2022年2月21日月曜日

守備の並びとタイミング

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___↘__CB______

__CB__◎___CB__


リベロ+2CBの脅威になる点は中央のCBが前に出てしまうことでサイドからの斜めのボールが中央に入ってしまう事。福岡戦での被シュートで危なかったのはこのケース。偽9番の組み合わせと逆サイドからのカットインと組み合わされると失点の可能性が非常に高くなる

●_____偽9______

___↘__CB__〇___

__CB__◎↙__CB__



●_____________

WB____DH____WB

__CB__CB__CB__

352のWBを下げた守備の場合

サイドのボールホルダーにWBが当たり、中央をDHとCBが守るのでシュートを撃たせない、スペースを空けない守備になっている。



______FW______

__SH______SH__

_●__CH__CH____

__WB_↘____WB__

___CB_CB_CB___

WBを下げている状態でCH/DHが上がってサイドからCH/DHの裏を狙われる時の対処としてリベロが上がるが、「後の先」としての動きであって、「先の先」の動きではない。逆に先の先でリベロが上がってしまうと福岡戦のように自らシュートコースを空けてしまうことになるので相手に選択肢を渡してしまうことになる。

あくまで相手がサイドから中央を狙ってパスを出した時にトラップするタイミングで当たりに行く「後の先」としての動きが重要であって、それを「予防的」にリベロが上がってしまうとスペースを空けてシュートを撃たせることになってしまう。

福岡戦で問題になるのは中央のCBが自ら先に上がってしまい中央のコースを空けてしまった事。サイドから中央へのコースが空きゴール隅に流し込まれるか、走り込んできた選手にワンタッチで決められるお膳立てをしてしまうことになる。


3バックの良さは中央が堅い事であって、そのメリットをリベロの動きのタイミングのミスで帳消しにしてしまう。動きのルールにはタイミングも重要になる。


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