはならないが負け方に近い引き分け方の選択という感じにはなる

終了間際にまたシュート打たれる

前半0-0

枠内シュートがかなり多くいつ失点してもおかしくないくらいの状況でどうにか0-0で前半を終えられたというが印象
敵地引き分けなら悪くないがどうなるか…


後半
ロングスローの競り合いからパスミスになりかけたのを相手GKはしっかり回収
神戸がカウンターで1-0
後半開始早々に失点…

西久保がハイボールの競り合いで相手にぶつかりイエロー
この感じだと負けた上に大量のイエローもらって次節以降選手の調整が難しくなりそうだな…
とにかく同点に戻さないと厳しいな…

ボランチなんで前に選手いないのに前に出そうとするんだろう、自分が持ち上がれよ

クルークスがカウンター、シュートまで行くが枠逸れる

中盤サイドは中央の寄せろよ、逆サイドで孤立するより中央まで入って中央の選手がボールサイドに寄せに行けよ

コーナーからニアに入りヘディングを決められる
2-0
2失点目

完全にプラン崩れてるからさっさと3枚交代しろよ
こういう時に何もしないんだよね
ホント何したいんだろう監督

ジャーメイン決めたが相手倒してファールが先で取り消し

山田イン クルークスアウト
渡邉イン 高畑アウト
サイド2枚を替えた

西久保離れ過ぎ、アイソレーションせずに中盤の底に入った方が良い

ジャーメインシュートもヒットせずGKキャッチ

サイドの突破の方を警戒して中に入る動きに対応できず中央でシュート打たれる
チーム全体で逆取られたような感じ

ヒルファールでイエロー

FKは跳ね返すが神戸キープ、サイドチェンジから裏狙い、川島キャッチ

川島前線にフィード
敵陣に押し込んだが渡邉が倒される、FKゲット
中村キック、がファール

神戸GKロングフィード

マテウスイン 中村アウト

西久保のロングスローをマテウスに、その裏にジャーメイン

自陣内リカルド松原で凌ぐ、ファールで川島がロングフィード
自陣で蹴り返す
神戸CK
跳ね返すが神戸はクロスをクリアする

神戸カウンターも川島抑える

中盤の回収に集まる人数が違い過ぎる、神戸は密集して奪いに来るがジュビロはライン維持したまま、これじゃボールキープできない

サイドチェンジされた時にそれを奪いにいかない、立ちんぼ過ぎ

ジャーメイン走れない?
スタミナ切れか…
リカルドもう足攣ってるじゃん
残り15分もあってこの状態じゃまだ失点しそうだ…
攻撃にいけないってのがヤバいよなぁ…
キープもできないし速攻にもならない

戦術がマイナス値過ぎるだろ…

上原イン 植村アウト
川﨑イン 西久保アウト

さてどうなるかな…
交代直後失点してるしなぁ…

渡邉が下がって川﨑をサポート、ファールをもらってFK

山田が落下点に入った時に競り合いでファール

ギリギリ繋いでシュートに行ったが態勢が崩れていた感じか

相手GK飛び出していたので一気に敵陣侵入
川﨑ロングスロー、ニアで狙ったがスクランブル
川﨑2度目、こぼれのシュートはブロックされる

CK上原、跳ね返りを山田シュートはミートせず

残り5分程度、流石に難しいか

神戸の攻撃を防いでカウンターを狙うが奪い返される
サイドに逃げるが走れない状態になってきている

山田が相手選手とぶつかり相手が負傷、大丈夫か

AT長くなりそうだな、しかし得点出来るチャンスがあるのか
AT+7

カウンターで前線の山田にボールが入るが跳ね返される
神戸のカウンターは伊藤が止める
前線で速攻に行けるほどの速力があるわけでもなく、押上げを待てるほどのキープ力があるわけでもなく、これが攻撃が上手くいかない理由の一部だろうな…

ヒルが逆サイドの松原を見てサイドチェンジ、CKゲット
渡邉のシュートは枠に飛ばず

残り1~2分

サイドで1対2にされ奪われる、やはりジュビロは数的優位の意味が分かってない
常に孤立、1対1を強制的にやらされてるのか知らないがそれじゃ駄目なんだよ
攻撃する時に全て個に分断されてんだよね

縦に繋いで敵陣まで入るが最終ラインに跳ね返されてカウンター

終了

2-0の2失点負け

前半0-0で凌いだだけだった
後半開始直後で1-0にされて短時間に2-0で決められた
やはりボール支配できないのが大きいのとパスで前に進めようとするので数の違いで前に基点を作れず攻撃の形が全くなかった

最後の最後の全体で縦に動いて繋ぎながらゴール前まで迫ったの位しかいい形はほとんどなかった

5-4-1でサイドが多い分ワンサイドになった時に逆サイドが遊兵になって戦力にならないんだよね
局面に人数かけないでブロック組むだけだから相手に取り切られてサイドチェンジされての繰り返しで守備練習やってるだけだった

予想通りどうやってトランジッションするか、どうやってボールを持ち上がるかの部分が皆無でホント何を準備してたんだろうね…

2024年10月26日土曜日

基盤

戦術の基盤としては

・3バック
・4バック

の両方が使える事

なのだが、組み方の問題がある

4バックは
SB_CB_CB_SB
で問題ないが

3バックと4バックを両立する場合は
4バックの1枚を上げることになるがその場合どこが上がるのか
もしくはSBがWBとして上がるならボランチを下げて3バックにするのか
という部分

___CB___
SB_CB_SB

___DH___
CB_DH_CB

どちらで組むかの違い


3バックで3-5-2か3-6-1(3-4-3)か
違いは2トップ→4トップ、1トップ→3トップ、3トップ→5トップ
となるが2トップでも縦並びだと見た目が1トップ+3枚になるが4トップになるのは変わらない

3-5-2(3-3-2-2)の縦2トップ(3-3-2-1-1)だと3バック3ボランチで守備の人数が増えWBが中盤にいるので5人ラインを維持できて5バックとして引き過ぎずにショートカウンターしやすい
縦2トップで中央を切ってサイドチェンジさせないことでワンサイドに限定することで広い展開を抑え込み攻撃の選択肢を減らすことが出来る
左右への展開を阻害できるとWBの位置をワイドからインサイドに絞らせることで中央への連携が可能になり守備の密度を高めることが出来る

やはり3-5-2の3バック3ボランチ2WBの中盤5枚が安定する基盤だと考える
横ライン守備+縦ライン守備の複合型でエリア限定しつつボックス守備に変形してプレス範囲を面にしてボールを支配する

3ボランチの幅が中央の縦パスを防ぐことで中央攻撃の多くを抑え込めることと3ボランチの幅がWBとの連携を促進する
2ボランチはセンターレーンだけしか守れないのが厳しい、ハーフレーンやワイドからの攻撃が多い状況でセンターしか守れないのは守備範囲が狭すぎる

WBが攻撃参加している場合、CBが背後を守るとなると縦のギャップを埋められない、より近いDHがWBの背後をカバーしている方がより近い場所でカバーできギャップを埋めやすい

2ボランチは1人が離れた時点で点になってしまい極端に守備範囲が狭くなる、3ボランチは幅が広く1人が切り離されても2枚で維持できるので守備範囲はそれ程狭くならないで済む

3ボランチは初期の位置は低いがゲームを安定させることでポゼッションを高めることができワイドとトップをより攻撃的に使えるので決して守備一辺倒というわけではないと考える
中央に居ながら前後左右に展開できることで局面のサポートがしやすい
トップ下がいることで更に安定度が増すので中盤の安定度はかなり高くなる

各局面への対応力が高く安定性もあるので3バック3ボランチは基盤にしたい

2024年10月23日水曜日

4-3-3-1ビルドアップ

4-1-2-3に対してGKを含めたビルドアップを行う

GK+3バックで擬似4バックを作り3トップに4対3の数的優位を構築

3ボランチで2IHに対して3対2の数的優位を構築

2WB+トップ下でボランチ+2SBに数的同数を構築

1トップで2CBをピン止めしSBとの縦のギャップを作り出す


攻撃陣となる2WB+トップ下が同数なので数的優位なボランチ、DFの位置から持ち上がることで2列目の同数を数的優位にすることができる

ボランチ、DFラインで数的優位を維持することでボール保持を上げる

ボランチやDFが数的優位を活かしてボールを持ち上がることで2列目の同数が夕的優位に変わるのでパスで繋ぐのではなく常に数を+1にしてどのラインでも数的優位を構築してポゼッションしつつ攻撃のラインを上げていく

ボランチ、DFラインで数的優位を作ることで安定したビルドアップをしてプレスを回避し、持ち上がることで後ろからの数的優位を維持しながら攻撃へと反転

攻撃時DFラインはラインコントロールで3トップをオフサイドトラップ位置に追いやって無力化する

2WG+トップ下+トップの4枚で攻撃ラインを作り相手4バックに1対1の同数を作り、相手アンカーに対して2枚のボランチが上がって2対1を作り中央有利な状況を作る

2024年10月21日月曜日

ゲームの流れと采配

セレッソ戦でゲームの流れ的にセレッソにボールを握られてシュートまで行かれているシーンが増えていた

交代は86分に3枚替え

直後に自陣ゴール前の攻防からサイド展開され背後に流し込まれての失点
ゴール前の人数はいたがサイドにアイソレーションされていたので対応できず
中央3対2、ハーフ2枚でボールサイドと中央を守る形は出来ていたがサイド迂回からの背後の流し込みにラインを下げて準備はしたが丁度ヒルが予測して下がったのを見た相手がヒルの逆重心になるように入れ、ヒルの背後、槙人の前という絶妙な中間に入りリカルドは背中側に居たので触れず

サイドに展開された時に味方も対応に入ったが距離を縮められず、ゴール手前の対応を迫られていたことでワイドに孤立した相手まで対応できなかった

最終ライン手前で2対2の状況でこぼれたボールに相手が前向きに対応できたので一歩早く、かつワイドに配置されていたことで裏への迂回ルートが確立されていた
早くて低いクロスを入れることでミス誘発の可能性も含めて触りにくいボールではあった

