2021年12月3日金曜日

対433用 442ダイヤモンド0トップ

WG__________WG

______OH______

_SH/CH_____CH/SH_

______DH______

_SB__CB___CB_SB_


WG__________WG

_SH/CH__OH_SH/CH_

_SB____DH____SB_

____CB____CB___


対443

443の戦略はロングボール、ハイボールを蹴り込んでのキックアンドラッシュ。SBを押し上げて中盤に厚みを与えるプレスやポゼッション。ハイプレスからのショートカウンターなど。

3トップ+2の5枚に対して4バック+3ボランチで各ライン+1を作ってスペースを埋める。守備ラインで常に同数+1なのでビルドアップにハイプレスされてもGKも含めると+3の数的有利が発生するのでショートパスを繋げることが出来る。

攻撃はWGとトップ下で2CB+DHの外側のスペースを使う。3対3の同数での勝負になるので個の質の高さとスペースとスピードを活かした速攻を仕掛ける。

中央のダイヤモンドで中盤中央を制圧し433の中盤3枚に対抗してボール回収で勝つ。

WGがSBを抑えて中盤への上がりを阻止したりロングボールを蹴らせずに押し込むなどSBのゲームメイク機能を低下させる。

SBが上げられずWGを下げてきた場合はこちらはSBも上げて中盤に参加させる。

攻撃時にSH/CHとSBを押し上げて中盤を6枚にして中央だけでなく中盤全体をカバーできる。

SH/CHのサイド展開でSBとWGとサイドで3枚を作れるのでサイド2枚に対抗できる。443側もIH/DHをサイドに展開できるがその場合OH/DHの中央の+1枚の優位があるのでサイドが同数だとすると中央で2対1の数的優位を形成できる。

中央が下がり目で両サイドを上げたサイド攻撃スタイルなので中央ラインにしっかりとした守備型を置く必要がある。OH/CH/DHにはきちんと守備ができるタイプが必須。

SH/CHは中間位置で前後、内外の位置バランスを考える必要がある。対433だと中盤サイドにスペースがあるのでCH/SHは比較的動きやすく自由にプレーできる。ボールの逃がし所があるのでボールキープしやすい。外にターンして逃げつつSBのインナーラップとWGへのクロスなど2択3択を仕掛けやすくなる。

WGがサイドに張り続ける場合はOHやSH/CHの中央攻撃が大事になる。

WGはサイドを突破するほかにカットインで中央を攻撃、サイドチェンジで裏から攻撃など0トップのスペースを活かした機動的な攻撃が可能。

ジュビロならルキアンファビアンの2WGで両サイドを機動的に動かす。

WGが内側に入った場合はSH/CHがサイドにオーバーラップしてもよいし、SBがオーバーラップしても良い。

OHは山田、大津あたり。

SH/CHは守備力もある鈴木雄斗、松本などサイドとの絡み、サイド展開もできるタイプ。中で動くなら大森も選択肢。ゲームメイクできるタイプが居てもいい。

DHはCBに近い守備専タイプ。場合によってはCBに入って3CBになる。

SBは433のWGを抑えられることとWGの背後のスペースにSH/CHがパスを受けに入るのでそこにパスを供給できること。鈴木、松本はこちらでも使える。

SH/CHは中盤のサイドのスペースでボールを受けてSBとCBの中間スペースにカットインドリブルで侵入してもよい。WGが張っているので外に逃がしてWGからのクロスを逆サイドのWGがファーで決めても良いし、WGの方がニアに入ってサイドをSH/CHが使ってクロスを上げてもいい。


433の攻撃はWGからCF/IHへのパスによるサイドを起点として中央に人数をかけた攻撃。WGに気を取られ過ぎると中央の3枚を抑えられない。まずWGが機能しないように対処する必要がある。WGにSBが付くことと、WGに入る前にボールを奪取すること。ロングボールをSB/CBから上げさせない。自軍WGによるSB/CBへのハイプレスと中盤へ繋ごうとする時に中央のダイヤモンドで奪い切りカウンターに移行する事。中央をスルーする場合もあるので3トップに入ることを考えて4バックが1オン1でマッチアップしてスイーパーがカバーすること。IHがWG、CF間に走り込むのでCH、DHのボランチ3枚がマークにつくこと。+1のスペース除去能力と1オン1+スイーパーを中盤と最終ラインの両方で組むこと。

SBはハイボール対策もあるのでCBと同じように背の高さも重要な質的要素。背の高さ+WG対策のスピードが必要になる。速さだけを重視して背の低いSBが置いてしまうとハイボールを通してしまう可能性がある。速さと高さの両方が欲しい。


DHをCBにし、SBをDHにした352スタイルでも良い。

4バックか3バックかは余り問題ではない。2CBが中央を制圧しながらその前の3人が中央とサイドのスペースに下がって3バックか4バックを作る機動的な守備にする。

2CB+3の5バックと考えてよい。核となるのは2CBとその前のDHの3人。両サイドのSB/DHがサブ。3CBのトライアングル+2DHと考えた方がわかりやすいかも。そう考えると疑似的な4バックともいえる。

相手の布陣や攻め方に応じて前で対応するか後ろのスペースを埋めるか対応する。


ビルドアップを考えるとスイーパーシステムの3バックは中央でCBとGKが被るので2CBのスタイルで考える方がやりやすい。これはルール上PA内に選手が2人入ることが可能という部分も関連する。2CB+GKの疑似3バック化で深い位置でビルドアップをすることで中盤が2層化しても1ラインあたりの人数が少なくならない。こういうこともあるので攻守に2CB+1の3バック、2CBの前後にDH、GKを置く守備のダイヤモンド形成を考える必要がある。



0 件のコメント:

コメントを投稿