2024年12月28日土曜日
組織化の重要性
2024年12月26日木曜日
DFの評価
ジュビロは攻撃のチームで守備を軽視しがち
守備は個人責任じゃなくチームで構築しないといけない
DFへの評価が低すぎる上に必要以上に不当な批判が多過ぎる
対人が弱い構成が多くテクニカルなDFを採用しがちなので1対1より多対1で組織的に潰したりカバー、クリアすることが前提
にも拘らず中盤のプレスバックが緩くDFが個人対応せざる場面が多い
DFは経験値が必要で若いうちに失敗を重ねるのは経験
ジュビロの場合は組織守備が緩い為により個人の責任を重く評価しがちになる、その為に若いDFが育たない
組織守備が緩いからこそ個人の責任も緩く計算する必要がある
ジュビロが強くならない理由の一つは組織守備ができない、中盤の構成が攻撃的でDFまで攻撃的な構成をしがち、残ったCBとGKに極端な負担を強いる上に評価が不当に低い
攻撃のチームという割に攻撃に人数をかけて守備に人数を使わずかつ組織守備をしない、結果DFかほぼ1対1を強いられボールと対人の両方を同時に行わないとならなくなる
ジュビロの中盤の構成をもっとバランスよくして人数をかけずに済むようにするか、少ない人数で守備するCB、GKの質を極限まで上げるか、どちらかをしなければならない
ジュビロは極端に守備をしないチームなので失点数が多い
攻撃で勝つ為には圧倒的なボール支配率とシュート回数がなければ無理
バランスの良いチームに勝てないのは攻撃の質も量も低い為
攻撃のチームと言いつつ実質脅威の無い場所でパス繋ぐだけのサッカーなら意味がない
2024年12月14日土曜日
ジュビロを取り戻せ、これは戦争だ
2024年12月13日金曜日
ダブルN-BOX
ジュビロの守備は1v1ではなく密集プレスによるボール奪取をより効率的に行う方法を考えた方が良いと思う
ジュビロはN-BOXという密集守備戦術を生み出した、それを深化継承し勝ち続けることこそがジュビロがJ1で生き残る術であると考える
N-BOX系式=局面への密集をどれだけ早く作れるかが基本陣形の役割
優勝した神戸は4-3-3でN-BOXを横に並べるワイド型のゾーン制圧型、後ろにCBを残して前方にN-BOXを連結して作る事で広いプレスエリアを作りサイドチェンジを許さず高い位置からプレスをすることで相手の前進を許さない
WG____CF____WG
___IH____IH___
SB____DH____SB
___CB____CB___
N-BOXを縦、横に並べられるように変形できる基本形を作り、縦型のレーン制圧、横型のゾーン制圧の両方を可能にする基本形を考える
基本形は3バックと4バックに可変しやすいスイーパー4バック
4バックにしないのはSHは軽量過ぎてサイド守備が不可能なのでWBを置きたい為
基本形
タイプの変更ST→CH、2CH→2DH、DH→CBでより強固なN-BOXを作ることもできる
ST、CH、DHはボックス中央を担うので強度のあるタイプを置きたい
______FW______
_WB___ST___WB_
___CH____CH___
______DH______
___LB_CB_RB___
縦にN-BOXを並べる、レーン制圧型
______FW______
___WB_____WB__
______ST______
___CH____CH___
______DH______
___LB_CB_RB___
ワイド型
横にN-BOXを並べる、ゾーン制圧型
______FW______
_WB___ST___WB_
___CH____CH___
_LB_CB_DH__RB_
まずワイド型でゾーン2を制圧し、サイドに寄せたらレーン制圧の縦型に変形してサイドのレーン全体を制圧する
2024年12月11日水曜日
3-5-2ベース可変
ジュビロの原点
2024年12月10日火曜日
サッカー以前
サッカーと言う競技がどういうものなのかを球技の分類をしつつ考えてみる
まず攻撃権を意味する球を使用して2チームが勝負するのが球技の基本形