クロスからシュートに関してはアイソレーションと低いクロス、逆重心コースで狭い隙間に入れるな相手の方が上手だったが、その前の2対2の場面を3対2に出来ていれば安全にボールを回収できたのでは

局面同数ではなく局面+1を作って局面が変わる前にその場で奪えていたら形は違っていたのではないか

終了間際の3枚替え、かつ攻撃的選択肢だったのでカウンターに行く意識が強く右サイドはボールがこぼれる場面ですでに前目に位置を取ってカウンターの用意をしていた

ボランチ2枚対応で1人を倒して奪いかけていた場面だけにもったいない場面ではある

SBもポケットの封鎖にステイしてスペースは埋めていたがボールサイドのアイソレーションにマークに行けてない

局面で勝つことが出来ればその後の心配事を潰しやすい、逆に局面同数で負けると5バックの様に余らせていても悪い展開になる

となれば「先の先」として局面を同数ではなく+1にして量的優位を持ってボールを奪取した方が次の展開は自軍の有利に動く

後の心配をして準備するより今の局面に戦力を投入して次の展開を有利にする

戦力の置き方、掛け方でゲームの流れも変わる、采配でも前目か後ろかで話は変わる

残り時間わずかでゲーム感の薄い選手を3枚投入して攻撃しろ、という采配は流石にどうなのだろうか

セレッソの有利な展開はずっと続いていたのに手当てせずに最後に3枚攻撃メンバー投入は流れを見ていなさすぎではないか?

たとえ攻撃メンバー3枚を入れたとしても、それはある程度時間のある場面から入れて「押し返す」という選択ではあるが、残り時間わずかであれば0-2の有利な状況でもう一点取ってこいというより安全に守り切れと言った方が良かったのでは、少なくともリスクをかけずにチャンスがあればカウンター、という程度で良かったはずだ

横内監督はゲーム展開の機微や時間感覚、押し引きの程度など状況判断力に対する能力が高くないのが監督と言う立場上非常に問題が大きいと感じる

監督が成長するのを待つのか、というのが疑問、コーチ歴が長く監督歴は皆無、ほぼ2年やって成長したのかという評価をフロントは厳しく再評価する時期なのでは

2024年10月20日日曜日

5-4-1問題点

セレッソ戦での問題点
5-4-1だと守備では耐えられるがトランジッションに問題がありカウンターするのが非常に難しい

ヒルの持ち上がりのカウンターは問題の対策の一つではある

強度のあるRBLBがサイド展開しつつドリブルで上がることで5-4-1の問題点のトランジッションの弱さを補っている

しかし1トップでは前線1枚で2CBが対応し1対2で不利な上に距離があるので繋ぎにくい

縦の2トップでトップ下を置くことで1トップが2CBと対峙していてもトップ下が横スライドして相手の脇を突くことができる

特に4-1-2-3など中盤が薄くなるフォーメーションを使っているチームが多いので1トップが2CBのラインを押し下げながらトップ下がアンカーの脇、SBの裏などスペースのある場所へと横スライドして味方からのボールを受けることで1対2のトップが動きやすくなる
2トップを横に並べてしまうと2トップに対して2CBではなくアンカーを下げて3バックを作って2対3を作られてしまい幅のある守りになって両サイドの広いスペースを使う事が出来なくなってしまう

なので縦の2トップを並べて中央に段差、縦のギャップを作ることが大事になる
相手のライン間を広げさせることで前後のカバー関係の選択肢を増やすことで負荷をかけることができる

単純にトップ下がいることでトップが高い位置を取れることとトップと守備ラインとの間に中継役のトップ下がいることで繋ぎやすさが大きく異なり5バックからのトランジッションで差が生まれる

5-4-1ではどれだけクリアしても相手の最終ラインや中盤に回収されて永遠に2次攻撃3次攻撃を続けられる、これを打破する為にはどうやってボールを持ち上がるのか、というのが大きな課題であり、やはり守備優先になり過ぎると攻撃に転じることが出来なくなる

セレッソ戦でも守備は大分堅めではあったがサイドから攻略されたりかなりギリギリのところまで攻め崩されて失点している

もし反転攻勢出来ていたら相手の攻める時間が減ってこちらの有利な時間も持てたかもしれない
とすると1トップを前に置くだけでは足りない部分がある

縦の2トップの並びはワンサイドにボールを追い込むことでサイドチェンジを防ぎ戦局を限定することでボールを奪うエリアを狭くする

サイドを限定出来れば逆サイドのWBを再配置できるので5バックで全体をカバーし続ける必要が無くなる


5-3-1-1だと4-1-2-3に対して2枚のIHに1対1、その背後にRBLBが配置されて前後関係の2対1を作ることが出来る

4-1-2-3はIHを回避できれば中盤のサイドのスペースを突くことが出来る
強度のあるRBLBが持ち上がりIHの背後、脇に左右ボランチが逃げて受ける形を取ればIHに2対1を作りかつ相手の弱点を突くことが出来る
さらに縦の2トップのトップ下が横スライドして受けることでトップに繋げることもでき、繋げる時間を作ることでWBが攻撃に上がる時間もできる

相手WGの背後にWB、ボランチ、トップ下、トップが絡んだ攻撃ができると相手CBSBに対して数的優位ができる

WB、RBLB、左右ボランチの3枚と相手WGの3対1、WGIHの3対2までサイドの優位が保て、相手WGIHSBの3対3になれば完全に相手のサイドはがら空きになりトップ下のスライドでサイドを使うことができ、相手CBが対応すればトップは1対1の絶好のチャンスを得ることが出来る、相手のアンカーとCBは縦並びでギャップがありボールサイドのCBはスライドしたトップ下への対応を迫られるので飛び出さないという選択はできない

フォーメーションとポジショニングは工夫すれば大きな利益の得られる重要な知識

縦の2トップは相手の喉元に剣を突きつけている状態と同じなので相手は常に守備を配置して警戒せざるを得ない、だからと言って全体を下げるとボールへの圧力が弱くなるので中央のみ限定的に守備しつつサイドを上げて圧力を保たなければならなくなる、よって5バックで受けつつも相手のSB裏を狙って中央からスライドして入ることでトランジッションを円滑にする

3ボランチにする利点もありボランチ3枚いることでIH2枚に対して数的優位を作る事とCFへの中央のボールを防ぎつつRBLBからのボールを中央のボランチが受けて左右ボランチやトップ下に展開するパスコースがあるので中央にいる利点から配球しやすい、IHが中央ボランチを警戒して締めると左右ボランチの幅が活きるのでRBLBからのパスかWBからのパスを受けやすくなる、相手WGはRBLBかWBのどちらかしか対応できない

3ボランチ+トップ下は4-1-2-3-の中盤1-2の3枚に対して4対3の数的優位があり左右にスペースがあるので位置的有利も取ることが出来ている

相手アンカーがトップ下に追従するならトップがアンカー脇に降りてトップ下がトップに上がる動きでお互いのマークを外し合う動きを使いトップ経由でトップが空けたスペースに走り込んたトップ下にレイオフで繋いでゴール正面からシュートを狙える
トップ、トップ下のどちらかが受けている間にボランチ、WBが上がってくることでカウンターするのでFW2枚が出来る限り中盤左右のスペースで受けて繋ぐことが出来れば中盤のボランチWBの押上げる時間を作ることができてトランジッションが成功する

2024年10月19日土曜日

2024 33節 Aセレッソ戦

ジュビロ 18位 32P 8勝8分16負 -16(37-53)

セレッソ 7位 48P 12勝12分9負 0(40-40)


スタメン

川島、松原、槙人、高畑、ヒル、リカルド、松本、レオ、クルークス、中村、ジャーメイン

サブ

三浦、海音、西久保、上原、山田、金子、マテウス


前節3バックで調子の良かった槙人がスタメン入り、サブに上原金子が入る

5-4-1の構成ではあるが実際どう並ぶかは不明、中断期間があったので何かしらの仕込みはしてきたと思うがリカルド、ヒル、槙人の3バックの並びはありそう

WBに松原、高畑、ボランチが中村、レオだとすると2シャドーに松本、クルークスの3-4-2-1が予想される

問題はセレッソの4-1-2-3とのマッチアップが上手くいくのかどうか

フォーメーションの相性について全く気にしていないので自分達が良ければ上手くいくだろう程度の考えしかないのでそういう部分が大きな不安要素

考えられるのは守備時4-2-3で5バックにして松原のプレス対応を釣り出してリカルドをスライド強制、リカルドとヒルの間を縦に突っ込まれて失点、というパターン、広島戦でもこの崩しはやられていた、守備時5-4-1で4が中央4枚ではなく中央2枚左右1枚でサイドを引き出されないようしつつハーフ対応はボランチとSHとのプレスバックで最終ラインの5バックが飛び出さずにステイしてコース切る壁を維持してプレスバックしてくる中盤で潰して回収という形をしたい

5バックは飛び出せばスペースが空くだけなのでむしろステイしてスペースを空けない方が得策、中盤ラインとで挟み撃ちするのが安定する

しかし5-4-1はラインが深くなりがちで押し込まれて失点の可能性は低いが得点の機会も少なくなる、いかに奪った後に攻めに転じることが出来るかも大事になる

できれば押し込まれないでショートカウンターが一番効率が良い

果たしてどうなるか、、

クルークスをトップに置いてトップ下ジャーメインにした方が前線での牽制が効くしジャーメインのポストもやりやすいはずだがそこは不動の横内だからな、、何もしないだろう


前半

システムは3-4-3っぽい

予想通りというか5-2-3のボランチ脇、中央でボール取れない

5バックで受けてジャーメインに繋ぎWGが持ち上がり、カウンターに、ここは狙い通りの動き

FK中村、そのままゴールライン割る

ゴールキックがDFにヒット、それを見逃さずジャーメインが即座に戻ってゴール!

