2024年8月25日日曜日

フォーメーション+ポジショニング

現在のサッカーにある理論

・3ゾーン

・5レーン

  

3x5=15のブロックをフィールドプレイヤー10人で埋めることは絶対にできない

つまり必ずどこかに空白のブロックが存在する

 

するとその空白のブロックを攻撃側はそれを使い、守備側はそれを埋める

スライドパズルのようにブロックにいる人間を動かしてスペースを作り、出来たスペースに別の人が動いてパスを受ける

サッカーはこれの繰り返しになる

 

選手個人としてはどのブロックを空けるか、埋めるか、というIQと、そこへ移動する為の走力が必要になる

同じブロックに相手がいる場合にはそこで強度、技術が必要にされる

 

チームとしてはどのブロックを意図的に空白にするか、誰が動かす役目か、誰が後から入るか、 守備側はどこのブロックを埋めるか、いつ、何人で埋めるか、などの計画が必要になる

 

フォーメーションはブロックを空ける、埋める為の効率性に直結する、最初からいるブロックがフォーメーションになるので、それをどう移動して管理していくか、攻撃時は、守備時は、トランジッション時の優先度は、など、ブロック間での移動距離、移動の仕方なども含めて基本フォーメーションの位置が重要になってくる

可変フォーメーションは今では常識で5レーン理論が使われるので4人ラインの形成では既に対処ができず、5人ラインが重要視されている、つまり4バックから3バック5バックへの転換である

 しかし後方に5人を置いても余るのでSBかCBかを上げる事で中盤化して中盤の人数を増やすことでゾーン2における優勢を維持するなどの優位性の創出が必須である

 

固定フォーメーションや4バックは既に流れから大きく遅れており理論的に攻略されることが大前提の状況なのでこれを続けても意味がない、3バックに最適な人選ができない、としても人数比で既に意味がないものを続けても失点が減るわけではない、最適化を望むのではなく、まず大きく開いた穴をどう塞ぐかの方が先にある、特に守備に関しては最優先事項であると考えられる

 

中盤に人数を増やした状態から、「中盤が動く」ことが前提としてのフォーメーション運用をするべき、後方に人を増やいしても結果守備が脆いなら意味がない

前線からのプレスによりロングボール阻害、ビルドアップ阻害をやるべきだし、それにより長短のパスが不正確になればそれだけ中盤でのカットからの反撃は容易になる

中盤での回収率を上げる為には中盤の人数を増やすべきである

同時に3バックの前にWボランチを置くとしてもWボランチがCB間に下がって5バックを構築できるようにすることと、Wボランチが下がったスペースも他の中盤がすぐに埋めるルールを作るべきでそこは連動した動きを求める必要がある

またフォーメーションは動きやすさの問題があるので攻守に移動の難が出ないものを選ぶ必要がある、短時間に移動し、移動中に穴が空かないようなものがよい

 パスサッカー以前に空いているブロックの認知、創出をチーム全体が出来るかできないかがベースとして重要になる

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