ではJ2レベルの選手でJ1に昇格、挑んでいかなければならない状況ではどうするべきか
ここで重要なのが選手の質だけではなく「組織化」
つまり監督コーチが選手の連携を強固にできること、選手同士がシナジーのある組み合わせを作れること
個の質を上げるのはもちろん重要なのだがそれにも限度限界がある
そこで組織化が重要になる
守備でも攻撃でも組織化は必要になる
J2レベルの個の質とアイデア、では正直J1に対抗できない
J2レベルでも高度な組織化が出来ればチームが全体で統一された動きで連動するので高い連携が取れる
本来チームスポーツなので弱いチームほど組織化は重要になる
個の質で劣るチームほど一人に頼らず全員で動く必要がある
ジュビロは個の質が揃わないのでどれだけ組織としての戦いが出来るかどうかで勝敗が異なってくる
1v1にこだわらず2v1、3v1を確実に作り局面を数的有利で制圧することでゲーム全体を有利に運ぶ
その為にピッチ全体に対して数的有利を作りやすいフォーメーションとポジショニングが可能なスタミナのある選手が必要になる
個の質がテクニックだけだった時代からどんどん個の質は強度に変わってきている、体幹、スピード、スタミナといった要素の中のどれか一つでも秀でている選手を集めて集団化、組織化して相手にミスマッチと数的有利を強要し続ける
監督コーチに求められるのは選手の個性、どれか一つでも質の高さがあればそれを活かす為に他の選手の個性とのシナジー、相性、良い相互作用を組み合わせを作ることのできる能力
横内監督はそういう意味では1v1へのこだわりやシナジーより個の強さ、選手の固定化など組み合わせや相互作用を活かすという部分がなく個の質の高いジャーメインを使っていたが孤立して連動がないなど組織化の出来ない監督だった
攻撃的チームというスタンスを維持するとしても高度な組織化が必要であり、守備面での組織化の重要性はジュビロでは必須レベルなのだがそれを達成出来ていたのは2017ジュビロだけだった
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