0-1

これは幸先良い展開

ジュビロは5-4-1で4が中央を守るのでWBがサイドで孤立しやすい、ただ釣り出されなければスペース埋めてるだけで済むのでリスクは低い

リカルド、槙人、ヒルの並びで槙人が中央でヒルとリカルドをカバーする3バック

セレッソのCK、クリアするがセレッソが回収して2次攻撃、サイド展開してWBを引き出すがスペースに入って来ない、ボールを下げる

松本が競りに行くがファール、セレッソFK

PA内でクリア、どうにか繋いで敵陣に、しかしセレッソも戻って回収

5バックなので2-3の前が中央から前目のプレスをかける

ボランチ脇を突かれるが5バックから飛び出して前に蹴り出しショートカウンター狙い

ブロックをゾーン2に敷いているのでワンチャンスでゾーン3に押し込める

右サイドのクルークスがCKをゲット

高畑のCK、リカルドがヘディングするが枠を逸れる

WBは松原松本、松本のスタミナが活きるポジションではある

中村がサイドで受けるが潰される、しかしカバーが入ってボールキープ

逆サイド展開、ジャーメインが倒されて奪われる

ジャーメインがポストするが何故か皆足が止まり攻められず、ボールを戻してしまう

3バックが上手くラインコントロールして1トップの動きを封じている

5バックで守っている分幅のサイドチェンジの心配はいらないが中央の厚みにかけてミドルを打たれやすい

セレッソの前からのプレスを引き出して背後を狙って放り込み、形は出来ていた

クルークスがファールをゲットしてFK、敵陣内へ

キープできずカウンターをくらう

レオがファールで止めてイエロー、まぁこれがボランチの仕事だから仕方がない

距離がだいぶあるので問題なし

セレッソのCK、ファーに落ちるが外に蹴り出す

中村が倒されファール、ボールキープで優位取っててもファール流さずFK

ゴールキーパーへのチャージでファールか

5-4-1の4が相手SBと1ボランチに上手くプレスをかけている

ヒルの飛び出しで開いてスペースを槙人がカバーしレオか中村が下がって5バックを維持

クルークスがバックチャージで尻を打撲か

セレッソは左右に振りながらスペースを見つけようとしている感じ

SBの背後狙いで長いボールも入れる

中央縦のボールも入れてきている

ジュビロがボールキープしている時間が短いのとセレッソの回しが速いか

ヒルの持ち上がりからジャーメインへ、ターンしてシュートを入れるが枠の上

しかし悪くなかった

松本が上手く中に入りながらカバー、後ろでのポゼッションを安定させる

3バック5バックにすることで後ろが堅くなってポゼッションが安定、中盤がもうちょっと最適化されるともう少し攻撃が良くなりそうではある

クルークスのミドルはキーパーはじき出す

押し込んだが奪い返される、しかし逆サイドに行かせて時間をかけさせている間にリトリート

ヒルが相手の足ごとボール刈り取りファール

セレッソのFK、川口と中村が交錯、2人とも落下地点に飛び込んでいたので避けきれず

SBはステイするかわりにRBLBが前に出て迎撃するスタイルの守備でそこからカウンターにいくというのがジュビロのプランではあるみたい

SBが前に出ると順に中からスライドして対応していくようだ

セレッソの攻撃をギリギリ回避している感じ

クロスは上げられているがクリアで対応

徐々に崩されかけてきている、サイドの深い位置に入り込まれてゴールを狙われている

AT+3

前半耐えきれるだろうが攻略の手筋が出来てきているので後半持ちこたえられるかはわからんね

ゴール正面まで攻め込まれるが川島キャッチ

ラインブレイクにとダイアゴナルランの組み合わせをやられてる

スイーパーの槙人が中央から釣り出されてそのスペースに入り込まれる

セレッソのCK、ニア狙いのショートCK

2本連続、クリアし損ねてミドルも枠の上

前半終了


後半開始時点で何かしら手を打ってないと厳しいかも、セレッソはほぼ崩しきる形ができかけている、セレッソが得点する前に強襲して得点奪わないとすぐ追いつかれる、時間の問題なので先に動いて得点狙わないと厳しい、しかし監督としては失点してないから問題なしなんだろうか、、


後半

ジュビロの中盤が迎撃に出るタイミングでそのギャップを突かれてる、ラインで押し上げないと個で突っ込んでも意味がない

槙人ファールもPAギリギリ外、結構マジギリギリだしやはり対策していないようで失点も時間の問題か、、

やはり監督が流れの中でどの程度攻められているか、リスク度に関しての感じ方が鈍いのが大きな問題点

後半始まってからずっと自陣に押し込まれて横から流し込まれている

オウンゴールで失点する可能性が高く5バック攻略に沿っているいるので既に非常に危ない状態まで来ている、それを認知出来ていないのでどうしようもない

リカルドバックチャージでイエローか

ジャーメインが持ち上がるがどちらのファールか

5-4-1のまずいのは堅い守りの代わりにトランジッションがなく前に簡単に持ち出せず相手が回収してポゼッションを渡し続ける事、ブロックが高い位置なら良いが自陣深くだとずっと相手のターンになり疲弊する

クルークスのFKは枠の上

早めに追加点取って引き離さないと厳しいのと簡単に5バックのラインを下げない方が良い

中盤で5枚ライン作った方が良いと思うがなぁ

クルークスの抜け出しからシュートもGKセーブ

松本の守備がまた緩いなぁ、、

セレッソは虚実織り交ぜた動き、マークが付いていると流れてプレー関与しない動きを見せながら降りてきて関与など動きに工夫がある

60分

セレッソCK、ミドル撃たれるが味方に当たる

セレッソが先に交代を入れて戦況を変える、2枚替え

結局流れ見てないから後手

主審も都合よく背中向けて見てないとかなぁ、、

山田イン クルークスアウト

1枚替えのみ

スローインから山田のチェイス

セレッソに簡単にボールスチールされる

ジャーメインポストするが足蹴られ止められる

自陣で繋げずサイドにクリアで逃げる

ボールキープすら厳しい、ポゼッション全くできない

セレッソFK、跳ね返してミドル撃たれるが当たりが悪い

得点の匂いが全くしない

セレッソも5バックくさい

ボールキープ、パスの選択、ポジショニングが何か違う

山田の上りから中央に流してジャーメインが決める

0-2!

高畑が中に入って囮のような形になりこぼれをファーのジャーメインが入れた

こうなるとセレッソの方が厳しくなるな

ジュビロはゆっくり時間を消費するようにしてカウンターだけは喰らわないようにすること

長くキープするだけで意味がある

押し込まれてセレッソの遅攻が続く

上原を用意、どういう使い方を考えているのか、、

上原イン 中村アウト

レオ競り合い後に上原回収して落ち着かせるという感じか

セレッソさらに2枚替え

両サイド幅を使ってサイドの背後を狙いたい感じか

サイドチェンジと見せかけてヨーヨーで戻したが対応

ハーフ空けさせてそのカバーに出た更に背後に戻してくる飛び出しを誘導してはがす攻撃でファール誘発

直接狙うが大きく枠の上

80分

残り10分+AT

2点差で守備固めなのでここは行けるか

5バックから4-4-2に変えたか

1次的にそうなっただけか

セレッソ背後狙いのパスを通すが受け手が受けられず

4-4-2っぽいな、それでボランチ脇突かれてる

2点目取れたから調子こいてフォーメーション変えたことでセレッソに攻め手を与えてる

マジ戦術眼皆無だな、、

節穴通り越してブラックホール

高畑、松原、ジャーメインで前に運んで山田シュート

徐々にセレッソ陣内に攻め込めている

松原体当てて潰してはいるがFK

クリア後のミドルは枠逸れる

マテウス、金子、西久保用意

マテウスイン ジャーメインアウト

金子イン 高畑アウト

西久保イン 松本アウト

勝てそうな状況で攻め駒入れて残り時間守らずに攻撃指示か

サイドから流し込まれて対応できずに失点

2-1

この采配マジで大丈夫か??

セレッソ最後の1枚替え

1点返して流れがセレッソか、、

AT+6

少し長めのAT

繋ぎながら敵陣に侵入、コーナー付近で時間潰しとスローイン

スローイン位置で松原にイエロー

ジュビロは5-4-1維持

セレッソ裏狙うがオフサイド

金子インターセプトもサイドアウト

サイドチェンジからのクロスを西久保防ぐ

CKにセレッソのキーパーも上がって来た


松原と相手が蹴り合ってお互いに倒れる、PK指示したがVARだろこれ

どっちが蹴ったのかわからんぞ


川島止めた!!!!