そのうち攻撃権が固定のものをクローズド、攻撃権が固定されないものをオープン、固定されないが最初はどちらかに固定されるものをセミオープンとしてみる
また、攻撃の時間がターン制のものと、非ターン制=フルタイムに分けてみる
さらに自陣敵陣に分かれたフィールドを選手が移動できるかできないかを分けるとオープン、クローズドに分けられる
すると、サッカーはスタート時に球がどちらかに固定されるがゲーム中は固定されないセミオープンでありフルタイム型、オープンフィールド型の球技と分類できる
野球、バレーはクローズド、ターン、クローズドフィールド
アメフトはクローズド、ターン、オープンフィールド
バスケットはオープン、フルタイム、オープンフィールド
この分類上の違いというのはサッカーというスポーツを理解する土台になる
ターンとフルタイムの大きな違いはボールを持てる時間、持てない時間が大きく異なる
ターン制の場合かならず自チームに攻撃権があるが、フルタイムの場合は常に攻撃権であるボールを奪い合う必要がある
ボールを奪えなければいつまでも攻撃権を手にできないという悪夢が続くということ
またクロースドとオープンの違いも同じでクローズドでは必ず攻撃権を持てる、持ち続けられる時間があるがオープンでは最初からボールの奪い合いがあり、セミオープンでも最初だけ攻撃権を持つだけで直後からはオープンと同じになる
クローズドフィールドの場合はフィールドが区切られているので自陣内に相手が入る事は無く、ボールを休めることもできるが、オープンフィールドでは相手も自陣に入り込んで来る
以上の事を理解すると、サッカーとは90分ずっとボールを奪うか奪われるかの状態をつづけなければいけないということ
ボールを奪えなければ攻撃権がなく得点できない、さらに自陣に押し込まれると圧倒的に不利な展開になる
この理解をまず第一にしなければいけない
しかしサッカーには救済措置としてボールを奪わなくても攻撃権が無くても得点出来る機会がある、ということ
「オウンゴール」というルールがサッカーにはある
このルールによりボールを持てないチームでも戦術によってはゴール出来る可能性があるということ
ボールを奪えないので攻撃権がないが守備組織、運用により相手に悪手をうたせることによりGKへのバックパスを誘発したりゴール前のDFと混戦状態に陥らせるなど「状況」を利用することでボールを持っていなくても得点する機会がある
セミオープン、フルタイム、オープンフィールドのサッカーの面倒な部分は「ボールを休ませることが出来ない」と同時に「選手が休めない」ということ
90分ボールを奪い合うという苦しいスポーツであり、走れないことはサッカーしないことという町田の黒田監督の言うことと合致する
走る、ボールを奪う、というのはサッカーの基本中の基本であり、ルールや競技性自体がそれを求めている
また競技の性格上足でボールを扱うので必ずミスのあるスポーツであるということ
特に走る+蹴るを同時に行うことは難しいので、セットプレーのような状態では精度のあるボールを蹴る事が出来るが、走りながら正確なボールを蹴るのは難しくなる
よってプレスにより相手を走らせることはボールを不安定にしてキックミスを誘発させることになる
また、プレスが速い、強いと相手の判断時間も短くなり選択肢を絞り判断ミスを誘発させる
ライン守備、ブロック守備は強固だがこれはターン制に近い概念なので相手の攻撃権を揺るがすようなものにはならない
プレスをかける、という行動がサッカーという競技ではボールを持たない守備側にとってゲームを動かす大きなテコとして存在する
もちろんプレスをかけるだけでは相手もそれを外すように動くので簡単ではない、しかしライン、ブロックによるリトリートだけでは相手のミスすら誘発できないのでプレスとリトリートの差には大きな違いがある
例えば5バックでラインを組んでいるなら直接背後を取られる可能性は低いので前の5人が積極的にプレスに行く方がプレスをかわされたとしても5バックが封鎖しているのでスピードは下がりプレスバックにより挟み込める可能性がある、しかし5-4でブロックを作ってしまうとたとえクリアしたとしても前進不可能であり押し込まれた状態をずっと続けることになり、いつか決壊する
