2023年12月17日日曜日

トレンド理解とメタ構築

「やりたいサッカー」以前に現在のJ1のトレンドの理解と対応が必要


4-3-3フィジカルベースハイラインプレスの攻撃型

まずフィジカルベースへの対応=フィジカルで負けない

ハイラインプレスに対しての防御策


これらが出来ないとまず土俵に立てない

ここで負けないことがまず重要


それができた後にメタの構築が必要になる

どう崩していくのか、速攻なのか遅攻なのか、ワイドなのか中央なのか

相手の弱点を突く組み立てを徹底していく


やりたいことが出来るか否かはその後の話しに過ぎない

なぜならまず対抗できなければ負け確定で引き分けにすらならない

メタが構築できなければ引き分け以下の得点に終わる

対抗出来てやっと負けない、メタが出来てやっと引き分け以上に持ち込める

結果が全ての戦場でどれだけ生き残れるか、甘えられる部分はどこにもない

計算しつくされたチームが上位を保ち続ける事が出来る

優勝を狙うなら弱い部分を徹底的に穴埋めして潰さないと中位にすらいけない

3トップハイラインプレスへの対抗策、それに耐えられるだけのDFGKが必要

それがわかっていない

DFGKの質と量がないと対抗策すらなく失点し続ける事になる

4-3-3の中盤の強度の強さによる回収に対抗できるか、ハイラインプレスをかいくぐって繋げるのか、もしくはロングボールを入れて前線でキープできるのか、こうした部分を細かく分析、対応していかないと中途半端な繋ぎは潰されて奪われ、中途半端なロングボールも同じように回収される

優勝狙うなら今のJ1上位チームにどう対抗していくのかをしっかりと分析し対応できないといけない

GKDF軽視のジュビロがまたも降格することになるならやはり何が悪いのかを理解していない可能性が高い

J2の2位で昇格、失点数は昇格組で一番悪い、この時点で守備に多くの問題を抱えているのは明白

町田、東京Vが30点台の所、ジュビロは40点台で10点の差がある

J2の他のチームが失点60、70というチームがあるので40点台は少ないと思うだろうが、それが通用しないのがJ1、弱い部分を徹底的に狙って潰しに来る

だからこそ守備の再構築はずっとジュビロにとっての課題点なのだが、ずっと放置か後回しにされて最優先事項として扱われていない

まぁそれが結果に結びついているので来シーズンもそれは同じ

J2では誤魔化せるがJ1では誤魔化すことはできない

2022の最多失点降格はそれを如実に表している

東京Vは失点31で昇格組では一番少なく手堅い、町田もガチガチに守備するチーム、ジュビロだけが「攻撃、攻撃、攻撃」と唱え続けてはすぐ降格し続けるチームに成り下がっている

名波監督時代はその点を割り切って守備重視にして6位の結果を出した

現在のフロント、監督がその辺りを理解しているかどうか…

J1に残り続けなければ移籍市場で厳しい扱いを受ける事が続くだろう、となれば戦略的に問題が続くことになる

J1に残る事を最優先して割り切れるか、勝ちにこだわり続けられるか、そうした判断を続けられるかで結果に結びつくかどうかは変わってくる


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