2021年11月29日月曜日

361(3331/3151)

基本形

______FW______

WB_____OH_____WB

____CH____CH____

______DH_______

__LB___CB___RB__


3421のWBを押し上げ、中央をダイヤモンドにする。

守備の要はDHと2CHの逆三角形。

中盤は常に4人でダイヤモンドかボックスを形成して囲んで奪う。


■守備

DHとCHの逆三角形がCBの左右に落ちてサイド側に3バック+ボックスを形成してサイドを堅く守る。カウンター時は逆サイドのWBが幅を作りとLB/RBがインナーラップなどで押し上げる。逆サイドLB/RBを上げると3331の形を崩さずに常に中盤に3人ラインx2を維持できる。全体のスライドより一部のスライドだけでフォーメーションをキープすることで局所対応+全体最適の両方をこなす。最終ラインの横スライドは余りやらない方が良いので守備的中盤のスライドで補完する。

左サイド守備

 ______FW______

_WB___OH____WB__

_CH___CH____(RB)_

LB_DH_CB___RB___


右サイド守備

 ______FW______

__WB____OH___WB_

__(LB)____CH___CH_

___LB___CB_DH_RB__


■攻撃

CHがスライドしてサイドに2枚、3枚を作る。ボックスを作りボールを回す。CHがサイド側にスライドするのでサイドからボールを配給出来る。CHの一方はパサー、もう一方はBoxtoBoxで縦に動けるタイプだと良い。WBとOHの中間スペースを縦に攻めることが出来ると良い。WB、LB/RBを前に出して攻撃参加させるのもあり。


左サイド攻撃

(WB)____FW___(WB)

WB_____OH_____WB

_CH____CH___(RB)

_____DH_______

__LB___CB___RB__


右サイド攻撃

(WB)____FW____(WB)

WB_____OH_____WB

(LB)_____CH____CH_

_______DH______

__LB___CB___RB__


名波が失敗した3151だがその時はDHに宮崎が入っていた。それとCHに田口と上原だったかな。これじゃ守れない。CHがバランサーと言っていたが、守備を基本にしながら前の4枚を支援するボランチ型が良いと思う。


ジュビロ黄金期は3バック+3ボランチなのでやはりその形が安定するのだと思う。

4バック+2ボランチも同じで結局は6枚をどう構成するのか+攻撃時に何枚を使えるか+攻守切替時のバランスが安定するか。

この辺りをどう考えて構成するかでシステムが変わってくる。


3バック形式のように見えて実態は4バックの変形として考えるとわかりやすい。

____DH___DH____

______CB______

__SB___CB___SB__

CBを縦に並べてアンカー化しボランチ2枚を前に出してより前でコントロールできるようにする。

3ボランチかつアンカーをスペース管理役の宮崎にしてしまったのが名波の失敗だった。

スペースがあるから、と考えるより、相手がどれだけの戦力を投入する場所なのかを考える必要がある。

スペースを一人で見るのはまず無理。さらに中央はインテンシティの強い選手が来る場所。そこに対人の弱い選手を置くことは自ら穴を空けてしまう事と一緒。

ジュビロの3列目は2列目程度の強度しかなく、4列目に近い強度がない。3列目はむしろ4列目と同等の強度が無ければいけない。だからDHにはCBを上げることで3.5列目を作って中盤の厚みと強度を与える。


名波がJ3落ちしたのは「サッカー=球蹴り」を教えていたから。ボール回しメインでやっていた為に勝負の部分が欠落して負けてしまった。

プロシーンではなく育成としてやるなら問題はなかったと思う。

TPOを間違えているから残留できない。

J1、J2はプロリーグ。つまり金もらって勝負する仕事。育成ではない。

J3なら育成メインでいいと思うけどJ2はその中間にある微妙なリーグ。しかしプロだけにまず勝つこと、負けないことが前提条件にある。何故ならプロリーグはビジネスだから。

プロだからこそ夢も希望もあるように見えて一番厳しい判断をしなければいけない場所。

厳しさこそ優しさなのがプロの現場。


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