2025 第２節 Ｈ鳥栖戦

前半均衡していたが後半立ち上がりから押し込まれて打開できず

流れが悪い

クルークスへのファールから流れがジュビロに

クルークスが外に張ってポケットに入る人がいないからニアの選択肢を相手ＧＫが切ってるからＧＫを動かせてないのがなぁ…

ニアに誰か入って来ないとクロスかニアかの二択を強要できない

クロス警戒一択で守備されるとファーが活かせない

クルークス使うなら誰かがニアに入ってＧＫをニアに引き出さないとファーに倍井が入ってもその前にＧＫがキャッチすることになる

失点対策なのかカウンター警戒はリトリート選択でプレス選択じゃないね

渋い、しょっぱい試合になるのは仕方ないんだろう

まぁ鳥栖は弱いチームではないしね

ジュビロの選手はローテーションの知識がないね

サイドとボランチとかＳＨとＳＢとかの２人の位置関係を回りながら変えるというのは結構基本事項で得にパスサッカーやるなら絶対に覚えておかないといけないんだがそれができない

ジュビロのパスってとにかく今いるポジションから空いてるスペースに人が入ってパスを受ける、って感じで自分達で動いてコースを作るってことをしない

結局これが自分達でコースを減らしてることだってわかってない

ボールホルダーとパスの受け手が同時に動くことでスペースを作ることとコースを作る事を同時に行えるんだがそこが学習出来ていない

ローテーションができると横並びのポジションを縦並びに変えたり、斜めのポジションを逆の斜めに変えたりして角度を変える事でスペースやコースが変わる、相手がブロックを守るなら別のコースを作れるし、ついてくるなら受け手がどいてホルダーにコース開けて持ち上がらせるとかパスとドリブルの両方の選択肢を維持できて相手の判断が試されるのがローテーションの強みなんだがそこまでの理解がない

チームとして仕込まないと駄目なのでパスサッカーやりたいならローテーションによるマーク外しやコース作り、スペース空けなどは必須習得事項、これがチームとしてできるかどうかでサイドでも中央でもキープ力と貫通力が変わる

持ち手と受け手の両方が移動するのでキープ力も上がり、持ち手にスペースを空ければ持ち手が持ち上がり、コースが出来たなら受け手に縦パスを送れる、キープも貫通もどちらにも作用できるから仕込まない理由がない

ジュビロのサッカーがコース切られると途端に動きが悪くなるのはローテーションが仕込まれてないから選択肢が極端に少なく相手の守備対応が簡単になるせいかも

多分トライアングルの概念の方が強くて２人で動くローテーションより３人のトライアングルで動かない方を強くトレーニングしているのだろう

倍井が高い位置にいて相手ＧＫの飛び出しをよく見て浮き球シュートで先制

この１点は大きいな

失点したかと思ったがオフサイドか

得点後に押し込まれてＰＫか…

川島ここ止めたら倍井と一緒にＭＶＰだな

川島止めた！！

やっぱりＧＫは超重要だな

勝ち点３が１になると―２点だからな

川島また止めた！

ＣＫにはなったが終盤ＡＴで同点は避けてくれ

１－０

完封！

この勝利は大きいな

倍井が良過ぎる、流石Ｊ１クラス

2025 第１節 Ｈ水戸戦

前半

終始ジュビロペース

水戸の攻撃が続かずジュビロがコンパクトにしているので最終ラインから前線までが近くＣＢから前線ワイドのクルークスに入れたりペイショットに入れたりと前線に素早く入れてプレスをかけている、攻撃と守備が一体で前線に入れてキープ出来ればそのままラインを上げ、相手が拾っても前線からプレスに行ってボールを前に繋げさせないことでディレイさせて後ろを安定化させる

