ポジション

川崎戦で藤田はスピードが無く狙われていたが、
パパが３バックに入った場合、ひとつ前のDHで生きるかもしれない
宮崎、山本のWボランチは悪くはないが高さと強さで問題がある
宮崎は中村と同じWBで攻撃的な中村、守備的な宮崎で使い分ける
齊藤はFWではなく別の場所にコンバートした方が良いかも
やはり１トップは非常に難しい
むしろ０トップにした方が良いかもしれない
ショートカウンターメインなので
守備時は３ラインで０トップになるわけだし
４バックなら４－４－２、４－２－４
３バックなら３－４－３、４－３－３
４バックはSBなしの４CBで運用する
しかし４CBだと人数が多すぎるかもしれない
やはり３CBがバランス的にはいいかも
３CBになって中央の守備は改善されてきているが
その分一人となったWBとCBの間を狙われやすい
WBが攻撃的に行き過ぎると３バックの弱点のサイドが突かれる
どうしてもWBは引き気味な位置をキープしての攻撃参加が必要
長いパスを供給できると良い
逆にドリブラーを置いてしまうと裏を狙われ放題になってしまう
それをボランチがケアするとサイドに引き出されて中央が薄くなってしまう
失点のパターンとしては中央の守備をいかにサイドに引き出すかが重要なので
サイドがWB１人なので中央との守備連係は非常に重要になる
距離感が遠いとケアしきれない
前に出過ぎると裏が空く
連係してサイドにアウトポストを築くのは良いが
その分中央には人がいなくなる
中央をケアすると逆サイドが空く
どこかに人を増やせばどこかが薄くなる
その繰り返し
だからこそ基準となるポジションの位置＝フォーメーションが重要になる
それはヒートマップからわかる
すると菱形のフォーメーションが一番マッチする
それが３－４－２－１
このフォーメーションは機能しやすい
しかし運用としてサイド重視にしすぎるのは問題がある
中央のボックスが一番重要であり
この人数を利用することが一番重要
WBが引き気味の分、シャドーとボランチは前に出ないといけない
WBがやや内側に絞って、シャドーとボランチを押し上げる必要がある
中央のボックスを押し上げることが得点に結びつく
サイド重視の運用は戦力の分散になる
サイドに人数を割くなら引いてラインを厚くする方が良い
サイドの攻防を捨てて引いた方が体力的に無理がない
特に後半は前に出ようとするより下がってラインを厚くする方が良い
攻撃は縦に、守備は横にが基本
中央制圧は最重要
だからこそシャドーとボランチのボックスが重要になる
ここが弱いと中央を割られる
しかし３バックなので守備の次善の策としては良い

ジェイでも１トップは厳しい
マークされやすく連携しづらい
２トップだとマークも分散され、お互いを囮として使いやすい
アダイウトンもシャドーだとスペースがない
ポジションをちょっと考えた方が良いかもしれない
３－４－１－２
Wボランチ、１シャドー、２トップで中央にボックスを作る
３－４－３－０の０トップかも
中央に小林を置いて、前にアダイウトンとジェイ
小林がセンターでボックスの中央
３ボランチに近い形
小林は攻撃的に、残り２人が守備的に
守備時はアダイウトンとジェイが小林とならんで
３－４－３－０に
WBがアダイウトンとジェイへ供給する
小林は３ボランチとして中央制圧と
攻撃時に前２人のサポートとしてゴール前へと詰める
小林は後ろに４人、前に２人いるのでパスを生かせる
キープすれば中央に集まるのでWBが上がりやすい
後ろのボランチ２人が小林のサポートとしてショートパスと
ケアをする

４－２－３－１の時の小林は５人の中央だったが、
３－４－３－０だと６人の中央なので周囲どこにでもパスができる
またボックス中央なので距離感が近い
遠くに出す時は左右のWBへと出していく
左右のWBを逃げ道や攻撃の陽動に使う
WBと残りのWボランチがサイドから中央にかけての起点を作りつつ
小林は前２人の近くへと上がる
３－２－３－２（２列目ワイド）の形にも近い
中央の制圧力、攻撃力がメイン

ボールサイドのWBを起点に小林がボールサイドへと移動
逆サイドのWBがカットインして中央攻撃に参加
もしくは逆サイドを縦に深く突いてゴール前ファーに入る
ボールサイドの前は２トップがボールサイドに流れつつ
ニアを狙う

アダイウトンとジェイは個で打破することを前提としながら
連係も視野に入れた形で前に置きたい
お互いを囮にしつつどちらかがそのまま個を生かす形で得点したい
２トップでマークを分散しつつ２列目も少なくしてスペースを多めにしたい
２トップなら３バック、４バックの両方に対して有効
１トップは３バックに対しては厳しい
中央に目がいっている時にサイドのWBの上がりを使いたい
中央が強く、中央を使えないとサイドも使えない
サイドを使うにはより強い中央が必要になる
サイド攻撃サイド守備は戦力が分散しやすい
出来るだけ中央を縦に速く使いたい
ショートカウンターで素早い攻撃を重ねる必要がある
徹底した中央攻撃がサイド守備を薄くする
戦力を集中した方がサイドを薄くしてサイド攻撃が有効になる

磐田 ｘ 川崎 （０－１）

失点シーン

後半も最後に左サイドに人数が多すぎて中央が２人だけ
やはり予想通りとなった

ゲーム全体での守備はかなり良かった
前半は最終ラインからの飛び出しとそれを埋める動きもきちんとしていた

ゲーム後半になるとやはりボールの動きも多くなり、
体力が下がって来るので前半のような守備が出来なくなる

終盤での守備の仕方をどう構築していくか

今日はジェイの得点なし
アダイウトンは相変わらず周りとの連携がいまいち
太田はシュート撃たない
攻撃陣が蓋になっている部分もある
守備はかなり改善されてきたが、攻撃面が下がり過ぎ

川崎相手に１失点はよくやった
この失点パターンは予想の範囲内
今後どのように改善していくのか
攻撃陣の再編成やポジションの変更などをどうするのか
攻撃パターンを増やすのか、今あるパターンをより深化させていくのか

予想した４人の攻撃がやはり光っていた

終盤中央の守備改善が必須
右サイドは藤田がスピードで追いつけずに森下が入れ替わって守備していた
狙われていたかもしれない
太田も守備も機能していない部分もあった
その為に右サイドに中央のカバーがずれた為、
中央の守備がスカスカになった
そのタイミングで中央から縦とシンプルに入れてオウンゴールに結びついた

守備面では１トップが前に出てしまうのを押さえるべき
下がってシャドーと３人で中央を固めた方がいい
ファーストチェックの為に前に前に守備が引き伸ばされて
サイドが空いたり、裏へと放り込まれたりする
守備はプレスバックすることで奪うことができる
前のパスコースを消しつつ、後ろから奪いに行く
前後で挟むことが重要だ
その為に５－２－３か４－４－２の３ラインのコンパクトにし、
前線か中盤がプレスバックして奪う
そのままカウンターに行きたい

守備の形は出来てきたが、
問題は奪うポイントと反撃の連携
カウンターの深化が必要だ
ハイラインの守備はリスクもあるがオフサイドが獲れる
一方で相手を自陣に引き込まないので裏のスペースが少ない
自陣に引き込んでのロングカウンターならアダイウトンと太田をツートップにして
スペースを生かした戦術にするべき

