ダイヤモンドは斜めの配置なのでパスが通しやすく機能する選択肢が多い。
ボックスの場合は縦横の配置で斜めは距離ができてしまう。
縦横配置はパスコースが硬直していて有効な選択肢が少ない。
ダイヤモンドは配置そのものがポジショナルプレー=1レーンの前後の並びを避け隣のレーンと斜めの位置で配置する、というものなのでボックスより攻撃面で機能しやすい。
ダイヤモンドは圧縮すると1+3、3+1になって中央に3人ラインを作ることになるので守備面では中央を堅く守りやすい。また3人ラインはサイドにに出ていけるのでボックスの2-2の並びだとサイド対応がしにくいのでWBがサイド対応をしなければならない。
3人ラインがサイド対応可能なので高い位置のWBの背後をカバーでき守備面の対応力はボックスよりダイヤモンドの方が高い。
ボックスは2-2配置で4人ラインにもなれるが再配置と元に戻るのに手間がかかる。
ダイヤモンドは左右の2枚の前後左右の変化で大きく変わってくる。
後ろの1枚と連携した3ボランチによる中央守備、WBの背後のサイド守備、WBとトップ下の中間スペースを使った攻撃参加と多様な働きができる。
ダイヤモンド自体が4枚の変形ボックスなので中盤中央の制圧とセカンドボール奪取に非常に向いている。トップ下+WBを使った攻撃に移行しやすい。
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