ただ走る時間が長く時間と共に足が止まって支配率も下がる、先に得点できていないので時間が勝負の戦い方、後半はより不利になる

前半チャンスが多かっただけに決めきれていれば…という結果にならないようにしたい

ボランチが積極的にサイドに絡むことでボールの回収率はかなり高くなっているがＳＢの立ち位置やタスクが少しぼやけている感じがあってバランスを取りながらという感じで松原っぽいプレーはほぼ無い

ＣＢが開くのでラインの高さに応じてＧＫ川島が入ったり上原が入ったりして中間を埋める感じでＣＢ間のリスクをコントロールはしていた

中村がリンクマンとして中央にいながら精力的に動いて攻守に絡んでいたのでセンターよりのプレーで攻撃参加も多数、上原の方が少し引き気味でボランチ、アンカー気味の立ち位置で後ろの繋ぎやカバーなどを担当して前後の立ち位置でタスクを分担していた

ペイショットの動きが良くなってる感じがした

スタミナのあるうちに得点するか早めの交代でフレッシュな選手を入れて得点していかないと優勢なだけで終わってしまう、いわゆる「内容は良かった」で引き分け、負けのゲームになりかねない

ポゼッションは目的じゃない、あくまで勝つまでの布石、いかに得点して勝つ仕組みを構築しないといけない

後半

得点シーン

佐藤のプレスからカウンター、クルークスに渡って逆サイドの倍井がファーの裏に走り込んで押し込む

２ＣＢに２トップの対峙するシーンがあってボランチが間に下がらないといけなかったがそれが出来ずリカルドが倒れる、ファールだったから良かったが間違えると一気に抜かれて失点するシーン、ボランチの上原か中村が相手のトップの数とＣＢ見て下がっていかないといけない