現在のハイライン、ショートカウンターだと相手は自陣にいる率が高くなる
よって裏のスペースは小さい
これがアダイウトンと太田が機能しない理由だ
いくら足が速くてもスペースがなく、守備の人数がいると機能しない
ショートカウンターとアダイウトン、太田との相性が悪い
むしろパスやキープの上手い松井、松浦の方が相性はいいと思う
ＷＢは守備も重要なので太田だとやはり機能しない
戦術、フォーメーション、ポジションが最適化されないと上手く機能しない
失点の多さはフォーメーションの悪さとポジションの悪さの内、
フォーメーションを改善した
小川、中村のＷＢは機能していた
やはり多少でも守備力が高くないとＷＢと３バックは機能しない

ハイライン、ショートカウンターに向いた選手をポジションに置く必要がある
３－４－２－１は中央が４人ＢＯＸだが、今の磐田はサイド重視で左右にスプリットされる
その為にサイドに３人が偏ることによってサイドを制圧している
ＷＢに守備型の選手でないとさらにサイドに人を割かなければならない
これによって中央が薄くなり失点する
サイドの攻防に人数をかけるなら中央には能力の高い選手を入れなければならない
逆にサイドに能力のある選手を入れるなら中央のＢＯＸを崩さずに中央も使えるようになる
サイド攻撃はあくまで中央を使うためのアウトポスト
主力はやはり中央に置きたい

今日のジュビロは攻撃時に中央に人数がいなかった
いつも少ないが今日も少なかった
１トップ２シャドーが攻撃時には中央にいないと得点はできない
もう少し戦術、フォーメーション、ポジションの最適化をする必要がある

次節 磐田 ｘ 川崎

警戒すべき選手が多い

ＦＷ　小林悠　大久保嘉人
ＭＦ　中村憲剛
ＤＦ　エウシーニョ

フォーメーション、戦術共に似ているかもしれない
サイドの攻防でどちらにも転がることになる

ということは磐田の弱点と同じでサイドに人数をかけ過ぎて
中央へのカウンターに弱い場合が多いということだ
同じフォーメーションでも運用の差をうまく使って行きたい
守備陣形を３－４－３－０の３ラインにしてサイドでの距離感を圧縮
中央も０トップで下がって厚みを持たせる
サイドに引き出されないようにラインを下げて対応したい
ハイラインの裏を狙われたり、サイドへ引き出されたりするのは避けたい
やや引き気味のショートカウンターを狙いたい
出来るだけ中央で勝負をしたい

多分、川崎の方がフォーメーションの運用は上手い
ＷＢがＯＨの後ろにカットインして中央を狙うなどのバリエーションも多い
そこからのＯＨ、トップとのワンツーや
シュートからのＯＨ、トップのこぼれ球押し込みなど
磐田は基本がサイド中盤で起点を作り、
そこからサイド前方へ深く切り込んでゴール前への供給
サイド起点からアーリークロスでニア、ファーへの供給
などがある
磐田はヒートマップ中央を避けて、出来る限りサイドの使われていない部分を使う戦術
その為にサイド深くまで行くことが多い
もしくは逆サイド側のアウトサイドから斜めに侵入するアタッカーを狙う

川崎も同じようにサイド中盤に人数をかけて起点を作ってくる
そこからは連係で中央狙いが多いように思える
カウンターを考えると、逆サイドのＷＢが中央に絞って３ボランチ気味にして
中央の厚みを強くするのも良い

サイドの攻防でどちらが優位に立つか
負けた場合、その後の対応策をどうするのか
そのあたりの想定と対処の準備の差が現れるかも
ＣＢは左右の選手が重要になる
ボランチも相手のＯＨを押さえたりＷＢの対応など苦しい時間が多いと思われる
サイドの起点部分でどれだけ競り合いに勝てるか
真っ向勝負になるか
それともサイドを捨ててコンパクトにカウンターに徹するか
上位戦なのでカウンターはあり
勝ち点１獲ることが出来ればいい
それで十分だ

磐田 ｘ 甲府 （３－１）

サイド攻撃の磐田に対して守備がサイドに引き出されてしまった甲府

逆に言うと、甲府が相手だったので３－１で勝てた試合

磐田は徹底したサイド攻撃

サイドに３人でアウトポストを構築

サイドを制圧して守備をミドルサードのサイドに引き出す

ゴールのニアかファーに入ってゴールする


１点目

ミドルサードのサイドの小林から
アタッキングサードのサイド小川へと縦パスで侵入
ゴール前の３人密集にパス
太田が得点


２点目

右サイドを深く侵入した小川からマイナスのパス
アダイウトン、小林、山本がゴール前
甲府のＤＦはボールサイドに固まって磐田の選手へのマークはない
小林が得点


３点目

ミドルサード右サイドにアダイウトン、小林、太田
太田がアタッキングサードに侵入
逆サイドフリーの松浦がラインの裏を狙う
松浦が得点




磐田はサイドアタックをメインにやってきているが、
守備の良い上位チームは守備がサイドに引き出されることが少ない
逆にサイドに人数をかけ過ぎる磐田は中央が薄くなって中央カウンターを食らって失点する
守備がボールサイドに引き出されてしまう下位チームには強く、
中央守備が徹底されている上位チームには弱い
これが今の磐田
人数をかけたサイドアタックは諸刃の剣
カウンターされると簡単に失点する

サイドを深く侵入することが多いので、
サイドのスペースを潰す５バックなどでラインを低くしたロングカウンターのチームには弱い
出し所のない相手にパス回ししてパスミスからカウンターを食らうなど


４－２－３－１から３－４－２－１に代わってサイド攻撃がより生きるようになってきた
これは４－２－３－１だとＳＢとＳＨとボランチの距離感が離れて大きな三角形になる
一方、３－４－２－１だと中央４人のボックス、サイド側に小さな三角形ができて距離が短い
お互いをサポートする間隔が短いのでミスのカバーが早い
実際はアダイウトン、小林＋ＷＢの３人でサイドにアウトポストを作ることが多い
また、逆サイドのＯＨ、ＷＢが前に出やすい

守備に関しては３バックで４バックよりＣＢが＋１多いので密集して壁を作って
シュートコースを絞りやすい
ＧＫは絞られたコースのみに集中すればよいので防ぎやすい

最近は小川が攻守に活躍で来ている
守備では内側に絞って３ボランチ気味にしたりとポジショニングも良い
身体も強くかなり良い選手
周りも良く見えているようだ

磐田の残る問題点は上位チームへの戦い方
下位相手には問題ないとしても、
中位、上位に対してまだこれといったものがない
サイドアタックにこだわり過ぎて大量失点したり
４－２－３－１で勝てる試合を落としたり
名波のこだわりが実戦の中で少しずつ修正されるが
やはり治るまでには時間がかかる

フォーメーションは３－４－２－１になって良くなったが
サイド攻撃重視の戦術の弱点をどうやって修正していくか
守備チームに対する効果的な攻撃パターンをどうやって作り出すか
カウンターをどうやってコントロールして防ぐか
この辺りが明確になってくれば磐田の上位定着も望めるようになるだろう

