オポジットとは「対向する」という意味。
361ワイドボックスの中盤の形はボックスだが、左右に切り分けるとCH
を頂点とした向かい合ったV字である。
__OH______OH__
____CH__CH____
__DH______DH__
左右のV字を一つの繋がりとして扱う。
左右それぞれのV字はボールポジションに応じて独立して動くか連動して動くかを選択できる。
ボールポジションが中央ならば連動して動き、左右にあれば独立して動く。
中央にある場合はOHDHが包囲を狭くしながらCHへと追い込み、ボールを奪う。
左右にある場合には左右のV字=トライアングルで囲んで奪う。
左右が独立して動いた場合の一つの形
______FW______
___________OH_
__OH____CH____
____CH____DH__
_DH_CB_CB_CB__
左サイドを攻められた場合、左のユニットが下がって4バックを形成。右のユニットは中央に寄せて4バックの前にボックスを作る。
攻撃時の変化として
OH____FW______
CH____OH______
____CH___DH___
DH_CB_CB_CB___
左サイドを縦に並んでサイドでボールを繋ぎ、右のユニットがそのまま中央にシフト。
433のように前からプレスしてくる相手に対してDHを下げて4バックを形成して3トップの対策をしながら、中央を3対3でイーブンにしながら、相手の弱点の中盤サイドを利用する為に攻撃サイドに縦に並べた形。
361ワイドボックスでDHをSBのように扱ってしまうと5バックになって3トップに対して枚数が余り中盤の優位性もなく前線が薄くなってしまい1トップが孤立してしまうことになる。
その為に3トップに対して⁺1の4バックにシフトしつつ、逆サイドを捨てて中央で逆サイドへ繋げないように阻止、攻撃サイドで⁺1を作って優位性を作る。
重要なのは左右同型ではなく、非対称で構わないのでボールサイドの守備で⁺1の優位性を作ることと、相手の弱点となるスペースに⁺1のポジションを確保する事。2CBに対して3トップ、3CBに対して4トップと攻撃時に局所的⁺1を作って優位性を確保する事。
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