ペイショットにスライディングしてＰＫ、ペイショット自身が決めて２－０

得点後に渡邉と交代、上原も金子に交代、

倍井足攣って角に交代

角のドリブルのファールからＦＫ、渡邉が決めて３－０

右ＳＢの川口がやや上がってしまいＣＢとのラインが斜めで相手のラインとクロスになってしまい外からのクロスを止められず失点

３－１

松原は偽ＳＢで前線ではインサイドに入ってプレーすることでＷＧがサイドのスペースを使う感じか

９０分でクルークスが川﨑に、松原が為田に交代

ＡＴ＋７なのでしっかり交代使って最後まで強度を保つのは良し

水戸のプレーが荒くなってるな

ＦＫから失点　３－２

もう１点入れないとならんか

水戸の根性凄いな

３－２　勝利

初戦なのでまぁこんなもんでしょ

動き良かったし複数得点でリードできてたし問題は閉め方だよなぁ

後半どうしても体力落ちるから失点も計算の内としても複数得点しておかないといけない

シーズン開幕戦で勝利は勢いがあって良い

ボトルネック、チョークポイント守備

ボトルネックもチョークポイントも意味は同じ

狭くなっている通路、と同義

要するに守備する時にボールの通る場所、スペースのある場所を限定し、その狭い場所をコントロール、迎撃する、という守備

たとえば４－４－２の場合

＿＿＿＿ＦＷ＿＿ＦＷ＿＿＿＿

＿＿ＳＨＣＨ＿＿ＣＨＳＨ＿＿

＿ＳＢ＿ＣＢ＿＿ＣＢ＿ＳＢ＿

２列目を中央に集中させセンター、ハーフの３レーンを封鎖、サイドレーンのみを空ける

中央は２ＦＷと２列目４枚によって堅く締められているのでスペースがありかつ縦にパスが通るのはワイドに残るサイドレーンのみ

ＳＢはＳＨの外側のスペースから入ってくる相手だけを担当して迎撃すればよい

３バックー３ＤＨ

ＷＢ＿＿＿＿ＳＴ＿＿＿＿ＷＢ

＿＿＿ＤＨ＿ＤＨ＿ＤＨ＿＿＿

＿ＣＢ＿＿＿ＣＢ＿＿＿ＣＢ＿

３ＤＨとＳＴで中央を締めてＤＨの外側だけにスペースを残す、ＷＢが下がって３ＤＨと組んで５レーンを埋めることもできるし、左右ＣＢがＤＨの外を迎撃で塞ぐこともできる

ＳＴ＋３ＤＨでセンター、ハーフの３レーンを埋めているので中央に縦パスが通らない

サイド展開してＤＨの外側を抜けようとすれば狭い場所でＷＢ、ＤＨ、ＣＢに囲まれる

パスを繋ぐ地上戦では狭いスペースに誘導させるボトルネック、チョークポイント守備が有利、地上戦で追い込まれるの嫌がる場合は浮いたボールでロングボールを蹴り込むしかなくなる

大事なのはレーンごとにマークするチャレンジ＆カバーではなく、いかにラインを保ちながら狭い場所を通させるかにある

３ＤＨという壁＝地形を作ることで空いている大外に誘導し、ＷＢとＣＢで挟み込んで２ｖ１、３ｖ１を作ってサイドの安全な場所で奪い切る

＿＿＿＿＿＿ＦＷ＿＿＿＿＿＿

ＷＢ＿＿＿＿ＳＴ＿＿＿＿ＷＢ

＿ＤＨ＿＿＿ＤＨ＿＿＿ＤＨ＿

＿ＣＢ＿＿＿ＣＢ＿＿＿ＣＢ＿

左右のＤＨが広がってサイドに３枚並べた時、中央が縦に４枚並ぶことでサイドから中央に対してはサイドをかえるパスが通らずバックパスかゴールに向かうパスか浮いたボールでサイドを替えるか、という選択になる、この並びの場合、縦に壁を並べる事でボトルネック、チョークポイントを前後に設定しているということになる、サイドからのボールに対してどの高さでも迎撃できるので大きくバックパスして自陣方向に迂回するか、クロスを上げて攻撃しきるか、浮いたボールでサイドを替えるかの３択となる

守備の安定はボール保持の大前提である

守備が安定すればボール保持が高まり、自分達がゲームをコントロールしやすくなる

ゲームのコントロールとは攻撃のタクトという意味ではない、イーブンなボールを高い確率で持てる守備力がまず安定したゲームの大前提

攻撃のタクトによるコントロールは「その次」に過ぎない

守備軽視は攻撃のスタートには繋がらない

むしろリスタートすらおぼつない事を意味する

ＴＭでの攻撃時陣形

ＷＧ＿＿＿＿ＳＴ＿＿＿＿ＷＧ

ＳＢ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ＳＢ

＿＿＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿＿＿

＿＿ＣＢ＿＿＿＿＿＿ＣＢ＿＿

ボトルネック、チョークポイントを作れていないので誘導が困難でありかつ２ＤＨが動くとＣＢ間にボールが入りＧＫは１ｖ１を迫られる

ＤＨが更に攻撃のサポートの為に動くとなると守備はほぼ０状態になる、２ＤＨが動かない状態でも１を保っているようなもの、この状態が続くと失点を減らすことは難しい

縦にも横にもボトルネック、チョークポイントを作ることが出来ていないのでパス回しには向いているが守備には全く向いていない、カウンターに極端に弱くボールをキープし続ける事が前提でありその他のスクランブルに対する対処が非常に限定的でほぼ選択肢がない