残り試合はほぼ中位、下位なので得点が上がってくる可能性は高い
より攻撃的なゲームを見ることができるだろう
前半は上位との厳しい戦いが多かったので、後半は面白くなる
上位との戦いでは守備的＋カウンターで引き分けなどで勝ち点を取れたこともあった
中位との戦いで落としたりと脇の甘さがある
順位的には中位の上くらいで終わることが出来ればいいだろう
パパが加入したので守備が改善するだろう
ジェイも戻って来て得点力も戻る
カミンスキーも戻るので失点も減るか
良い状態ならば、上位も狙えるくらいか
誰を変えるか
しかし交代枠をうまく使うだろう

八田は以前より上手くなっている
３バックになって守備との連携も取りやすくなっているというのもあるだろう
今の磐田は調子の良い状態での昇格一年目
補強も良くできている

小林のキープ力を生かした戦いがメインになっているので
これをどう生かすか
前線ではジェイがそれをやっていたが、２人マークで痛みが酷い
キープ力のある選手＋サポートの選手の２人を作ることで解決したい

ジェイ＋アダイウトン、松浦
小林＋中村、小川

問題はボランチあたりのキープ力のある選手がいないことだな
パパがＣＢに入るのか、ボランチに入るのか
宮崎、山本の２人は及第点なのだが、
やはり強さという点ではやや劣る
ボランチに誰を入れるか
強さ、高さ、キープ力、スペース管理、広い視野、持久力
候補がいるかな


大宮　ｘ　浦和　戦で、ボランチにダブルチームで当たり、
こぼれ球をそのままシュートして得点した
中央でのプレッシャーはゴールに直結する
ゴールマウスの広さを生かせるのは中央だからだ
ショートカウンターで１列目か２列目にラインを形成し
ラインを崩さずにプレッシャーをかける
ボールがボランチ、ＣＢ、ＧＫへと戻るタイミングを捉える
中央ラインでプレッシャーをかけて奪ってゴールする

逆に自陣からのカウンターでは、
ゴール前、センターラインではスペースを潰しておく
ゴールマウスが狭くなるサイドを空けておく
サイドに流れた所でプレッシャーをかけて奪う
自陣では中央を避けてサイドで防ぐ
すばやく敵陣中央を狙う
守備が揃う前にゴールすることが重要だ

自陣での守備は３ラインでライン当たりの人数を増やす
センターライン付近でのショートカウンターは
裏を狙われる可能性が高い
敵陣内に引き出される場合は注意が必要となる
前に引き出されるとラインが崩れショートパスも通りやすくなる

磐田は中央を狙うショートカウンターを増やしたい
サイド攻撃偏重なので流れの中でカウンターや中央など
使える部分は使うようになってほしい
特に相手のウィークポイントに対しては狙ってほしい
サイド攻撃偏重は４ＣＢ＋ＳＨの５バック、６バックで防がれる

アダイウトン、太田を２トップとして中央カウンターを徹底する
相手が中央に絞ってきたら、今度はサイドを突破
中央、サイドのどちらかではなく、相手の守備を翻弄するように
相手の守備の薄い場所を狙っていくようになってほしい
攻撃サッカーの神髄は相手の守備の薄い場所を徹底して狙う事
今のサイド攻撃偏重は中央の守備をサイドに引き出すという手間をかけた遅攻
カウンターは守備組織が揃う前にゴールを狙う攻撃的な戦術
スピードが活きる戦術
アダイウトンや太田を使うならスピードの活きる戦術を使うべき
サイドに置いておいても、カットインして中央を狙うように
サイドから斜めに入って中央を狙う
サイドを使うのは相手の視線をサイドに向け、
真のアタッカーを隠す為の陽動だ

フォーメーションの変化とジェイ復帰、パパ加入でどう変わるか
ジェイが活きれば２シャドーも活きてくる
中央の脅威が強くなれば、サイドも薄くなり
よりサイド攻撃が活きてくる
今はサイドに脅威を作って中央を薄くさせる戦術
得点力を上げる為にボランチの山本が前に出ている
トップのアダイウトン、逆サイドＯＨ、攻撃的ボランチの３人が中央に入る
サイドはＯＨ、ＷＢ、ＤＨで起点を作る
逆サイドＷＢ、ＤＨがボランチ位置をカバー
３バックの前でスペースを潰す
多分この形が今の磐田の攻撃スタイル
場合によっては起点がトップ、ＯＨ、ＷＢで
ゴール前が逆サイドＯＨ、ＷＢ、ＤＨになることもある
多少変化はあるが、
起点３人、ゴール前３人の形が良い
起点３人からトランジッションで１人が抜け出し、
ゴール前３人に入れる
という形も出てきている

ここ最近は結構前のゲームで足りない部分をすぐに修正してきていることが多い
今回の甲府戦では攻撃時にゴール前２人で決めきれなかったところを
３人に増やして得点力を上げている
３人の利点はスペースの制圧と選択肢の増加
こぼれ球に対するカバーのしやすさなどがある
２人だとＤＦと１対１、２対１になりやすく数の差で負ける
３人いるとＤＦも多くなるがＤＦマークが散るので
パスが通ったりシュートが通る確率は高くなる
今回の改善点は効果的だった

今後は中位戦の取りこぼしを無くすこと
引き分け以上を狙う
上位戦でも引き分け以上
負けの確率を減らしていく
カウンターされにくい戦術やリスク管理
戦況、戦局にあった攻撃、守備の採用
ウィークポイントへの徹底した攻撃
上位にねじり込んでほしい

磐田 ｘ 大宮 （０－１）

相変わらずサイドにこだわり過ぎ
ＷＢが前に出過ぎて裏を狙われる

せっかくシャドーとボランチで中央にボックスを作っているのに
サイドに寄り過ぎて中央の制圧力が低い
中盤の人数は６対４、しかも中央は４対２だ
本来なら中央の制圧力は磐田が上
それによる中央制圧と攻撃が効くはずなのだが
せっかくの３－６－１をサイド攻撃重視にしたために
その良さが生きていない

３バックに中央ボックスで中央で勝負する限りは負けない
中央の縦のワンツー、横のワンツーでつなげるべき
サイドはアクセント
ワイドに開くより、いかに縦のスルーパスを入れるか

大宮は４－４－２だが、ワイドに開き過ぎずに
中央に４人が集まる形で守備するので中央も堅い
これを散らす為にサイドをワイドに使う必要はあったが
広がった後に縦に入れるタイミングが悪い
トロトロして入れるタイミングを逸している

サイドの構築に人数がかかり過ぎていつも中央に人がいない
サイドより中央の方が何倍も大事
点の取れない理由はサイドに人が集まり過ぎているから
ＷＢ一人にしたのに結局ボックス全体がボールサイドに寄り過ぎる
その為に中央が薄くなり得点に繋がらない

守備は５－２－３の形にする感じが増えている
サイドのスペースで空けて、そこに罠をかける形が多い
２－３の５人で中央に拠点を作り制圧
５人ラインで守備
ボールは必然的にサイドによる
ＷＢの守備力がかなり重要になる
これにボランチとシャドーも加わってサイドで優勢を作る形
しかし、ここで優勢を作っても２次攻撃、３次攻撃に人が足りずに
単発のみで終わってしまう
また、ＷＢが下がり気味を維持せずに前のめりになる為に
薄いサイドの守備の裏を抜かれ、ＣＢやボランチがサイドに釣り出される

