https://youtu.be/vAy3OPsXM8s?t=165
このシーン。すでに山田と遠藤の位置が逆になっているのでどうとも言えないが、
遠藤がサイドのケアに出てパスを出した後にすぐに戻っている。
同時に山本が前に釣り出されている。
これマジで両ボランチの問題だと思う。
遠藤はサイド一人だけを見るのではなくそのまま流れて山本が前に出る必要のない状態を作った方が良かった。
山本もここで前に出るよりはそのままスペースを埋めたままでバイタルの2人にスペースを与えるべきでなかった。
山田が一人をカバーシャドーでケアしているがもう一人が山本の空いたスペース側にスライドして角度を作ってパスを受けたので山田がスライドしても間に合わずパスを裏のスペースにフリックして通している。
WBとCBの中間のスペースが割れるようにサイドに張らせて、さらにそのスペースをケアするボランチやシャドーを引き出してスペースを作ってパスを通す。
よく出来た崩し。
5バックラインは並んでいたが、その前のラインが全体的に引き出されてバイタルを空けてしまっている。
相手のバックパス=縦のパスで引かれることでそれにつられて縦のギャップを作ってしまった為にそのスペースを使われ最終的にフリックした選手に釣られた形でCBも引き出されてしまった。
以前に書いたが「守備の密度」が重要で、この守備を見ると密度が薄い。後ろにスペースを作ってしまうスポンジ守備になってしまっている。
守備に動いた選手が「個」で動いて「ライン」を壊してしまっている。
「守備=鎖」
ラインが繋がった状態で連動しないと守備の密度が低くなりスポンジになってしまう。
https://youtu.be/vAy3OPsXM8s?t=207
2点目のシーン。
左WBが内側に絞らずにずっと外で待ってるだけ。
3バックから危険察知して飛び出しているわけだから後ろの枚数が少なくなるわけで相手の前線は右サイド側にいるのだから自分が余ると考えれば右WBが絞ったのと同じようにうちに絞りながらCBのラインに落ちる方が良かった。
前5枚と後ろの5枚の中間が空き過ぎ。
ボランチ2枚とも前に出過ぎて裏を取られている。それを察知してCBから飛び出しているが左WBは何もせず。飛び出したCBが左WBを見ながら戻っているのは飛び出したスペース見てくれよ、という感じか。左WBがCBのスペースを先に埋めて3CB化してくれていたら右CBが1対2で動けなくなる前に右に押して相手の選択肢を消しに行けたかもしれない。右CBは内側へのフェイクに身体を戻してしまって動きが止まってしまい相手のスピードについていけなかった。体の向きよりも止まらずに相手に詰めて外に向きをそらせた方が良かった。
右WBは内側に絞ってケアを見せたが今度はそのスペースを使われている。
ボランチ2枚のポジションやスペースの管理に物凄い問題がある。
やはりボランチ2枚の質が良くない。
攻撃時に前に行き過ぎ。
どちらか1枚は残っていた方が良かった。
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