昇格はマストなので問題なのはJ1で来年生き残れるのか。
4チーム降格J1の弱いチームはほぼ全滅。
J2で攻撃サッカーが通用したからと言ってそれがJ1で継続できるわけではない。
来年は上位半分にいるかどうか。
J2では攻撃サッカー特化したがJ1ではどうなるかわからない。
J1の切り替えの早いサッカーに対してジュビロのテンポの遅さがどう影響するか。
基本はポゼッションなのでボールを維持できるがプレスの速さと強度に対してパスが通用するか。バックパスを強要された場合にGKの三浦まで戻してロングボールを蹴る時もあったのでハイプレスに対してはGKからのロングボールで回避することは可能だが、このボールを中盤で回収できるのか。フォーメーション的には中盤6人中央4人なので人数差の優位性で回収率は高いがここで回収できないとプレスを受け続けることになり自陣から一歩も出ることのできない状態が続く。
J1では433が使われているので特にハイプレスと4バックに対する対処を準備しておかないといけない。京都戦が一つの試金石だったわけだが、かなり苦しんでいる。そこから類推するとJ1の433に対応できるかというとやや厳しいと感じる。
ハイプレスは後ろから繋ごうとするポゼッションに対するメタなのでポゼッション側も無理に繋がずにハイボールを入れて中盤で奪い合いを制するという形の対策をし、433の弱点の中盤サイドのスペースと相手SBの釣り出しからSBの裏突破などの連携による速攻が出来ると攻撃できるようになるはず。SBを下げたままでWGが下がってくるようなら後方で回せる時間ができるのでこの辺りは場面によってコントロールすればよいと思う。
今の3421がマッチしているかどうかも微妙。
サイド攻撃に特化するなら1トップも止めて2トップにするという考えもあり。
しかし2トップといっても2WGの形の0トップに近いやり方で一方へ放り込んで逆サイド側がゴール前に走り込んでくる形で背後を突く。守備側はボールを見るので大外から背後に入ってくる選手にはマークをつけられないしつけても守りにくい。
サイド攻撃を有効にするにはやはりSBの位置にいる選手が重要になる。ボールの出し手になる選手で今はWBが攻撃に出るのでボランチがサイドの背後に入ってSBの位置からボールを入れる。
今のジュビロの布陣はWBがSH役、OHがCH/DH役、DHがSB役をやるような感じで攻撃時に内側から外側にローテーションする形をとる。逆に守備時はWBが下がりOHが外に広がる。攻撃時と守備時でローテーションすることで機能するような感じになっている。OHは攻撃時はインサイドの攻守、守備ではインサイドからアウトサイドへのプレスをする。WBは攻撃時にWG/SHでアウトサイドの攻め、守備時は下がってSBとして機能。DHは攻撃時に広がってSB役で供給、守備時はインサイドでスペースを埋める。
来年も3421は継続しそうだが何かしらオプションが欲しい。攻撃的スタイルを継続するなら対リトリート、対ハイプレスは必要になる。
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