いつまでたっても中央重視できずにサイド重視にこだわり負ける
この悪癖をさっさと払拭しろ
サイドの重要度は中央の重要度より低い
問題は使うタイミングだ
中央を制圧出来ているならそれを優先的に使うべき

大宮は４－４－２で攻撃時に最終ラインは２バックなのだから
上がったＳＢに対してシャドーがプレス
ＣＢに対してはトップともうひとりのシャドーが１対１でつく
ボランチは相手ボランチにつく
これだけで相手はバックパスしてボールはこぼれる
足の速いトップとシャドーがプレスしてこぼしたボールをシュート、ゴール
この形ができやすい
そういう場面も少しあったが残念ながらゴール出来なかった

名波の戦術眼の無さは酷過ぎる
そもそもフォーメーションを戦略的に使用できていない
自分のこだわりを先に反映させているだけ
そして失敗を修正してどうにか凌いでいる
サイドにいくらこだわっても意味はない
重要度は中央なのだから
フォーメーションと戦術をマッチできないのは監督としてどうなんだ

大宮は４－４－２だが、サイドに張り過ぎずに中央によって守備も出来ている
どんなフォーメーションでもその使い方が適切なら勝てる
強いフォーメーションというものはない
対戦相手のフォーメーションとの相性と
攻撃、守備の戦術とのマッチング
選手とポジションのマッチング
これらが適正であるかどうか
それが強さになる

相手のストロングポイントを消し、
相手のウィークポイントを突く
これが基本だ

４－４－２の大宮に対して３－６－１の磐田
中盤中央の人数差で勝てている
相手のストロングポイントはサイド
サイドと中央とを切り、サイドを孤立するようにする
相手のボランチに対してシャドーとボランチで潰す
これで中央は制圧でき、サイドは孤立する
縦に侵入されても最終ラインはゆっくり下がればよい
ゴール前が堅くなるだけだから
逆にサイドに中央から守備が寄り過ぎると
はがされてゴール前が薄くなる
だからサイドのボールは持たせておけばよい
入って来たボールを跳ね返すことの方が重要だ
中央に起点を作られないように徹底的に潰す事

結局サイドの優位性を取らされる代わりに中央を明け渡しただけ
いつもこれ
名波がサイド重視を捨てない限り同じことがずっと繰り返される
せっかくフォーメーションを変えたのに活きないのは
運用が間違っているから
サイドは基本は守備で中央で攻撃する
サイドはカットインして中央を押し上げる
ＷＢがボランチとシャドーの間に入ることで
シャドーがより高い位置にいく
ＷＢも前に進み過ぎずに守備に戻りやすい
立て直しはもう一度サイドに開いてボールを逃がす
しかし中央が基本
中央のシャドーとボランチのボックスが基本となる
この制圧力を生かすことが３－６－１の強みだ

シャドーがワイドに開いてＷＢからボールをもらう
相手ボランチがサイドに引き出される
ここにＷＢが入ってそのスペースを使う
もしくはボランチが上がって使う
シャドーからフリーになった中央の押し上げに戻して
さらにトップへと縦に入れる
シャドーとＷＢの入れ替えで相手の守備が釣れたら
得点につながるチャンスは広がる
一番重要なのは中央の守備を薄くすること
そして中央の攻撃人数を増やす事
磐田はその逆をやっている
自らサイドに開いて中央を薄くしてしまっている
そのせいで得点され、得点できない
これは監督の方針が間違っているから
サイドの起点は相手の中央の守備が堅いからやること
中央の人数で勝っているなら、わざわざサイドに散らす必要はない
縦に速く動くこと
それによって相手のサイドが中央に寄り過ぎるなら
その時にサイドが活きてくる
基本は速攻の中央攻撃
これに対応してきたら、サイドを使ったワイド攻撃
この入れ替えが攻撃のセンスだ
相手の守備を見てこれを切り替えて攻撃できること

守備はＷＢ＋ボランチの４人ラインが軸
それにシャドーのプレスバック
ボールサイドにシャドーがずれてプレスバックする
ボールサイドにＷＢとシャドーの２人
中央にボランチとシャドーの３人
逆サイドにＷＢ
この形でラインを維持しつつ、常にサイドのボールに２人がいく
中央ならシャドーとボランチの４人ボックスで囲む

５－２－３だとサイドのスペースが空き過ぎる
それなら５－４－１の方が良い
前に人を並べて防ぐ形は悪くはないが
サイドでは囲みきれない形になるので微妙
どうしても押し上げて得点したいという気持ちが５－２－３にさせるのだろう
しかしＷＢとシャドーの距離が３列目－１列目と離れる為に
フォローが遅くなる
またボランチの横のスペースが空き過ぎる
３ボランチならまだしも２ボランチなのでかなり広い
ＷＢの負担が増える
さらにＣＢがＷＢのフォローに入らざるを得なくなるので
中央がより薄くなりやすい
ボランチがワイドに行くと中央スペースが広く空いてしまう
結局サイドに釣り出されて中を突かれるパターンになる
それなら５－４－１でサイドにスペースを置かずに埋める方がまだよい
サイドにスペースを空ける場合、絶対にそのスペースを囲んで潰す
という守備戦術をしなければならない
それが出来ない場合はかなり厳しくなる
５－２－３だと距離感が中途半端でフォローしづらい
結局、サイドに４～５人集まって中央がかなり薄くなる
守備できず、得点もできない
というパターンに陥る
サイドを捨てても中央は守る
これくらいやってくれ

磐田 ｘ G大阪 （１－２）

逆転負けの試合

２点共に守備の問題が出た

１点目
サイドに起点を作られた
この時点でサイド守備に５人くらいがサイドに張り付き
中央にはボランチとCBの４人でラインを形成
しかし、ボランチ２人が上がってしまう
G大阪はこのタイミングを待ち構えていた
すかさずパスを出して得点

２点目
３バックでラインを形成
３対１でこのまま前の選手の戻りを待つべきだった
しかし中央の大井が前に出た
その裏にノーマークの遠藤が入り込んで得点
何故、遠藤はノーマークだったのか

磐田の守備は５－２－３で中央を堅くして
反撃時に得点を確実にするようにシャドーがやや前
５－４－１ではなかったので、サイドにはボランチ横にスペース有り

磐田の守備組織の「癖」がある

コンパクトな３ラインで中央厚めでサイドで奪って反撃
これをやるつもりなのだろう
しかし、サイドで囲う為に人数をかけ過ぎる
しかも縦長なエリアを形成する為に中央が薄い
サイドに人数をかけ過ぎる
肝心な中央に人がいない
せっかくの守備ラインを崩してしまい
そこを狙われる

一番酷い「癖」は守備ラインを形成しているのに
ボールホルダーに一人がマークに出てしまうことだ
この裏のスペースを突かれるというパターンが常態化している

ボールホルダーに必ず一人が壁を作りに行く
これが磐田の守備の約束事なのだろう
それを逆手に取られている
ファーストディフェンダーがついて、
まわりはそれをフォローする
ということだろうが
逆にフォーメーションを崩して穴を空けてしまう

最終ラインはラインを崩さない
という約束事を入れるべきだ

守備の優先順位はゴールの目の前の１対１を防ぐこと
ゴールマウスの広さを狭くすること
ボールホルダーの角度と距離、それを防ぐ守備の位置で決まる
一人が前に出て裏に穴を作るより、ラインを崩さずに待つ方がよいはずだ

