2023年2月6日月曜日

ジュビロのイデオロギー

鈴木政一監督の思想は間違っていない

ジュビロは真面目過ぎて要領が悪い部分がある

その辺りをカバーしてくれる人材が揃うといいと思う


政一監督の指導方針は理に適っている

黄金期が生まれたのも理解できる


ジュビロファミリーにイデオロギーは伝わっている、しかし十分なナレッジが伴っていない気がする

政一監督のイデオロギーは伝わっているが、ナレッジは不十分かもしれない


N-BOXで取り上げられるのはそのイデオロギー的な所が多く、みんなで話し合って欠点を補いあった、という話しなど


「知る」ことが判断の材料になり、素早い判断が可能になる、その為には自分を知り、仲間を知り、相手を知る


政一監督のN-BOXの理論的な構成は現代サッカーで十分証明されていると思う

ゲーゲンプレスやオーガナイズドカオスなど中盤の攻防、量的優位などN-BOXの設計思想が何年も後になって海外で実践されている


トランジションの重要性はN-BOXの守備から攻撃に転じるプレーでよくわかる

攻撃時のポジション変化など無秩序に見える攻撃もパスを繋ぐ為のコースや誘導など各自のアイデアを表現しつつトータルで攻撃が成り立っていた


多分問題点は判断材料、パターンでありナレッジだと思う

考えろの前にこれを覚えろ、優先順位はこれ、状況に応じてプレーを変えろ、ということだが、その最初の部分が不十分なのだと思う


チームとしての戦術知識の蓄積=ナレッジをまとめてその知識を覚える為の同じ動きをする練習メニューを作り体にナレッジを覚えこませる


この辺りが出来ていないと感じる


あとはフォーメーションの部分できちんと理論、計算、理屈をベースにしているか、その上で選手の能力の向き不向き適正を当てはめて補完関係を作るかどうかなどのすり合わせという順番のはずだが、前半の部分が継承されず、後半の部分だけが切り取られているような気がする


ジュビロのベースをどこに求めるか、という部分ではN-BOX、3-5-2、というのが基本かもしれないがその形からの可変、相手のフォーメーションとのミスマッチ、有利不利などもう少し深く突き詰めていく人材は必要だと思う

ジュビロはインサイドタイプの選手を多くとってアウトサイドタイプの選手を余りとらないという傾向とかもフォーメーションの基盤には重要な要素、ここは選手という材料(戦略性)とフォーメーション(戦術)のマッチが大事になる


ジュビロ内部で理論派の人材育成をしていく必要がある


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