主審ふざけんな


マジ川島MVPだわ


それに比べて監督はなぁ、、

まぁ結果が良かったからまぁ我慢できるわけだが、、

3-3-3ビルドアップ

3-3-3-1の3-3-3でビルドアップする

どの方向にも少ないポジション修正で大きなトライアングルを作ることができ、中央にいるので常に最短ラインのコースが存在する

左右が広がることで広角に展開することもできるし中に絞れば密集した形を作る事も出来る
3ボランチで中盤を締めるのとCB+ボランチ+トップ下の縦ライン3枚もあるので前からも横からも中央にはパスを入れにくい

左右WB、RBLBが広がれば両サイドを広く使う事が出来る

中央の密集と左右の広角の配置を同時に作ることができ攻守に良いポジションを取りやすい

ボックスとダイヤモンドの組み合わせ、大小トライアングルの組み合わせなど多種多様な形に変化可能、ポジショニング次第でどのようにも変化

そのまま並べても縦横に斜めのコースも維持されているのでコース自体は多い



言語化=深い理解

「ジュビロらしいサッカー」をどのようにすれば言語化できるのか

言語化とは雰囲気ではなく明確な理解である

つまりジュビロらしいサッカーを言語化する為にはそれがどのようなものなのかを明確化するところから始まり、それを実行する為に必要とされるものを選別し訓練することである


まず、「ジュビロらしいサッカー」に含まれているのは

「ボールの支配、ボールポゼッション」

「パスサッカー」

だと考えられる


ではこの2つを実行する為には何が必要なのか

・ボールの支配、とは長時間ボールを自分達のものにすることである

ではどうすればボールは自分達のものになるのか

イーブンなボールを先に奪取する

1対1のボールを奪取する

多対1のボールを奪取する

どの展開でもボールに先にアクセスできる「位置的優位」

1対1でボールを奪取できる「質的優位」

多対1でボールを奪取できる「量的優位」

のどれか、もしくは全てが必要である

位置的優位はフォーメーション、ポジショニング、および予測能力、走力など個の能力

質的優位は強度、テクニック、高さ、スタミナなど個の能力

量的優位はフォーメーション、ポジショニング

ボールを奪い合う場面で必ず勝つ必要がある

その為に個の能力と共にフォーメーション、ポジショニングが必要であり、ポジショニングには予測と走力が必要になる


ではパスサッカーはどうか

パスサッカーで必要なのはパスコースの維持である

パスコースが無ければパスはできない

ではどうしてパスコースを作るのか

フォーメーションが基本的な立ち位置であり、これは相手のフォーメーションとの相性が関わるので固定フォーメーションでは無理

パスコースはパスの出し手とパスの受け手、複数のパスの受け手、受け手の距離、という要素がある

ボールホルダーの位置に対して受け手が相手の守備にかからない位置にポジションを変更できるか、というのが重要になる

つまりボールを持っていない選手が走ることでコースは生まれる


では、上の2つのことをジュビロが出来ているのかを考える

フォーメーションは固定

ポジションも固定

自分の位置より後ろのボールに関わらない

ボールがなければ走らない

味方をサポートしない

コースを作らない

ボールを手放した瞬間にプレーが止まる



これでジュビロらしいサッカーは実現できるのか?


そもそもジュビロらしいサッカーをすることでJ1優勝になることができるのか、という疑問も生まれる

例え長時間ボールを支配してパス本数が多くてもサッカーはゴールを奪うスポーツである

ポゼッション率、パス本数、パス成功率、というデータで勝負するゲームではない

「得点して勝つ」というスポーツに対して「ジュビロらしいサッカー」で優勝が可能なのか?

チームの根本的問題でもあるのでこれはつまらない問題ではなく「根源的な問題」だと考えられる


サッカーには「芸術点」はない、サッカーにあるのは「得点と失点」のみ


高い支配率を得る為には相手を押し込みカウンターさせないプレスでつぶさなければならない、その為に必要な強度の高い中盤と守備陣を配置出来ているか

押し込んだ相手を崩す為のパス、サイド深くからゴールに迫り流し込むパス、1列化させてミドルシュート、など密集したゴール前でどのように得点するかの明確な手法手段の確率は出来ているか

相手にロングカウンターを許さない対カウンターの準備が出来ているか

どのように相手を押し込んでいくか

どのようにボールをキープし繋いでいくか

選手の特性がチーム戦術にマッチしているか、適正な配置、起用が出来ているか

相手のフォーメーション、戦術に対する対策、対策の対策を準備しているか

相手に応じた選手起用が出来ているか、相手の不得意な選手をマッチさせているか、相手の得意な選手をマッチさせていないか


強いチームは自軍の強みを押し付けられるが弱いチームはそれができない

自軍の強みを押し付ける、自軍の弱みを突かれない

敵軍の強みを潰せる、敵軍の弱みを突ける

それぞれ強みと弱みがあるが弱いチームは強みを生かしきることは難しい、だから相手の弱みを突くというのは弱いチームの対策、プラスそこに自軍の強みを集中的に押し付けられればより良い

明確な自軍の弱みを相手は必ずついてくる、それをどう対策するのかも弱いチームは重要、フォーメーションの変更、起用の変更、ポジションの可変や周囲のサポートなど相手のプランを逆手に取るように罠を作っておくなどそういう策がなければ単純に力の強いチームが弱いチームの弱みを突いて潰しきることになる

弱いチームこそ策の重要性が高い、策は準備であり知恵と時間で作ることが出来る

ジュビロはそれすらできていない

ハッキリ言って末期

これで優勝?





2024年10月18日金曜日

3バック3ボランチ

4バック2ボランチではボランチ脇が手薄でSBが釣り出されてCB脇を突かれる

3バック3ボランチだとボランチ脇が狭くWBがサイドを埋めることで5レーンに配置出来る為隙が少ない、WBの縦の動きで5バック、中盤5枚3トップと中盤以降の守備面の堅さを攻撃時の幅の広さの両方を活かすことが出来る

ジュビロは中央に適性のある選手が多くサイドに適性のある選手が少ない、その為サイド2枚の4バックより中央に寄せた3バック3ボランチの方が中央を堅くすることができるのとサイド適正の無い選手を無理にサイドに置いたり少ない人数で配置せずに強みである中央に固めて守備面での薄さを解消して安定した守備を構築する

3ボランチだと相手の中央2枚に対して幅が出来るのでWBへの繋ぎ、サイドチェンジが容易になる、中盤で5枚並べられるとWBが両サイドで幅を取った位置で相手中盤ラインの背後へ送り込める位置を取れる事と、両サイドを中央から切り離すことが出来ればサイドを使わずに中央からラインの背後にボールを縦に送り込める

相手中盤4枚ならば3ボランチ+2WBの5枚で幅を取りサイドチェンジでスライドを強制してオープンサイドのWBを上げて背後を取りやすい、背後を取られないように両サイドのWBにマークを付ければSHが中央のCH/DHから切り離され3ボランチから直接縦にボールを付けることが出来る

3バック+3ボランチ+2WBの構成なら中央の堅さ、サイドの幅のどちらも両立でき攻守に利点がある、より守備的にするならWBを下げるだけでよいが下げ過ぎるとサイドで持たれてマークなしでクロスを入れられやすいのでやはり中盤の位置で相手にマークすることで蹴らせない守備が最善手ではある、抜かれたとしても3ボランチ3バックで縦に並んでいるので中に切り込めずに縦に走らされることになるのでWBは並走してマークを解かなければよい

4バック2ボランチは攻守でそれほどバランスが良いとは思えない、特にトランジッションに対する弱さがある、後ろに4枚いることでロングボールに対する安定性はあるが2ボランチで中央だけを守っているので脇が甘くトランジッションでボールを取り切れない、攻撃時にSBが上がって行くので2CBが残ることで1トップに対しては機能するが2トップに対して対峙してしまうので中央のコースがない

3バック3ボランチ2WBだと1トップ2トップに対してコースを持てる上にWBがいるのでサイドの高い位置で受けることが出来るのが大きい、4バック2ボランチでは後ろが2CBでWBもそれ程高い位置を取ることが出来ず、ボランチに幅がないのでCBからSBの距離が長くなってしまうとインターセプトされやすくなり、逆にSBを下げると距離は近いが有効な位置にSBを置くことが出来ない

ビルドアップ時にSBが大きく上がらなければならない事でトランジッション時に大きな不利を抱えることになるのも欠点、2CB2ボランチで中央だけしか守れずハーフへの守りが手薄でありやはりSBの位置を高くできないという場合が多くなる

手堅いビルドアップと攻撃時の幅と高さを使うには3バック3ボランチ2WBの形が良く1トップ2トップに対してゲートを無視してゲート外を使って前に進めるので効率が良い

WBがワイドに居ることでゲート外を意識させることができ、ボランチが3枚いることで中央のゲートを通しやすい、5枚いることでサイドチェンジで両ワイドを自由に使える、中3枚なのでコースが空けば縦パスを入れる、ドリブルで進むという選択肢が生まれることで相手中盤ラインに対して数の有利から選択肢を得られ、選択肢が生まれることで相手の守備の動きを封じることが出来る
WBが相手ラインの両ワイドにいることでラインを抜けやすくなり、マークが付くならハーフ中央が薄くなるので3ボランチが動きやすくなる

トップ下がラインの背後で受ける態勢をとり3ボランチからの縦パスを受ける、3ボランチは幅があるのでトップ下への角度があるのでWBが相手SHを釣り出すことで3ボランチの幅を活かした角度のある縦パスを受けやすくなる、SHがそれを嫌がるなら中央を締めてトップ下へのコースを完全に消すが、逆にWBがフリーになって突破しやすくなる

3ボランチに対して3枚対峙する配置を組んだとしても3バックの左右からWBへ入るコースを作ることが出来るのでビルドアップを止めることは難しい

WBとトップ下がいることでWBの幅、トップ下の中央の受ける位置を設定しつつ、3ボランチ左右がハーフスペースを持ち上がることで攻撃参加、ボールキープ、ライン裏への縦パスと繋ぎと攻守の軸になる、3バックの左右CBはボールの逃がし所、WBへの迂回ルート、トップ下への縦パスを刺すなど支援的なプレーが出来る

ボランチの数が多いので種類の違う組み合わせを試すことができ選手の特性を生かしやすくなる、人数が少ないと特性の組み合わせは限定的になる、人数が少ないので外れの組み合わせを組むことが出来ず、多様性がない、人数を増やすことで特性の違いを組み合わせて異なる戦術を平行して組み込むことが出来る

まずは3枚の安定性を活かした守備、WBトップ下を絡めた幅と深さを使った攻撃の厚みを作りやすい、中盤での安定性を活かしたポゼッションで有利な展開でゲームを作る

WBは縦の動きだけでなくオープンサイドなら中に入ることでトップ下2枚になれば3-4-2-1、3-4-3の形にもなるので前線の枚数不足を補う事が出来る
ボールサイドのWBが引いてサイドの守備をしながら逆サイドは中に入って中央を固めるなど幅を埋めるだけでなく中央の支援に入ることでバリエーションのある形で攻守に機能できる

2024年10月10日木曜日

3-5-2(3-3-2-1-1)

