2016年5月6日金曜日

磐田 x 神戸 感想戦

磐田 1点目

守備からのカウンター
小林が奪ってアダイウトンが開いた齊藤に預ける
齊藤はワンツーで裏のスペースへ
アダイウトンが抜け出して得点
神戸のディフェンスラインが上がり過ぎ
うまくカウンターが出来た


神戸1点目

4対3で右へドリブル
磐田は4枚で一人がボール、3人はライン
しかし、ラインの選手がボールウォッチャーでマークするべき選手を見ていない
マークするべき外国人2名がドリブルと得点
それぞれ2枚で行くべきところをドリブルしているPJに遅れて2枚目
レアンドロにも送れて2枚目
1枚目の多いはボールを見て相手を見ないでマークを外す
外国人へのマークが2枚同時ではなく、遅れている


神戸2点目
小林の前に入られてヘッドで流された
それをそのまま得点
守備の並びは良かったが相手の方の動きが上だった


神戸3点目
サイドに開いたレアンドロに1枚だけ
マイナスのクロスに合わせたPJにも1枚だけ
すでに2枚マークすら出来ていない


神戸4点目
PA近くで2枚マークでPK献上

神戸のストロングポイント、脅威となる2名の外国人に2枚マークが出来ていない
攻撃時にサイドに3名いるわりにゴール前2名など攻撃のバランスが悪い
得点シーンの4枚のディフェンスがCBとボランチと逆サイドのSB
4-4-2ミラーにしたわりにボールサイドでSHとSB2名で奪えずに裏を突かれる
これはSHが下がってSBと連携すべき部分をSBが上がってしまった
裏のスペースを突かれて2枚マークも追いついていない
3点目ゴール前に人数をかけられての攻撃
マークすべき外国人に1枚のみ
完全に守備が対応できていない状況になっていた
3バックにしてもWBが下がって守備しないためにスペースを突かれる
3バックはWBが下がって5バックにする必要があった
4バックもSHが下がってボールサイドで5バックにする必要があった
中盤がボールサイドにスライドしてサイドの起点を潰せなかった
サイドはサイドのメンバーが見る+前で潰す
という守備だとSBが上がってスペースが空く
守備はラインを保ってスペースは空けない
上がって空いたスペースが別の選手が下がって埋める
浦和戦ではそれが出来ていた
最終ラインを維持しつつ、前に追い出すようにしていく守備が出来なかった

得点力不足について
サイドに人数がかかり過ぎている
攻撃時にゴール前に3~4人いるべきだが1~2人のみ
サイドの攻防でサイドに寄り過ぎ
密集しないと奪えない弱さもある
中盤の弱さが人数をかけることになり、
それによって中央制圧やゴール前の得点につながる部分で弱さが出てくる
中盤に1対1の強い選手が足りない

4-4-2ショートカウンターに対する対抗策が練られていない
攻撃時に3バックとなるので3-5-2フラットのようになる
中盤が5人ラインとなりサイドで2名が横で連携できる
SH、SBが縦関係だとSBがSHを走らせることで裏のスペースを突く
しかしSHの位置でボールを奪い合うと2対1を作られる
縦関係だと不利な部分も出てくる
しかも不利を埋める為にSBが前に出て裏を取られると更に悪くなる
SHは下がってSBと連携するか、DHがサイドに応援に来る必要がある
相手が下げたら追わない

どうもプレスという守備が積極的で良い守備だと勘違いしているのかもしれない
暖簾に腕押し
下がってもそれはこちらの裏を狙うために前に来させるための罠だ
守備ラインに近づいたら対応し、下がるなら追わない
スペースを空けないことが重要
やはりサイドが下がって守備をすることを徹底しないと駄目だ
サイドのスペースは狙われる
ボールを持っていない時はサイドを下げてスペースを埋める
4バックでも3バックでもそれは徹底させること
ボールが下がっても追わない
最終ラインのボールサイドには絶対スペースを空けない
中盤が下がって最終ラインに加わって間隔を狭める
ボールが下がったら元に戻る
決してチェイスはしないこと
引き出されて裏を狙われる
守備ラインに来ている相手には体を寄せる

PJとレアンドロの動きが非常に上手い
守備から見ると消える動きをする
攻め方も守備が守りにくい視野を計算して攻めている
中央レーンの横幅一杯、アウトサイド近い場所から攻めている
センターにいるアタッカーは決めやすい
しかも最低2名はゴール前に必ずいるので選択肢がありフォローも効く
やはり攻撃には中央に3人のアタッカーが来ないと得点力が弱い
後ろからの4人目がいるとさらに選択肢とフォローが良くなる

磐田は守備も攻撃もだいぶ劣る
戦略も戦術もまだまだ
戦闘レベルである選手の質も劣る
それでも負けないゲームをすればまだ順位的には維持できる
しかしそれも捨てているのが現状
引き分けが今の順位を維持している
それを無駄にする負け試合を監督がやる気でやっているのだから始末に負えない
サッカーには 「優勢勝ち」 はない
ポゼッション率が高かろうが、スプリントやランが高かろうが、
得点しなければ負ける
「いかに得点を稼ぐか」 が一番重要なのだ
得点しなければ勝てない
得点できない攻撃は捨てる
どのチームも自分達の得点スタイルを見つける
得点できない攻撃方法にこだわる時点で負けている

0 件のコメント:

コメントを投稿