相手は361で同じスタイル。
そのままでは中央のボックス同士がぶつかって中央の乱戦でボールの取り合いになる。
そうなると遠藤がボールを保持できない分、不利になる。
相手が361で中央に人数を置いているのだからこそサイドを使った広い攻撃が必要だった。
それもWBを低い位置に維持したまま高い位置のサイドにFWやOHが入って幅を使える形が良かった。
縦パスも中央狙いばかりで相手の守備の堅い場所ばかりを選んでパスを通そうとした為に余計にシュートに行けない、行ってもコースがない、止められる、外す、という無理な攻め方ばかりだった。
相手の弱い場所を狙わずに戦うのはプロとしては失格。
有利不利は必ず発生するので有利なところで戦い、不利なところでは戦わないのが鉄則。
ボランチの守備力が弱いのでどうしてもOHが中央の守備を優先しなければならず、結果的にサイド展開できずにWBが上がらざるを得ない。
するとWBのサイド守備が効かずにCBが引き出されてしまう。
遠藤はむしろ最初からWBの位置で動かずにサイドのスペースを埋めることとサイドから縦展開、横展開をする方が良い。
無理に中央に居られると守備のしわ寄せがCBにかかり余計に守備が弱くなる。
WBが固定される分はOHの横展開、ボランチの縦展開で攻撃を補う。
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