2022年10月9日日曜日

戦闘・戦術・戦略

戦闘:選手個人の能力、1対1での強さ、速さ、認知と判断の速度、技術レベル

戦術:チームプレー、守備戦術、攻撃戦術、1ゲーム内で消費される時間、体力の管理

戦略:チーム運営、ルール理解と運用、1シーズン内で消費される時間、資金の管理、シーズンをまたいだ永続的なチームの運営


果たしてジュビロはどの部分に利点を持っているのか

戦略面で重要な管理運営部分に指揮系統や経営がある

親会社から社長がやって来て数年でいなくなる、という部分は非常にマイナス

それを埋める為にフットボール本部を立ち上げてチームと会社の橋渡し、情報共有、経営と運営のスムーズな融合を考えているのだと思いたい


戦術面は守備に関して異常に否定的である部分が厳しい

失点してもそれ以上に点を取ればよい、という考え方の結果が鹿島戦だと思っている

以前から守備戦術に関して否定的でありながらバランスの悪い攻撃戦術、攻守の切り替えの難しい戦術を選択している

5人交代制のルールという大原則は体力面で大きな違いがあり有効に使えば最初から最後までハイプレスを継続できるくらいの違いがある

交代枠を残して負けるというのは非常に良くない

適切なタイミングと判断で交代枠を消費することはサブのモチベーションや若手の経験など多くの事柄と関連する

5人交代+水分補給+延長なし+1シーズン制で試合数が少ないなど過去のJリーグとは環境が違う

体力面でゆとりがある分だけゲーム内でハイパフォーマンスを求められることが必須になる

これはベテランを使うチームにとっては逆作用する

緩いルール、環境でベテランが生き残りやすいかと言えば真逆で短時間でハイパフォーマンスを求められる環境なので体力のないベテランは相手にならない

ベテランは技術面と戦術面でのブレーンとしての役割の方が重要になるがこれは監督コーチの役割でもある

サッカーは人数が多いが交代枠が多く休憩をはさむことでパフォーマンスは改善されるので逆に交代しないチームとの差が生まれやすい

これは先手で交代したチームの方がより優位性を持てる可能性を意味する

交代枠を使いこなせない監督はその時点でチームの足を引っ張っている


スポーツはルールと審判に縛られている

ルールの理解とルールを味方につけたチーム運営、運用が出来なければチームのパフォーマンスは上がらない

それは結果として現れる


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