一人がマークに行くのはフリーでシュートやパスを撃たれることへの警戒だろう
守備ラインが出来ていれば最大幅のゴール前は消せている

磐田は攻撃も守備も逆が多い
守れない、点獲れないのはそのやり方が問題だからだ
それを変えない限り勝ちようがない

ファーストディフェンダーは最終ラインではなく、前の選手が下がって行う
出来る限りそうする
出来ない場合、最終ラインはラインを崩さずにゴール前優先で防ぐ
出来る限りサイド側に逃がして正面は防ぐ
シュートコースを絞ってあとはキーパーに任せる

守備は釣り出されたら負け
我慢して待って対応する
駆け引きが重要になるから経験が必要になる
しかし、ゴール前のシュートコースが最大幅で有利になることは自明
ここは最初に防ぐべき

磐田はサイドの攻撃や守備の戦術がマッチしていない
サイドを見過ぎて逆サイド中央をケア出来ていない
取るべきところで取れないのなら、その方法論は捨てるべき
取れるだけの練習が出来ているか

攻撃も守備もアンバランスな状態が続いている
しかし変化しながら少しは良くなっている

去年の悪い時
名波は４－２－３－１を使い続け
小林は手の抜き方がわかった
などと言っていた

今はフォーメーションも変え、
小林も積極的に動くようになってきた
それで少しは良くなっている

問題としては守備の１対１の堅さがない
その為に人数をかけなければならい
後ろに人数が多くなり前への推進力がない
これが守れない、点も取れない、という状態

守備では５－４－１でサイドで奪う
シャドーがしっかりと下がってボランチ横のスペースを埋める
サイドに寄り過ぎない守備
サイドはWB、シャドー、ボランチかCBの３人で囲んで奪う
しかしサイドに人が集まり過ぎないようにすること
サイドでは縦にならないようにする
最終ラインに下がってラインのスペースを埋める
あくまで徹底した守備を行い、
相手が攻め疲れとアイデアがない状態まで潰し続ける
前に出て守備しない
後ろに下がって城壁を作る
穴を空けない

攻撃はサイドを縦に使うことを減らす
サイドはWB一人
サイドと中央との横パスのワンツー
サイドと前との縦パスのワンツー
これを多用する
WBに強いマークがあるなら中央メインでパスを回す
中央に集まって来るならWBから裏を狙う
両WBのパス精度と距離が重要になる

ワントップのアダイウトンがシャドーを利用できていない
まず徹底したパス練習、ワンツーの練習が必要
自分が囲まれる前にパスを出して裏に走る
これを練習で徹底する必要がある

トップ、シャドーには９０分を走るスタミナと速さ
WBはキック精度と飛距離、パスセンス
ボランチはポジショニングと危険察知と１対１
CBは速さと強さと高さ

ボールサイドWBが起点、トップとシャドーで前線に走り込み
もしくはボールサイドの前方にアウトポストになるエリア
逆サイドWBかボランチは機を見てゴールファーサイドへ
トップとシャドーがいかにスペースを生かせるか
速さで抜けない場合はそのエリアを３人で制圧して味方の上がりを待つ
第一には裏のスペースを狙い１対１
第二はサイドのバイタルエリア制圧して二次攻撃で中央、逆サイドを狙う
第三はバックパスして相手守備を前に引き出してロングボール

WBがアウトサイドを縦に行き過ぎるのも問題
上がり過ぎず、裏のスペースを空け過ぎない
アーリークロスで裏のスペースを狙う
シャドーを上げる為に、ボランチとシャドーの間のスペースへとカットインして中央攻撃に参加
WB自身は２．５列目　<=>　４列目を動く
WBがアウトサイドを上がっても孤立する
孤立することで陽動するのなら良いが
味方が近づき過ぎてせっかくの中央の人数を減らして
サイドに人が多くなり過ぎることが問題

小林がサイドの溜めを作って中に走り込んでくる選手に上げる
これはいいんだが、本来はWBがやるべきこと
出来るだけサイドで少ない人数で溜めを作って
大勢の守備陣を引付けておくことが溜めの意味だ
中央の守備を引きはがすことがサイド攻撃の意味
４－４－２のように相手のフォーメーションがそもそも中央に少ないのなら
サイド攻撃ではなく、中央攻撃の方が良い場合もある
サイド攻撃自体が最重要なのではなく、
中央の人数が少ないというのが最重要なのだ
その意味をはき違えてサイド攻撃が重要と考えるから上手くいかなくなる
戦術で重要なのは「人数の差」をどう作るか
守備の最重要なのはゴール前の人数差で勝つこと
攻めで最重要なのはゴール前の守備人数を少なくすること
人数差で勝っていなくても少なければ得点チャンスは高くなる
この優先順位を徹底すること
すべてはここへつなげるための布石
戦術の優先順位をきちんと作り守ること
上手くかないのは優先順位が間違っているか、守っていないから

磐田 ｘ 鹿島 （１－１）

序盤

３バックのハイラインでサイドのスペースを突かれ決定機を何度も作られる
両サイドをすぐに下げてスペースを無くして終盤ラインを人数でカバーするように修正
その後はこう着状態

鹿島得点シーン
カイオがサイドから個人技でカットイン
ジュビロの守備がサイドに偏る悪癖を突いて薄くなった中央に攻め込む

磐田得点シーン
小林のミドルシュート
ブラインドの外から巻き込むように内に入ってくる


磐田の守備としてはアダイウントンが１トップということもあって前に残っていたが
松井と小林と３人でラインを作った方が良かった

磐田が好調な時は４－２－３－１を使っていない
このフォーメーションは中途半端過ぎるし、使いこなせていない
磐田の悪癖としてサイド偏重がある
逆に今日のように３－４－２－１だと両サイドに１人ずつなので中央に厚みがある
その分セカンドボールも拾いやすい
また、３バックで中央が厚くお互いのカバーがしやすい
何より良いのはＳＨがアウトサイドで孤立する時間が少なくなる
２シャドーで中央に近くなるので中の連携がよい
ＷＢがまだ縦ばかりなのがアウトサイドの使い方が偏り過ぎている
横浜のように内外でワンツーでアウトサイドを崩したり
中央を突破するショートパスを連携する使い方や、
今日のカイオのように守備をアウトサイドに引き出す陽動をしてから
カットインして中央を攻めるなど
こういうパターンを多くするべき
アウトサイドを縦に深く　→　クロス／マイナスクロス　→　得点
という戦術をとりたがるが、この後のフォローが無さ過ぎる
本来ならボランチが上がって来て２次攻撃やこぼれ球をミドルシュートという形を作りたい
しかしどうにも上がらない
３－４－２－１だと中央にボックスが出来るので中央の守備も堅く、
アウトサイドとの連携もしやすい
ただ磐田はサイドに流れ過ぎ
中央のフィニッシャーの方が少なすぎる
中央には３人は詰めて欲しい
その為にはアウトサイドに流れ過ぎないこと、
３列目以降がゴール前に詰めてくることが必要になる

磐田としては上位チーム相手にホームで勝ち点１は勝ち同然
今の順位をキープできることが大きい
後は名波が４－２－３－１を捨てるだけ
全く機能しないフォーメーションを使い続ける意味を教えて欲しい

試合後のインタビューを聞くと、後ろが重たくなったという良い方をしているので
もっと攻撃的にやりたいというのが本音のようだ
点の入らない攻撃サッカーをやる意味があるのかな