______FW______
______ST______
WB__________WB
__DH__DH__DH__
__LB__CB__RB__

左右DHかRBLBのどちらかはWBの背後を守る為に強度と速度のある選手を置く必要がある、戦術や相手にもよるのでCBタイプとSBタイプを前後で入れ替えるのもあり、ハイラインにするなら後ろにSBタイプを置いて広いエリアをカバーできるようにするか、ラインを低くするならCBを後ろに置き、SBを中盤に置いて前からサイド対応する

STはスタミナがありゲームを組み立てられるトップ下を置く

WBは高い位置を維持して攻撃的配置、WBの背後は左右DHとRBLBで対処
相手のトップの数に応じてDHn枚数を下げて+1にして数的優位を常に作る

縦並びの2トップでSTが下がって中盤に参加することで中盤の人数を増やすことも可能
DHが下がる分STも下がって中盤の数を出来るだけ維持する

中盤5枚でラインを作りショートパス、縦パスを通さない

前線2枚が縦並びでショートパスのサイドチェンジを通さない

中央のスペースに入ってきた相手はST+2WBで追い込んでDH3枚が受け止めてボール奪取

FWは裏抜けメインで相手のラインを誘導する囮と主軸、STが守備の背後に消えて影としてFWに強いマークが行く時にオプションとして動く

WBは前後の動きではなく前への動きと中への動きで中盤から前線にかけて動いていく
出来るだけ中盤5人ラインで止まるようにラインを維持しつつ前線2枚のワンサイドカットで追い込んだら中への動きに変化して中盤をボックス化してプレス範囲を作るように変化する

攻撃はFWST2WBの4枚がメインだがDHの押上げで中央を押すことも可能、遅攻ではDHの押上げは必要、基本はFWST2WBの速攻

前線2枚が中央で常にゴールを狙い相手CBとDHについてコントロールさせない、これにより相手はボールをSBに持たせる場面が多くなりSBとGKで組み立てなければならない、するとGKとSBの距離を保つためにSBは低い位置を取らなければならずSBが攻撃の為に高い位置を取ることが出来ない、SBを高い位置に置く場合は相手DHが下がってCBを広げるかCBの脇にDHが降りるかしてSBを高い位置に保つ必要がある、DHが下がると中央のコントロールが無くなるのでビルドアップをすることができない、中央のコントロールを取り戻そうとすればIHなど2列目をさらに下げなければならず前線の人数を減らすことになる

STは相手ラインにあるスペースに入って楔を受けることでレイオフの散らし、ワンツーで味方の突破サポート、ターンからの攻撃、と中央、ハーフでボールに関わりWBやDHの押上げをサポート、ターンからFWへの縦パスでアシスト、受ける振りでスルーしてFWへの縦パスサポートなどボールに絡むプレーで味方全体の攻撃時のコントロールをする

WBは攻撃の軸でもあり守備時でもワイドでラインを組むか中でボックスを組むかポジションが重要なので攻守に重要な役、動的な役割

DHは中央の守備メインだが遅攻時の押上げ、ビルドアップ、ポゼッションの基盤になるので静的ではあるが攻守の要

3バックは最後方で守備メイン、だがビルドアップ時はDHと組んでポゼッションする必要がある

フォーメーション選考と現代サッカーの潮流

Jリーグでは切り替えの早さが非常に重要になっている

攻撃から守備への変化

サイドチェンジ

裏への攻撃


これらにどう対処していくべきなのか

考え方はいくつもあるがどういう選択をしていけるのか


1.足の速さを活かす

2.ボールを動かす

3.密集して遅くする


まずジュビロは機動性がない、現代サッカーについていけない

中盤の人数の多いフォーメーションを取りがちだが、切り替えが早いサッカーではボールの方が早いので全体的に散らばった状態の方が迎え撃つことがやりやすい

攻守交代が多くなると中盤に人数がいても切り替えに追いつかずに前線にも守備ラインにも参加できずに中盤でウロウロしてボールに絡むことのできない状態になり戦力にならなくなる

となると前線の人数を増やし、守備ラインの人数を増やし、中盤の人数を減らして予め早い展開に合わせられるような配置を取っておく必要がある

4バックでもSBを守備的な構成にしてSBの裏を取られるような形にはせず、後方からロングボールを飛ばすか、相手の中盤が少ない場合のみ中盤のスペースを使ったビルドで繋ぐかする

5バックでは後ろに重たすぎるがWBの移動が展開に追いつかないとこれも孤立して戦力にならず3バックで対処しなければならなくなる、それならば守備的4バックで対処して1枚を前線に上げて攻撃力を上げた方がワンチャンある

もしくはWBは守備的配置で引く位置でプレーするが両翼張ることでサイドからの早い展開をする、というのも一つ、WBから前線に速く入れることで相手の背後や逆サイドを狙っていく、WBが無駄に上がる必要が無いので3バックの脇を空けずに済む、相手が4バックサイド2枚の場合でもWBが低い位置を取ればSHを抑えやすいのでSHとSBの中間で挟まれて孤立するよりはまだ良い

4バックか5バックかは相手のFWの枚数にもよるが早い展開を考えると予め枚数を置いた方が良く、場面により少なくする、という方が少な目において足すよりかはリスクが低くより守備的ではある

相手のあることなので自分達の置きたい枚数と実際に相手に対応する枚数は異なるので枚数不利、同数は避けるようにしなければならない

気を付けるのは前線と守備ラインの枚数を増やすと中盤が少なくなり、中盤サイドのスペースが空くとそこから長いボールを入れられやすくなるのでサイドは前から抑えた方がより安全ではある

中央を固め過ぎてもサイドが空いてフリーで正確なボールを蹴られると枠シュートや有利な位置でセットプレーを取られやすいのでやはり自陣内では相手に必ずマークが付いて正確に蹴らせない、というスタイルは取るべきではある

4-2-3-1の中盤フラットにして4-5-1にして中盤5人ラインを作ってパスを通させないという考え方もできるが、相手がショートパスにこだわってポゼッションする場合には有効だがロングボールを入れてくる場合には前に枚数が足りない

中盤5人ラインだと縦パスを入れにくい、サイドチェンジしにくい、とビルドアップからの崩しをかなり防ぐことが出来るのでとりあえず5枚並べて最小限スライドで体力温存というのもあり、中盤4枚でスライドし続けるより体力消費も少なく相手の攻め口を塞ぐには悪くない方法、2-3で縦ギャップを作ったりすると中央でボックスにしたりするには良いがサイドががら空きになるので中央は堅いが汎用性が低くなる

中盤が多くなり過ぎると前線1トップで人が少なく攻撃の際に時間がかかってしまう、切り替えの早いリーグなので出来る限り短時間、短距離で相手のゴールに迫るというのが理想的ではある、その為にも前線に人数を置いて受け手を増やすのはあり


2024年10月8日火曜日

ロングボール戦術

「純粋な」ロングボール戦術ってのはそれ程ないと思う
ロングボールは手段の一つであり、相手がそれに対応しようとすれば別の戦術を使って回避する
戦術が分かっていないと戦術ジャンケンすらできないからどこに相手を引きつけてかわすか、ってのすらできない

ジュビロのロングボールはセンターからワイドへの広角ばかりなのがちょっと問題点
ロングボールを蹴った直後に動かないのがロングボール戦術の意味を無くしているのもある
ロングボールにはいくつかの意図がありそれを使い分けないと全く意味がない



守備的 1 ⇔ 2 ⇔ 3 ⇔ 4 攻撃的

1.相手ラインの後退
自陣に押し込まれる場面が多いと失地回復が非常に難しくなる、それを避ける為にワイドにボールを蹴って敵陣内深くでサイドアウトを狙い全体のラインを相手陣内まで一気に押し上げる、敵陣内で相手はスローインしなければならないのでフィールドプレイヤーが一人少なくワンサイドに寄るので逆サイドが空きやすくなる
悪い使い方は敵陣内の浅い位置のサイドアウトや、深い位置でサイドアウトしてもラインを上げずに棒立ちして相手はSBとCBだけ残ってスローインして再開してしまう状態、失地回復=自陣に閉じ込められた状態を解消し敵陣内でのプレーを強制的に発動することでピンチをチャンスに変える、もしサイドの深い位置で受けられればそこから攻撃に行けるし無理に止めようとしてFKやPKを得たりCKを得たりセットプレーのオプションが得られやすいので足の遅いジュビロでもセットプレーなら得点チャンスが得られやすい、「こちらのラインを上げる」という部分が伴っていないと失敗しやすい

2.オープン展開に持ち込む
現代サッカーでは局面の限定と局面に戦力を最大限投入する「局所有利」を作り出す戦術が強い、その為にライン間が非常に狭くショートパスを繋いでかわす場合に1回のトラップすら許されない距離に相手がいる、このような状態を解消する為に敵陣に大きくボールを入れて最終ラインを下げさせ、相手がロングボールを入れてくるならそれも大きく蹴り返し強制的にラインを下げさせることで中盤以前のライン間を押し広げてプレッシャーのかかるエリアを徐々に小さくする、「相手のプレス領域を減らす、下げる」という意図であり、自軍ポゼッションの安定性を上げる為に使う、相手が下がるまでしつこく放り込みラインを下げさせることで中盤以前のプレスを減らす、同時にこちらのラインを上げて安全領域を広げ中盤での回収率を上げることでポゼッションを上げる、ポゼッションを上げる、ショートパスが入るスペースを作る意味でも「先に」ロングボール投入によってポゼッションやショートパスが通る環境を作り出す

3.サイド寄せ、オープンサイド攻撃
SBWBから逆サイドへの対角パスを入れることでボールサイドへの相手の誘導と逆サイドのオープン化、オープン後にサイドチェンジすることで攻撃に転じる基点を作る、SBWBがしっかりワイドに寄せて相手の全体をボールサイドに寄せるようにおびき出す必要がある、相手のスライドが甘く広く守っている状態だと失敗しやすい、ボールサイドへ全体を寄せておびき出してから対角パスのサイドチェンジでオープンサイド展開、攻撃へ転ずる、ボールサイドは前後に広く使って良い、中途半端に中央抜こうとしたりせずボールサイドで抜こうという姿勢を見せて食いつかせる必要がある、それを対処しようと寄せてきた背後を取る、ということ

