針谷
https://www.youtube.com/watch?v=a7YpKugsp3o
伊藤
https://www.youtube.com/watch?v=OBmq1rOEpvk
針谷は名波、俊輔、遠藤タイプ。
伊藤は服部タイプ。
針谷のプレーは閉所では活きない。
常に広いスペースが必要で基本的に第1ラインから第2ラインのサイドの位置でマークのいない時、3ライン自体が伸びきって各ライン間に大きなスペースのある時のみ活きたプレーが出来る。
伊藤は守備ができる上に前にも出る。
どちらがボランチとしてふさわしいかと言えば圧倒的に伊藤。
針谷のプレーを見ればわかるが、テクニックとインテリジェンスだけの選手はフィジカルがなく守備はできず攻撃はサポートがメイン。
局面の打開はサイドチェンジか縦パス。
多分FWが徹底的にマンマークについて、同じタイミングで第2ラインを絞った状態で上がればカウンターの起点にされてしまう。
マークにつかれた時はスペースがあるので自分でかわすテクニックがある。
それが時間を潰すことになって上がってきたラインに捉えられる可能性が高い。
針谷が活躍するのは押し込んで縦パスを通す時よりオープンな展開でスペースのある時。
現代の守備はFWも含めて密集するので縦パス自体が入りにくい。
針谷のプレーを見るとわかるが、中央にいるパターンは全体がオープンでライン間にスペースがある場合か相手を押し込んだ場合のみ。
それ以外だとサイドに寄った位置を取っている。
フィジカルの弱い針谷は中央でパスをもらう場合、スペースがあれば相手をいなすことが出来るが、スペースが無い場合はそれができないので耐えることが出来ずにボールを奪われてしまう。
スペースを求めて動くとサイドに寄らざるを得ない。
ボランチがサイドに逃げると中央の守備は手薄になる。
ボールロストした場合のカウンター対策が整備されていなければ中央を簡単に突かれてしまう。
伊藤の場合は中央でもボールを保持できるし、相手から奪うこともできる。
伊藤の体格やスピードを生かすにはCBに置くよりボランチに置いて守備しつつ攻撃参加するのが一番になる。
針谷のようなタイプはボランチより最初からサイドにいて前と後ろを繋ぐ、逆サイドに展開するという広い動きの出来るパスを使った方が良い。
無理に押し込んで縦パスを通すやり方は結局カウンターの起点になりやすい。
カウンター対策で必要なのはシュートで終わる事。
追い込んで攻撃を長引かせるとそれだけ相手にカウンターのチャンスを与えることになる。
シュートが外れれば場面はリセットされる。
ポゼッションの意識があると常にボールを保持しなければならないので相手を押し込むことで自陣の守備が無くなりカウンターされた時に止められない。
ポゼッションの方がより多くの守備整備が必要なのはボールロスト後の守備を複数用意することが必要になる為。
守備整備できないのならポゼッション自体をするべきではない。
ボランチに必要なのはまずスタミナとストレングスのフィジカル要素を基本とした守備。
決して攻撃力ではない。
ボランチは第一に守備の要である。
守備できないのであればサイドに置くべき。
ボランチに守備できない選手を置いてはいけない。
チームが傾く。
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