カイオが恐い事は事前にわかっているが、やはり止められなかった
ただ、得点に絡んだ時以外は囮のように動いた感じだったので助かった
磐田の守備はサイドで止めたいという思惑でサイドに人が流れ過ぎる
最終ラインとのギャップがあってそのスペースを突かれる
サイドで止めるとしてもギャップを作らないことが大事なのではないか
これは序盤のサイド攻撃で決定機を作られた部分と、
その後の修正でわかりきっている
名波としてはサイドを前に押し込んで受け身になりたくない
という思惑があったのだろう
しかし、個人の技量差がある以上それが簡単でないことは予想できる
そもそも個人差で負けるサイドを起点に使う必要はない
相手は４－４－２なのだから中央を突けばよい
中央の厚みをサイドに流してしまったら中央はより薄くなってしまう
だから中央の厚みは中央を守る為に使うべき
そしてサイドは最終ラインをまず埋めて、そこから前に押し出さないといけない
裏にスペースのある状態で前を止めようとしても無理
素直に下がってスペースを埋める方が良い

磐田 ｘ 鹿島

カイオ対策必須
速いカウンターを防ぐことのできる足の速いＤＦを配置

サイド起点からサイド深くを攻め、マイナスクロスから得点
サイドに人数をかけて中央が薄くなりがち

中央レーンの幅で戦う中央攻撃メインが良さそう
４－５－１にするなら、４ＣＢで中盤５人ライン守備
ＳＨは下がって６バックにしてスペースを埋める事
守備により人数をかけてこちらがカウンターする

２トップに３バックは良いが、問題はサイドでの攻防
中盤センターライン付近のアウトサイドから
一気にサイド深くまで攻められる可能性あり
ラインを高くするとまずい
最終ラインは深めでサイドも含めてスペースを空けない守備
３－４－２－１の場合
ＷＢが必ず下がって５バックで守備
２シャドーがボランチのサイドまで下がる
変形して５－４－１にして守備ラインはこんぱくとにすること
サイドで２対２にで戦う場合
ＷＢとシャドーで潰す
ＣＢとボランチはあくまで中央のスペースを埋める事
サイドを突破された時、ボランチがサイドへ行く場合
逆サイドのシャドーとＷＢが必ず中央のスペースを埋める事
逆サイドから上がってくるアタッカーを常に警戒すること
突破されたＷＢとシャドーはプレスバックしてサイドで潰す事

守備時は必ず下がる
前に人を残さないこと
押し込まれてもゴール前にラインを引いてコースを限定する
サイド攻撃でラインを下げて空いた中央、逆サイドから得点するので
ボールサイドだけでなく、中央、逆サイドも動きを見ておくこと

鹿島の攻撃時は４バックのＳＢが両方上がるので裏狙い
ＳＢへ２対１でプレスをかけて、ＣＢへのバックパスへアタック
ＣＢに対しても１対１に出来る方が良い
ＳＢを潰す場合はサイドで２対１、３対１を作る
中央も２対１を作ると良い
しかし、前で守備する分、抜かれると決定的なピンチを招く
無理に前で守備するより、序盤～中盤は引いてロングカウンター狙いの方が良い

サイドでの攻防
サイド深くでのワンツーからのシュート
サイドから逆サイド裏へのカットイン
この辺りは特に注意
カイオ潰し、対策をどうするか
スタミナと速さのある選手を２名つける必要がある
カイオは左サイドのアタッカーなので
右サイドは守備重視の人選が必要になる
縦関係より横関係で２人マークが必要
抜かれたら１人がカバーし、その間にもう一人がフォローに戻ること
常に２人で前と中を塞ぐようにする
無理に取りに行かない
バックパス以外を押さえるように

無理にカウンターしようとせずに、きっちり守ることからスタート
序盤～中盤は攻めなくてもいい
相手にポゼッションさせて回させるだけでいい
隙を見せないように最終ラインを守ること
３ラインの２列目が３列目に下がってくること
プレスバックは最終ラインが飛び出さないために重要な動き
最終ラインが相手を止めている間に後ろから奪う事
最終ラインと相手との間に入って、最終ラインから引き離す事
無理にサイドで取ろうとしないこと
中央はスペースを空けないこと
相手を無理に追わないこと
人数をかけたラインを２列作り、横幅のどこでも前後で挟んで獲れること
最終ラインは動かずに２列目が動くこと

磐田 ｘ 神戸 感想戦

磐田　１点目

守備からのカウンター
小林が奪ってアダイウトンが開いた齊藤に預ける
齊藤はワンツーで裏のスペースへ
アダイウトンが抜け出して得点
神戸のディフェンスラインが上がり過ぎ
うまくカウンターが出来た


神戸１点目

４対３で右へドリブル
磐田は４枚で一人がボール、３人はライン
しかし、ラインの選手がボールウォッチャーでマークするべき選手を見ていない
マークするべき外国人２名がドリブルと得点
それぞれ２枚で行くべきところをドリブルしているＰＪに遅れて２枚目
レアンドロにも送れて２枚目
１枚目の多いはボールを見て相手を見ないでマークを外す
外国人へのマークが２枚同時ではなく、遅れている


神戸２点目
小林の前に入られてヘッドで流された
それをそのまま得点
守備の並びは良かったが相手の方の動きが上だった


神戸３点目
サイドに開いたレアンドロに１枚だけ
マイナスのクロスに合わせたＰＪにも１枚だけ
すでに２枚マークすら出来ていない


神戸４点目
ＰＡ近くで２枚マークでＰＫ献上

神戸のストロングポイント、脅威となる２名の外国人に２枚マークが出来ていない
攻撃時にサイドに３名いるわりにゴール前２名など攻撃のバランスが悪い
得点シーンの４枚のディフェンスがＣＢとボランチと逆サイドのＳＢ
４－４－２ミラーにしたわりにボールサイドでＳＨとＳＢ２名で奪えずに裏を突かれる
これはＳＨが下がってＳＢと連携すべき部分をＳＢが上がってしまった
裏のスペースを突かれて２枚マークも追いついていない
３点目ゴール前に人数をかけられての攻撃
マークすべき外国人に１枚のみ
完全に守備が対応できていない状況になっていた
３バックにしてもＷＢが下がって守備しないためにスペースを突かれる
３バックはＷＢが下がって５バックにする必要があった
４バックもＳＨが下がってボールサイドで５バックにする必要があった
中盤がボールサイドにスライドしてサイドの起点を潰せなかった
サイドはサイドのメンバーが見る＋前で潰す
という守備だとＳＢが上がってスペースが空く
守備はラインを保ってスペースは空けない
上がって空いたスペースが別の選手が下がって埋める
浦和戦ではそれが出来ていた
最終ラインを維持しつつ、前に追い出すようにしていく守備が出来なかった

得点力不足について
サイドに人数がかかり過ぎている
攻撃時にゴール前に３～４人いるべきだが１～２人のみ
サイドの攻防でサイドに寄り過ぎ
密集しないと奪えない弱さもある
中盤の弱さが人数をかけることになり、
それによって中央制圧やゴール前の得点につながる部分で弱さが出てくる
中盤に１対１の強い選手が足りない