4.背後への速攻
相手の守備ラインが高い=ハイライン守備の場合、背後に広大なスペースがありこちらのFWにスピードのある選手を配置しておけばワンチャンGKとの1対1が狙える、そうでなくてもCBとの1対1をかわせばGK1対1など押し込んで狭いエリアでプレーするのではなくスペースのある広い場面でプレーできるのでFWの選択肢が増えることでFWが有利な形で攻めることが出来る
ただしCBやGKから直接縦に放り込んでしまうとFWはCBと対峙してしまうので出来ればワイドに開いたSBからのアーリークロスに対してFWがダイアゴナルに走ることで死角であるCBの背後に走り込んだりGKがボールに向かっている状態で死角にFWが走り込めると得点チャンスがより高くなる、「ワイドから逆ハーフ背後への対角パス+ダイアゴナル侵入」の両方を噛み合わせて行く必要がある、FWがニアに入る囮になるならシャドー、SHなど逆サイドの選手が死角から斜めに侵入する

ロングボールは攻撃でも守備でも使える戦術、ただ使い方や準備がしっかりされていないとただ前に蹴ってすぐ戻ってくる、という状況になる、ロングボールは馬鹿が使っても意味がない、どんな戦術でもキチンと使い方を理解していないければゴミと一緒
戦術は道具であり良いも悪いもない、使い方次第、だからロングボールがつまらんとか面白くないとか誰でもできるとか言ってる奴はそもそも使い方すら理解していない
使い方が間違っているから面白くないだけの話し
使い方すらわからないのなら何やったってダメに決まってる
それはポゼッションでも同じ、ポゼッションがショートパスとか勘違いしてる勢はいつまで経ってもポゼッション率すら上がらない、そもそもボール奪取出来なければポゼッション率は上がらないのにパサー揃えて並べてずっとブロック守備してミス待ちしてるだけ、それでポゼッション率上がるとでも?
パス本数とかパス成功率とかデータだけでは意味がない、そこに文脈、コンテキストが無ければただの数字
場面、局面がデータと一緒にならないとどういう場面だからどう動いた、どうパスした、という意味や解釈が発生しない、
ポゼッション率と勝率が比例しないのは当たり前、データという数字だけ見ても無意味
そもそもポゼッションやショートパスを通そうと思ったらそれこそロングボールを使って環境を作らないと簡単に通らないということ、特に「走ってポジションを作る」ということをしないジュビロならなおさら、ポゼッションやショートパスに必要なのは受けられるポジションに移動すること、それをしない、できないのであればそもそもポゼッション、ショートパスでゲームを作ることが出来ない、何故ならポゼッション、ショートパスをやる相手には前からプレッシャーをかけて封じることができるから、相手の対策に対して対策を持てないのがジュビロ、だからやりたい事が全くできない、戦術ジャンケンは指揮官の必須能力、それがないのだからそもそも指揮しても失敗しかしない

指揮官に必要な能力、プレーを見てどこに穴があるか、どう塞ぐべきか、どう突くべきか、そういう部分が見えないと指揮は出来ない、対応できないのだから負ける

2024年10月7日月曜日

広島戦

ミラー勝負にして広島の土俵で戦った -3点
相手WBを抑えられなかった -1点
サイド1枚に攻撃だけの松原とバランス型の植村 -1点
マンツーマン、1対1にこだわり局面負けする -1点
今更3バック -1点
相手のフォーメーションの弱点、ストロングを潰す、ウィークを攻めるができない -1点
知識がない -1点
アイデアがない -1点
対策がない -1点
変化を恐れる -1点
できることしかしない -1点
試合の流れが理解できない -1点
選手の状態を理解できない -1点
交代のタイミング、質、量をコントロールできない -1点



まず広島の3-4-2-1に対してマンツーマンでミラーで「対策」したと思っているのが相当ヤバい
これは対策ではなくて「相手の土俵で戦う」だけ
相手のミラーっていうのか相手が得意としている戦いに合わせているわけで、相手はどういう風に戦えばよいか、長所も短所も分かっている
ミラーマッチで対策、と考えているなら浅はか過ぎる
「首位チームのフォーメーションに合わせる」ということがどういう意味なのか分かっているんだろうか
ミラーは対策にはならない、特に上位チームは自分達の事はよく理解している
対策の対策も準備しているのが当たり前
ミラー1対1は「首位チームに真っ向勝負」って意味でしかない
普通に力負けするのが「大前提」
これで「対策は考えました」とか片腹痛い
むしろ無策を露呈したに過ぎない
まぁ無策なのはいつもの事なんだが

既にどんな批判をしても遅い
去年の最終盤に全く勝ち取れずに自力昇格できなかった時点でわかってんだよね
それを最優秀監督賞とかもらって騙されてさ
ホント緩いチームだよ、、
そりゃ沼に嵌って弱くなるわけだよ
他のチームはどんどん進化してんのにね
何十年遅れたと思ってんだろうね
日本が30年停滞したのと同じ
その間に世界はどんどん進んで日本が底辺国になったのと同じ
「現状維持」は負けフラグなんだよ
この監督まさにそれだろ
ヤバい状況にならないと動かない、様子見して危険信号無視
危険信号が理解できてない時点で何やっても何もできないタイプ決定なんだよ
試合見てるだけで何が起こってるのか理解できてないんだから文盲の読書家みたいなもんだよ
一番監督にしてはダメなタイプを連れて来てんだから藤田SDも見る目がない
実績重視で連れてこないと駄目だよ
名波が良かったのはきちんと知識があり4バック3バック両方やった上で3バックを選んでカウンターメインにして6位まで行ったこと
キチンと実績作った時点で近年の監督で一番あたりは名波以外にいない
確かに名波も集めた選手も同質ばっかりとか起用ポジがおかしかったりとか迷走はしたけど結果はきちんと残している
それに比べるとJ2優勝、自力昇格なし、降格圏に落ちる手前で6ポイント全ロスト残り試合上位中位で勝ち点望めない消化試合で「まだ諦めていません」とかお笑いにもならない
よくもここまでの酷い成績で辞めたいというどころか首になるまでずっと居続けるくらいの感じだもんな
考えられんわ


26分のシュート打たれているシーン
迎撃型の守備の為に少ない守備ラインの人数が更に少なくなり穴だらけ
中盤や逆サイドの守備が寄せるとかそういうのがない
広島は連携でCBの飛び出したスペースに侵入
ジュビロは「局面以外は俺知らん」というプレースタイルで「ボールが来てから用意する」という始末
川島が止めてその後ポストで助かったがこのシュートシーン自体が完全に崩されてる典型なので失点は時間の問題だった
そういうのを理解できない監督で失点してないからラッキー的に放置している
バケツに空いた穴は小さいうちに塞がないといけないし、そもそもその小さい穴が空かないようにする
ジュビロはずっと放置、だから勝てるわけがない
多分カウンターでやられていると思うが被ポゼッション時のスプリントが少ないチームなのでDFがラインを維持してリトリートしている間に中盤がスプリントで下がって挟み撃ちにしてボール奪うということが全くできない
逆サイドも同じでボールがないから歩いて放置
本当にボールの局面しか見てないし動かない
だから連携もできない
普段の練習から狭い範囲でしかプレーしないし狭い戦い方しかやってないんだろう
局面の1対1のみ
多対1を作って優位にするとか、ポジション変えて高さの差、速さの差、上手さの差を作って1対1で勝つとかとにかく工夫しない
脳死脳筋無策サッカーの極み

テクニック重視だとフィジカル激弱しか集めないし、フィジカル重視だと無策脳筋監督だしどうしたらまともなチームに戻るんだ???

2024年10月6日日曜日

2024 第32節 H広島戦

ジュビロ 18位 35P 8勝8分15負-15(36-51)
広島 1位 62P 17勝11分4負+31(63-32)

スタメン
川島、松原、槙人、海音、高畑、リカルド、レオ、クルークス、中村、植村、ジャーメイン
サブ
三浦、西久保、山田、松本、ブルーノ、渡邉、マテウス

今日は1トップ構成で後ろに槙人、海音、リカルドと3枚のCBなので3バックを仕込んで来たのか、するとWBに松原と植村、ボランチにレオ、中村、インサイドに高畑とクルークス、トップにジャーメインを置いた形で3-4-2-1のミラーなのか
ミラーで1対1メインで勝てるのか?連携で切り崩されそうな感じもする、さてどうなるか、、

広島の圧倒的攻撃力にミラーじゃ意味ないだろ、、自分の実力を見せつけたいの?逆に虐殺されるのがオチだろ、、なぜミラーを選んだのか、、
ミラーじゃ対策にならないだろ、、ミラーなら広島が自分達の得意な形で出来るんだから全く意味ないよ。1対1だけじゃなく連携の差まであるんだから底を分断して多対1で戦うように仕向けなくちゃ対策にならんよ。ホント浅い、、相手の土俵で戦う時点で相手の得意が炸裂するだけ


