https://www.youtube.com/watch?v=gUF5fi8DOeo
このビデオから理解できることは
「サッカー文化」と「プロサッカー」との違い。
政一監督は「サッカー文化」を「プロサッカー」の場でやってしまっている。
これが根本的にジュビロが強くなれない理由。
「プロ」とは「競技スポーツ」であり「ビジネス」である。
競技スポーツは「勝利を争う」ことが重要であり、それを軸にした「ビジネス」である。
政一監督は「サッカー文化」と「サッカープレイヤー」を思想の軸にしている。
だから「テクニック」と「長くプレー出来る事」を重視し「フィジカル」を軽視している。
ではこれが「プロサッカー」の場で通用しているのか?
伊藤の移籍で理解できるように「フィジカル」の強さはプロスポーツでは非常に重要。
黄金期にフィジカルで勝負する必要のないレベルでテクニックとIQで勝負していたのは藤田俊哉くらい。時点で名波。
他の選手は当たり前にフィジカルが強かったしそれで勝負していた。特に守備に関しては1対1の勝負に勝てる強さが求められるのでフィジカルは基本。
政一監督の微妙な点は長くプレーできる、フィジカルを軽視するわりに1対1の守備を押し付けて組織的守備を構築しないこと。
これは言っていることとやっていることが本末転倒。
フィジカル軽視ならむしろ組織的プレー、コレクティブに戦うのは基本中の基本。
ジュビロがいつまでも言っている事、やっている事がチグハグになる理由は指導者自身の言っている事、やっている事が「プロサッカー」の場でやるべき事とは全く違ったものだから。
ドゥンガが教えたのは目の前の勝負に対する熱い思いとプレー。目の前の1勝を奪い取る重み。
対して政一監督は「長くプレー出来る事」が基本。
全く異なる思想。
「ブラジルのサッカー」というが、南米で勝てない選手は撃ち殺されるレベルなんだが。
「プロサッカー」の場に場違いな「サッカー文化」を中心に置いてしまっているのがジュビロ。
遠藤が評価されるのは「長くプレー」しているからに過ぎない。
では遠藤が出続けた試合の勝率はどのていどなのか?
問題は「長くプレー」したことではなく、「プレー時間当たりの勝率」である。
プロにとって重要なのは長くプレーすることではなく、どれだけのプレー時間でどれだけの勝利を積み重ねられているか、ということ。
長くプレーしたところで、勝率が低すぎるならそれはチームの足を引っ張り続けるだけに過ぎない。
実際、遠藤のアリバイプレーで他の選手が2倍以上のタスクを押し付けられることになる。
ジュビロは絶対に強くなれない。
何故なら「思想」そのものが「プロサッカー」にコミットしていないからだ。
長くプレーして楽しみたいだけなら実業団サッカーかシニアサッカーに行ってください。
プロサッカーは「興行」、「勝敗」「ビジネス」が基本で「サッカー文化」は全く別のもの。一番プロサッカーに向いていない人がジュビロの全権を握っているのだから勝てるわけがない。
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