ポゼッション≠パスサッカー

ジュビロの文脈ではポゼッションとパスサッカーが混同されている

しかしポゼッションは「結果的に」パスが多くなるだけ、であってパスが本筋ではない

ポゼッションはボール保持すること、つまり「失ったボールを奪い返すこと」が本筋

よって、ポゼッションの主軸はボール奪取という守備

ボール奪取によりゲーム全体が安定することでゲーム運びを有利に進める、というのがポゼッションの利点

ボール保持時間が長くなるからパスが多くなるのは当たり前、しかしパスするためにボールを持つのではない

まずボールを奪いきれる個の質、人数のかけ方、配置を整える必要がある

攻撃するためには安定した守備が必要

ポゼッションをメインに考えているのか、パスによる崩しをメインに考えているのか、と考えると今のところはパスをメインにした攻撃サッカーをしている

開幕までにどのような修正をするのか

カバーシャドー＋マーク

カバーシャドーは相手を背にしてコースを切る

マークは相手を前にしてボールを受けるタイミングで詰める

密集した状態では1v2をカバーシャドーとマークでこなせる

逆にいうと密集では1v2で守ることで数的不利を埋めて守備ができる

広い配置に対しても一応カバーシャドーは効くので背中でコースを切る、相手を背負ってスクリーンで防ぐ、というのは重要

攻撃陣と守備陣だけで組んだ練習をするのではなく、攻撃陣も1v2の守りは必須、前から守備するならなおさら

全体で練習しないと攻撃陣v守備陣のハーフの対戦形式だけでなく攻撃陣がきちんと前から効果的な守備が出来ているかを確認する必要がある

４－２より３－３

多分４バックの構造的問題点が弱点になっている可能性が高い

４バック２ボランチ

ＷＧ＿＿＿＿ＳＴ＿＿＿＿ＷＧ

＿＿＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿＿＿

＿ＳＢ＿ＣＢ＿＿ＣＢ＿ＳＢ＿

攻撃時

ＷＧ＿＿＿＿ＳＴ＿＿＿＿ＷＧ

＿ＳＢ＿＿＿＿＿＿＿＿ＳＢ＿

＿＿＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿＿＿

＿＿ＣＢ＿＿＿＿＿＿ＣＢ＿＿

ＳＴの位置が高いか低いかもあるがＤＨ前、ＳＢ間の中央スペースからＳＢ裏ＤＨ脇ＣＢ前のサイドのスペースに展開されるとＣＢ間に一発で繋がれるので逆サイドのＣＢが中に絞っても２トップに挟まれて１ｖ２で数的不利、２ＤＨは中央から移動すると縦パスが入ってしまうので動けない、この構造はあくまで攻撃特化でネガティブトランジッションに対処する構造になっていない

３バック３ボランチ

ＷＢ＿＿＿＿ＳＴ＿＿＿＿ＷＢ

＿＿＿ＤＨ＿ＤＨ＿ＤＨ＿＿＿

＿＿ＣＢ＿＿ＣＢ＿＿ＣＢ＿＿

攻撃時

ＷＢ＿＿＿＿ＳＴ＿＿＿＿ＷＢ

＿＿＿ＤＨ＿ＤＨ＿ＤＨ＿＿＿

＿ＣＢ＿＿＿ＣＢ＿＿＿ＣＢ＿

ＣＢが広がりＷＢと縦関係をサイドに構築し縦パスを狙う

ＤＨが中央とハーフを締めて中央の縦パスを防ぐ

３ＤＨが中央を閉鎖することでＤＨの脇を狙う場合ＷＢの背後を狙う必要があるがＣＢが前に出て迎撃、中央のＣＢと逆サイドのＣＢがスライド＋中央のＤＨが下がり中央３バック化しゴールに蓋をする

３ＤＨの壁があることでワイドレーンまで迂回しなければならず、ＷＢが下がって塞ぐかＣＢが迎撃に出るかの２つの選択肢があり、かつボールがワイドに流れた場合迎撃に出たＣＢがＳＢ化＋ＣＢのスライド＋中央ＤＨのＤＦ落ちで中央３バック化することで擬似的に４バック（１ＳＢ＋３ＣＢ）を作りボールサイドへの対処＋中央３枚の壁が作りやすい

