2024年10月21日月曜日

ゲームの流れと采配

セレッソ戦でゲームの流れ的にセレッソにボールを握られてシュートまで行かれているシーンが増えていた

交代は86分に3枚替え

直後に自陣ゴール前の攻防からサイド展開され背後に流し込まれての失点
ゴール前の人数はいたがサイドにアイソレーションされていたので対応できず
中央3対2、ハーフ2枚でボールサイドと中央を守る形は出来ていたがサイド迂回からの背後の流し込みにラインを下げて準備はしたが丁度ヒルが予測して下がったのを見た相手がヒルの逆重心になるように入れ、ヒルの背後、槙人の前という絶妙な中間に入りリカルドは背中側に居たので触れず

サイドに展開された時に味方も対応に入ったが距離を縮められず、ゴール手前の対応を迫られていたことでワイドに孤立した相手まで対応できなかった

最終ライン手前で2対2の状況でこぼれたボールに相手が前向きに対応できたので一歩早く、かつワイドに配置されていたことで裏への迂回ルートが確立されていた
早くて低いクロスを入れることでミス誘発の可能性も含めて触りにくいボールではあった

クロスからシュートに関してはアイソレーションと低いクロス、逆重心コースで狭い隙間に入れるな相手の方が上手だったが、その前の2対2の場面を3対2に出来ていれば安全にボールを回収できたのでは

局面同数ではなく局面+1を作って局面が変わる前にその場で奪えていたら形は違っていたのではないか

終了間際の3枚替え、かつ攻撃的選択肢だったのでカウンターに行く意識が強く右サイドはボールがこぼれる場面ですでに前目に位置を取ってカウンターの用意をしていた

ボランチ2枚対応で1人を倒して奪いかけていた場面だけにもったいない場面ではある

SBもポケットの封鎖にステイしてスペースは埋めていたがボールサイドのアイソレーションにマークに行けてない

局面で勝つことが出来ればその後の心配事を潰しやすい、逆に局面同数で負けると5バックの様に余らせていても悪い展開になる

となれば「先の先」として局面を同数ではなく+1にして量的優位を持ってボールを奪取した方が次の展開は自軍の有利に動く

後の心配をして準備するより今の局面に戦力を投入して次の展開を有利にする

戦力の置き方、掛け方でゲームの流れも変わる、采配でも前目か後ろかで話は変わる

残り時間わずかでゲーム感の薄い選手を3枚投入して攻撃しろ、という采配は流石にどうなのだろうか

セレッソの有利な展開はずっと続いていたのに手当てせずに最後に3枚攻撃メンバー投入は流れを見ていなさすぎではないか?

たとえ攻撃メンバー3枚を入れたとしても、それはある程度時間のある場面から入れて「押し返す」という選択ではあるが、残り時間わずかであれば0-2の有利な状況でもう一点取ってこいというより安全に守り切れと言った方が良かったのでは、少なくともリスクをかけずにチャンスがあればカウンター、という程度で良かったはずだ

横内監督はゲーム展開の機微や時間感覚、押し引きの程度など状況判断力に対する能力が高くないのが監督と言う立場上非常に問題が大きいと感じる

監督が成長するのを待つのか、というのが疑問、コーチ歴が長く監督歴は皆無、ほぼ2年やって成長したのかという評価をフロントは厳しく再評価する時期なのでは

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