前半
クルークスがポケット侵入しロングボールを受ける動きだが受けられず
レオジャーメインで中盤跳ね返すがその後中村の足が相手に入りファール、FKは川辺
ファーに入って落としたボールをボレー、レオが壁になってCKに
CK川辺、跳ね返してCK2回目、レオがクリア、クルークスのスプリントでGKに正確に蹴らせない
松原がスクリーンになって川辺からボールを保持、ファールをもらう
中村がサイドに寄せて2対1で奪いに
クルークスがPAに入るタイミングでDFにぶつかるがノーファール
ジャーメインが中盤に下がり強度を活かしたポスト、クルークスが早さを活かして前に出る、という動きが効いている感じ
クルークスのスプリントのプレッシャーから相手のロストを狙う
試合展開が早過ぎて追いつかない、このペースだとかなり早く体力切れになりそう、足攣る選手も出てくるだろうな
ペースダウンせずに広島のペースに付き合うとなると交代の采配早めに入れて行かないと後半途中でいきなり出されても対応できない可能性もある
クルークスのファール、しかしショルダーじゃないの?クルークスも納得してないようす、首位の笛か?
ジャーメインへの当たりも結構強め、1対1でやってると広島に勝てない可能性あり
リカルドの読みいいね、相手の中への動きを予測して右サイドに寄せて前目に出て防ぐ
高畑はちょっと読みとか連動、連携に難ありか?まだ経験不足の部分が大きいのか
広島は狭い場所でのレイオフ、ワンタッチでの連携が上手くて速い、ジュビロはゴール前封鎖してるがシュートまで行かれてる
WBの対決で松原が倒される
高畑のクロスにレオゴメスがPA内に入ってきたが枠にはいかず
チャンスに前に出てフィニッシュに絡んでいくの良し
カウンター、クルークスが持ち上がりポケットからクロスにジャーメイン
しかし川辺がマークして防いだ
ジャーメインのポストに高畑が拾ってクルークスのシュート
しかし枠を逸れてしまう、惜しい
高畑が被る位置に入って来たのでコースが厳しかったか
中村後ろでのコントロールだけでなくサイド展開後に前に移動して前で受ける形、素早い動き
松原がかわされレオがカバーに行ったのがファール
槙人からジャーメインへの縦パスは主審に当たる
右クルークスがキープして高畑が中央からサイド展開オーバーラップ
クロスは抜ける
植村と槙人で2対1で封じる
リカルドクリアするが短い
リカルドのスライディングがファール、サイドライン一杯の位置
高畑ジャーメインがカウンターに押上げ
広島急がずキープ
リカルドサイドまで飛び出して守備
広島はとにかくワンタッチ、レイオフで狭い場所でも崩す、連携が物凄い
広島シュートはバー、しかしもうここまで来ている、次来たら先制される
広島の攻略速度はかなり早い
松原の裏、リカルドが飛び出すのを理解してリカルドと槙人の間のスペースを狙ってきている感じ、ボランチの位置を下げてスペース埋めるとか高畑を下げるとかしないとまずい
レオと中村の位置をを変えるとかしてレオを左に入って下がる守備をしないと左のスペースを埋められない
対人に強いレオが釣り出されててるのは広島の戦術
広島は松原と高畑のラインを狙って奪いに来ている感じか
リカルドボール守ろうとしたが触ってゴールライン割ったと判定されCKに
レオが弾いてカウンター
しかしセンターサークル付近でつかまる
ジャーメイン1対2で挟まれるがファールでジュビロのFK
放り込んだ後のパスをインターセプトしようと狙った?
パスミス、インターセプトされて自陣に押し込まれる
コースを切る守備出来てる、3枚で防ぐ
クリアは出来ているがその後のライン上げまで行かず自陣から抜け出せない
リカルドのところ早めに手当しないとまずいぞ
確実に松原の背後ついてリカルドがずっとそこカバーしてるから結局中は槙人と海音の2枚にされる
ホント横内監督自分達の狙われている部分への手当がかなり遅い、基本破られたら対策って程度で先手で小さい穴を防ぐってことは絶対しない、だから失点する
小さい穴ってのは危険信号なんだよ、小さいうちに防ぐのは上手い監督、穴が大きくなってどうしようもなくなってからどうしようか考えるのは三流
レオが競った時にファール、イエロー
審判確実に広島寄りだな
広島のCK、中央に放り込まれてクリアしきれずに失点
前半終了まで5分はあるが先に失点
海音がクリアで蹴ったがそこに足を出されての失点
押し込まれてCK献上してしまってるからいつかはそうなるわな
クルークスへのファールは酷いな、イエロー
クルークス大丈夫か?
クルークスと高畑が活躍したのが前半でも前の方だけ
AT+2
ジュビロは奪って速攻、前3枚が3バックと1対1で抜ければ、、という攻撃
しかし守備の枚数が足りてないので押し込まれやすい
押し込まれればセットプレーの機会が多くなる、結果シュートされる可能性が多くなり失点につながる
クルークスとレオで右サイドを上がってクロス、ジャーメインが中央、高畑がファーに滑り込んだが入らず


後半
フリーのボールにジャーメインだけ走って全体のライン動かず、こういう部分なんだよね、せっかく前向きにボールがフリーなんだから全体ライン上げろっての
クルークスのファール
クルークスが前線でスプリントして広島の早い展開を防ぐが先制しているから広島は急がなくても良い
しかしジュビロとしては前向きに動けることが大事
ジャーメインへのファールがあったが継続、CKゲット
広島は長身が揃っているのでジュビロの高さを活かしきれない
しかし西久保やマテウスを入れてないので高さ勝負していない感じもある
ショートコーナーからファーのリカルドの落としから松原のシュートで追いついた!
1-1
同点に追いついたことで一旦負けは無くなったが広島は既に崩し方やセットプレーの有利もあるのでまだまだ攻め続けてくる
広島のFKは抜けてGKに
同点になった今のタイミングでこそ西久保入れたりとか得点獲りに行く姿勢みせようよ
広島の攻めが少し稚拙になったか、ジュビロの方がゆっくり繋いで攻撃展開
広島は中央攻撃
レオ別にファールしてないのでは?
ジャーメインが遅れて競ってファールに
クルークスのサイド突破、中村からのボールにジャーメイン、しかしミートできず
ジュビロ5-4-1気味の並びで対応してる感じか
サイドの枚数増やしてWBの裏突かれるのを事前に対応している感じ
WBの裏に入れようとする出し手に対してサイド展開して守備することでWBが前に出ず受け手がWBの裏に入ろうとしても出し手に対峙していることで出し手受け手の量対応に近い形なのでサイドを先手で消す形に持って行っている
ラインが広くなってハーフコートまで広がっている
広島の中央攻撃から繋げてサイドで2次攻撃してく形でボールを横から入れられてピンチ
ワンタッチで失点のシーン
駄目だった時のサブプラン展開が早い、それだけプランが練られていて全員が深く共有されている

徐々にオープン気味の展開、こういうタイミングこそ攻勢に行かないと、攻撃の駒投入しろよ

やはりずっと左サイドの松原とリカルドの間狙われるな

ジャーメイン、レオの回収からクルークスの持ち上がり、しかし止められる
槙人止めに入るがこぼれに川島飛び込んで抑える

2枚替え
渡邉イン クルークスアウト
西久保イン 槙人アウト

4バックに戻していく感じ?
それとも植村が中に入って西久保がWBに入る?
植村はWBのまま
海音が中央で西久保がRBに
西久保のロングボール精度いいじゃん
広島はWBをアウトサイドに張らせているので揺さぶりが大きい
広島CK
こぼれを拾われてサイドから入れられるがファーポストにかすってそれる
こぼれに対しての寄せがないなぁ、、ボールウォッチャーになってる
守備だとレオとか反応が良いけど攻めてる前だとウォッチャー
川島ファーのクロスからのヘディングを弾き出し
広島CK、クリア
広島ファール
セカンド争いで渡邉にファール、敵陣FK、高畑植村中村が準備
中村が浮かせて入れる
川島に戻してもう一度ジャーメインに
カウンターを受けるがギリギリ回避
広島の「人もボールも動く」サッカーにマークを外されてる
前後左右裏表に動かれて失点
全体が一定の距離を持ちながら有機的に動いているのが広島
1対1のマークを分析されてスペース作る動きに対してマンマークで動いてるからスペースに入られていい形作られてる

ブルーノイン 高畑アウト
マテウスイン 中村アウト

残り10分の交代、ホント流れの良いタイミングで入れずに悪くなってから変えるっていうね、、

ブルーノサイド展開からCKゲット
マテウスジャーメイン、西久保、レオ、松原がいるのでクロスさえ入ればワンチャンある

ブルーノからニアのジャーメインに入ったがGK抑える
ミスマッチのWBに対してレオが出張って対応、CKを取られるが抑えたか
西久保跳ね返し
サイド2対2で守備してクリア
広島アウトサイドからポケットにパスが入るがレオが対応かき出し、CKに
ファーに抜けて川辺のボレー、壁で防ぐ
逆サイドへのボールはブルーノがクリア

広島CK、これもファー、拾ってニア、クリアしながら徐々に前に進むジュビロ
ジャーメインが競いながら敵陣に
広島はロングパス1本でジュビロ陣内に
サイドの攻防で広島は人数をかけて局面制圧

山田イン 植村アウト

スローインから逆サイド展開するが広島のカウンター
どうにか抑えてブルーノの持ち上がりからジャーメインへ繋ぐが広島のマークあり

AT+5
山田の持ち上がりで敵陣侵入、しかし中ではじき返される
シュートまで行かれるが枠の外、ラッキーだった

ゴール前かなり良いチャンスだったがGKが防いだ
山田の良いボールに西久保のヘディングだったがGKセーブ

結局采配だよ
相手の土俵に立った時点で駄目なんだよ、相手をどうやって土俵から引き摺り下ろすのかが策なんだよ、相手の土俵で真っ向勝負したら負けるに決まってんだろ、、

少年漫画じゃないんだからさ、、
ホント無駄な時間使ってるよ、、

2024年10月4日金曜日

対3-4-2-1

3-4-2-1は3バックとボックスを使う堅い守備

しかしサイドはWBとRBLBのみ

4-4-2なら2トップをRBLBと対峙、SBをWBと対峙させてSHを含めて相手のサイド2枚に対して3枚で優位を作る

CFを相手ボランチとCBとは対峙させずRBLBと1対1を作って強度差を作る

SBでWBを抑えて中間に配置するSHにボールを渡す

SHとCFでRBLBを攻略

逆サイドのCFSHSBを前線に上げて枚数を作る

ボランチCBSBの6枚で5トップを防ぎ4トップで攻撃
中央は使わず両サイドを使う

3バックのRBLBにCFSHの2枚で2対1を作って突破しニアにシュートかクロス、逆サイドのCFSH2枚がファー側からGKとDFの間に飛び込み

SHを守備に使わずにWBの背後を突くように4トップで配置
守備の6枚が完全に5トップを防いで4トップに放り込む
相手ボランチを避けるようにサイドに入れてCFSHの2枚で受けてサイドの深い位置で2対1で突破を狙う


