リトリートは引いてスペースを潰して背後を取らせない守備。
プレスはボールホルダーに向かって詰めてボールを奪う守備。
リトリートプレスはリトリート守備+プレス守備の複合型。
ボールホルダーの前にいる選手はボールホルダーにできるだけボールを持たせながら速度のみ落とさせる。相手にボールを持たせながらゆっくりと攻めることを強要させる。速攻、パスをさせないようにするのがポイント。ボールを持たせた状態でサイドに停滞させる。
一方でボールホルダーの背後や側面にいる選手はボールホルダーを囲むようにして詰めていく。ボールホルダーはリトリート守備の選手によって速度が遅くなっている+ボールを持ち続けることで守備の網にかかる。
重要な点はボールホルダーをサイドでボールを持たせ続けながら気づかせないように囲むこと。サイドのドリブラーなどに持たせながら速度を落とさせて囲んで奪うようにする。
パスを出させない、サイドチェンジさせない、という部分が重要。
バックパスしようとしてもプレスバックしてくる選手に囲まれるので中盤全体で囲むことで奪いきることができる。
運用する場合、中盤の選手が多いフォーメーションで行う。
ゾーン2の自陣サイドに引き込んで孤立させ囲んで奪う。
最終ラインはボールホルダーに1人が付きスピードを遅らせ、残りはリトリートしてゴール前を塞ぐ。
中盤の幅と厚みのある361や451などで運用する。
ボールを奪取した後は相手の守備が戻る前に速攻を仕掛けること。
速攻する為にはアーリークロス、ロングボール、俊足FW、4/5ラインの縦長のフォーメーションを使うこと。
ボール奪取からの速攻、ポジティブトランジションの攻撃が重要。
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