何より２ＤＨは幅がなく中央にいるだけのことが多くオプションがすくない、３ＤＨだと幅があるのでサイドのサポートが可能になりかつ縦パスを防ぐ範囲が広い、中央に長い壁を作ることで出入り口になる場所が両ワイドしかなくなり、ボールを繋ごうとするチームではワイドまでボールを移動させなければならない、これによりサイドチェンジの強要＝ミドルボール、ロングボール、浮いたボールを使わなければならなくなり、精度の無いキックを共用できる、３ＤＨを迂回しても３ＣＢがそれをスイープする＋中央ＤＨのＤＦ落ちで枚数も増やすことでボールを遠回りさせて時間を作る＋中央は堅く守るの両方が可能になる

サイドＣＢの迎撃、中央ＣＢのスライド、中央ＤＨのＤＦ落ちとローテーションが可能なので中央を堅く守りながらもサイドに有効なスペースを与えず、こちらの迎撃のしやすい形で対応ができ、かつその後もＤＨの落ちを使った中央締めができる＋２ＤＨが残ってバイタルを空けない、という対応力のある守備構築ができる

前から４－２守備では２ＤＨ、Ｗボランチが機能しにくいというのは気になっていたが、やはり構造的な問題が大きいと感じる

さらにジュビロではＷボランチが組み立てタイプを置きやすく守備タイプを置かないことが多いので中央突破に弱い

中央を堅く守る、という守備の原則ができていないことが多く、大抵は「攻撃型のチーム」「アクションサッカー」という名のもとに守備が軽視される

本当にいつも感じるが自分達で選択肢を無くして硬直したサッカーを選ぶんだな、という感じ

あとは３－５－２をチームのベースとしてその可変システムで深化していく、ということをせずに、毎回監督ごとに別のチームになってしまう、こうなると選手もその都度入れ替えになってしまう

チームの縦軸がないので積み上げが無い、鹿島や清水は４－４－２というベースがあり、それを縦軸にしながら可変することで時代に合わせている、ジュビロはＷボランチに固執することはあるが逆にそれが弱点になっているが多分理解していない

2CBはサイド抜かれたら終わり

TMの2失点目が奪われた後の被カウンターのネガティブトランジッション

4枚並んだが、その外側に逃げられているのと、2CBなので1人がサイド対応で飛び出してしまい中央1人となり2トップに1v2の状態かつ背後に入られているので対応出来ず2CBの悪いところが出ていた