４－４－２ショートカウンターに対する対抗策が練られていない
攻撃時に３バックとなるので３－５－２フラットのようになる
中盤が５人ラインとなりサイドで２名が横で連携できる
ＳＨ、ＳＢが縦関係だとＳＢがＳＨを走らせることで裏のスペースを突く
しかしＳＨの位置でボールを奪い合うと２対１を作られる
縦関係だと不利な部分も出てくる
しかも不利を埋める為にＳＢが前に出て裏を取られると更に悪くなる
ＳＨは下がってＳＢと連携するか、ＤＨがサイドに応援に来る必要がある
相手が下げたら追わない

どうもプレスという守備が積極的で良い守備だと勘違いしているのかもしれない
暖簾に腕押し
下がってもそれはこちらの裏を狙うために前に来させるための罠だ
守備ラインに近づいたら対応し、下がるなら追わない
スペースを空けないことが重要
やはりサイドが下がって守備をすることを徹底しないと駄目だ
サイドのスペースは狙われる
ボールを持っていない時はサイドを下げてスペースを埋める
４バックでも３バックでもそれは徹底させること
ボールが下がっても追わない
最終ラインのボールサイドには絶対スペースを空けない
中盤が下がって最終ラインに加わって間隔を狭める
ボールが下がったら元に戻る
決してチェイスはしないこと
引き出されて裏を狙われる
守備ラインに来ている相手には体を寄せる

ＰＪとレアンドロの動きが非常に上手い
守備から見ると消える動きをする
攻め方も守備が守りにくい視野を計算して攻めている
中央レーンの横幅一杯、アウトサイド近い場所から攻めている
センターにいるアタッカーは決めやすい
しかも最低２名はゴール前に必ずいるので選択肢がありフォローも効く
やはり攻撃には中央に３人のアタッカーが来ないと得点力が弱い
後ろからの４人目がいるとさらに選択肢とフォローが良くなる

磐田は守備も攻撃もだいぶ劣る
戦略も戦術もまだまだ
戦闘レベルである選手の質も劣る
それでも負けないゲームをすればまだ順位的には維持できる
しかしそれも捨てているのが現状
引き分けが今の順位を維持している
それを無駄にする負け試合を監督がやる気でやっているのだから始末に負えない
サッカーには　「優勢勝ち」　はない
ポゼッション率が高かろうが、スプリントやランが高かろうが、
得点しなければ負ける
「いかに得点を稼ぐか」　が一番重要なのだ
得点しなければ勝てない
得点できない攻撃は捨てる
どのチームも自分達の得点スタイルを見つける
得点できない攻撃方法にこだわる時点で負けている

磐田問題点

勝てた試合と負けた試合の差

勝った試合
・カウンター、速攻
・相手のストロングポイントを潰す


負けた試合
・ポゼッション
・４－２－３－１/４－２－２
・サイド攻撃


磐田の戦略的な弱点
・中央よりサイド
・深い攻撃


中央の重要性がどれだけ理解されているのか不明
攻撃、守備共に最重要なのは中央レーン
ボランチ、ＣＢともに中央レーンを守備することが最重要となる
得点出来ないのは攻撃時にＰＡ内に人数をかけられないため
ＳＨがアウトサイドに張って中央に参加しないので中央が薄い

アウトサイド深く攻撃することの欠点
相手のディフェンスラインが下がり、ゴールに蓋をされてしまう
コーナー近くまで深く攻めた場合、マイナスのクロスで得点するパターンはある
しかし、堅くなった守備を崩すというのは悪手
得点力を上げるには、薄い守備に人数をかけること
磐田は決定力より中盤の制圧力の方にウエイトがかかり過ぎている
特にアウトサイド
これがゲーム上どれくらいの影響力があるかと考えると、非常に低い
だから磐田は勝てない
負けない試合を続けて来たのに相手を舐めて試合を落としている
去年の悪いパターンが出始めている
これでは降格する
名波自身の徹底した意識改革がなければ残留はない
磐田はまだ中位圏の上位に過ぎない
しかも序盤が終わる程度の試合数


改良すべき点はほぼすべて
・中央レーン制圧
・中央攻撃／中央守備
・ショートカウンター
・速攻
・相手のストロングポイントを潰す

勝てた試合はこの状況だった
すべて重要な項目
名波が舐めて負けた試合のすべてはこの逆
それを無くさない限りいつまでも降格候補に過ぎない
中央攻撃中央守備を徹底できていない
ボランチ、ＣＢの弱さは人数でカバーするしかないが
やはりその弱さは狙い目として常に攻撃にさらされている

２ＣＢがどちらも１対１で勝てなければ、３ＣＢ、４ＣＢにするべき
サイド守備や中盤のセカンドボール奪取の問題もある
３ＣＢや４ＣＢはこのサイド守備にも影響がある
サイドへのサポートが速くなる
セカンドボールについては中盤が間延びした時に
どれだけ中央をボックス、サークルを作ることができるか
２列目３列目が中央に集まる必要がある
サイドに人数をかけてしまうと中央が極端に薄くなる
サイドには１人が基本
ボールサイドはボランチ、ＣＢがスライドして２対１を作る
逆サイドは中央にスライドして中央の厚みを保つ

３ＣＢはＷＢをさげて５バックとして間隔を狭くする
間隔が狭ければサポートが速い
ディフェンスラインを下げさせられても、最終ラインの人数がいれば
マイナスのクロスからシュートに対しても中央が厚ければ確率は低くなる
４ＣＢでＳＨがＷＢのように下がればさらに厚い守備になる
シュートされるにしても正面は避け、外側のコースに限定する
正面は３ＣＢ、４ＣＢでコースを徹底的に切る
これによりボランチがサイドへ釣り出されても中央は守れる
ＳＨ、ＷＢが下がらないとＣＢが釣り出されてしまう
しかも１対１で抜かれやすい

４バックで２ＣＢ＋２ＳＢでは守備力が低すぎる
しかもＳＢに攻撃的な選手を置くとどっちつかずになる
サイドの人数は１人でクロスがメインのパサーがよい
サイドのドリブラーが効かないのはアダイウトンと太田で証明済み
サイドは中央とのパス交換でサイドに起点を作り、
トップにクロスを入れることがメイン
前に行くことが出来ればミドルシュートを打ってトップがこぼれ球を押し込む
サブとしてはカットインからのシュート
カットインして裏狙い
基本は引き気味で守備メイン

問題はボランチの強さ
小林はボランチの方が効く
松井、松浦あたりが２列目の方が良いかも
中盤中央の制圧力はゲーム全体に影響する
前回の広島戦のように３－４－３－０のコンパクトラインは非常に良かった
中央の厚みがあり、サイドも２～３人で連携できる
相手がポゼッションしてもゲームを組み立てることは出来なかった

４－２－３－１はまったく機能していない
ただ、アダイウトンを１トップにしたことで得点できたことは良い材料
サイドの守備にＣＢが引き出されない方が良い
サイドが下がってスペースを埋めた方が守備が楽になる
サイド攻撃してサイドの守備をする為にサイド２人にすると中央が薄くなる
サイド攻撃はあくまで中央攻撃の為のサポート
相手の守備をサイドにはがして中央を薄くすることが目的
サイドに２人は戦力が分散してしまう
中央８人と６人の差は64-36=28　√28＝5.29
サイド2人と1人の差は4-1=3　√3＝1.73
中央の２人差は８人側が勝って５人残る
つまり３人は疲弊するが交代枠の人数内
サイド２人は一方的にサイド制圧可能になる
サイドを制圧されたとしても中央を制圧していれば脅威は低い
サイドのスペースを埋めつつ、中央と連携して上げさせない

