352(基準)
____FW__FW____
WB____OH____WB
____DH__DH____
__CB__CB__CB__
NBOX
____FW__FW____
__WB______WB__
______OH______
___DH____DH___
__CB__CB__CB__
361ワイドボックス
_______FW______
WB__________WB
___OH____OH___
__DH______DH__
__CB__CB__CB__
352を基準としてNBOXと361ワイドボックスを当てはめて比べてみる。
それぞれのポジションのタスク
CB:中央守備
DH:中央守備+サイド守備
OH:中央攻撃+中央守備
WB:サイド攻撃
FW:中央攻撃
352のトップ下、OHが下がることでWBが内側に入り中央でボックスを作るのがNBOX。
さらに2トップから1枚を中央に下ろしたのが361ワイドボックス。
問題点はOHとDHの役割と期待される選手の能力。
NBOXのOHは守備、カバーができてカウンターの起点となるパスが出せる。
DHは高い守備力で攻撃の芽を摘む。
ここで重要なのがDHはSBではないということ。
SBのタスクはサイド攻撃+サイド守備。
ジュビロは442でSHとSBを使っている+通常の361のWBのタスクがSBと同じなので361ワイドボックスのDHにSBタイプを置いている。
NBOXのOHとDHで分かる通り、
OHは「攻撃型ボランチ」
DH「守備型ボランチ」
つまりNBOXは「3ボランチ」、361ワイドボックスは「4ボランチ」ということ。
361ワイドボックスで求められるOHは「ドリブル、ミドルシュート」で中央攻撃が出来る選手。
DHは「広い範囲をカバーできる」選手。
2OHはダブルボランチではない。
むしろ通常のダブルボランチに相当するのは2DHかOH+DHの組み合わせの方。
DHにいる選手はSBのようなサイド攻撃型の選手ではなく、守備特化型の選手が好ましい。
サイド攻撃のタスクはその前のWBに割り振られている。
ジュビロではSBタイプがDHとして入っているのでWBとSBがサイド攻撃に加わり、結果3CBの脇を突かれる失態を犯しやすい。
そもそも3CBは5バックの攻撃形態なので4バックで言えば2CB状態のことを指す。
ジュビロの3バックは守備時3CB、攻撃時に1CBとなるような非常にもろい守備形態。
これを改良する為の361ワイドボックスなのだが、運用の方法論が違っている。
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