DH前の中央で持たれるとDHが動けずサイド展開にも対応できない

SBが戻って穴を塞ぎ4人ラインを作ってもワイドを使われると届かない

2CBに2トップを当てられると1v1でスイーパーがいないのでSBの外、裏を使われると人数不利になる

ネガティブトランジッション時の陣形の不利が満載だった

ボールを持っている時の状態の良さだけを見ていると評価を誤る

攻撃型のチームは守備こそ穴無く万全にしなければならない

ポジションと選択肢

ＴＭでのボランチの動きに言及されているようだが

ボランチの守備的選択肢の無さ

という部分が大きい

攻撃時システム

ＷＧ＿＿＿＿ＳＴ＿＿＿＿ＷＧ

ＳＢ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ＳＢ

＿＿＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿＿＿

＿ＣＢ＿＿＿＿＿＿＿＿ＣＢ＿

＿＿＿＿＿＿ＧＫ＿＿＿＿＿＿

ただでさえ４バック→２ＣＢのみの状態でＣＢが攻撃の為に左右に分かれる、ＧＫの目の前には大きなスペースがある

中央はＤＨ２枚がセンターレーンのみをキープし、そこを少しでも迂回されると一気にＧＫの前までボールを通される

攻撃時システム　→　ネガティブトランジッション

この場面での整備がされているわけではないので、どうしてもＤＨの横、裏、を狙われてしまう

ＤＨは動くことが出来ないのでまずプレイの選択肢がない

前に出ても左右にパスを出されると苦しい

そもそもＤＨが動いてしまうとＧＫの目の前、ＣＢ間のスペースにボールが簡単に入るので動くことが出来ない＝選択肢がない

サイドにはすでにＷＧ、ＳＢ、ＣＢの３枚が並んでいるのでサイドに出る必要もないし、中央の壁が無くなるのでＤＨは守備時にサイドに絡めない

チーム全体を守備整備してから攻撃に移るか、攻撃整備してから守備に移るかでやり方は異なるが、守備から構築した方が安定性が高く負けにくい

しかし攻撃メインでいくのでどうしても守備が後手になる

守備整備は今後の課題

チームの戦略としては前から守備することを主眼にしているとするなら、ＳＢは必ず引いてＤＨ脇を一旦埋める

＿ＳＢ＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿ＳＢ＿

リトリートで一旦４人ラインを構築して相手のプレースピードを落とす

これだけでもだいぶ違う、ＷＧが前にいるのでＳＢはそれほど前に出て行かなくても良いので、ＳＢがＤＨとラインを作り、２ＣＢがその裏を掃除する２スイーパー的な感じでネガティブトランジッションをまとめる

中盤に４人ライン形成している間にＣＢを閉じて中央を固める

ＳＢは攻守のバランスを見ながらすぐに戻れる位置取りや中央を向いたリンクマン、配球役をこなすような感じでも良いかも

前方のＷＧへ渡して攻撃、後方のＣＢに渡してサイドチェンジなど、両ワイドでボールを前後に動かしてゲームを作る役

ＷＧが突破タイプでカットインしてインサイドの攻撃する場合、ＳＢはワイドからのクロスを担当する

ＤＨを動かさずにＳＢを下げて４人ラインを作る理由はＤＨが下がってＣＢ間を埋めて最終ラインに４人ラインを作ると中央が空いてしまいミドルシュートを打たれてしまう、マイナスクロスに対しての対応が出来ない

ＳＢが下がってＤＨと４人ラインを作り中盤の底で一旦相手をスピードダウンさせることによりＣＢのポジショニングを直し対応できる選択肢を増やす

何よりＧＫの目の前の空間をＣＢが閉じることで大きなリスクを防ぐことが出来る

ＳＢ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ＳＢ

＿＿＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿＿＿

＿ＣＢ＿＿＿＿＿＿＿＿ＣＢ＿

＿＿＿＿＿＿ＧＫ＿＿＿＿＿＿

この形で期待するのはＤＨの前のスペースで相手がボールを持っている状態からパスを左右に展開した時、ＣＢがインターセプトしてそのままＳＢに縦パス、ＳＢからＷＧへ、と縦に速攻できる可能性がある

しかしＤＨの脇に相手ＳＨがいてＤＨ裏にＦＷがいた場合、ワンタッチでＦＷまでパスが通りＧＫと１対１になりかなり大きなリスクとなる

本来なら

＿＿＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿＿＿

＿ＳＢ＿ＣＢ＿＿ＣＢ＿ＳＢ＿

＿＿＿＿＿＿ＧＫ＿＿＿＿＿＿

この形からＳＢがインターセプトに出てカウンター、という流れになるが攻撃時後のネガティブトランジッションなので状況が異なる

ネガティブトランジッションでＳＢが即守備に戻り４人ラインを形成、ＣＢが中央を締めＧＫ前の空間を封鎖、相手の１次攻撃を遅らせる、相手はアーリークロスを狙うのでＳＢとＷＧのプレスバックも合わせて挟み撃ちを狙い奪い返す

