2024年6月2日日曜日

なぜジュビロは低迷するのか

・黄金期の問題を引きずっている

確かに黄金期は強かった、黄金期の印象は「華麗なパスサッカー」「阿吽の呼吸」と言われるが、黄金期の前の時代に外国人監督によって基盤が作られたり若手が長期間同じメンバーでプレーしたなど下地がある、それらが逆に足枷にもなるので黄金期の全肯定するのは良くない

・華麗なパスサッカー

パスサッカー ≠ ポゼッションサッカー、パスサッカーとポゼッションは似て非なるもの、パスサッカーはカウンターでも出来るがポゼッションサッカーはカウンターサッカーではない、ポゼッションサッカーで必要なのは即時奪還である、その為の守備強度とボール奪取に特化した守備が必要、パスサッカーとポゼッションサッカーの違いを理解していないので無駄なポゼッションサッカーをして失敗する、中盤中央にパサーを置く傾向もこれに起因する、中盤中央、ボランチ=守備の要=カウンタープレスの要でありポゼッションサッカーに必要な能力の欠如した速度なし、強度なし、スタミナなし、散らすだけというボランチが一番重要な中央にいることでチーム全体が機能不全に陥り常にピンチになるというわけのわからないチームが「ジュビロらしい」というトチ狂った状態が未だに続いている

・阿吽の呼吸

パターン練習による全ての選手のスキル化ではなく、長時間固定メンバーによるコミュニケーションやプレーの特徴を理解した連携、逆に個々の選手の能力は様々で一定のレベルをクリアしているわけではないので場面局面で有効な場合とそうでない場合が発生しやすい、固定メンバーなので怪我やカードでの離脱、選手交代、世代交代によってすぐに失われてしまう不安定な関係性、特に世代交代が出来なくなることでチーム全体の若返りができず、やっとできた時には焼け跡しか残らない、2000年代~2010年代世代あたりが世代交代後で良い選手もいたがチームとしては中位キープに終わった世代でその後のJ2降格年代へと繋がっていく

・黄金期の誤認とそれを強制するチーム首脳陣

チームのどこかに未だに黄金期の誤認に基づくチーム構築を続けている勢力がいる、この勢力が無くならない限りジュビロの復活は無い、自分達がジュビロの王道であり主軸であると自認している可能性が高くハッキリ言ってジュビロ低迷の原因であることを理解していない

・藤田SDの横内監督選任

ヨーロッパで車の中で数時間「サッカー観の一致」という部分だけで選んできたこと自体が間違い、つまりは黄金期の誤認をベースに選出されているわけで現代サッカーに向いていない、分析力、戦術力は何もなく硬直したチームしか作れていない、サッカーにおける「優位性の創作」が全くできず、これは分析力の無さと戦術力の無さが起因

・分析力、戦術力皆無

ゲームにおける相手の優位性の排除、非優位要素への攻撃、自チームの優位性の創造、自チーム非優位要素の排除もしくは段階的対応、これらの部分の想定と対応が非常に遅くて稚拙、ゲームを見ていれば誰でもわかる部分を全く理解せず対応も後手かつ消極的、必要のないパターン化は一人前だが必要なパターン化は一切しないという地蔵オブ地蔵、チーム全体の質の悪さで加入選手も干されて死にかけ、やるべきことは一切せずやらなくていい事だけは常態化、マジで頭が狂ってる

・チーム、スタッフが内向き保守的過ぎ

身内ベースで外を知らない甘い環境が継続していて腐りやすい、必ず外に出て厳しい目に会って人間的に経験と成長をしている選手スタッフを集めるべき、身内の人間関係ベースでなく、客観的能力の高いプロを集めるべき、人事が上下関係人間関係過ぎてフラットに評価できない、そもそも評価基準がないからコネクションベースでしか引っ張って来れない、中身がアマチュア過ぎ、実績無関係でなぁなぁに身内採用、責任感なし、焼け太り選任、身内に甘過ぎで正当な評価基準がない

・マスコミとの関係とタレント化

選手がスタッフ、コーチ、監督化していくよりタレント化して解説とかの方に行く、メディアとの関係性の方が強くサッカーチームとしての本道より広報の方が強力、チームへの還元方法を若手への継承や実用性の高いチーム作りの方に向かうより人気取りの方が先行しがち

・技術重視過ぎ

ジュビロの選手は上手いが上手さで選考しすぎでポジションごとに必要な能力が無いのに上手いからというだけで採用されがち、10番集めてもポジションとしての機能を果たせる能力が無ければ意味がない、名波がレフティキッカー集めた愚行を今度は藤田が10番集めて同じことをやった、何故同じ間違いを繰り返すのか、チーム内の利害関係者に外から見てチェックする機構がない、チームの中にサッカーの中の基本が共有されていない、上手いだけなので勝負に勝てない、ドゥンガの言う勝者のメンタリティー=勝つことへの執念がチームの理念として定着していない、何が何でも勝つ、という部分が全くない、今それを引き継いでいるのはブラジル人選手や元清水の選手、ジュビロの生え抜き選手はむしろ何もなかったかのように負けた試合の後でも悔しがらない、マジで終わってる

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