2022年9月20日火曜日

フォーメーションの相性

セレッソの4-2-3-1に対して3-4-2-1だと


SB__CB__CB__SB

______FW______

____DH__DH____

___OH____OH___

SH____OH____SH

WB__DH__DH__WB

______FW______

__CB__CB__CB__


セレッソのSB-SH間はパスが通るので簡単に前線まで攻撃を通すことができる

WBがSHを超えて出て行った場合に背後のSHを抑えることが出来ずCBまでの距離があるので余裕でクロスを入れることができる



3-5-1-1の場合はWBがSB-SH間のコースを消すので中央のコースをでパスを出さないといけないがSB-DH-OHの斜めのコースはOH-CH-DHのダイヤモンドの中央になるので囲まれて奪われる

SB-DH-SHでサイドに逃れてもWB-CH-CBの3対1をサイドで作ることができ、ボールの逃がし所になるSBへのバックパスのコースはWBによって防がれる

SB__CB__CB__SB

______FW______

____DH__DH____

WB____OH____WB

SH____OH____SH

___CH____CH___

______DH______

______FW______

__CB__CB__CB__


3-4-2-1では3列目の4人がポジションを維持していないと守備が整わずWBが上がった攻撃の後のネガティブトランジッション時に守備が安定しない
一方で3-5-1-1はWBを高く上げることでサイドのSH-SBを分断しつつSHに対してはWBとCHの2対1で挟み込む

同じ3-6-1系だが中盤の並びをちょっと変えるだけで相手の意図する攻撃を分断できる
高い位置のWBはSBのゲームメイクを邪魔することができるしFWとOHも同じく中央のCBやDHに対してマークできるので相手の望む2列目へのパスを妨害しかつ2列目の受け手に対してプレッシャーをかけてボールロスト、ボール奪取後にショートカウンターをかけられる
WBがSBへプレスをかけにってSH間のコースが空いた場合でもCHがサイドの守備をカバーできる位置にいるのでCBとの間に距離があってもまず中へのコースを切ってサイドに停滞させることでCBのカバーを待って2対1を作ることができる

WBがDHの脇のスペースを突くことができるので中盤中央で奪ってサイド攻撃は有効
中央の攻撃が薄い場合はどちらか一方のCHがハーフスペースを駆け上がってインナーラップや中央攻撃参加することで厚みを加えることができる
この時に後ろが薄くならないようにサイド攻撃なら逆サイド側は内側のポジションに移動して中の厚みを維持してサイドチェンジを許さないこと

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