3列目の遠藤、2列目(タスクとして)の健勇
守備で重要な中央ラインに守備力の高い選手を置かずに攻撃優先の選手を置いている
この二人がリンクの出し手と受け手としては機能するのだが、守備としては機能しにくく、攻撃では中盤ラインを超えるところまでは行くのだが、その先の最終ラインを抜けるための連携がない
遠藤、健勇とつないでもその後がつながらない、フィニッシュに行かない、というのが問題点
健勇はゴールに近い選択肢を選んだプレーをしているが周囲の選手がそれに対して呼応しない
健勇のプレーが孤立している
健勇の問題というより、周りとの連携、ポジションの取り方、選手選考、戦術の方に問題があるとも考えられる
健勇の問題点としては、周りに期待して一番厳しいプレーを要求してるともいえる
しかし周りを見ていない独りよがりなプレーになりがち
健勇のプレーの選択肢は速攻のプレーであってその周囲の選択肢は遅攻プレーの選択肢なのでそもそもプレーが合わない
遅攻の偏り過ぎている選手選考で速攻がまったくできない、しかしプレーの選択肢は速攻を選んでしまっている
ゾーン3で遅攻=攻めることのできるタイミングを既に失っているのに近い
ラストワンマイルのプレーが遅攻とマッチしていないし、先制されたら遅攻は悪手に代わる
常に速攻の選択肢を持っていることは先制されたとしてもイーブンに戻せる可能性を持っている
逆に遅攻は時間も浪費するし交代5枠、給水ありのルールとの相性は悪い
https://twitter.com/i/status/1543198673399840768
よくプレーを見て欲しいが、受け手のタスクはこなしているし、パスも「受けられれば決定的なプレー」になる非常に良いプレーではある
1つ目のプレー、中盤3人の背後の位置で受ける、右の選手が健勇が受けるタイミングで何故かスピードを落としてしまっている、もしこの位置の選手がスピード系で全速力で止まらずに走っていたら健勇のパスを受ける位置にいられたはず
2つ目のプレー、一度前に押して受けるスペースを作ってからの受け、背後に流しているが、背後にいた選手が前選択してしまったことと、後列にいる選手がそのスペースに入ってこないので繋がっていない、もし後列の選手がスペースに入ってきていたら前選択した選手に入れることもできたかもしれない、スローインした選手もスローイン後に健勇がミスした途端にプレーが止まってしまっている
3つ目のプレー、健勇が受けて縦に追い越した選手がいるが敵の守備ラインが揃っていて出し所がなくワイドの選手を確認し、相手もその選手に体を向けていたので、ワイドの選手に向けてボールを出すとワイドの選手はマークがついてしまうので、ワイドの選手がマークに付く選手と入れ替わりで中にカットインして入ってくれば背後のスペースに入れるので縦に出している、しかしワイドの選手は下がってしまい中への選択肢がなく、サイドに張って受けての遅攻選択肢なのでマークの選手がインターセプトできてしまった
このようの連携のミスには戦術的に遅攻なのか速攻なのかをはっきりした意思統一がないのが問題点でもある
受けられないというよりは受けた後の「攻め」の形をもっと形作る方が良く、1-0で勝つ試合を臨む選択肢だとまずカバー優先で攻めのタイミングでの攻め上がりがなく、結局相手に守るタイミングを与えてしまう
ボールが入る前提で速攻の選択肢で攻めるタイミングを失わない、というのが攻めきることに必要なもの
健勇を責めるのは簡単だが、そうなるとまた小川航基の二の舞になる可能性がある
レンタルの選手ではあるが、主力として出続ける限りプレー時間もありアシスト、ゴールしてもらわないとチーム的にも困る
0-3なのは仕方ないとしても、何が悪いのかを良く分析した上で次の試合では解消してもらいたい
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