2022年7月3日日曜日

2022 第19節 広島戦

所要で観戦できなかったが結果は0-3の大敗

連携面でのミスマッチがあるようだ
健勇のポジションとタスクに対して周囲が連動していないのが問題点

健勇は「攻撃面でのリンクマン(受け)」としては機能している

問題はその後、健勇に入ったボールと、出したパスに対して味方のプレー予測が合っていない
健勇はきちんとボールを受ける動きが出来ている
しかし、出したパスに対してその位置に味方がいない

健勇が出したボールの位置を考えると、ゴールに最短のコースに向かっている

同時に健勇の位置に対して味方が近くにいない、追い越さない、スピードが遅い、とこの部分が非常にミスマッチになっている

健勇がゴールに向かうパスを出しても、健勇に入る時点で走り出していなければならないのだが、周囲の足は止まっている

味方の選択肢がゴールに向いておらず、サイドに張って中に入ってこない

健勇の衛星として常に張り付いて健勇の前に出すボールをスペースで受けて最終ラインを突破してゴールできる選手が必要

金子、黒川、ジャーメイン、など小回りが利く選手やスピードのある選手が健勇の間近にいて、健勇が受ける動きに合わせて同時に動いてバイタルで受ける、抜ける、決める、ができる選手としてプレーできると健勇は生きる

健勇はトップの選手ではなく、トップ下の選手のタスクをしているわけで、遠藤がリンクの出し手としたら健勇はリンクの受け手なので、フィニッシャーではない
だからラッソと同じタスクではないし、期待されるプレーも違う

健勇のプレーは受け手のリンクマンとしてしっかり仕事をしている、偽9番なので0トップの編成なんだが、フィニッシャーとなるトップに入るべき選手がいないというのが問題点

偽10番、偽8番などインサイドの選手に足が速く健勇のプレーに呼応してゴールに迎える選手が必須になる
この2トップの組み合わせが出来ればゴールにつながる
ワイドは囮で中央を突破する選択肢になるのでポジショニングの良さとスピードのある選手が好ましい

健勇が下がって受ける時は健勇の前に入り、健勇がワイドに出た時はインサイドの前方で受けられる、そういう動きから最終ラインを突破してゴールできる選手

それが上手くつながれば健勇を取った意味が出てくる

監督がそれに気が付いてトップやインサイドの組み合わせで相性の良い選手を置くことが出来れば健勇のプレーが救われる

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