磐田 ｘ 神戸 （１－４）

立ち上がりのカウンター応酬で得点出来たが、
すぐに失点

得点シーンはカウンターにアダイウトンが効いた
相手のディフェンスラインを上げて、裏のスペースを突けた

４－４－２で両サイドが引いていると良い守りが出来ている
しかし、４－２－４になって両サイドが上がってしまうと駄目だ
本来、４－２－４で両サイドのスペースでボールを囲んで潰すのが常套
しかしそれもできない
スペースを与えない方がよい

失点はサイドで奪えずにゴール前マイナスクロスに合わせられている
人数はいるが防げなかった

問題点はサイドで奪えないこと
ミラーの４－４－２で両サイドが引いて
ＳＨとＳＢの距離が距離が短いと良いが、
ＳＨが上がり始めると悪くなる
ＳＨとＳＢの距離感が出来てサイドで奪えなくなる
これにボランチがサポートに入ることで中央が薄くなる
ボランチが引き出されるので２ＣＢで中央をカバーしきれない

神戸はＰＡ内に３人が入る中央攻撃が強い
４バックでは２ＣＢでカバーしきれない

サイドで奪えず、中央も守れ切れない
相手の攻め方に対応できていない

前半終了間際もあわや得点のシーン
サイドで潰せず、中央の厚みを生かした攻撃にも人数が揃わない

これは神戸のフォーメーションのミラーだけで、
神戸の攻撃パターンに対応できていない
攻撃パターンを潰そうと思ったら３－４－３－０にするべき
両サイドの厚みも中央の厚みもあるからだ


神戸の外国人を止められない
サイドを使おうとして負けている
サイドの起点にＳＢが対応してチェックにいくとその裏を突かれる
中村の裏を取られることが多い
４バックだとサイドに引き出されるとファーサイドの裏をカバーしきれない

神戸の強力な２トップに４バックは対応策としては最悪
１体１で止められないのだから３バックか４ＣＢにするべき

前回の広島戦では１トップ３バックなのでミラーしても問題なかったが、
２トップ４バック（２ＣＢ）でミラーしたら個人の能力差が出る
意味のないミラーをする愚策
何を考えてフォーメーションを決めているのかいつも疑問がわく
監督の能力差が出ている

神戸戦

４バックにフォーメーションを戻すと苦しい展開になると予想

神戸の攻撃は中央に３～４人がアタックしてくる。
サイドからの流し込み　→　３人の誰かが得点
もしくは３人が相手のディフェンスラインを押し下げてから
サイドからカットインしてミドルシュート

４バックだと中央が２人になり、３人に対応できない
しかもWボランチの為にSB前のスペースを使われることになる
このスペースから３人にパスする形が基本
ニアはスルーしても残り２人がいるので合わせるタイミングは自由
シュートが防がれても、こぼれ球を押し込みやすい

この３人中央攻撃はかなりの破壊力がある
この対策には３バックとWボランチ＋WBが必要になる

神戸の攻撃をサイドで早めに潰さないと後手に回ることになる

前回の3-4-2-1で、守備は3-4-3-0の形は非常に良かった。
この守備は神戸戦に限らず使えると思う。
攻撃に関しては中央３トップという神戸スタイルも悪くない
中盤がWボランチ＋WBの４人ラインを基本としつつも、
ショートカウンターでボールサイドWBが陽動としてディフェンスをアウトサイドに引き出す
３トップがディフェンスラインを押し下げる
逆サイドのWBがシャドーとして中央ファーサイドへカットインしてくる
ボールサイドのWBがアーリークロスを３トップへと上げる
逆サイドWBがディフェンス背後のファーで合わせる
もしくは空いた中央へとカットインしてミドルシュート、
こぼれ球を３トップが押し込む
かなり良い形での攻撃が出来るスタイルだ

１トップは基本的に非常に難しい
さらに中央の守備は３～５人なので１トップではほぼ機能しない
これはどの選手が入ってもほぼ変わらない
１トップで得点できる形を作るには、とにかく中央の守備をどうやってはがすかが問題となる
逆に０トップとした方が相手のディフェンスラインは大きく上がってくる可能性が高い
しかも相手がポゼッションになれば尚更
しかしやはり１トップでは人数差で防がれる
２トップ、３トップ、３トップ＋１などの形で人数をかけてマークを散らす必要がある

０トップで背後の広大なスペースに人数をかけたコレクティブなカウンターが良い攻撃だと思う
3-4-3-0でサイドで３人で奪い、WBが起点となり、３トップ、逆サイドWBの４人が攻撃する
素早くスペースへ入り込んで受け、ミドルシュートやこぼれ球を狙う
PA外からどんどん攻撃していくことが重要
攻撃時は3-2-2-3の形でWBが一つ上がって攻撃の軸になる
３トップは広がらずに中央にまとまる
逆に広がることでマークを中央から引きはがし、WBがさらにカットインして空いたスペースを使ってシュートする

３トップならば４バックの弱点となるCBとSBの間を狙ったり、
３バックに対しても１対１になり攻撃側が有利になりやすい
ショートカウンター狙いなら基本は中盤中央を徹底して守り、サイドで囲んで奪う
３トップが押し上げて空いた中央を使う
WBはアウトサイドと中央の両方を選択肢として使える
３トップだからこそディフェンスを集中させ、ボールへのチェックを減らすことが可能になる
マークの少ないWBは自由にボールを回し、上げることができる



4-2-3-1
１トップ　アダイウトン
2列目　齊藤　小林　太田
3列目　　宮崎　　山本
4列目中村　藤田　大井　小川
ＧＫ　　　カミンスキー

2列目の齊藤と太田が3列目まで引いて、４人ラインを形成すればサイドの守備も含めてだいぶ違う
しかし、サイドに起点を作られて、小林も含めてサイドに流れた場合に中央が薄くなる
小林、宮崎、山本で中央を守り、齊藤、中村で左サイド、太田と小川で右サイドを守る
２列目から４列目までがしっかりコンパクトになること
２列目、３列目が５人ラインに近い形で下がって守備すること
中央を３人で、サイドを２人で守ること
前からプレスをせずにコンパクトなラインを保ちショートカウンターを狙うこと
攻撃時は両ＳＨがワイドに流れずに中央へと攻め、ＳＢの上がるスペースを確保すること
逆に両ＳＨがサイドで上がるなら、ＳＢは中央へとカットインして攻めること

神戸は４－４－２の守備だが、ディフェンスラインとボランチとの間隔が広くなることがある
このギャップを生かすことが得点につながりそうだ
サイドに人がいる分、ワイドな攻撃メインになるので、中央は薄くなる
攻撃時はＰＡに３人、サイドから流し込むかシュートしてくる
サイドでボールを奪えるかが重要になる
中盤の人数差を生かす様に密集、連携して中央を狙うのはあり
逆に両サイドをワイドにすると神戸の方が優になる可能性が高い気がする
サイドの人数は同じでも距離感が違うので４－４－２の神戸の方がサイドの連携は速い
サイドで奪って中央のスペースを使ってカウンターが出来れば有利になるかもしれない