3バック+WボランチはRBLBがサイドに離れるとWボランチ+CBの逆三角形になってサイドから中央に向かってのコースが空きやすい
RBLBをサイドに引きはなすことで機能させずRBLBとCBとの中間のスペースを狙うことでニア攻略しやすくなる
逆サイドも同じでRBLBに対してCFSHの2枚で中と外を挟むことでどちらも防ぐことが出来ない
もしくは前後に位置しても同じように両方を同時に防ぐことは不可能

CFを中央でなくサイド側に寄せてSHを組ませることでボランチとCBに挟まれずに済む上にRBLBと2対1の優位を作ることで先手を取れる

両サイドで2対1を同時に作ることで3バック脇とCB脇を狙う
3バックに4トップを当てることで前からの守備、ショートカウンター狙いもできるし
中央のボックスを回避して攻撃することで中央からカウンターされる最悪のケースを回避できる

WBを引いた場合はSBを上げて3対2を作りサイドの優位を継続する


0トップ4-4-2

__WG______WG__
____CF__CF____
____DH__DH____
_SB_CB__CB_SB_

ジャーメインとマテウスのCFをやや下げの位置に置いてボランチとボックスを作る
体格と強度のあるボックスを作ることで中央の制圧力を上げる
サイドアタッカーを最前線に上げて中盤カット、相手のWBの裏、3バックの脇にどんどんボールを入れて攻撃
サイドアタッカーが高い位置にいてマイナスのクロスを上げるのでCFが低い位置でも問題ない
CFの高さがあり相手CBと競わずにボランチと競うので高さと強度で勝つ
最初から3バックを無視して一つ後ろの位置、相手ボランチにCFの高さと強度を当てることで質的に勝る
CBに対しては左右のスペースとサイドアタッカーの速度、俊敏性を活かした質の差で勝つ
サイドからPA内に侵入したりクロスを上げる
3-4-2-1に対して4バック+ボックスで対抗し、サイドアタッカー2枚+2CFでサイドの薄い部分とボランチとの差で優位を掴む
3-4-2-1はサイド1枚なので4バック+WGの2枚相手だと背後を取られるので簡単に攻撃参加できなくなる

相手WBが下がった場合はSBを上げてWGを中に入れて3バックに4トップを当てて人数差を作り出す、SBからのボールを止めるには相手WBは下がった位置ではなく前に出て捕まえないとならないので3バックに対して4トップを押し当てことで中央突破を狙う

2024年9月30日月曜日

4-3-3フラット

___ジャ_マテ_渡邉___

___高畑_レオ_川﨑___

松原__リカ__ヒル__西久


中盤3人に攻撃的なSBを入れてサイド対応を3枚で行う

サイドで奪い切れば2列目3列目のどちらかのSBが攻撃に出る

3トップは中央、ハーフレーンでプレーしアウトサイドは2列目3列目に任せる

2列目サイドがアウトサイド展開して3列目SBがハーフレーンを前進して中盤をカバー

マテウスの左右にジャーメインと渡邉を置いてポストしたボールの回収を優先、背後狙いで縦に展開もしくは後ろに落としたものの回収

3トップを中央に密集、2列目サイドをアウトサイド展開、ハーフレーンに3列目からSBが突破で人数をかけた攻撃

もしくは3トップ中盤3枚が中央を堅く守りながらSBがアウトサイドを突破

3トップ左右がワイドに出れば2列目サイドが前に飛び出していく

2列目3列目サイドがどんどん前に攻撃に出ることでサイド展開サイド攻撃をして3トップが中央を打破する

3トップ+2列目3枚がスクラム、2列目が拾ってワイド展開、3列目ワイドがさらにアウトサイド展開するラグビー型のフォーメーションと戦術

3トップ+2列目3枚の6人が中央で堅いスクラムを組んでSBからボールを放り込み

6枚のソリッドなスクラムでがっちり奪ってまず中央突破を狙う

相手が中央を堅く守るなら2列目サイドがハーフレーン突破を狙うそこもスペースが泣ければワイドからのクロスを狙う

守備も前から、中央は3トップが固まって中央の縦パスを入れさせない、2列目両サイド3列目サイドが空いてのサイド展開に対応

まずとにかく中央攻撃で楔を中央にぶち込みつつ左右に開いてこじ開ける


守備形態

ワンサイド誘導後、両サイドが中に入ってボックス形成して中央を固めてサイドチェンジさせない、ボックスをサイドに押し付けてサイドで潰す

______マテ______

___ジャ____渡邉___

___高畑____川﨑___

______レオ______

松原__リカ__ヒル__西久

2024年9月29日日曜日

4-2-4、3-4-3ボックス、6-2-2ボックス

J1のメインストリームは3トップ3バックで2トップ4バックの4-4-2では受け切れない

3トップ3バックは5トップ5バックになるので攻守にメリハリがある布陣、しかしサイドであるWBは1人なのでオープン展開では戻り切れないか上がり切れないかのどちらかになる
4バックの利点はSHが前線にいることでサイド2枚を有効に使えばWBを無力化できるという点

しかしこの状態を生む為には遅攻ではダメでWBが戻れない、上がれないというタイミングを作る必要があるので速攻が相応しい、WBを無力化する為にオープン展開でボールを早く大きく動かす為の布陣が必要になる

しかし4-4-2のままでは5バックの左右の幅をカバーしきれない
得に4-4-2だと前線2トップであり3バックに対して枚数不利なのでWBを前に上げてしまう事になる、こうなるとWBは攻撃参加出来てしまうので不利

そこでSHを上げて4-2-4ブロックを組む、前線4枚で満たすことで3バックでは4枚のゲートの外側に出せないのでボランチが降りて4バックにするかWBが降りて5バックにするかロングボールを飛ばすかという選択肢になる
4バックの場合、4トップで同数なので正対していればまず簡単にショートパスを中盤に入れることはできない、中央はボランチ2枚が締めている状態なのでその脇、サイドを狙う必要がある

中央4トップ対3バックでは3バックは中央に縦パスを入れられないのでWBが下がって角度を作りサイドで運ぶ必要がある、そこでWBを下げさせつつボールサイドのSBとSHが中盤に集まり4-2-4から3-4-3ボックスに移行する、SBとSHが前後を挟み撃ち、ボランチが中から圧縮してWBを囲んで奪い取る、

2トップが相手のWボランチを背中で消し、SHがWBへのコースを消す、すると3トップの左右が下がらないとならないのでそこはボランチが付いて受けさせない、ボランチがレイオフで逃げるならSBが飛び出しとSHのプレスバックで挟み込む、ここで前に出されても2CBが残った1トップをマークしている、サイドにボールが出たら逆サイドのSBは3バックになって3トップの残りのマークをして飛び出しに対応する

4トップを迂回するには3バックから5バックにしなければ幅を使えないのでWBが下がり攻撃力が下がる、後ろから繋ごうとするチームでは数的不利、数的同数を避けないとボールを逃がせないので下がるしかない、これで簡単に自陣にボールを進ませないようにすることができる、迂回しようと下がったWB経由で前進しようとするならSBとボランチで相手の3トップの左右とボランチについて1対1、更にSHが下がって3対2を作りサイドでの数的優位を作る、SHが4トップにいることで相手を5バック化させ幅を作らせるがそこを使えば数的同数の中盤にSHがプレスバックで戻って3対2の数的同数にしてWBを無力化
しながら中盤ボールサイドでの数的有利を作って奪い切る

後ろで繋がない選択をした場合は3バックから無理やり前線にボールを蹴り込んで5トップでどうにか打開しようとするかもしれない、しかし4バックが中央を固めていれば5トップは両サイドのWBに入れるしかない、蹴り込んだとしてもサイドに蹴り込むことになる

5トップにはSBが左右のWBにつき、Wボランチが下がって中央を強化、SHがボランチ位置に下がってFWとボックスを作って相手ボランチを囲む6-2-2で5トップに数的有利を作り、中盤でもWボランチに2-2ボックスを作ってボールを取らせない

6バックがボールを取れれば人数の多い中央でキープしながらSBの攻撃参加で大きく持ち上がることができる、もしくはボランチに下がったSHが再びサイド展開してWBの背後、3バックの脇を突くように攻めることが出来る

ジャーメインのように中盤に降りてポストするというのをやるなら中盤のボックスをSHがボランチに降りるのではなくジャーメインが降りて足の速いSHが前に残るというのもあり、この辺りは速攻のやり方なので潰されないように強度のあるジャーメインが降りて繋ぎ早いSHが前に残るという構成でも良し

SHの人選は前に残って攻撃するなら軽量SHのブルーノ、クルークスを起用、逆に下がって守備もやるなら高畑、西久保を入れた方が良い、相手にもよるが背後を突きたい場合は軽量SHを使い、高さや強度で勝負したいならSBタイプを置くというのが良い
相手WBとの対峙も考えるとSBタイプを置いて1対1で勝つというのもあるし、SHSBで2対1になるので3バックの脇が空きやすいから軽量SHタイプを置いてWBの背後をどんどん使うというのもあり、どちらを使うのかは相手の人選やフォーメーションと運用次第、分析担当が見てどちらの方が効果的かを分析してくれればどちらを置いても良い

一番良くないのは「上手くいってるからこの選手」というげん担ぎレベルの精神論重視

選手の調子が良いというならそれはあり、その上で相手に対して戦術的にささる選手を起用する、というのもあり、理に適った起用はアリだが、そうではない流れに任せるだけの起用はお粗末過ぎる、何も見ていない、何も感じていないのならそもそも誰がやっても同じ、監督としての資質が無さ過ぎるのでそれ以前

サッカーの監督はチェスプレイヤーと同じ、理詰めで駒を動かせないならやるべきじゃない