＿ＳＢ＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿ＳＢ＿

＿＿＿＿ＣＢ＿＿ＣＢ＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿ＧＫ＿＿＿＿＿＿

更にＳＢが戻り通常の守備形態に移行、２次攻撃に備える

＿＿＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿＿＿

＿ＳＢ＿ＣＢ＿＿ＣＢ＿ＳＢ＿

＿＿＿＿＿＿ＧＫ＿＿＿＿＿＿

清水戦トレーニングマッチ

ハッチンソン監督態勢でのトレーニングマッチ

人もボールも動く高強度のサッカーなので序盤～中盤で優勢を取りながら得点して勢いが落ちる前にゲームを決めたい戦術

今までのジュビロとは真逆の戦術なので選手が適応できるかどうか

雨と雷で中止になったが、１本目終了間際の失点、２本目序盤失点、雷で中止となった

１本目はセットプレー沼から抜けられず連続でセットプレーからの失点

倍井のカウンターが見られた、倍井はスピードを武器にしながらフェイントを入れつつスピードを落とさずに抜いていくスタイルの様子

後ろから繋ぐ戦術でＳＢを上げてＣＢを左右に広げることで３－４－３のようにサイドに３人を縦に並べるようにすることでサイド攻撃サイド連携を強めてサイド突破からチャンスを狙う

ＣＢが広がるのでＷボランチが中央に並んだ状態で中央をキープする

サイド２人の４－４－２に対してサイド３人にすることで突破力を高めて攻撃的になっているが、一方でボランチの守備力が厳しいと中央突破されてしまい失点しやすい反撃に弱いスタイルとも言える

清水は４－４－２でも２トップと２センターのボックスが前に出てきたことでＷボランチだけの中央を囲み左右に分断、ジュビロにボールを持たせながらも深くまで攻めてきた時に守備で奪ってカウンターで攻めつつセットプレーから得点という感じ

ジュビロは地上戦で優勢を作るスタイルで優勢を取るだけではなく得点して勝負を決める所まで行かないと体力的に消耗が激しいので負ける可能性が高くなる、時間との勝負もある

いままではボール保持しながらもゆっくり攻めることで体力消耗を軽減して長い時間同じ戦力をキープする戦いだった為波の無い安定した勝負をするスタイルだったのでボール保持をしつつも攻撃のスタイルはだいぶ異なる

またロングボールを使わないので全体が前後に動くことと強度の高いＣＢが広がって強度の低いボランチが中央に入る事で攻撃時は反撃に弱い

攻撃時の並び

ＷＧ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ＷＧ

ＳＢ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ＳＢ

＿＿＿＿ＤＨ＿＿ＤＨ＿＿＿＿

＿ＣＢ＿＿＿＿＿＿＿＿ＣＢ＿

中央にスペースがありＤＨを回避されてしまうとＣＢ間が空き過ぎているのでかなり失点の確率が高い

ＤＨの上を通される、ＳＢＣＢ間に展開されクロスを入れられる、ＳＢＣＢ間でワンタッチでＣＢ間にグラウンダーを入れられる、こういった形からカウンターで失点しやすい構造になっている

ＤＨの外側にボールが入った時点でかなりのスクランブル状態で王手一歩手前、いかにＤＨの横にボールを入れないかを考えないとかなり厳しい

かなり過激な攻撃システムなので得点できない場合長時間戦えるスタイルではない、サイドに人数をかけている分サイドでは強いが中央が薄いので決定力とカウンターに弱い

かなり効率の悪いギャンブルなスタイルに見える

清水の４－４－２との相性問題もあった

２トップ２センターにＷボランチが前後を挟まれて身動きが取れない

ＣＢ間に川島が入って擬似３バックを形成しても川島から縦に入れるにはトップ下が降りてこないといけない状態

この辺りをフォーメーションありきなのか、相性で上回る＝位置的優位を動的に作るのか、選手には位置的優位を考えた位置取りをして欲しいが監督選手共にフォーメーションの相性の不具合をどうにかする、という感じには見えなかった

数的優位、位置的優位、という部分にはまだまだ目が届いている感じではない、個の質的優位が重視されているが、結局それは１対１での優位性に過ぎない

チーム全体で常に優位性を作れるか、というのは大きな課題なので伸び代が大きい

１か月目なので今後どのように変わるか期待

監督も問題があればその都度修正するだろうしどうなるか

変化する為の痛みは激痛

どうなるかはまだまだわからない