2022年4月5日火曜日

ファンタジスタブランド化の失敗

名波がアドバイザーになって俊輔や遠藤を入れて名波タイプのレジスタ、ファンタジスタタイプのブランド化をジュビロがチームとしてやってきたわけだが通用するのはJ2まで。

J1では全く通用せずブランド化は失敗。何故なら一番大事な「ボール奪取」の部分が欠けているから。

ボール奪取出来ないチームがファンタジスタ抱えても前提条件であるボールを保持できないのだから無理。

さらに重要なのはレジスタやファンタジスタが活躍するのはショートパスの繋ぐサッカーではなくオープンで流動的なサッカーや局面。

何故なら一本の決定的なパスが通る局面とは相手の守備自体に既に穴がある状態だから。

ファンタジスタがパスによって作るのではなく既にある穴を狙ってパスを入れている。

その穴をチームでどう作るかが重要なのであって、個人のラストパスが注目されても実際はその下地が出来なければ絶対にそれは起こらない。

相手の守備に穴を空けるにはどうすべきか。

これを後方のビルドアップ、ショートパスだけで出来るのかという部分。

現実問題で来ていない。

逆にカウンターの起点にされている始末。

失ったボールを奪取出来ないのだからボールロスト=失点の確率は非常に高くなる。

これを理解していないからボランチにレジスタを置きたがる。

ボランチは守備が仕事のポジションであって、ゲームメイクの為のポジションではない。

◎ ボランチ=守備的MF

✖ ボランチ≠舵取り

ボランチの意味をはき違えるとファンタジスタを置いてチームが崩壊する。

チーム全体が踊らされ過ぎ。



0 件のコメント:

コメントを投稿