速い展開はミスが多くゆっくりな展開では正確になるがそれは相手も同じで遅いゲームは相手もミスなくかつプレスをかけやすくなる
ジュビロがこれらの原則を理解した上で遅いゲームを選択するとしたらどのような戦術が機能するのか、もちろんそれに対する対策も存在するので何をやれば勝てるのか、というのは禅問答でもある、サッカーは不安定なスポーツであり常に変化する、よって不安定に常にマッチできるか、というのが正解ともいえる、つまりどのような状況にも対応しやすいフォーメーション、戦術、選手、運用によって全てを想定内として準備する、もしくは確率論的に中央値に近い部分をカバーし確率の低い部分を無視して効率化する、どちらにしても不安定さにどれだけ対応できるかというのが最適解である
ただ相手チームに合わせてストロングを消してウィークネスを突くというのだけでも大きな戦果は期待できる、これに自分達のやり方もプラスされればより選択肢が増える
しかし自分達のやりたい事が先に出て行くとそれは相手の対策によって無力化される
高いレベルでの戦いはいかに「相手の選択肢を減らせるか」というのが重要である、よって「自分達のやりたいこと」というのは対策されやすい
2024ジュビロでは相手の選択肢を減らすことも出来ず、やりたい事も出来なかった、どちらも機能しなかったので全面的に敗北したとも言える
まず結果を出しやすいのは相手への対策の徹底、分析と対策なので受験勉強に近い、相手チームを分析してストロングを消し、ウィークネスを突き続ける、これだけで引き分け以上を狙える
それを土台にしつつ、自分達のやりたい事をどのように実装できるかを考えた方が良い
まずやりたい事から始めると対策されて終わる
2024年12月9日月曜日
戦術の積み上げと発展
2024年12月8日日曜日
2024 最終節 A鳥栖戦
スタメン
川島、松原、伊藤、高畑、グラッサ、上原、松本、クルークス、中村、植村、ジャーメイン
サブ
三浦、鈴木、西久保、山田、藤川、平川、ペイショット
予想5-2-3
松原_グラ_伊藤_植村_松本
____上原__中村____
__高畑______クル__
______ジャ______
いよいよ残留をかけた鳥栖戦
前半
ミドルブロックで構えてオープン目の奪い合いから押し勝って敵陣へ
植村のロングスローの跳ね返しを拾いゴール前でスクランブル
GKと交錯
もう一度スローイン、クルークスのキープをクリアされて自陣まで戻る
川島がジャーメインへロングボール
植村競り負けてるなぁ…ここ狙われやすいから対応必要でしょ
上原のFK、PAで跳ね返される
鳥栖GK、鳥栖ファール
ポゼッションはジュビロ勝ってる
サイドチェンジして松本が右サイドラン
クルークスへ渡してチャンスメイク
しかし鳥栖のカウンターに
松原が倒されファール
ジュビロの方がボール持てる時間があるが速攻カウンターには要注意だな
クルークスのクロスを松原の低いシュートをGKがセーブ
得点チャンスあるぞ
高畑のFK、跳ね返されるがもう一度クロス、GKキャッチ
左サイドで回しならクルークスへ
植村がクロス入れるがロスト、GK
鳥栖の攻撃を早めの対応で押し返す
鳥栖もロストしかけるが回収からジュビロ陣内に
押し切ろうとしかけたが川島が飛び出して防いだ
ナイス判断
鳥栖の縦のボールをカット、前に蹴り出して戻す
5バックの両サイドが上がりながらボランチが上がり下がりして繋いでCBが広がってSBを押し出して前で受ける形
伊藤がファールで止める、早めに対応している
中央縦に入れられて川島もかわされて失点
鳥栖先制 1-0
サイドから浮かしたボールで中に渡されそこから縦に出された
その前の場面でボランチがボールをサイドに押し出していたのだが逆にそのポジションを利用された感じか
前線のクルークスに飛ばすが相手選手と交錯
クルークスはボール見ながら足を上げたがそこに相手選手が入って来てスパイクが顔に入ったことでVAR
