2023年2月18日土曜日

相手に選択肢を与える

ジュビロの攻撃は両ワイドを高くした逆三角型の攻撃

これだと前がかりで人数を攻撃に使ってしまうので必然的に守備人数は減ってしまう

また相手をゾーン3に押し込むので守備がゴール前に固まる+ボールサイドに固まることになるのでより守りやすくなる

押し込む攻撃は相手に選択肢を与えない=考える必要がないのでそれだけをやればよい、ということになる、押し込むことで相手は守備だけに専念できる、一方、押し込んだジュビロは自軍ゴールまでの広いスペースをケアする守備をしなければならない

疑似カウンターの良い所は攻守に置いて押し込み過ぎず、中盤の広いスペースを使った攻撃を行えること、押し込み過ぎる=ロングカウンターの機会を相手に与えてしまう、スペースがあれば相手は「押すか、引くか」の選択が生まれ、個人の選択とチームの選択で不一致が生まれる、これが攻撃側としては相手の守備の隙を生むことになる

攻撃で押し込み過ぎて相手にスペースを与えてネガティブトランジッションでも奪い返せずに失点する、こういうのはもうパターンだから意識して避けるだけで防げる話、しかしこうも当たり前のように同じことを繰り返すチームって改善する気もないのだろう…

サイドを押し込んで得点するのが「ジュビロらしい」攻撃だと思っているのだとしたら、それ自体をどうにかしないとどうにもならない、「攻撃の選択肢」がなければ相手は予測しやすい=守りやすい

余りに速攻できないので結局攻撃チャンス=得点チャンスを活かせない

後藤が得点出来たのは結局「個」の強さで属人的な部分、チームとして得点できない状況を個で打開したに過ぎない、結局チームとしての攻撃の上澄みがないから前半0-3無得点なわけだ

前半戦の駄目な部分を徹底的に洗い出して改善しないと同じことを繰り返す

監督が代わると中身も変わるのも酷過ぎる、チームとしての技術戦術のストック、相互理解がされずに終わっている

もうちょっとやれることあるだろうと思うが、ジュビロは基本的に焼き畑農業的なその場しのぎが多いので安心できない

土台作りといっても結局ナレッジとしてチーム内で永続的にブラッシュアップされるわけではないのでそれを土台と言って良いのか疑問


0 件のコメント:

コメントを投稿