クルークスは後ろから来るボールを見ているので視界外から入って来た相手なのでイエローに
悪質なレッドではない
鳥栖GKで再開
鳥栖はGKもフィールドプレーで後ろの人数を増やして繋ぎ
左サイドの松本、植村がサイドに出る形でその後埋める為に戻らないのでそのスペースが使われやすい
左寄せ→右サイド展開のサイドチェンジをするがサイドアウト
クルークスが背後に走り高畑がニアまで入ってワンタッチでシュート
枠逸れたかGKが触ったか、惜しい
自陣内でファール
低いFKを蹴ってこぼれ回収から中央に渡してシュート狙うが枠の上
伊藤と植村の意図がズレてサイドアウト
スローイン拾って左サイド展開、クロス入れるがGKキャッチ
敵陣内で広い上原シュートもGKキャッチ
敵陣内でもプレスに行くがかわされてジュビロ陣内へ
5バックの裏に通されサイドから侵入されて川島飛び出すも止められず
鳥栖追加点 2-0
前半30分までに2失点
まず2点返さないとどうしようもない
ジャーメン動きが悪いというか動き出しがない
松本が動いて繋ぎクルークスのクロス
しかし抜けていく
ジャーメインの降りからクルークスに繋ぐ
オフサイドにかけたがシュートは枠叩く
ジャーメイン1対2にされポストできず
ずっと植村のところ狙われてるな…レオをCBに置けばよかったのになぁ…
RBで対人でエース止められない布陣用意するのはよろしくなかったな
鳥栖はジュビロがチャレンジに出たタイミングでその背後に縦に入れることでジュビロの守備を破壊している
それをどう対応するのか決めないとこのまま何度も同じことやられる
鳥栖のFK、ボレー気味のシュートは浮いて川島キャッチ
AT+4
前半終了
後半4点以上必要だがチャンスはある
山田イン 高畑アウト
ペイショットイン 松本アウト
後半は怒涛の攻撃で4点以上取って残留しよう
右サイド繋いでクルークスからクロスが入ったがGKキャッチ
遅攻で詰めても相手GKがキャッチするから早めに前線のペイショットに入れた方がよいのでは?
狭い場所を作られて奪い取られる
無理に狭い場所で繋げず迂回すれば良いのだが
FK上原、跳ね返され中村がシュートするが枠には飛ばず
サイドから中央に向けて簡単に崩されている
左展開から松原がすぐにクロス上げてCKゲット
ニアで跳ね返される、高さが全然足りない
伊藤がシュートでフィニッシュ、枠には飛ばず
山田がポケットに入りCK獲得
ジャーメインのヘッド、枠の上
藤川イン 中村アウト
山田がボランチに下がって藤川がサイドに入る?
ジャーメインとの連携で中央割ろうとしたが駄目、左の松原に出したが合わず、GK
松原のクロスをペイショットが収めかけるが拾えず
伊藤のマークで鳥栖のカウンター止める
植村が狙われ川島は倒れるがその上にかわされ伊藤もカバーするがかきだせず
鳥栖追加点3-0
リスタートをどうしてビルドアップ選択したのか…
植村への対人ミスマッチでことごとくやられてるな
西久保イン 植村アウト
クルークスからジャーメイン、早めに入れたが惜しい
西久保素早い戻りで奪い返す
鳥栖、引退する選手を交代で投入
もしかしたらここから大チャンスかも
残り30分、5点入れて勝とうぜ
平川イン 上原アウト
クロスにペイショット、GKキャッチ
山田のシュートはGKキャッチ
チャンスはあるんだが、もうちょっと
どんどん攻めよう
ジャーメインの背後の飛び出し、GKも飛び出して体で止める
平川ナイス詰めからカウンター
松原倒されファール
PAラインから近い位置、平川キック、ニアで跳ね返される
ニアは視界内なのになんでファー狙わないんだろうか…
鳥栖のカウンターに守備連携が上手くいかなかったがシュートは外させる
鳥栖FK、シュートで終わるが枠外す
ペイショットポストから敵陣内スローイン
西久保のスローインがPAに入って藤川シュートもGKキャッチ
鳥栖カウンターにくるがグラッサ松原でコース切って耐える
AT+4
試合終了
ジュビロは勝てず、浦和も新潟に何もしなかったので鳥栖と共にJ2降格決定
勝ち点40発言から酷かったが、来年は態勢大幅に変わるだろ
得点60以上、失点40以下を目指せ